Kindle for PC が Amazon.com(米国)に接続される

Kindle for PC が日本版として出たらしいので、ダウンロードしてやってみました。

しかし、
無事にインストールしたけど、amazon.com に接続されてしまう。

設定を見ると、amazone.co.jp に接続登録されてるけど、謎である。
以前に、日本版になってない Kindle for PC を設定してたからなのかも

接続の登録を一度削除してみる。その後に、接続の登録をする。
無事に、amazon.co.jp に接続して、購入済書籍をダウンロードできた♪

ドラフト: 商用 Enterprise CMS(HP autonomy 、Oracle WebCenter 、Adobe CQ、etc)って費用対効果を考えると、ドブに金を捨ててないのだろうか?

商用 Enterprise CMS(HP autonomy 、Oracle WebCenterAdobe CQ、etc)って費用対効果を考えると、ドブに金を捨ててないのだろうか?


今の求められている状況として、企業の外向け Webサイトでも、多言語対応、大規模対応、セキュリティ強化が、必須だと捉えています。また、内部サイト、ERP や業務システムの DBMS との連携も当たり前ですよね。


で、2005年ぐらいから、大規模向けWebサイト向けとして、Enterprise CMS が商用製品でも幾つか提供されてきています。初期の頃だと、総ページ数が1千ページ以上で、アクセス頻度が高い(PageView が多い)サイトや、多言語対応が必須と言うことで採用された事例があるのを幾つか公開されてますよね。

だいたい、初期のライセンス費用が、最低でも5千万円以上で、だいたい億円単位でのライセンス費用で構築される。さらに、年間保守費用として、ライセンス費用の2割ぐらいを払うことになっているのが相場だと捉えてます。

これって結構な金食い虫ですよね。
例えば、3億円の初期ライセンスで構築したとして、毎年保守料が6千万円発生していると言うことになります。
サイトの規模にも寄りますが、総ページ数が数十万件でも、今では OSS で対応可能なのが現実ですので。。。



多言語対応、多国籍対応と言う面では、日本語対応しかない国内製品は論外ですので、

・HP autonomy Team Site
http://www.autonomy.co.jp/japan/products/teamsite

Oracle WebCenter

Adobe CQ


などが該当しています。それらと比較してみましょう♪

選定基準として、以下のサイトの記事を参考にしました、3千ページ以上を管理する商用CMSを比較していますね。

CMS比較選定に役立つ 大規模サイトが選択肢に入れるべき代表的な7つのCMS製品(2013年度版)
http://dmj.underworks.co.jp/2013/05/25/content-management-system/


比較する点として絞ると、

・大規模対応
・多言語対応
・海外地域サポート

と考え、それぞれをさらに掘り下げて考えてみます。

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1. 規模での比較

内部はわかりませんので、外部に出ている総Page数をカウントして比較してみます。
Google であれば、site: を付けて、調べたいサイトの URL を入れると総Page数が出てきますね。

Drupal での事例として著名なサイトを見てみると、

・米国ホワイトハウス
site:http://www.whitehouse.gov/ --> 約 96,500 件 (0.28 秒)

NASA アメリカ航空宇宙局
site:http://www.nasa.gov/ --> 約 263,000 件 (0.35 秒)


インプレス社、日本の出版メディア
site:http://www.impressjapan.jp/  約 17,600 件 (0.15 秒)

が、 Drupal で稼働している実績があります(2014年9月7日現在時点)

外部Webサイトがどう構築されているのか?については、ブラウザのアドインツールで、確認することが可能です(Webサイト側が隠蔽してると見えない場合もあります)。
以下の情報が参考になります。私は Wappalyzer と Drupal Version Check を入れて利用しています。

            • -

Wappalyzerはそのサイトで利用されているWebアプリケーションを解析
https://chrome.google.com/webstore/detail/wappalyzer/gppongmhjkpfnbhagpmjfkannfbllamg

Appspector(Chrome snifferの後継アドオン)
https://chrome.google.com/webstore/detail/appspector/homgcnaoacgigpkkljjjekpignblkeae

Drupal Version Check
https://chrome.google.com/webstore/detail/drupal-version-check/cfgkoondhklepebjanihdiedjmibieii


他のウェブサイト分析をする際にオススメのChrome拡張機能8選
http://www.hivelocity.co.jp/blog/30422

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では、高額と予想される商用 EnterpriseCMSの国内事例のサイトを同様に見てみましょう。

