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2011-04-27 「《正義をなせ》というのです」

[]強風、曇りときどき雨 強風、曇りときどき雨を含むブックマーク

  • 練馬はだいぶ暖かくなってきました。新しいサンダルを買いましたよ。
  • 伊藤計劃さんの『ハーモニー』がフィリップ・K・ディック賞の特別賞を受賞というニュースはとても素晴らしいことですが、やはり切ないものですね。死後賞をもらってもわからないものなぁ……いや、本当にわからないかはわかりませんが。
  • 『英国王のスピーチ』のことを書いたら、吃音矯正法の営業ブログからトラックバックが送られてきてました。商売熱心なことです。善哉。
  • 森薫さんのblog「ヘリオトロープ」が近々店じまいされるとのことで、ああ残念無念。でも今はどしどし絵をアップされてましてこれが例によってすこぶる眼福なのです。アンビバレンツ!

[]sfこと古谷俊一 sfこと古谷俊一を含むブックマーク

 急死されたとの報を知ったときは目を疑いました。まだ実感がありません。古谷さんはTRPG.NETというTRPGをはじめとする無電源ゲームのポータルサイトなどを運営されていた、ゲームファンの間では名の知られた方です。いまでこそ様々な場にコミュニティは拡散しましたが、ウェブ普及期にTRPG.NETが果たした役割はきわめて大きなものがありました。各種掲示板やIRCで、僕もずいぶんお世話になったものです。多くの出会いや若気の至り! 一度、盟友河嶋と一緒に奈良の猫いっぱいなご自宅を訪問したことがありまして(もう10年以上前のこと)、その優しい人柄が印象的でした。度量が広く、なにごとも楽しんで見る術を心得ており、そして細やかな気遣いができる、そんな古谷さんだからこそTRPG.NETの場には多くの人々が集っていたのだと思います。次第に僕もTRPG.NETからは遠ざかり、たまにウェブでご挨拶する程度だったのですが、僕の仕事をちゃんと観てくださっていたことはとても励みになったものです。多くのゲーマーさんが古谷さんを悼む文を上げていまして、ご人徳がしのばれると同時に「これを読んだらどう思わはるやろ。苦笑するやろなぁ」と感じてスイとIRCやTwitterを覗きに行きかけましたよ。大勢の猫たちはどうしているのでしょうね。おつかれさまでした。本当にありがとうございました。

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『孫文の義士団』

 清朝末期の1906年、日本に亡命している孫文が蜂起計画を話しあうため、数時間だけ英領香港を訪問する。その間に暗殺を企む朝廷の暗殺団と、守ろうとする革命党の間で壮絶な戦いが……というお話。充分に楽しんできましたが、孫文を扱うとなるとちょっと真面目になってしまうのでしょうか、もうちょっと明朗快活なアクションものを予想しておりました。いやアクションは満載です。悲壮感や血潮や汗が濃厚なのもよろしい。でもなんだか生真面目なのですよね。

 孫文を護衛する、一見素人な面々が決戦を前にどんどん隠された設定や人間関係を明らかにしてくところは、TRPGならプレイヤーが大喜びで演じているところでしょう。特にレオン・ライのいい気になりっぷりたるや、一人で世界法則をねじ曲げていると言っていいほどです。そうそう、革命党の活動家を演じるレオン・カーフェイ野上武志さんに酷似してまして、上映中ずーっと気になっておりました。香港のセットも素晴らしかったですよ。

 しかし、近代の人物をネタにした伝奇はいいですね。日本も幕末までは珍しくないですが、近代になると映画になったのは帝都物語以外になにかありましたっけ。孫文に匹敵する大物がいないかな?

