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商標審決読みかじり

2011-05-30

[]OKUMURAはありふれている?

種類審判番号条文結論商標商品区分審決日キーワード
不服2009-208363-1-4拒絶OKUMURA28+2010/10/6ありふれた名称

【当審の判断(抜粋)】

一般的な特定の書体といえるものでないにしても、「普通に用いられる方法で表示する標章」の範ちゅうに含まれる程の表示である。

ふーん。まあ普通の範疇かな

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2010-07-29

[]「ITAYA」から想起されるのは氏?それとも?

種類審判番号条文結論商標商品区分審決日キーワード
不服2009-148293-1-4登録ITAYA6+2010/3/9姓名

当審の判断(抜粋)

"本願商標は、複数の意味合いを想起させ、もしくは、その複数の意味合いについても直ちにこれといった特定の語の意味合いを想起させない欧文字よりなるものであるから、これより直ちに姓氏の一である「板谷」のみを認識させるものとはいい難く、単にありふれた氏を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標ということはできず、自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものというのが相当である。"

複数の意味合いの例は、「板屋」と「板谷」いずれも姓氏でもあるけど、さほど多くはない姓氏だそう。

2008-02-19

[]最上は氏姓?

種類審判番号条文結論商標商品区分審決日キーワード
不服2007-147123-1-4拒絶もがみ/最上302008/1/15氏姓

当審の判断(抜粋)

「最上」の語は、「大辞林第二版(株式会社三省堂発行)」の「最上」の項、及び「広辞苑第五版(株式会社岩波書店発行)」の「最上」の項において、いずれも、第一番目の意味として、「もがみ【最上】 姓氏の一。」と用語解説されていることからすると、一般的には氏姓としての「最上」を容易に想起するものであるということができる。また、前記の請求人の資料1及び2に加えて、「日本人の姓」(佐久間英著、六塾書房、1972年3月8日再版発行)によれば、「多い姓の六千傑」において、「最上」姓の者は人口約8000人で全国第1425位であることが記載されている。

2007-10-07

[]SHImAnO(o)」は普通に用いられる方法で表示するに該当?

不服2007-3323 条文:3-1-4 登録審決 2007/09/審決日

商標、「SHImAnO(o)」はありふれた氏と認められる「島野」に通じ、普通に用いられる方法で表示する標章のみからなるものとした原査定がくつがえされた事例。

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当審の判断(抜粋)

本願商標は、「SHImAnO(o)」の欧文字を大・小取り混ぜて表してなるところ、構成各文字は、ややデフォルメされた書体で表されていて、しかも、文字の取り合わせも変則的であるにも拘わらず、全体の文字配列が極めて整然とまとまりよく表現されてなる点に一種特異性を有するものといえる。

 たとえ、「島野」を想起させる場合があるとしても、前記の如く表現された構成の全体からは、単に特定の氏を普通に用いられる方法で表示したものというよりは、むしろ、前記特異に表現された外観上の特徴をもって強く印象づけられるものとみるのが相当であって、また、請求人会社がこの種釣り具またはその関連用品を取り扱う事業者として相当程度知られている事情も併せ考慮するに、本願商標をその指定商品について使用した場合、需要者はその出所識別の標識として認識し把握するとみるのが取引の実情に照らし相当である。

一見まとまりがよいので「普通な感じ」に見えてしまうが、よく見ればなるほど、「SHImAnO(o)」と書いてある。