まず、HP Autonomy の事例を調べてみます。裏情報で採用してる企業も知ってます(苦笑)が、ここは公式に表明されている所を見繕って行きましょう。

Autonomy 社が HP社に買収されて、今後の方針の記事が見つかりました。

HPでのマーケ推進へ――ヒューレット・パッカードへの統合と今後の方針を伝えたオートノミーユーザー会レポート 2013.07.12.
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/07/12/15633


私が知ってる頃って、インターウォーブン社だったんですよね、その後に、オートノミー社に買収されて、さらにHP社に買収された。

        • 記事から引用 ---

日本では2000年8月から「インターウォーブン・ジャパン」として活動している同社は、本社の買収によって2009年にオートノミーとなった。そして2011年にヒューレット・パッカード(HP)に買収され、これまでHPへの統合を進めていた。

        • 引用終了 ---


ここで出てくる国内ユーザー企業としては、

キヤノンマーケティングジャパン
三菱電機
花王
サッポロビール


ですね。これらの企業の総ページ数を同様に調べてみましょう。念の為に、日本語サイトと、海外向け(全世界向け)のサイトを確認します。


キヤノンマーケティングジャパン

 site:http://canon.jp/ --> 約 130,000 件 (0.27 秒)
site:http://canon.com/ --> 約 145,000 件 (0.26 秒)


三菱電機

site:http://www.mitsubishielectric.co.jp/ --> 約 557,000 件 (0.24 秒)
site:http://www.mitsubishielectric.com/ --> 約 16,100 件 (0.15 秒)


花王

site:http://www.kao.com/jp/ --> 約 7,760 件 (0.27 秒)
site:http://www.kao.com/ --> 約 12,600 件 (0.28 秒)
site:http://www.kaobrands.com/ --> 約 61 件 (0.15 秒)
site:http://chemical.kao.com/ --> 約 12,800 件 (0.23 秒)


サッポロビール

site:http://www.sapporobeer.jp/ --> 約 54,100 件 (0.31 秒)
site:http://sapporobeer.com/ ---> 9 件 (0.21 秒)



DrupalNASA が26万ページ、米国ホワイトハウスが9万6千ページ、国内でもインプレス社が1万7千ページのサイトが稼働しているのを考えると、
総ページ数だけでの非常に単純な判断ですが、三菱電機のサイト以外は、すべて Drupal で稼働できる可能性が高いです。

アクセス数などがどうなのかも関係しますが、米国ホワイトハウスよりも、見られてる量が多い企業サイトってどのぐらいなんでしょうか? 
また、セキュリティ面についても、ホワイトハウスNASA よりも上と言う企業サイトが多いのでしょうか?

ここにある事例となっているユーザー企業が、どの程度の金額で導入しているのかは不明ですが、一般的な相場では、ライセンス費用が億円単位であり、年間保守費用が、数千万円から億円単位だと推測されます。
採用時点では、商用EnterpriseCMS しか選択肢がなかったのかもしれませんね。

しかし、今の時点では、Drupal などの EnterpriseCMS よりも、費用対効果が良いとは思えませんので、多くの商用 EnterpriseCMS のユーザー企業は早急に、見なおしたほうが良いでしょうね。

他の商用 EnterpriseCMS のユーザー事例についても、また調べて記事にします。

        • -

2. 多言語対応

多言語対応と言う面では、現状の Drupal Version 7 でも180カ国以上の言語ファイルで対応できています。商用製品の場合には、5言語から10言語ぐらいで、Drupal の足元にも及びません。

        • -

3.多国籍対応、海外地域サポート

この点についても、Drupal は全世界で100万人を越える開発者が関わっている(drupal.org から)状況にありますし、Open Source Software でもあるので、各国各地域でサポートを提供する企業が存在します。
商用製品では、中身がわかりませんので、多言語対応した上で、さらに支社や代理店が無い限り、海外地域のサポートができませんよね。

        • -

上記を考えても、Drupal などの主流となっている OSS を採用して、多言語対応、海外向け対応を考えるのは、費用対効果で有利と言うのが結論です。

で、しつこいですが(笑)、
9月9日に「Drupal ビジネスコンソーシアム 説明会」を開催します。10月上旬にも第2回を調整していますが、可能であれば、今回に御参加下さい。あと、残り枠は9名です。

http://kokucheese.com/event/index/211360/

OSS PaaS の中核として、Drupal を日本で推していきます♪

Drupal と言う OSS の開発基盤と言うか、業務開発の部品基盤となるモノを日本でも浸透される動きをしています。

一般的な日本での認識は OSS CMS となっているモノですが、米国をはじめとする海外では OSS Web Application Framework として、Ruby on Rails などからの移行も記事があるのが Drupal です。

