#4 あちこち菌祭り

野菜“ドロボウ”が農大特有な光景かどうかはまあともかくとして(ありえないことではない気はする)、各サークルの新入生歓迎の宴に、オリエンテーリングというのはまあ農大に限らずどの大学でも見られるものかと思われるのですが。
それが「新型」トラクターに、牛の直腸検査(と、いうんだっけか、肛門から直接指診らしいですよ)と、そういえばその前には田植えやってましたが、彼らは農業科であって畜産ではないのですが横のつながりがあるだよ、とのことで余所の見学。


「新型」トラクターの燃料は、使用済みの敷き藁などの廃棄物だそうで。
いや、大したことだと思いますが、案の定出力が足りなくて数メートルしか走らず、それでも大喜びという、ある種リアルな光景が展開されていました。でもねぇ、天ぷら油で走る車なんてのも昔はそうやって出てきたんだし(どっかの町の発明家のおじいちゃんが使ってたけど、植物由来の燃料ありえね、ということで使い物になるとは誰も思ってなかった)(やはり出力や燃料の残りカスとかの問題ですかね)、まあ、いつかいつかの話かなぁ。
そして全て大学で作られた材料のみでのパーティで、沢井クンがO157Wiki)を発見してしまい、というのも畜産ならでは、という気も、どこ由来でしたっけアレ。


漫画原作では「かもして、ころすぞ」と喋っていたんですが、アニメ版では「かもすぞー」と言うだけ、多分、それ自体に悪意があるからではないから改定されたんだろうなあ。菌が生物殺しても徳がないですもん、生成物が毒になっちゃうだけで。
で、ドレッシングの強い酸性の中で死なない特異さから気付いた、と語られてました。
ああ、へー、やっぱり生命の端くれである菌は難しいんですね。