簡易回顧

 自分を含めた周りが(不)幸ということだけで消しと言い出してきたので、逆に有りなんじゃないかと思い始めてきたので、表向きには消しと同調しつつ、こっそり馬連馬単を買っておこうかと画策している中の人。それでも飛ばすのが(不)幸クオリティな気がしなくもない。

 アジュディミツオーが芝の部分をクリアできれば(去年は出遅れ)、ある程度締まったペースで運んで、あるいはそのままと思うが、直後に武豊シーキングザダイヤペリエメイショウバトラーが潰しにくることを考えると、やはり楽な展開ではない。
 ただ、東京大賞典川崎記念と見ていると、短縮になるのは現状ではプラスに働きそう。スタミナ比べが合わなくなってきたのはシーキングザダイヤにもいえることだけれど。


 ◎の部分に、勝ち馬を入れるのは至難の業か。シーキングザダイヤの体調不良が伝わってくるのが、本当なのかどうか。

  • 1月27日

 京都7R 3頭の競馬。これまで詰めの甘かったタマモコンチェルトがスタートから完璧な競馬で完勝。上手く嵌りすぎた感はあるが。相手なりに走れる部分があるから昇級でもソコソコはやれそうな気がするが。
 久しぶりのエイシンイダテンが2着。エルコンドルパサー×エイシンルーデンスの配合。ダートに替わって連続連対。馬体が大幅に増えたが戻ったのと成長分で問題なし。前に行ける馬だけにバイアスのある時は買い。
 レゴラスは過剰人気馬。それなりの力はあるから上位にはくるが勝ち切るまでは。2着流しなどに妙味。


 京都8R
1着◎ウイングビート
2着…スズカデヒア
3着…ホワイトペッパー
12着○ウインイージス

 小倉以来となったウイングビートだがきっちり仕上がっていた。ただ、相手に恵まれたこともあり、昇級ですぐに通用する能力はない。斬れる脚がある馬ではないのでダートの方がその点を補える。
 ウインイージスはダートが合わないかもしれない。軽い芝の方が向いてそうだが、そんなに強くもない。


 京都9Rこぶし賞
1着◎トーセンキャプテン
2着シュガーヴァイン
3着パレスショットガン
4着○マイネルクラッチ
5着スズカライアン

 素質馬トーセンキャプテンが連勝。少し気合をつけながら追走するぐらいのんびりしている。気性面に課題がないのは利点。距離が延びても大丈夫だろうし、腰の具合もそう悪くないだけに坂も問題ないだろう。33秒台の瞬発力を要求されるとキツイかもしれないが、平均的なレースには滅法強そう。
 シュガーヴァインは反動を気にしたが問題なく。相手が悪かっただけでこの馬も牝馬の中に入ればそれなりのレベルにはある。まだまだ成長していくべき点があり、じっくりと使って欲しい。
 パレスショットガンは内枠だったので少し溜めて乗りすぎた。外枠ならまた違った競馬になったはず。それでも昇級戦としては悪くないし、メンバーが落ちればすぐに順番はきそう。
 マイネルクラッチは直線向いてヨーイドンの競馬が合わず。瞬発力泣きしたようなところがある。早め早めに動けるような競馬になれば。
 スズカライアンもそれほど斬れる脚がないので上位馬と一緒に動いてはどうしようもなく。ここらは500万下で素質馬には敵わない組だろう。


 京都10R木津川特別
1着…オリエントチャーム
2着○フィールドベアー
3着…トーセンマエストロ
7着◎マルブツライト

 オリエントチャームは出遅れて後方から。4角で馬群が詰まったのがよかった。平坦で嵌るかどうかの馬。京都以外では厳しい。
 フィールドベアーは本当にスムーズに走れた。毎回これぐらい折り合えるといいんだけれど。力は示した内容。距離が延びると、また行きたがるかもしれないし、なんとも狙いの難しい馬だが、力はある。
 トーセンマエストロは本来このクラスで競馬をしていた馬。勝ち味に遅くて500万下で停滞していただけ。前走鮮やかに突き抜けたように、ここにきて馬が本来の姿、本調子に戻ってきた。フロックではなく、芝・ダート問わずにまだ買える。
 マルブツライトは斤量を背負ったのに、馬の気のままに任せてポジションが下がる。4角から動くも瞬発力勝負になると分が悪く。もっと速い流れにならないと厳しい状況。それでも使いつつ良くなるはず。


