もりのおくのおちゃかいへ

もりのおくのおちゃかいへ

もりのおくのおちゃかいへ

ひさしぶりに絵本日記。『もりのおくのおちゃかいへ』これすごい。エッツの『もりのなか』の雰囲気を残しながら新しい世界ができている。画力がすごい。

おぼえがき

思い出したことから、メモっていく。

  • カウンセリング

図書室で生徒と話して思うのは、私にカウンセリング能力がもっとあればいいのに。ってこと。図書室にたむろする子っていうのは、居場所を求めてたりする。話を聞いて、受け止めたり、本を差し出したりできるといいのに。

女子の集団から、入れてくれと要望があったが、却下した。なぜかというと、彼女らは授業中に読むから。

生徒から真面目なリクエスト。「これを読んでみて、よかったら図書室に入れてください」と、本を手渡された。図書室担当の国語の先生に伺うと、OKだったので、入れた。生徒には人気があり、引っ張り凧だった本。

  • 他の学校の学校司書

定期的に集まって話す・教えあう機会をつくること。通信手段では携帯メールが重宝した。学校間の定期便だと、遅くなったりする。パソコンのメールは図書室までは届かない。学校図書館協議会とかSLAとか司書部会も参加すること。でも、その組織図を理解するのでも時間かかる。諸事情により難しい場合も多い。あと、市立図書館は頼れる味方なので、利用すること。

最近のまとめ

ひさしぶりに記事を書くよ。


とある中学校で学校司書をやってたよ。
それで、学校司書の体験と考えたことを、少しずつ書いていくよ。


私の場合は、市の雇いでパート扱い。市の広報に学校司書の募集が出ていたので、応募して面接受けに入ったら、雇われたよ。学校給食の仕事や、お茶汲みの仕事も、兼ねるよ。


学校の生活や、教職員や生徒に、慣れるまでが大変だったよ。
小規模校で、小学校からトコロテン式に中学校に来る生徒たちだよ。教職員の数も小数精鋭で、なかなかいいチームワークの学校だったよ。


校舎もモダンな作りで、図書室が中心の位置にあったよ。パソコンやITにも積極的だったよ。でもまだ電算化はされてなくて、手作業で貸出冊数数えたり、手作業で帳簿つけてたよ。


まあ、いろいろ、なんだかんだあったけど、楽しかったよ。

  • 本棚

本棚がぎゅうぎゅうで、あんまり本は分類されてなかったよ。来てすぐは、本の選別と分類に、かかりっきりだったよ。

  • 設営

前の先生が、飾りや表示をいっぱい作っておいてくれたので、私はそれを使うだけで済んだよ。前の先生、ありがとう。

冊数だけは、いっぱいあった。ただ、茶色かった。時には年代モノも見つかった。前の先生の好みか、リクエストが多かったのか、ファンタジー読み物系が多かった。

  • 授業

先生たちも、図書室を授業でよく使ってた。国語の選択科目で、図書室を使った課題が出たり、読書の時間に使われたり。じゅうたん敷きの床だったので、百人一首とかも。調べ物に生徒がよく来た。

  • 調べ学習

国語の先生たちは図書室への理解があって、ありがたかった。まず本をあたってから、ネットへ。調べ学習で、生徒が殺到したときは、てんてこ舞いだったよ。調べるのに使える資料も限界があったので、お手上げのときは、隣のパソコン室へ。国語辞典、漢和辞典、英和辞典なんかも、先生の指示で生徒がよく借りにきたけど、必ず先生が私に、事前に一声かけてくれてた。ありがたや。

ちいさいちいさいおばあさん


久しぶりに日記をかくので、記法忘れてそう。
読み聞かせに、行ってきました。小学2年生。
読んだのはこれ。ポール・ガルドン。

おばあさんとこぶた―民話より (ポール・ガルドン昔話シリーズ 2)

おばあさんとこぶた―民話より (ポール・ガルドン昔話シリーズ 2)


子どもがザワザワしてたので、前に座っている子一人一人に、
こぶた、いぬ、ぼうっきれ、・・・。の名前をつけて、
肩を叩いていきました。
ねこがミルクを飲んだところで、また一人ずつ戻っていく。
結構集中してくれた(^^♪。なんで?って、分からないところ聞いてくれるし。
話し終わった後で、絵本見たいって言う子がいるので、見ていいよって、渡す。
そして、絵本を見てる子はほっといて、反対側で次の絵本を読む。


ちいさいちいさいおばあさん

ちいさいちいさいおばあさん


ちいさいちいさい、わけですよ。全部ちいさい。
「ちいさいってどのくらい?」って、聞く子がいたので、
「う〜ん、このくらいかな?」と手で示してみるけど、
「ま、自分で想像するといいよ」って言う。


戸棚から、ちいさいちいさい声が「おれのほねをかえせ」って言うところ、
一回目は小さく、2回目はもうちょっとだけ大きく、3回目は前よりもうちょっと大きく。
子どもに「ちいさいちいさい声で大きく言うって、難しいよね」って、言うと、
「おれのほねをかえせ!」って、言ってみせてくれる。(^^♪。


