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2010-07-21

学生時代にゲーセンで100万使った話

| 23:41 | 学生時代にゲーセンで100万使った話を含むブックマーク 学生時代にゲーセンで100万使った話のブックマークコメント


確か、あれは僕が大学3年生の頃だったか。ちょうど当時付き合っていた彼女にフラれ、やさぐれ街道を驀進していたそんな時。やり場のない気持ちをぶつけにいくかのように日々足を運んでいたのが、通学路の途中にあった新宿や中野のゲーセンでした。目的のゲームは、当時アーケードゲーム界に一大旋風を巻き起こしていた新感覚カードゲーム三国志大戦


元を辿れば僕が教えたものでしたが、付き合っていた彼女もその『三国志大戦』のプレイヤーでした。もっとも、僕も彼女もたまーにゲーセンに寄った時に軽くプレイする程度の、いわゆるライトユーザー。しかし、彼女と別れた後、当時ペーペーの学生かつ超絶ヤサグレンジャーだった僕は、どういうわけか、以下のような恐ろしく斜め上の方向に思考を驀進させ始めます。


三国志大戦で『覇王』※になれば、別れた彼女も見直して戻ってきてくれるのではないか……」と。

(※『覇王』というのは当時の三国志大戦において、トップクラスのプレイヤーのみに与えられる称号。)


今考えると、どうしてこんな馬鹿なことを考えたんだと自分でも頭を抱えてしまう内容ですが、恋する男は盲目です。その瞬間、正気を保つストッパーがいかれてしまったかのように、ゲーセンに通っては廃プレイを続け、家に帰っては情報収集に勤しむ日々が始まりました。


結論から先に言うと、当然ながら彼女が戻ってくることはありませんでした。しかし、弛まぬ歪んだ努力を継続した結果、覇王にはなれました。


(ちなみに、覇王昇格後、クリスマスも近い12月頃に新宿でプレイしてたら、突然、とある女性君主の方から「後ろから見てました!」とmixiメッセージをいただくという素敵な出会いを果たすも、せっかく立ったフラグを完膚なきまでにベキバキとへし折り、結果悪しきオーラ力をさらに増大させてハイパー化、というしょうもない出来事があったりもするのですが、それはまた別の話)


「強さこそが正義」のゲーセンコミュニティにおいて、当時の『覇王』という称号は魅力的なものでした。知らない人にいきなり話しかけられたり、プレイを始めると後ろにギャラリーができる、といったことも少なくなく、そのコミュニティの中にいるのは非常に居心地の良いものでした。その居心地が故に。そしてゲーマーのサガとして、より高い位置を求める為に。僕はそこからさらなる散財への道を驀進していくこととなります。そう、諭吉を一日で吹っ飛ばすこともある程度に。


そもそも、三国志大戦というゲームは非常にコストがかかるゲームでした。まず、1プレイにかかる料金が300円。そして、その1プレイで消化できる最長時間は約10分。勝てば3戦目までは追加料金が100円ずつ安くなるというシステムではあるのですが、10戦すれば追加料金の割引込としても約2000円〜2500円。20戦すれば一葉ぐらいならうっかり溶けかねません。


そして、そんな環境の中、僕はどれだけやってたかというと、最低一日10戦ペース、ひどい時は50戦に達することもありました。確か当時僕がバイトで稼いでいた金額が月12〜3万程度。月にゲーセンにつぎ込んでいた金額が5〜7万。まぁはっきり言って“異常”の一言でしたね。しかし、「ゲーセン廃人」という枠の中では、それは決して飛び抜けたものでもありませんでした。


話は脱線しますが、多少なりともゲーセンに通ったことがある人なら、台パンや台蹴りなどのマナー違反の行為を見かけたことがあるかもしれません。そして、「何で店員は注意しないのか、追い出したりしないのか?」と疑問に思ったこともあるかもしれません。何故そうしないのか。大抵の場合、それは相手がゲーセン廃人だから。ネット廃人のように、時間だけでなく、月に万単位でゲーセンにお金を注ぎこむ、そんな常識とはかけはなれた存在。しかし、そんな彼らが不況のゲーセンの経営を支えている存在でもあるのです。(もちろん台パン台蹴り等はいけないことだと思うし、やらない人が多いに越したことはないのですが)


そして、僕のその後はというと、一度のIC紛失を経るも、再度覇王に昇格し三国志大戦1は終了。三国志大戦2になり、1の頃以上にプレイ頻度を上げた結果、最高で全国40位ぐらいまで頑張りました。しかし、さすがにそろそろやさぐれモードも収まり、正気に戻ってきていたということ。そして、2.1へのバージョンアップ僕の愛するSR董卓がゴミカード化したことを契機にICを捨て、三国志大戦からは足を洗うことになりました。


通算戦績が紛失前のカードと合わせると5000戦近くはやっていたので、確実に通算100万以上は使っていました。塵も積もれば山と言いますが、今考えると恐ろしい話ですね。


まぁそんなこんなでもうそれから4〜5年程が経ちますが、何だかんだで今でもゲーセンにはたまに立ち寄っています。三国志大戦自体もTwitterで話題に挙がったことをきっかけに、この前の4月ぐらいまで半年程復帰していたりもしました。(廃人のサガは拭えないまま残っているせいか、「ルネさん(実際には君主名)が一日に50戦しました!!」なんていうオチャメな履歴をTwitterのチームメイトに見られたりもしました!)


今はコンシューマ機の充実などの要因から、僕が学生の時以上にゲーセン不況が深刻であり、「昔はあったゲーセンがいつの間にか潰れていた!」なんて事態も珍しくなくなってきています。しかし、こういう“遊びにガチになる空間”が世の中に残っていてもいいんじゃないでしょうか。


経緯はともあれ、過去に100万を注ぎこむぐらいのめり込んだ青春の場として、そして遊びにガチになるカブキ者達の憩いの場として、一つでも多くのゲーセンが生き残っていけばいいなぁ。そんなことをしみじみと思うのでした。

寿屋寿屋 2010/07/22 12:56 読んだー。三国志大戦こわい。
自分も1の中期くらいに友人に誘われたが
カード集めはM:tGで懲りたこともあって踏みとどまった。
やってたら1000プレイくらいは余裕だったかもしれません…。

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