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鉄腸野郎Z-SQUAD!(旧館) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2015-08-23

最近気になっている映画その5

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”3000 Nights”
チェンマイ・マスリ監督はパレスチナ人の父とアメリカ人の母の間に生まれ、サンフランシスコ州立大学で映画を学んだのち、自身の生まれ育ったベイルートで映画製作を始める。そして20年もの間ドキュメンタリーを作った後、彼女が初めて手掛けた劇映画がこの作品。パレスチナ人のレイラは無実の罪で逮捕され懲役8年の刑を言い渡される。イスラエル人の犯罪者が収監される刑務所に送られたレイラは、獄中で自分が妊娠していることを知る……という作品。

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”Jack”
ジャック・ウンターヴェーゲルという名前をあなたは知っているだろうか、彼はオーストリアの有名な小説家であり、そしてオーストリアの有名な殺人鬼である。24歳で売春婦を殺害した彼は終身刑を宣告されながら、獄中で自伝を書き文学賞を受賞するほどの名声を得る。そして文学者らの後押しで仮釈放となり、時代の寵児となったウンターヴェーゲルだったが……オーストリアドキュメンタリー作家であるElisabeth Scharangが実在の事件を元に監督した劇映画作品だという。今年のロカルノ映画祭、トロント国際映画祭に出品されるなどかなりの評判。New Austrian Chillinessが謳われて結構経つが、別角度からそんな風潮を反映した作品がこの"Jack"なのやも。

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”Por las Plumas”(スペイン語で"翼のために")
主人公はチャロという孤独な警備員、だけど彼には夢があった。お金を貯めて闘鶏に参加し人気者になるという夢が。もうどの雄鶏を買おうだって決めているし、まだ買ってもいないのに彼はその雄鶏をロッキーと名付けていた。でやっとのことで買えたは良いのだが……コスタリカの新鋭Neto Villalobos監督の長編デビュー作。大学では社会学を学んでいたが、バルセロナに留学し映画作りを学んだ後、コスタリカで広告を製作したり映画学校で教師を勤め、ワークショップにも通い、その末に完成したのがこの"Por las Plumas"だったという。素人俳優、即興演技主体、そして真顔でネタをバシバシ突っ込んでくるいわゆる"Deadpan"なコメディだそうで、コスタリカ映画なんて観る機会が余りないし、とても気になっている。

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"Mediterranea"(イタリア語で"地中海の")
ヨーロッパで今顕在化しているのは移民問題である。そういう訳で様々な映画が作られ、今年のカンヌ国際映画祭パルムドールを獲得したのもスリランカからフランスへとやってきた移民たちの苦闘を描く"Dheepan"だった。それと同時にカンヌの批評家週間で話題になっていた、移民をテーマとした作品がこの"Mediterranea"である。主人公のアバスは西アフリカブルキナファソで生まれ育った。だがより良い人生を求めて故郷を離れ、遠くイタリアへと危険な旅に赴く。しかし彼を待ち受けていたのはこの国で移民として生きることの過酷な現実だった。監督のJonas Carpignanoはバルバドス人とイタリア人のハーフでこれが初長編作である。フランスでは9月公開、日本には、来る、のか……?

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ということで、また今度お会いしましょう

2015-08-14

最近気になっている映画その4

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"Chevalier"(以下、全て題名から予告に飛べます)
グリーク・ウィアード・ウェーブの創始者でもあるAttina Rachel Tsangari監督、記念碑的作品"Attenberg"から5年、短編"The Capsule"や「ボルジア 欲望の系譜」を経てとうとうの長編新作である。正直予告を観ても内容が何なのか杳として見えてこないのだが、ロカルノ映画祭でのレビューを読んでみると、あの点数、男らしさプラス3点、男らしさマイナス20点とかそういうのを示しているらしい。ということでおそらく船員たちが男らしさを追求していく様をゲームのように滑稽に描き出すことで、ギリシャの家父長制の崩壊を象徴的に描く内容なのかなと。「籠の中の乙女」や"Miss Violence""Standing Aside, Watching"などグリーク・ウィアード・ウェーブとしてはお馴染みなテーマだが、はてさて。

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"Las insoladas"(スペイン語で"熱射病"の意味)
日本でも「ブエノスアイレス恋愛事情」が公開されたグスターボ・タレット監督の第2長編。これもアルゼンチン映画、この最近気になるシリーズでは毎回取り上げている気がする。何と言っても注目してしまうのはその鮮やかな色彩感覚である。ビルのテラスで日焼けに勤しむ女性たち、完璧な日焼けこそが全てという彼女たちの日々を描いた群像劇らしい。でもタイトルに熱射病とか付いてるのだから、事態は少々困ったことに……とかそういう展開になったりもあるかもしれない。