そして、おばあさんが、ちいさいちいさい声を大きく張り上げて
「もっていきな!」って言うところ、「ああ、これも難しいね」って言うと、
みんな「もっていきな!」って、それぞれ工夫して言ってくれる(^^♪。
上手い上手い。


楽しかった。今回の読み聞かせは。

シャーロット・ゾロトウ


かぜは どこへいくの (世界の絵本)

かぜは どこへいくの (世界の絵本)

『かぜは どこへいくの』を昨日紹介して、
シャーロット・ゾロトウについても、調べたいなと思って。
調べてみたら、絵本の多いこと多いこと。
ゾロトウは文を書く。画家がその都度変わる。
だから、画家で分類されることが多くて、
ゾロトウの名前が、かすんでしまう。


アイディア豊富だったんだなあ。子どもの目を持っている人なんだなあ。


はるになったら

はるになったら

ちいさな弟に、お姉さんがやさしく語りかける。


こうえんのいちにち

こうえんのいちにち

公園に朝が来て、夜が来る。一日の人の動き。
子ども心に、思ったことある。みんなが帰った後、公園はどうなるの?


うさぎのだいじなみつけもの

うさぎのだいじなみつけもの

自分と同じ仲間を探すウサギさんの話。イースターはうさぎだらけ。


ねえさんといもうと (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

ねえさんといもうと (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

姉さんと妹。


おとなになる日

おとなになる日

兄さんと弟。何かにつけて、お荷物な弟。でも、急に相手しなくても良くなると、寂しくなっちゃうもんだ。
これ、「おとなになる日」って邦題、なんか違和感あるなあ。


以下、未読。読みたい。私が読んだのって、ほんの少しだったんだなあ。

しあわせなモミの木

しあわせなモミの木

まっててね

まっててね

にいさんといもうと (岩波の子どもの本)

にいさんといもうと (岩波の子どもの本)

いまがたのしいもん

いまがたのしいもん

パリのおつきさま

パリのおつきさま

ぼくが父さんなら

ぼくが父さんなら

おじいちゃんがだっこしてくれたよ

おじいちゃんがだっこしてくれたよ

うさぎさんてつだってほしいの

うさぎさんてつだってほしいの

あたらしいぼく

あたらしいぼく

ことりはどこ?

ことりはどこ?

おはよう・おやすみ

おはよう・おやすみ

いっしょってうれしいな

いっしょってうれしいな

あなたは だれ?

あなたは だれ?

ぼくは赤ちゃんがほしいの

ぼくは赤ちゃんがほしいの

けんか (ともだち絵本)

けんか (ともだち絵本)

あらしのひ

あらしのひ

なかよし (ともだち絵本)

なかよし (ともだち絵本)

おばあちゃんとわたし (あかねせかいの本)

おばあちゃんとわたし (あかねせかいの本)

おかあさん

おかあさん

わたしが母さんなら

わたしが母さんなら

かぜはどこへいくの


かぜは どこへいくの (世界の絵本)

かぜは どこへいくの (世界の絵本)


この絵本、イイ。
一日が終わって、ちいさな男の子と母親が話すこと。

「どうして、ひるはおしまいになってしまうの?」
と、おとこの子は、おかあさんに ききました。
「よるがはじめられるようによ。」と、おかあさんは いって、
「ほら、みてごらん。」と、まどのそとを ゆびさしました。
なしの木の えだのむこう、くらくなっていく そらの
なかほどに、白く ひかる、ほそい月が みえました。
「あれが、よるの はじまりよ。お月さまや
おほしさまが でて、くらく しずかになって、おまえが
たのしい ゆめをみて ねむれるようにね。」

太陽はべつのところでまた照らす。
風はどこかでまた木をゆらす。
タンポポの綿毛はとんでいって、また花を咲かせる。
道はずっと続いている。
山を登ったら、また下って谷が始まる。
波はまた海に吸い込まれて新しい波になる。
船は水平線をこえて次の港へ。
雨はまた雲になり別の雨になる。
・・・。


おしまいになってしまうものはなにもない。
別の場所で、別の形で始まるだけのこと。


ぐるぐる、続いていくんだね。

[絵本]マンロー・リーフ


前の記事の『はなのすきなうし』が、、マンロー・リーフだったので。
探してみました。

はなのすきなうし (岩波の子どもの本 (11))

はなのすきなうし (岩波の子どもの本 (11))

はなのすきなうし


マンロー・リーフで、有名なのは、子どもの生活絵本。
お行儀とか、健康とか、危険とか。子どもに分かりやすく説明する絵本。
絵がシンプルで、面白い。

けんこうだいいち

けんこうだいいち

おぎょうぎどうするなーぜ

おぎょうぎどうするなーぜ

おっとあぶない

おっとあぶない


他のは、私は未読。岩波の絵本もあるのか。ふ〜ん。

みてるよみてる

みてるよみてる

ヌードル (岩波の子どもの本)

ヌードル (岩波の子どもの本)

みんなの世界 (岩波の子どもの本)

みんなの世界 (岩波の子どもの本)

サムくんとかいぶつ (学年別小学生文庫 (3年生4))

サムくんとかいぶつ (学年別小学生文庫 (3年生4))


読んでみたい。