 京都11R橿原S そんなにレベルの高くない1600万下。実質1000万下。
1着ウイングシチー
2着ピサノアルハンブラ
3着トーセンザオー
4着ヒカリアイ

 行ききった2頭が上位。前が残る馬場でもあったが。差し組に能力がある馬がいなかったのも事実。
 ウイングシチーはとにかく行ききれば強い。
 ピサノアルハンブラは能力的にどうかと思っていたが、ゲートからの時計が速く、馬場にマッチした競馬ができている点で有利。ミスターグリーリーで、そこまで強くはないと思うが、現状の1600万下なら上位ということだろう。前が楽な時は買い。
 トーセンザオーは出負け、4角詰まり、直線詰まりで、まともに競馬できず。相手なりに走る馬で、このクラスでも。芝・ダートは特に問わず、差せる競馬でこそ。流れが速くなれば、なおさら狙いたい馬。
 ヒカリアイもこのクラスでは嵌ることが必要。ここは恵まれた点が多い。
 プリュネルはそれなりに流れに乗って競馬をしたが後一押しが利かず。このクラスに入ると内枠で砂を被るよりも外枠からスムーズに行った方が力を出せそう。もう少しクラス慣れすれば。
 以下、特になし。掲示板がギリレベル。


 京都12R
1着ワンダースピード
2着パープルイーグル
3着エイティフロー
4着ゴールドイモン
5着エイシンボストン
10着テイエムヘネシー

 前を見ながらワンダースピードが楽に差しきって完勝。阪神から強いメンバーとソコソコやってきた、いかにもここは相手が楽だった。地方騎手の手綱が合うようで成績がいい。
 パープルイーグルはまだ抜け出してから甘い面があり、ソラを使う。それさえなければこのクラスもすぐに勝ち抜けることができそうだが。能力は高いので、崩れることはないだろう。
 エイティフローもそう強くはないが、このクラスの上位は抜けてしまってるので。前残り馬場、相手弱化等のこの馬自身以外の要因が求められそう。
 ゴールドイモンも前残りの流れに乗っただけ。
 エイシンボストンは前残り馬場を行ってこその馬で、行けなかった時点で終了。単機逃げが理想。
 テイエムヘネシーは5枠ながら砂を被ってやる気をなくす。とにかく外枠が必要。休み明けを走りすぎた反動もこの2走で出ているのかもしれない。


 東京9RクロッカスS
1着サープラスシンガー
2着◎ウィズディクタット
3着メダイヨン
8着○ビンチェロ


 低レベルな一戦。ここまで1200m以下でしか結果のでなかったサープラスシンガーだが、楽逃げと相手弱化で押し切る。それでも1200mの方がいいだろう。
 ウィズディクタットはこれぐらい走れる馬。レース選択が上手い。切れる脚が使えない現状では、馬場悪化とか非根幹距離が理想。
 ビンチェロは内に刺さって競馬にならず。東京が合わなかった。それ以外に力が足りないという理由もあるが。気性面の成長が必要。


 東京11R東京新聞杯
1着▲スズカフェニックス
2着○エアシェイディ
3着イースター
4着△ホッコ−ソレソレー
5着△グレイトジャーニー
6着サンバレンティン
12着◎ブラックバースピン

 スズカフェニックスが(不)幸から武豊に替わって普通に能力通り走り快勝。集中して走れるのは1600〜2000mで、1600mがベター。GIにまで行くとちょっと足りない気がしなくもないが、京王杯SCで短縮を試してみても面白いか。今年の中距離G3路線の中心になりそう。
 エアシェイディは前が詰まってなかなか追い出せなかったが、開いていても追う気はなかっただろうし。今日は相手が強かった。それでも充実してきたし、大崩れはないだろうし、軸として大丈夫。
 イースターは基本的に○×馬か。重賞では用無しかと思ったが内枠からほぼパーフェクトに導かれて。買うタイミングが難しいが良馬場が良さげ。
 ホッコーソレソレーも100%の騎乗。直線で内にもたれ気味だったが許容範囲内。徐々に力をつけてきたし、2000mぐらいまでなら十分保つ。これも今年一年買える素材。
 グレイトジャーニーは集中力が持たないので長い直線は不向き。ただ、ここ一連の本当に一瞬の脚だけは悪くないから、ダービー卿あたりで密かに狙いたい。
 ブラックバースピンは前半で折り合いを欠く。イライラして本来の力を出せず。今回悪かっただけで、それまではそう悪くない。まだ見限るには早い。