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文章とプログラミングの不適切な関係

2010年05月28日

浦和の中心でサッカーを語る

惨敗の韓国

 正直言って失望した。テレビ観戦だった。岡田監督が常に言ってきた「ハエがたかるように」とも表現した「チーム力」は最後まで見ることができなかった。攻撃にも、守備にも意思統一は見られなかった。攻撃では、速攻の段階でサポートを待つ選手がいたり、逆に、待つ選手を待たずに先に攻める選手がいた。

 本田は「早く攻めたい選手と、そうではない選手がいた」と話している。

 さらにチーム力を疑わせたのは、パスの出す相手をボールを持ってから探すことだ。何処に誰がいるかというのを彼らは目で見ないとわかっていなかった。そして、おそらく、ボールの受け手の考えもわかっていない。このシチュエーションで足元に欲しいのか、前に欲しいのかということさえも。

 守備では、どのタイミングで、誰がボールを奪いにいくのかが徹底されていない。韓国の2,3人の選手の攻撃で4,5人を費やす場面が多く見られた。更に言えば、それでもなお突破されていた。先制点をパク・チソンに奪われた場面もそうだった。

 守備にも、攻撃にもチームの意思疎通不足から時間をかけてしまい、結果2失点を喫し、無得点で試合を終わった。岡田監督がチームで戦うと宣言し、3年を費やしてつくりあげてきた結果、チーム力などまったくなかったのだ。負けるにしても本選への可能性が欲しかった。

戦術はそれでいいのか

 同じようなチームを見たことがある。ここ数年の浦和レッズだ。フィンケ監督は短いパスをつないで、ポゼッションをあげてチーム力で戦うことをチームコンセプトにしている。スターはいらない。代表選手のトゥーリオJリーグMVPの経験もあるアレックスもチームを追われた。

 フィンケ監督になってパスは確かにパスは横によくつながる。が、前にはいけない。リスクを犯すこともない。カウンターにやられてしまう。組織だった動きをするようにはなったが、個人の魅力は薄れた。

個人の能力を最大限にいかしたブッフバルト時代からチームのレベルが上がったとは言いにくい。

 ただ、フィンケは浦和を指揮して一年と少しだ。Jリーグの過去の歴史を見ても、同じように組織力や、ポゼッション、ショートパスでのパスサッカーというチームは長い時間がかかっている。

一年でのレッズがまだ実現してないのはそうだし、限られた日数しか練習ができない代表チームならなおさらだろう。ただ、日本代表に限られた時間しか与えられないのは、初めからわかっていたことだ。理解した上ででこの戦術を選択した疑問はある。

 更に言えばかつてこの理想を求めたチームは、高いレベルの結果は出なかった。オシム監督時代のジェフ千葉大木監督時代のヴァンフォーレ甲府は、カップ戦の優勝や、J1への昇格という結果にとどまっている。

J1優勝という解を導けたのは鈴木監督が率いて、名波を中心としたNボックスが機能したジュビロ磐田がぐらいしか見当たらない。それでも、2連覇、3連覇は適わなかった。

 Jリーグの優勝回数で一位を誇るのは、カウンターサッカーを標榜とした鹿島アントラーズである。

 長い時間をかけて結果のでないサッカーを追求することには当然として大きな疑問がある。チャレンジといえば聞こえは良いが、大いなる実験ではないかとも考える。

パスサッカー、ポゼッションという言葉錬金術士のつかう魔法の言葉ではないか。

 そして、実現できないことの疑問として、もうひとつ。戦術を重んじるサッカーは日本人メンタリティにあってないのではないか、と。


日本人の目指すサッカー

 先日の試合では、日本よりも韓国のほうがチーム力があった。それはある面から見ればで正しい結果ではないか。というのも、私が日本人ということもあるかもしれないが、韓国人よりも日本人のほうが価値観の多様性がある気がするのだ。

 ある事象に対して、韓国人は、価値観や考え、思想が一致しやすい。テレビの視聴率ひとつとっても、50%を超えることもある。ここ数年の日本ではありえない数字だ。

 だから、思う。たとえ日本人と同じ時間を与えられたとしても、韓国人のほうがチームを作り上げるのが早い。言語的なこともあるだろう。日本語はとかく曖昧だ。(曖昧の定義が曖昧だというのはおいておく)

 価値観の多様性が認められる日本において日本人らしいサッカーとはなんだろうと思う。選手も、指導者も、ファンも、サポーターも、評論家も違う。守備が大切だというひともいれば、攻撃をしなければ話にならないという指導者、評論家もある。戦術論まで話を膨らませれば、きりが無いほどの話になるだろう。

 ひるがえして、何故、岡田監督は、今のようなチーム力を重んじ、組織で戦うチームを目指したのだろうか。一対一では勝てないので、相手よりも多く動き、二人、三人で戦う。攻撃でも、守備でも一対一の場合は、できる限り相手をとどまらせて、サポートメンバーを待つ。

 ドリブル突破よりも、パスで前にボールを運ぶ。そうしたメンバーが実際に日本代表に選ばれた。

 いま、一度問う、これは私たちが望んだサッカーなのか、と。


ハラキリの美学

 短いスポーツライター人生の中で、いちばん印象に残っている事は、風間八宏氏の「僕らがおじいちゃんになったときにスタジアムに行ってね、戦術ばかりのサッカーを見せられるんじゃなくて、高い技術をもった選手たちのサッカーが見たいよね」という言葉だ。