Drupalビジネスコンソーシアム」を日本で創設準備(この半年ぐらいはイロイロと情報してたり準備して)して、9月2日になんとか広報しました。

それとタイミング良く、他の方々からも、Drupal をビジネスとして、大手企業でも使う動きがでており、なんと言うか、良い意味でのシンクロっぷりです。

      • 以下、広報記事。

CodeZine)
Drupalビジネスコンソーシアム準備委員会、同コンソーシアムの正式発足を発表
http://codezine.jp/article/detail/8074


・WebEXp.jp)
Drupal ビジネスコンソーシアム」正式に発足
http://webexp.gomez.co.jp/news/2014/news140902.html


ZDNet Japan)
OSS開発フレームワークDrupal」普及団体発足--PaaSとしての利用も
http://japan.zdnet.com/development/analysis/35053201/


ITmedia AlternativeBLOG)
Drupalビジネスコンソーシアム始まります。
http://blogs.itmedia.co.jp/techneco/2014/09/drupal-drupal-f744.html


・ASCII.jp
企業システムへのOSS PaaS普及促進を図る「Drupalビジネスコンソーシアム」
Drupal」で企業システムの課題解決を、国内団体が発足
http://ascii.jp/elem/000/000/929/929187/


インプレス社 Think IT
Drupal ビジネスコンソーシアム」が正式発足
http://thinkit.co.jp/news_event/2014/09/05/5247


・JChere 中国ニュース速報) CodeZine転載
http://newschina.jchere.com/newsdetail-id-5097530.htm#.VAaAuvl_uSo

・SEニュース Topicscale) CodeZine転載
http://se.topicscale.com/id/14096717039993/

LINUX.COM) ZDNet Japan転載
https://jp.linux.com/news/252-zdnetjapan/420979

リーンマーケティング@BtoB への活用

「リーン・スタートアップ」は既に読まれてると言う前提で。。

「リーン・スタートアップ」においては、プロダクトマネジメント、プロダクトマーケティング、(プロダクト・セールス)、プロダクト・サービス、も含めた、小規模なスタートアップ企業において、素早く活動を回すことで、

・不確定な企業立ち上げ時点

での失敗を避ける、正確には「失敗があれば、素早く発見し、早期に是正」していくことで、企業が消失する(バーンアウト)のを避ける方法と言えるでしょう。

で、「リーン・スタートアップ」を BtoB 企業や、中堅以上の企業で適用しようとしても、まず無理です。
企業活動全体で、素早く回すのが可能な企業であれば、リーン・スタートアップを適用する以前に、上手く業務遂行ができてるでしょうから。


とは言っても、「リーン・スタートアップ」のエッセンスは適用できる可能性があります。
「プロダクト・マーケティング」から「プロダクト・セールス」に適用するのです。


見込顧客の創出から、受注までの部分を、素早く、効果測定ができる形で、何度も回す訳です。
実際、ターゲット見込顧客のペルソナ(顧客詳細条件、プロフィール)を仮定しても、それが正しいかは実際に動いてみないと判らないことのほうが多いです。また、一時的に、ペルソナが当たったとしても、市場動向が変化していくと、ペルソナの仮定を変えないと、より伸びている顧客層を失っている可能性もあります。
商材が同一であっても、ペルソナの条件は、顧客がアーリーアダプター主体から、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティへと主体が移るので、変化せざるえません。そこを間違えると、競合企業に負けます。

負けた事例としては、Sony Beta方式ビデオや、Novell NetWare OS などがありますね。初期のアーリーアダプターへのアプローチを続けた事で、後発の競合企業が、マジョリティに訴えるメッセージを出してるのに負けています。


Beta方式ビデオで言えば、初期の映像関係に強いユーザー、「画質に拘るユーザーへの訴えかけ」を主体にするのに拘り、VHS方式と同様な(画質が劣るが)長時間録画が可能な点の訴えが弱かったのが敗因と言えるでしょう。
自分は両方のビデオ方式のデッキを持ってました(アーリーアダプター)が、多くのマジョリティとなる顧客は、画質よりも「長時間録画」、よりエクスペリエンス:経験価値として言えば、時間シフトを望んでいたので、そちらを訴えていた、VHS 方式を選択したと捉えています。