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"White Shadow"
あなたはタンザニアという国についてどのくらい知っているだろうか……ってこういう始まりを何度も書いている気がするが、私はアフリカにあるということしか知らない。そんなタンザニアからやってきた映画がこの"White Shadow"だ。主人公はAlias、アルビノの少年だ。ある日彼は父が無惨に殺される姿を目撃してしまう、殺人者たちの目的は万病を治す薬になると伝えられているアルビノの体、つまり自分だと知ったAliasは必死の逃亡を図るのだったが……というサスペンス作品。監督のNoaz Desheはタンザニアの都市ダルエスサラーム教師をしており、その時にアルビノの人々が置かれている状況を知り、映画としてこの現実を伝えなくてはならないとこの作品を手掛けたのだという。そして製作には何とライアン・ゴズリングも関わっていて、2013年の作品なので時期的に、自身の監督デビュー作「ロスト・リバー」を手掛ける傍らタンザニアプロデューサーもやっていたらしい。北米iTunesでは9月の下旬に配信、観たらこのブログでも取り上げるのでお楽しみに。

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"The Hateful Eight"
とにもかくにもジェニファー・ジェイソン・リーである、とにもかくにもジェニファー・ジェイソン・リー。青タンを目につけたファーストスチールからこれ来たなと思っていたが、一昨日出た予告編、メタクソCooooooooolの一言。思えばジェイソン・リー、ゼロ年代に入ってからキャリアが全くパッとしなかった上、テン年代に入った途端、夫ノア・ボーンバックが「グリーンバーグ」を期にマンブルコア界の若き才能グレタ・ガーウィグに走り(「グリーンバーグ」にはジェイソン・リーも出演していたのに、である)、3年後に離婚。元夫はガーウィグを主役に据え「フランシス・ハ」や"Mistress America"を監督、更にいやーやっぱ若い才能には元気もらえちゃうねえ!とばかりに"While We Were Young"とかいうクソ舐めた映画を作る一方、ジェイソン・リー"The Spectacular Now"は最後の方で良いこと言う主人公の母、"Welcome to Me"ではクリステン・ウィグの暴走にブチ切れていつの間にフェードアウトする番組スタッフ、"Alex of Venice"では何かカメオレベルの出演と歳を取った女優たちがそうであるように低迷も低迷、そこに"The Hateful Eight"!!!!という訳である、これで興奮しない訳がない。タランティーノとボーンバックの人間性の格の違いがこれだけで分かるというものだ、あーーージェイソン・リー、ガーウィグに走ったボーンバックの頬骨ブチ砕いてくれないかなぁ……

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ということで、またお会いしましょう。

2015-08-04

最近気になっている映画その3

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"Dukhtar"(日本語で“娘”、題名から予告に飛べます)
パキスタン人監督Afia Nathanielの長編デビュー作。パキスタンの山間にある村、10歳の少女は族長との結婚を翌日に控えていた。彼女の母はそれを苦に思い少女と共に村を逃げ出すが、追っては容赦なく迫ってくる……という物語。Nathaniel監督は計算機科学者、広告代理店勤務、スイス留学、アメリカ移住、インディー映画のコミュニティーでの短編製作を経て2014年に長編デビューと異色の経歴だが、デビュー作がアカデミー外国映画賞パキスタン代表に選ばれるなど破格の評判。アメリカ公開は10月公開だそうです。

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"Haganenet" ("英題は"The Kindergarten Teacher")
幼稚園で働く女性、ある日彼女は一人の少年に詩を書く天賦の才能を見出だし、周りの無理解から彼を守り、その才能を育てようとするのだが……長編デビュー作"Re-Shoter"(Policeman)がカンヌで話題をかっさらったイスラエルの俊英Nadav Lapidの長編2作目。THE PLAYLISTはサムズダウン、Fandorはサムズアップ、さてその出来はいったいどうなのやら。今個人的にイスラエル映画がかなりヒットしてるので、すごく気になるんですが。

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"Un Français"(意味は“フランス人”)
日本と同じように、今フランスでも極右政党やら排外主義者が横行しているらしく、そんな現状を切り取った一作。「この国は誰の物でもない、俺たちフランス人の物だ!」そう叫びアフリカ系やアラブ系の人々を排斥していくスキンヘッドの男たち、暴力は加速していく。監督のDiastemeは歌手で小説家で劇作家で脚本家で映画監督と、かなり多才なマルチプレイヤー。現在3作目のプレプロ中だそうです。ちなみに監督の名前で画像検索すると監督と一緒に歯茎の画像、しかも時々すごいグロい画像とか出たりするので検索しない方がいいよ。

