大阪観光大学〜定員割れ大学を入学式報道から探ろう(20)

大阪府熊取町の大阪観光大学です。

平成22年度入学生(2010年04月01日) : ブログ・URA通信
本日、10時30分から入学式が挙行され、11時10分に無事終了しました。
入学生は以下の通りです。珍しく200人近くの学生が入学しました。
この他に研究生10人、交換留学生3人です。

	入学定員	日本人	留学生	入学者計	充足率
2010年度	190人	76人	80人	156人	82%
2009年度	190人	78人	56人	134人	70%

2010年編入者数

２年次編入	10人	うち留学生10人
３年次編入	30人	うち留学生25人
計	40人	うち留学生35人

国内で唯一の観光系単科大学だそうだ。
だから、ホームページのURLもhttp://www.tourism.ac.jp/！！！

留学生の増加が定員充足率をあげている。
今や日本人学生よりも中国、韓国を中心とした留学生が多い環境だ。

これはこれで良い環境だと思う。
日本は、外国人旅行者の増加を目論んでいる。
そのターゲットは中国人を主とした成長著しいアジア人である。
さすれば、アジア人留学生が多数の中で観光学を学ぶことは有益だと思う。

しかし、大学側はこれをほとんどアピールしていない。
留学生が過半数を超えたことを内心快く思っていないのか？