インタビュープロジェクト内情暴露:その3

rapport072008-06-14

皆さま、お元気ですか!
「レインボーママ」こと、脇坂奈央子です。


続けて、インタビュープロジェクト内情暴露:その3です(爆!)。

今回は、インタビュー記事編集の難しさについて…。


インタビューは、対面での会話なので、当然話し言葉になります。


そのため、文章にすると主語と述語が噛み合っていなかったり、
「てにをは」が微妙にズレていたりすることが大いにあります。


基本的には、読みやすい文語表現に直しますが、
あまりやり過ぎてしまうと、インタビューのイキイキとした会話の
雰囲気が損なわれてしまう恐れがあります。


また、インタビュー中は、顔を見て、空気を共有しているので、
「すべてを言わなくても通じる」という部分が出てきます。


読者の方のためには、その部分を補って差し上げる必要が
あるのですが、
これまた、やり過ぎると、説明っぽいクドイ文になって、
テンポの良さや軽快さが、失われてしまいます。


そのインタビュイー独特の言い回しの癖なども、
その方の個性を伝えてくれていて、とても魅力的なのですが、
それを「文章の品位が低い」と感じる方もあるようで、
そのあたりのバランスの取り加減が、実に難しいのです。


分かりやすさ、読みやすさは、主観的な部分が多く、
読み手によって、評価が別れ勝ちですから、
限られた時間内での調整は、至難を極めます。


ま〜あ、いろいろあります(笑)。
やはり「血の汗流せ、涙を拭くな」です。


でも、それでも止められないのは、
お会いしてお話をお聴きするのと、
それを大勢の読者の方にお伝えするのが、
楽しくて仕方がないからでしょうね。


今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


紫陽花の柔らかい花色が目に優しい季節ですね。
雨にも負けず、楽しくイキイキとした日々をお過ごしください!