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"Crumbs"
このミッキーマウス・ガスマスク・ナチ、素敵やん?ということで、つい昨日あたりファンタジア映画祭でお披露目されたばかりのディストピア映画。タグラインは“エチオピアを舞台に、ロマンティックでシュールな終末世界大冒険”TheFilmStageの評には「銀河ヒッチハイク・ガイド」とあるが、スチール見る限り「リチャード・レスターの不思議な世界」っぽさもあったりする。監督は自分で配給会社作って「世界の変な映画、配給しまくるぜ!」と宣言しているMiguel Llanso監督、長編は初だそうです。というか実は、この文書いてから予告観たんですけど、想像以上に凄そうな。サンタクロースがブン殴りにやってくる!


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それではまたお会いしましょう。

2015-07-19

最近気になっている映画その2


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"Box"(これ以下、全作、題名から予告に飛べます)
日本でもデビュー作「俺の笛を聞け」が公開されたルーマニア・ニューウェーブの旗手フロリン・セルバン監督5年振りの新作がこれ。予告からは「俺の笛を聞け」に続いて青年とその母親の物語が描かれるとそんな印象だが、Varietyのレビューによると“階級闘争を描いた社会派リアリズム映画であり、骨太のボクシング映画であり、酷く乾いたロマンティック・コメディでもある”らしい、最後のロマンティック・コメディというのが気になる、というかあの二人、母と子の関係じゃないってことですか。で、先日開催されたカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭ではFIPRESCI Prizeを獲得したりと今作も高い評価を受けており、マンブルコアが日本に入ってくる今、ルーマニア・ニューウェーブも日本に来ないかなぁとか思ったり。


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"Fort Tilden"
去年SXSW映画祭の劇映画部門の最高賞を獲得した時から気になっていた作品。ハーパー(Bridey Elliot)とアリー(Clare Mcnulty)は親友同士、あるクソ熱い夏の日、N.Y.の桃源郷とも言われるフォート・ティルデン海岸へと2人旅、しかし行く先々でトラブルに遭遇し、何だよ自分の人生ってなんなんだと振り返ることを余儀なくされる、というロードムービー。ちょっと前にも女子2人旅な映画では"Ass Backwards"なんかがあったが、今回は「ロミーとミッチェル」のロミーとミッチェルがソシオパスだったら……という"Ass Backwards"にも増してクズ女子2人旅映画になっているっぽい。ソシオパス・ロマンシス・ロード・コメディったら、観たいに決まってますわ。


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これ良く見ると、肩に入ってるタトゥー“強”って。

"El Incendio"(スペイン語で"炎")
前回Benjamín Naishtat監督作"Historia del Miedo"を取り上げたが、その後ダミアン・シフロン監督の「人生スイッチ」を観て、アルゼンチン映画界って今かなり面白いことになっているのでは?と思った。ということで、アルゼンチンの俊英Juan Schnitmanの作品を紹介。30歳のルシアとマルセロ、念願のマイホームを購入できるはずだった2人がめぐる暴力と激動の1日を描き出すドラマ作品だそう。Schnitman監督は何本もの短編やオムニバス映画を経て、2015年この作品でとうとう単独長編監督デビュー、トランシルバニア国際映画祭でいきなりの最高賞を獲得するなど、一発ブレイクという訳である。


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"Chatrak"
スリランカ映画と聞いて、映画の題名とか監督や俳優の名前をスラスラ言える人がいるだろうか(いや、いない)。ということでスラスラ言える人間になるため一歩踏み出そう。 Vimukthi Jayasundara、この前ロカルノ国際映画祭に最新作が出品というニュースがあったので見覚えがある人も多いかもしれないが、そんなJayasundara監督の3作目がこの"Chatrak"である。とか言っても、実は監督スリランカ人ではあるが、活躍の場はインドが中心でこの映画もベンガル映画である。ドバイからカルカッタへと帰ってきた建築家と彼の恋人、そして戦争によって狂ってしまった建築家の弟をめぐるドラマ映画だそう。トロントやカンヌ国際映画祭で上映され話題を博しながら、本国インドでは劇中で描かれるクンニリングスが余りにも真に迫り過ぎてスキャンダルになってしまったそう。何だそれはって話だが、何か本当にそうらしい。


