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2014-01-24

起業家(藤田晋)などのベンチャー企業創業者本

| 00:29

最近読んだ「ベンチャー企業創業者本」をいくつか。


ITベンチャーの創業社長が本を出すというのは定番だが,その多くはKindleでも入手できる。最近読んだのは,サイバーエージェント藤田社長のもの。

渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫)

渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫)


なぜか,この本が最近出たものだと勘違いして読んでいて,「あれ?えらく進行が遅いな」ということに気付いたのは後半。かなり正直ベースで書かれていて好印象だったのだけれど,「21世紀を代表する会社」という目標からなかなかブレイクダウンされてこないところは,本当にやりたいことが特になかったのか書けなかったのかわからないものの,物足りなさを感じた。


読み終えてすぐに続編?をダウンロードした。

起業家

起業家


正直なところ,「渋谷ではたらく・・」のほうが面白かった。その理由は創業のダイナミックさがないことだけではなく,全体的に藤田社長の独白になっていて,ドラマの描写がなくなってきたことだろうか。でも,モバイル,IT関連での仕事は多いが,正直言って,サイバー社がどういう会社なのか,何の事業をやっているのか,いまだによくわからない(笑


いろいろと批判はあるのかもしれないが,コツコツとウェブサイトを作る事業から出発したというホリエモンのほうが私は親しみを感じる。最近読んだ「ゼロ」も面白かった。


私の手元にある「ビットバレーの鼓動」(2000年)でも,この両社は取り上げられている(当時の社名はライブドアではないが)。確かに同書で取り上げたベンチャーの中で今でも勢いよくビジネスをしている会社は少ないことを考えると,サイバー社はすごいのかもしれない。


ドワンゴは将棋を重点コンテンツとして取り上げてくれていることから応援している。


アバロンヒル社のボードゲーム好きだったところは,(私もそうだったので)非常に興味を以って読み進められたが,オンラインゲームの描写については,ほとんどついていけなかった。


いろいろあれども,最近のベンチャー創業者本では,やはりこの一冊。

不格好経営

不格好経営


読み手を一番引き込み,笑いもあったり,専門家視点から「その投資は・・」というような突っ込みを入れたくなるシーンもあったり,楽しめる場面が満載だった。創業時の事業であるオークションサービスのビッダースが終了するのも一区切りか。