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rasis report - 2010

2008-12-27

接続されていないデバイスの情報を表示させる

| 23:50 | 接続されていないデバイスの情報を表示させるを含むブックマーク


対象OS

Windows 2000 Professional
Windows 2000 Server
Windows 2000 Advanced Server
Windows XP Professional
Windows XP Home Edition

概要

 

解説

 デバイスマネージャには、システムに接続されているデバイスが表示され、そのデバイスに関する情報の表示やデバイスの削除、デバイスドライバの更新などの操作が行える。だが、実際にシステムにインストールされているデバイス(に対するデバイスドライバ)の情報がすべて表示されているかというとそうではなく、すでにシステムから取り外してしまったようなデバイス(例えばディスク・ドライブやネットワーク・カードを取り替えた場合など)や、電源の入っていない周辺機器(プリンタや外部ディスクなど)、コネクタから一時的に取り外しているUSB接続のデバイスなどの情報は表示されていない。現在の Windows OSはプラグ&プレイをサポートしているので、実際に接続されていないデバイスがあると、たとえデバイスドライバインストールされていても、そのデバイスを自動的に無効にしているのである。

 これは便利な機能ではあるが、現在システムに接続されているデバイスの状態しか調べられないという問題がある。場合によっては、現在接続されていないデバイスの情報を見たいこともあるだろう。例えばあるデバイスデバイスドライバの不具合のせいでシステムが不安定になっているようだから、それを削除したいとか、デバイスドライバのバージョンを確認したいなどという場合である。これらの操作を行うためには、実際にシステムにデバイスを接続しないと、デバイスマネージャには表示されず、操作を行えない。だがシステムに接続するとエラーでシステムが起動しないような場合とか、すでに手元にはない(もしくは壊れてしまった)ようなデバイスの場合には、現在の状態とは関係なく、インストールされているすべてのデバイスの状態が表示されると便利である。

 このような目的のために、デバイスマネージャには、非接続のデバイスに関する情報を表示させるという特別なモードが用意されている。

操作方法

 接続されていないデバイスの情報をデバイスマネージャで表示させるには、環境変数の設定と、表示メニューのカスタマイズを行う必要がある。

 まず[スタート]メニューの[アクセサリ]−[コマンドプロンプト]を起動して、環境変数“devmgr_show_nonpresent_devices”の値を“1”にセットする。この変数がセットされていることをデバイスマネージャが検出すると、非接続デバイスを表示するという、特別なモードで動作するようになる。

C:\>set devmgr_show_nonpresent_devices=1
C:\>start devmgmt.msc

 次にデバイスマネージャを起動するが、これは、setコマンドを実行したコマンド・プロンプト上で直接「start devmgmt.msc」というコマンドを使って起動する必要がある。通常はデバイスマネージャを起動するためには、[マイコンピュータ]アイコンを右クリックして[システムのプロパティ]を表示させ、[ハードウェア]タブから[デバイスマネージャ]を選択する。だがこの方法では、希望した通りに動作しない。setで設定した環境変数の値は、このコマンド・プロンプトの中でのみ有効な変数だからだ。環境変数の値をデバイスマネージャに反映させるには、setコマンドを実行した直後に、コマンド・プロンプト上から直接デバイスマネージャ(を起動する必要がある(システムのデフォルト環境変数値として設定しておくという方法もあるが、間違えてデバイスを操作してしまったりする可能性があるので、やめておいた方がよい)。

 デバイスマネージャを起動するには、MMCコンソールでdevmgmt.mscという設定ファイルを開く必要があるが、これを行ういちばん簡単な方法としては、startコマンドの引数にdevmgmt.mscを与えればよい。このファイルは%windir%\system32フォルダに置かれているが、startコマンドを使う場合はフォルダを指定しなくても動作する。

 デバイスマネージャを起動したら、次は[表示]メニューから[非表示デバイスの表示]というメニューを実行する。これにより、一般には表示されない特別なデバイス類もツリーに現れるようになる。

非表示デバイスの表示

通常は表示されない特殊なデバイス類を表示させるには、[表示]メニューで[非表示デバイスの表示]を選択する。

  この項目を選択して有効にしておく。デフォルトではこの項目は無効(チェック・マークが付けられていない状態)になっている。

 このメニュー項目を選択すると(選択されるとメニュー項目の前にチェック・マークが付く)、システムに現在接続されていないデバイスデバイス・ツリーに表示されるようになる。ただし次の画面中の矢印で示しているように、デバイスのアイコンの色が薄く(淡色で)表示されている。アイコンの色が薄くないデバイスはシステムに実際に接続されているデバイスであり、通常はこのようなデバイスしか表示されない。

 ユーザーの環境にもよるが、以前接続していたけれども、現在は外したりアンインストールしたりしたデバイスが淡色で表示されていることが分かるだろう。

表示された非接続のデバイス

赤い矢印で示したデバイスのアイコンは淡色表示されている。これらは現在システムに接続されていないデバイスである。例えばディスク・ドライブなどを入れ換えると、アンインストールせずに自動的に新しいデバイスが認識されるが、以前のデバイス(に関する情報)もこのように残っている。またUSB接続などのデバイスでは、USBポートから外してもこのようにシステム側に情報が残っている。デバイス名を右クリックしてプロパティを表示させることができる。

 薄い色で表示されているデバイスも、右クリックして[プロパティ]メニューを表示させることができるので、属性を調べたり、デバイスドライバを更新したり(もっともデバイスが実際に接続されていないとエラーになるものがほとんどだろう)、デバイスドライバを削除したりすることができる。ただしデバイスの削除のような操作を不用意に行うと、システムが起動しなくなる可能性があるので、その意味をよく理解してから操作していただきたい。「非接続のデバイス」であるからといってそれを削除してもよいということではないからだ。複数のデバイスで共通のデバイスドライバなどを共有しているような場合に非接続のデバイスを削除すると、現在接続されているデバイスまで動作しなくなる可能性があるし、USBなどでは差し込むポートを変えただけで別のデバイスとして表示されたりするからだ。End of Article