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それではまたお会いしましょう。

 

2015-07-15

最近気になっている映画 その1


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"Le tout nouveau testament"(フランス語で"全く新しい聖書"という意味)
「トト・ザ・ヒーロー」「七日目」と寡作ながら、いや寡作だからこそ世界にその名を轟かせるベルギーの異彩ジャコ・ヴァン・ドルマル監督が「ミスター・ノーバディ」(私のオールタイムベスト映画でもある)以来6年ぶりに作った最新作。神様は本当に存在している、というか神様(「それぞれの場所を探して」ブノワ・ポールヴールド)はベルギーに住んでいる。だけどホッケーが好きで、傲慢で、とてもケチ臭い奴だ。そんな彼に反旗を翻す存在がいた。神様の10歳の娘Ea(「サンドラの週末」でサンドラの娘役だったピリ・グロワール)である。彼女は家を飛び出し、聖書を全部書き替えてしまったものだからさあ大変、世界は大混乱!という物語。で、写真はサーカスのゴリラと不倫関係に陥るカトリーヌ・ドヌーヴの図、つまり21世紀に「マックス・モン・アムール」が蘇るのである。こんな映画、私が期待しない訳がない。



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"Sisters"
アメリカン・コメディ好きにとってティナ・フェイ&エイミー・ポーラーのTinamyコンビは、何だ、もう、最高だ。今年のゴールデン・グローブでの司会とか本当最高だし、こういう友情って素敵!と思わせてくれる可愛さに満ちてる。超可愛い。そんな2人が名作「ベイビーママ」以来に共演した映画(もしかしたら違うかもだが)がこの"Sisters"である。ジェーン(フェイ)とモーラ(ポーラー)の姉妹2人が故郷で久し振りに再会、したは良いが、思い出の詰まった我が家を母親が勝手に売っ払ってしまったということを知る。じゃあ最後に盛大にパーティー開いてパーっとやっちゃいますか!!!という。監督は、これまたこういう友情って素敵!と思わせてくれた「ピッチ・パーフェクト」の監督ジェイソン・ムーア。Tinamyの盟友マーヤ・ルドルフ(「ブライズメイズ」)や、低予算アクションファンには「ネバー・サレンダー 肉弾凶器」でお馴染みWWEのジョン・シナ、ジョン・レグイザモ、ヘザー・マタラッツォなどキャスト陣も豪華。本国アメリカではクリスマス公開、こういう映画クリスマスに映画館で観れるっていいな……



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"Historia del miedo"(スペイン語で"恐怖の歴史")
上の写真を初めて観た時、こりゃ一体何事だよ……と思った。上半身裸(もしかしたら下半身も丸出しかもしれない、と思って予告見たら……)の目ェ血走ったオッサンがフロントガラスに突っ込んでる、こりゃ一体何事だ。そしてこれがアルゼンチンの新鋭 Benjamín Naishtatが監督した"Historia del miedo"という映画だと知り調べたらこんな画像も出てきた。

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こりゃ本当にただごとではない。予告はこんな感じだ。この映画、雰囲気が異形過ぎてあえてあらすじとかは読んでいないのだが、予告観る限りアルゼンチンのとある町に狂気が蔓延する……という感じだろうか。「沼地という名の町」ルクレシア・マルテル、「約束の地」リサンドロ・アロンソ、「ビオラ」マティアス・ピニイェロ、「人生スイッチ」(この邦題ウンコ)ダミアン・シフロンと来て、Benjamín Naishtatという才能がアルゼンチンに現れた、日本には、来るのか。



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"Ich seh, Ich seh"(ドイツ語"僕は見ている、僕は見ている"英題の"Goodnight Mommy"もなかなか)
とある邸宅に住む双子の兄弟と、頭に包帯をグルグルと巻いた母親。しかし兄弟は気付き始めている、彼女は自分たちの母親なんかじゃないと……双子という存在をホラー映画は様々に描いてきたが、これもその系譜にある1本だろう。監督はオーストリア人のVeronika Franz, Severin Fialaコンビ、夫婦だそう。Franz監督はウルリッヒ・ザイドルの「インポート、エクスポート」やパラダイス三部作の脚本を手掛けてきた方で、作品にも彼、及びザイドルの師匠ミヒャエル・ハネケの影響が多く見られるそう。ハネケがホラーを作ったら、なんて素敵じゃあないですか。ってハネケ作品でホラーじゃない映画はないか。まあ何にしろ楽しみ。



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ということでまたお会いしましょう。