Novell NetWare OS は、PCサーバーのファイル共有OSとして先行していたのですが、やはり、アーリーアダプターの顧客が「技術の詳しい専任の管理者が管理する」ので良いことに拘り、大量の新規顧客が「専任の管理者無しで使える」ことを望んでいるのを無視した点だと捉えています。技術面においては、競合した WindowsNT Server(現在の Windows Server)と、NetWare OS は、簡単さも含めて、当時では商材としては、ほぼ同一でした。しかしながら、マイクロソフト社が「管理者不要、簡単さ」を訴えるのに、Novell 社は「専門管理者を置く」ことと「安定性」を訴えて、マジョリティからの支持がなく、負けていきました。

その頃に Novell社の日本法人と打ち合わせした記憶がありますが、市場が前年比200%アップぐらいで伸びているのに、自社は前年比20%アップなので順調だと主張していて、こいつら大丈夫かと感じたのは忘れられません。残りの180%の部分は、競合企業に持って行かれているのに、言い訳してるようなら、そりゃ衰退しますよね。


で、こういうペルソナ設定のミスを減らす、気がつく為にも、競合比較しつつ、マーケティング活動を素早く回すのが必要だと言う考えで、リーン・マーケティングもありなんじゃないかと考えだしてます。

細かい適用については、別途、書こうと思います。

ラノベの話題

ラノベの話題。

オーバーロード丸山くがね著の評判が良いので、購入するか悩み中。
で、ネットに雛形と言うか、書籍になる前のプロトタイプがあるとの事で、メモ。

まおゆう魔王勇者」も、そうだけど、ネットから新人作家さんが出てくる時代と言うのを痛感する。始まりとしては、ラノベ扱いではないけど、「電車男」以降の流れでしょうかね。

で、ラノベは、実はイラストが趣味じゃない(ロリオタ風が多過ぎる)のが多いのだけど、そこを目を瞑ると、面白いのが多いですね。
基盤としてのSFネタ、アニメネタ、ファンタジーネタ、ITネタを知らないような、精神的な老人だと、面白くないだろうけど(苦笑) まぁ、自分がガキの精神状態なんで好きなのもあるのは認める。

まおゆう魔王勇者
・よろず占い処 陰陽屋へようこそ(ドラマ化された)
東京レイヴンズ陰陽師ネタですが、if 世界での陰陽庁がある話)

などは、自分としてはオススメかなぁ。
まおゆうと東京レイヴンズは、コミカライズも出てるのでオススメかもしれない。
あぁ、古いけど、灼眼のシャナも好きであります。

特にまおゆうの小説版は、グイン・サーガ栗本薫がやろうとして失敗した、「会話だけで進める手法」(すいません、読んでて辛かったのよね)を、成功できたと言う点と、固有名詞の無い「キャラ」、テンプレートとしての「勇者」「魔王」「騎士」「証人」などのドラクエを始めとするRPGのキャラ設定を元にすることで、説明を省くと言う手法も使われているので、大きな変化を感じます。マンガやアニメだと、この凄い部分が見えなくなるので、小説版は確実に読んだほうが良いと思いますね。

アラフィフの自分としても、ハヤカワ文庫や創元推理文庫ソノラマ文庫、だいぶ後だけど、富士見書房などを出版物を味わってきたけど、今の新しい才能、作者はラノベからだよね。あとは、一部が児童文学かなぁ、「香月日輪」氏は、児童書の「地獄堂霊界通信」が元ですもんね。


http://mypage.syosetu.com/170524/

http://ncode.syosetu.com/n4402bd/1/

テストツール関連のネタ、3つ

テスターの立場が弱い、日本国内でありますが、これからはテスターと言う技術職の立場も強くなると予想しつつ、テストツールネタは追っかけてます。

で、見かけたネタを3つほどメモ。



サーバーの DBMS 内だけでテストデータを作る Tips です。pg/SQL を使うとさらに多様なテストデータをサーバー内で作れるはず。


PostgreSQLでテストデータを作成する
http://lets.postgresql.jp/documents/technical/gen_data/1



ブラウザの自動テストツール Selenium のネタです。


・次世代のIDESelenium Builderまとめ
http://blog.trident-qa.com/2013/12/selenium-builder-vs-ide-recap/




ボーランド社のテストツールは、マイクロフォーカス社でブランド名は残ってるのか。大手ユーザーが結構導入しているのね、とメモ。

・テストツール活用でシステム開発を倍速化
http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/acab/158682/