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「仮面ライダーアマゾン」

 河嶋宅で「迷宮キングダム」を遊んだあとに「四畳半神話大系」上映会としゃれ込みまして、そのあとなぜか「仮面ライダーアマゾン」の序盤9話ほどまでを観てきました。大昔に飛び飛びで観た程度で、1話からしっかり観たのははじめてかもしれません。いやーすごいですね。たしかにこれを観た子供は泣きそう。スタッフの新しいことをやろうとする意気込みに満ち満ちておりました。いまと作劇の方法論が違うせいもありますが、これぞエンターテイメントというサービスと思い切りに頭を殴られたようなショックがありまして、『ムトゥ』やミル・マスカラスの映画を観たときと同様に目から鱗がボロボロ落ちたといいます。いや待てアマゾンは視聴率が低迷したから打ち切られていたのだぞあまり参考にするな。それにしても、小学校で「理科室からカンガルーの標本を取ってきてくれる?」というセリフには腰を抜かしました。都会の小学校にはカンガルーの標本があるのか。倉庫に忍びこんでバナナを剥かずに食べるところなどポリティカルコレクトがどうこういわない時代を感じさせます。あとアマゾンはあまり喋らないのでナレーションが代弁するのですが、「ゲドンを許してはならないと思うアマゾンであった」てなところを「吉宗」に変えればえらく愉快になりますね。

『ヴィンランド・サガ』10巻(幸村誠)

『百舌谷さん逆上する』6巻(篠房六郎)

 どちらもすこぶる面白く、それ以上にぐぬーぐぬーと唸りながら読む漫画です。長い漫画描くようになると余計に身に沁みます。今更か!

『イスラム社会のヤクザ』(佐藤次高・清水宏祐・八尾師誠・三浦徹)

『漱石書簡集』(夏目漱石)

『図説 ソ連の歴史』(下斗米伸夫)

『立山杉 高橋敬市写真集』(高橋敬市)

 NHKで立山杉の番組をやっておりまして、その姿に度肝を抜かれました。恥ずかしながら、立山杉というものを知らなかったのです。屋久杉とも違う、雪と岩をものともせず堂々とそびえるその姿。素敵です。これはかっこいいです。いつかこの目で観に行かないとなぁ!

ヴィンランド・サガ(10) (アフタヌーンKC)

ヴィンランド・サガ(10) (アフタヌーンKC)

百舌谷さん逆上する(6) (アフタヌーンKC)

百舌谷さん逆上する(6) (アフタヌーンKC)

漱石書簡集 (岩波文庫)

漱石書簡集 (岩波文庫)

図説 ソ連の歴史 (ふくろうの本/世界の歴史)

図説 ソ連の歴史 (ふくろうの本/世界の歴史)

立山杉 高橋敬市写真集

立山杉 高橋敬市写真集

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「モーニング・ツー」44号

 お知らせするのが遅くなりましたが、今月は「大砲とスタンプ」お休みを頂いております。かわりに先月号がウェブで無料公開されていますので、未読の方は是非是非ご覧になってくださいな。

『魔道書大戦RPG マギカロギア』(河嶋陶一朗)

 ひさしぶりの「サイコロ・フィクション」新作ルールが出ました。世界に流出し、悪をなす「禁書」を追う魔法使いたち。その姿は魔道書使いや魔法生物、魔道書そのものなどさまざまで、憑依した禁書を探して戦います。たいへん格好いいものになっているみたいですよ……というのは、僕はまだ現物を見ていないせいなのですが! 今回もリプレイが一緒についております。僕は参加していないので、純粋に読者として楽しみですよ。皆さんもよろしくよろしく!

コミティア96

 5月5日、東京ビッグサイトで開催されますコミティアに参加します。スペースは「に16b」、ボストーク通信社です。今回は新刊がありますよ。下描きやラフを集めた小冊子になってまして、こういうの出すのは始めてです。また震災チャリティーで生原稿を頒布しようと思います。価格は特に決めず、皆さんにお任せする予定です。午前中の混む時間帯にやったらちょっと大変そうなので、午後空いてから始めようかと思案中。ひょっとしたら中止するかもしれませんので、そのときはあらためて告知いたしますね。来てね来てね。

魔道書大戦RPG マギカロギア (Role&Roll Books)

魔道書大戦RPG マギカロギア (Role&Roll Books)

タンジェントタンジェント 2011/04/29 01:17  おおっ更新が進んでいましたか。

 前々回では、すっかり呆れさせてしまったようで、すみません。いつも、ああいう妄想を楽しませて頂いております。(この書き方だとエライ誤解を招きそうだな。速水殿の作品は、ほんの一コマ、一シーンが、とてつもないイメージの飛躍を引き起こしてくれるのです。小生にかんしては。)

 今頃「MC☆あくしず」Vol.20を読んでます。マスケット銃の話、大好きでして。いつか、この辺りのお話をマンガにしていただけないかと……速水版シャープのシリーズとか