 清水ジュニア世代に行われているスペシャルトレーニングでの取材だった。Jリーグを初めとして、ジュニア世代から勝利ばかりを求めるチームが増えた結果、戦術練習ばかりをするチームが増えた。

 Jリーグのチームでも、シュート練習など個人技の練習をまったくしないというチームがある。

 技術の空洞化を恐れた、清水の指導者たちがあつまって、学校やクラブチームの垣根を越えて、個人技術を磨こうという合同練習がスペシャルトレーニングだった。風間氏は指導者として参加していた。そこでは、徹底して一対一での勝負技術が磨かれていた。

 そのシーンはかなり強烈で、面白かった。プロスポーツとは、かくあるべきではないか、とも思い、今までの価値観がふっとんだ。

 ハラキリと書くと、キャッチーかもしれないので書いたのだけど、つまり日本人のメンタリティとは武士世界、一対一の美学ではないかと思う。一対一の勝負をして、負ければ腹を切る。それでなければ勝負ではないし、「ゲーム」ではない。サッカーでもそうだ。一対一となったときに、攻撃でも守備でもサポートメンバーを待って、二人で勝負するなんて、日本人らしくはない。

 一対一なら外国人には必ず負けてしまうじゃないかと思う人もいるだろう。しかし、いまの勝利至上主義のJリーグを見ていると、このリーグを100年続けても世界に勝てないし、エンターテイメントのプロスポーツとして成り立ってないよ、と感じる。君たちは給料分だけ指示通りに働くサラリーマンか、と。

 少なくとも柔道もふくめて個人競技の代表の日本人たちは、世界と戦っているのだ。

 目指すべきは、一対一で勝てる技術力の向上、そして一対一を作るような戦術だ。誰かが一対一になったときに、その選手の近くにいってサポートに行っては駄目だ。逆に、相手を引き連れて遠くへ離れないと。せめてパスコースができる。

 そんなチームを目指すクラブができることを期待する。その向こうに代表がある。

それでもなんとか

 現実的にワールドカップは来月にある。個人的な理想はあるが技術的な向上は難しいだろう。チーム力の向上を求めるところだけど、伝え聞く情報では現時点のやりかた以上のことはしないようだ。

 外国に行って、選手同士が団結すればいいが、外国に行くという刺激だけでは、今の選手たちには難しい。一般人なら、必要以上に仲良くなったりするケースもある。

 できれば、いろいろな手立てを考えて欲しい。サッカーを経験していない人間がチーム力をあげるのに参考にしたら良いのにと思うのは、女子ソフトボールであり、女子バレーボールであり、女子シンクロナイズドスミングだろう。

 

 岡田監督は、もっと宇津木元監督や井村元ヘッドコーチのようになっていい。選手の全人格を否定するような言葉を出していいのではないか。

 チーム力を求めるのなら、まず個人の不必要なプライドをぶち壊すことから始まりだ。サラリーマンサッカーをするのなら、まずは王将社員研修*1をやらせればいい。

 女子バレーボールでは、体育館に布団をひいて、自分ポジションの場所で寝るなんてこともしていたらしい。そこまでとは言わないが、個室や二人部屋よりも、大部屋にして、選手27人を寝させるということはしたらどうかと思う。無視をする関係よりは、取っ組み合いの喧嘩をするぐらいのほうがチームとして成り立っている。

 韓国戦が終了したときに、なぜ、ピッチ上で殴り合いの喧嘩が始まらないかが疑問だった。

 

 時間は無い。せっかくのワールドカップの舞台。日本代表かく戦うべしという試合を見せて欲しい。馬鹿馬鹿しいと思われても、チーム力をあげるすべての手だてを!そして、花束を!

 

 

2009年05月15日

ゴールデンウィーク岩手

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「ゴールデンウィークだからどこかにでかけよう」という発想になったのは、34年生きて初めてかもしれません。

 前から行ってみたかった岩手に行ってきました。小岩井農場の一本桜は満開でしたね。観光客も多かったです。雄大な岩手山と、北上川を見ているだけでも良かったです。

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 宮沢賢治記念館で、パシャッ

2009年04月10日

読まなかったことにしよう(汗)

まー、出版不況はひどい感じらしいんだけど。

http://d.hatena.ne.jp/urashinjuku/20090409/p2

最近のhatenaは、才能のない人間にどうあきらめさせるか。で、盛り上がっています。なんというか、夢をあきらめるのは、タバコをやめるようなものだ、なんて思ったりしています。意志が強くないと、諦められない。んで、それに勝る意志が強い人じゃないと成功しないって世界ですね。


それよりマズいのは、

文系大学院生とか、フリライターとか、そこら辺。

ガチンコで勝負する場がないから、

己の才能のレベルに気付く機会が少ない。

挫折するということがないし、打たれ弱い

「レベルの高い」ところで揉まれていないから。

才能のない大学院生やライターにどうやって進路を思いとどまらせるか

2009年03月31日

無印ノート

無印の新商品なのかな。本日発見。罫線も方眼も自由すぎる自分にはあってなくて最近はもっぱら無地のルーズリーフです。

ただ会社のなかでのデスクワークや打ち合わせなどでは問題ないんですけど外でのメモでは少し不便だなあ、と思っていました。

でも結構無いんですよね。持ち運びに便利なサイズで無地のもの。本日、購入したノートはA6版で無地。しかも下敷き代わりになりそうな厚手の表紙に綴じゴムと外メモ用途としては至れり尽くせりの構造

しばらく試してみます。

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