Hatena::ブログ(Diary)

TK独り言 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-03-12

危ない大学・消える大学 2011候補校を見てみよう<作新学院編>

危ない大学・消える大学 2011 ランキングの日記にて

【N】危ない大学・消える大学の候補校に挙げられた

作新学院の状況を確認してみよう。

作新学院大学

1989年に開学。栃木県宇都宮市宇都宮駅からバスで25分。

最近テレビ朝日相棒の撮影に使われたことが誇りである笑

また理事長は政界失楽園でおなじみの船田元、院長代理は畑恵。

系列の作新学院高校は数千人が通う全国でも有数のマンモス校である。

江川卓の出身校としても有名だ。

まずは作新学院大学の概要を見てみよう。

在籍者数収容定員収容率
1,070名1,770名60%

※2009年5月1日現在

※このうち73人は留学生の模様

以下のように入学定員を減らし続けている。

2006年2007年2008年2009年増減数
経営学部250人200人150人150人▲100人
総合政策学部150人150人80人80人▲70人
人間文化学部160人160人120人120人▲40人
560人510人350人350人▲210人

総合政策学部は2000年にできた地域発展学部を2005年に改組して出来た学部だ。

しかも総合政策学部は2010年からは経営学部吸収合併とのこと。

また、収容定員で考えれば▲840人も定員を減らしたことになる!

どんな算段だったのでしょうね?

しかしこの学校の情報公開の姿勢は素晴らしい。

毎年自己点検を続けてPDCAを回しているとのこと。

平成20年度自己点検・評価報告書

この報告書(P53)の中に以下のような記載がある。なかなか素直な物言いは好感が持てます。

入学定員を満たす入学者数を確保できず定員充足率の改善に結びついていないことである。そのため種々の分析と検討を重ね入学定員を変更したところである。

(中略)

本学は単科の大学(経営学部)として創設されたのち、多様化するニーズや期待に応え比較的短期間に学部増設を遂げてきたが、その都度、大学としての統一した理念や概念を明確にしつつ発展させてきたとは必ずしも言えず、そのため受験生から見た本学及び学部のイメージには明快さを欠いていた部分があった。この点学部再編を機にイメージアップを図るとともに、先行してアドミッションポリシーの改定を実施している。

(中略)

本学を経営する法人が設置する高等学校が全国有数の大規模校であることから、入学者数の確保については最近まで楽観的な予測や意識があり、同一法人による設置校同士でありながら高大連携の意識的な取組みが十分であったとはいえない点である。

(中略)

アドミッションポリシーが県内外の受験生に広く認知してもらえるように各種媒体を通じた情報提供と周知徹底を継続すると同時に、選抜方法との整合化を深めていく。大学院については、アドミッションポリシーを志願者に伝える努力を継続し、社会人を含めた向上心の高い志願者各々の立場から受験しやすい選抜方法の見直しを行なう。

また財務状況についても(P80)正直な物言いが。

法人の財政運営上深刻な問題は、少子化の進行による大学生、高校生の入学者数の減少である。入学金・授業料等の学生生徒納付金は、在籍学生生徒数の減少に比例して逓減傾向が続いている。このため、法人全体における消費収支差額は、平成9(1997)年度以降支出超過が続き、これを改善するため平成12(2000)年に大学に地域発展学部、平成14(2002)年に人間文化学部を新設したが、いずれも定員割れが続き、直近の大学の消費収支差額は大幅な支出超過となっている。

法人全体および大学とも消費収支差額の支払超過が続いているが、財政基盤ということでいえば、土地及び施設設備等豊富な固定資産や借入金が比較的少ないことにより安全性が保たれ、必要な経費は、蓄積してきた現預金により確保され、償われてきた。しかしながら、足元の状況を見ると、先行きは決して楽観できるものではなく、収支バランスの速やかな均衡は喫緊の課題となっている。この課題の解消には、学生の定員充足による収入増が何より重要であり、そのために学生満足度を高める学部再編並びに教育改革を計画し(設置届出中)、外部コンサルタントを導入して入試広報活動の強化に努めている。支出面については、人件費を中心とする経費支出の圧縮等に全学を挙げて取組んでいる。また今般は、平成21(2009)年度からはじまる第3 次財政再建計画を策定した。同計画は、各設置校で独立採算の徹底を図ることとし、まずは中間目標として帰属収支の均衡を目標としている。

危ない大学・消える大学の割には情報公開姿勢といい、改革意識といいその努力が見られます。

しかしその努力では抗えない程人気がないようだ。栃木だとそんなに競合する大学もないだろうが、逆にみんな東京に出てしまうんでしょうか?

系列のマンモス高校からも見放されている状況みたいですね。これが学校法人としても狙いだったろうに。

作新大が高・中と経営分離へ 「現状のままでは法人全体の経営が困難」 下野新聞

作新学院大や作新学院高校などを設置する学校法人船田教育会(船田元理事長)は13日までに、大学・短大と高校・中等部・小学部・幼稚園の経営を来春から分離する方針を固めた。船田理事長は同日、下野新聞社の取材に対し、赤字が続く同大の経営状況を踏まえ「現状のままでは法人全体の経営が困難になる」などと説明した。近く文部科学省に設置者変更の申請をするという。

同大は1989年に開設され、現在は経営、総合政策、人間文化の3学部構成。2001年以降は定員割れが続き、本年度の定員充足率も6割強となっている。

船田理事長によると、大学単体では毎年数億円規模の赤字が出ており、ほぼ収支が均衡している高校以下の収益で補てんしている状況。「自立を促すことで体質強化を図りたい」と、今月上旬の同法人理事会で分離方針を決定した。

大学・短大は同教育会に残し、高校以下は現在の準学校法人作新理容美容専門学院(船田元理事長)に移して学校法人作新学院と名称変更する。

同大設置者となる船田教育会、高校以下を設置する作新学院とも理事長には船田氏が就く予定。学校施設などの固定資産はそれぞれを設置する法人に移し、内部留保などの流動資産は「寄与してきた割合に応じて」分けるという。

赤字体質となっている大学の独立採算化に対し、同大関係者から「大学の将来はどうなるのか」と懸念の声も出ている。

船田理事長は「魅力ある教育を実行すれば挽回は可能」と説明。就職指導や地域連携などを強化する一方、体制のスリム化も検討するという。

大学経営は全国的に厳しさを増し、組織改編も相次いでいるが、「合併などで経営改善を図る例は多々あるが、分離はあまり例がない」(文部科学省)という。

全体的に見て、「悪循環大学」に認定します

この負の連鎖から抜け出すことはかなり難しいでしょう。

そこから抜け出すためには奇抜に行くしかないんじゃないですか?

今やいわゆるフツーの大学を求めている人間は別のところに行ってしまうのではないでしょうか。

Jリーグ学科とかショップ店員学科とかいかがでしょ?笑

名無し名無し 2012/12/20 21:17 作新学院大学は、有力法人だし理事長先生は国会議員だから全然問題なしですよ。

名無し名無し 2012/12/24 19:05 大学の誹謗中傷しないでね。訴えられるレベルダヨン

名無し名無し 2013/03/30 22:54 危ない大学??つまらないこと言うなよ。中傷みたいなこと書いて、思いやりを持とうね、優しい人間なれ!

投稿したコメントは管理者が承認するまで公開されません。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/reds-suppo/20100312/1268387931