 夏コミ、中止と言うのは、どうも知合いの早とちりだったようで、デマを広めてしまいました。ごめんなさい。

RIu.RIu. 2011/05/02 17:00  ああっ「靴ずれ」を読んでから〜……とか思ってたら、いつの間にか更新されてました。

 もとい、「靴ずれ」読みましたー! いやぁ、面白かったです。作中の詩が非常に心に残る作品になっていると思いました。寂しいけれど華がある、そんな感じでしょうか。
 ここまで時間を巻き戻した理由も分かりましたし、あとは……なぜワーシェンカは彼を好きになったのか、分からないのはそこだけですね! 恋の魔力は魔女をも虜にっ!(笑)

 古谷俊一さん、亡くなったんですか!? 道理でTRPG.NETが更新されないわけだ……。
 残念でなりませんが、ここはご冥福をお祈りするほかありませんね……。

 で、コミティアですが……委託販売、通販はされないのでしょうか? 読みたいことしきりなのですが……。
 ああっ、それにしても生原稿を手に入れるチャンスだのに、足を運べない……くやしいっ!><;

YtokichiYtokichi 2011/05/09 02:33 新刊の委託販売情報お待ちしております。しかしそろそろ全部まとめて馬車馬戦記程度の厚みで出せないものでしょうか?数年前のが既に入手困難なので。

rulia046rulia046 2011/05/09 14:52 『仮面ライダーアマゾン』は視聴率が低迷したから打ち切られたわけではない、というハナシもありますので。参考までに。http://bit.ly/lv5hOY

友野詳友野詳 2011/05/10 16:21 アマゾンの打ち切りは「腸ねん転解消(東京のキー局と関西の局の提携変更)」の余波、というのが複数の製作陣インタビューで語られております。実際、Xに比べて視聴率は悪くなかったはず(資料は出てきませんが)。アマゾンスキーなのでこだわっちゃうのですじゃよ。ソフトはLDしか持ってないので、もう見られないんだけどネ! ……というわけで、どしどし参考していただきたいです。キミもやれ、オレもやる。

つうこんのいちげきつうこんのいちげき 2011/05/11 13:28 大砲とスタンプ、休止でしたかー。知らないで買って、あそこでお仕舞いなのかと勘違いしてました。
ちょっと雑誌代、損したぞ(笑)

どぅーんどぅーん 2011/05/18 18:55  うーん、孫文クラスの大物か……個人的には、「昭和天皇の視点から見る明治・大正・昭和」なんて中々面白くなるんじゃないかなとは思うんですけれど……無理かなぁ、やっぱり

rasenjinrasenjin 2011/05/19 12:30 >タンジェントさん
 いえいえ、妄想を展開していただくのは大歓迎です。僕も楽しく眺めさせてもらいますありがとうございます。そしてマスケット銃が活躍する話はとても描きたいのですよ! いまやっているのが済んでからでしょうけども……気長にお待ちくださいませ。

>RIu.さん
 もう次の靴ずれになってしまいましたが、ありがとうございます。10ページですので、しっとり描写が少ないのは……いや言い訳は良くないですね! ティアの新刊は、いまのところ通販の予定はありません。送料の方が高くなってしまうようなアレになってしまいますし……申し訳ありません。

>Ytokichiさん
 今回の新刊はいまのところ委託の予定はありません。ラフ集というのはちょっと僕のなかでイレギュラーでもありますので……わがままで申し訳ありません。そして『螺旋人リアリズム』が総集編的な本になってますので、もしお持ちでなければ是非是非!

>rulia046さん
 ありがとうございます。僕の早とちりでした。多分ゲドンの途中退場とごっちゃにしてしまったのではないかと……。

>友野詳さん
 ありがとうございます! ゲドン路線が続いていれば駄目だったかもしれませんね! いや僕は狂喜乱舞ですが、ああでも子供の頃にはついて行けなかったろうな……。アマゾンと並んで衝撃を受けたのが「ムトゥ」やミル・マスカラスの映画でして、あの辺まとめて参考にするとえらいことになりそうな。

>つうこんのいちげきさん
 ああッ、そう思ってみればあそこで終わりに見えますね! そんなことはありません。でも変ゼミとか、他にも面白い連載はありますので損することはないですよ!

>どぅーんさん
 昭和天皇といえば、皇太子時代の欧州歴訪を扱った伝奇というネタがありまして、それはえらく面白そうだと思った次第です。

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