村上夏美誕生日ss3"REALOVE:REALIFE"

村上夏美の誕生日ss
せっかく小太郎君と仮契約したのにアーティファクトが微妙だとか相変わらず空気感は否めないのですが(汗


まあ、和泉亜子も地味だけにどうも桜咲刹那アーティファクトが(汗


村上夏美の悩み事といえば…

「ただいまー。あれ? 」
村上夏美が部屋に帰ってくると誰もいなかった。
「みんな戻っていないんだ。」
たぶん部活だろうと思った村上夏美はリビングでごろごろ。
「う〜ん、幸せっ。…あれ? 」
テーブルにあったのは1冊のファッション雑誌。たぶん同居人の雪広あやか那波千鶴のものだろう
気にしないつもりだったがなんだか気になるのか眺めている村上夏美
「…なんだか気になる。でも…。」
と、なかばどぎまぎしながらページを開くとやはりきれいでかわいい女性がずらり。そして鏡を眺めて苦笑い。
「私だって着たいけどねぇ…。」
そしてクローゼットを覗くが持っている普段着といえばどう見ても子供っぽいものばかり。それを見てまた苦笑いするが村上夏美にある考えが。
「そうだっ、あの人なら何とかなるかもね。」
そういって出かける準備をするのだった。




「で、相談のためにここに来たんだ。」
「うんうん。」
「ど−してここにくるんだよ! 他にも相談する相手いるだろうが!! 」
と、村上夏美がやってきたのは長谷川千雨のところ。当の長谷川千雨は不機嫌な顔をしている。
「ほら、長谷川さんいろいろな服持ってんじゃん。それに着こなしとかもうまいし。うちのいいんちょちづ姉も大人だからさ…。」
と、村上夏美は勝手にクローゼットを空ける。
「おい、こら、人の話を聴け! 村上!! 」
止めようとする長谷川千雨をよそに人のクローゼットをあさる村上夏美
「これなんかどう? 」
と、明らかにコスプレで目を点にしてしまう長谷川千雨
「ちょっと待て!! モノには順序と言うものがあるだろ!! 」
「え? そうなの? 」
「考えがあるから明日にしないか。」
と、諭されてうなづく村上夏美
「じゃあ、また明日…。」
そういって長谷川千雨の部屋から出ようとする村上夏美を引き止める長谷川千雨
「お前はその格好で出るのか!! 他の連中から奇異の目で見られるぞ!! 」
村上夏美はコスプレのままだった




そして翌日。
村上夏美長谷川千雨を待っていた。
「ごめん、ごめん。調べ事してたら夜更かししちゃってさぁ…。」
「そんな理由なの? 」
話を聞いてジト目になる村上夏美
「とりあえず、村上に似合う服選びだったよな。じゃあ、とりあえず…。」
「あれ、長谷川さんと村上さんがどうしてここに? 」
離しかけてきたのはウェーブヘアーの女性とロングヘアーの女性の二人組。
「どなた? 」
「始めまして滝沢結貴です。たきゆんって呼んでね。」
「同じく河瀬ゆりです。」
「話し聞いていたんだけどきれいになりたいんだって? 」
「私たちも付き合っていい? 」
そんな二人の提案に目を点にする長谷川千雨だったが当の村上夏美は承諾することに
「私、お姉さんたちみたいにきれいになりたいんです!! 」
「お、おい…。」
長谷川千雨はなぜか違和感を感じていたが村上夏美が押し切ってしまう。
「こう見えてもモデルなんだからね。」
「私のこと信じて。」
「まあ、いいか。じゃあ、行こうか。」
と4人で向かったのは長谷川千雨がいつも化粧品を買うところ。
長谷川千雨があれこれ選んでいるが実際にメイクしているのは滝沢結貴と河瀬ゆりのほう。
「うーん…やっぱりそばかすかなぁ。」
「これ、隠せたらきれいになるんじゃない? 」
「やっぱり恥ずかしい…。」
それを見ていた長谷川千雨はなぜだか頭を抱えてしまいそれを見ていた滝沢結貴がにっこり。
「どうしたの? そうだ長谷川さんもきれいにしてあげるから。」
「結構です。」
しばらくすると村上夏美の化粧がおわりまるで別人のような顔立ちに。
「どうかな…。」
それを見た長谷川千雨はなぜだか感心する。
「意外とかわいいな。やっぱり…。」
ほめられた村上夏美はなぜだか顔を真っ赤にするその横で河瀬ゆりがにっこり。
「ほら、自信もって。」
「じゃあ、今度は服だな。まあ、ファッションで人間変るしな。その前に…。」
「??? 」
「お姉さんがた二人は口を挟まないでくださいね。」
「はーい。」
そういって今度は村上夏美の服を選びにブティックへ。
長谷川千雨があれこれコーディネートをするがどれもしっくりこない。
「なんか似合わないんだよねぇー。」
「さすが普通っ子だな。まあ、それが村上のとりえともいえるけどな。」
「長谷川さんひどいよー。」
と遣り合っていると横からすっとファッション雑誌が。
「なるほど…中高生向けのファッション雑誌か…。」
「これならいいかもしれない。」
そして、数十分後。村上夏美は年相応の秋らしい格好に。
「わあ、すごーい。これが私? 」
「結構お似合いだな。」
「村上さん、よかったね。」
「とてもお似合いだよ。」
と、その横で滝沢結貴と河瀬ゆりもニコニコしているのだった野田が村上夏美の顔は複雑だった。




その後4人で近くのスタバへ行くことに。
提案したのは村上夏美だったのだがどうしても確認したい事があるらしい。
「どうしたんだ、村上? 」
「どこかで見たことあるんだよねぇ…。」
「どうしたの? 」
と、聞き返すと意を決して立ち上がる。
「結貴さんゆりさん。今日は手伝ってくれてありがとうございます。すっごく嬉しかったです。でも…。」
「でも? 」
「アキラとまきちゃんだよね? 何で変装したんですか!? 」
それを聞いた瞬間長谷川千雨どころか滝沢結貴と河瀬ゆりもとい大河内アキラ佐々木まき絵は目を点に。
「お、おい。村上どこで…。」
「まきちゃんウィッグつかっているんだもの。それに染めているのがばればれ。私演劇部だからそんな変装すぐに見破れるから。」
「…ごめんね。」
と見破られた佐々木まき絵は正直に謝る。
「でも、どうして? 」
「それは…。」
それは大河内アキラが偶然立ち聞きしていて手伝ってあげたいのだが普通に行っても怪しまれるので年齢詐称薬を使うことになるがひとりだと確実に怪しまれるので佐々木まき絵を誘ったらしい。
「なるほどな。」
「でも、すっごく楽しかった。今度は変装しないでみんなで遊ぼうよ。」
「よかった。」
それを聞いた大河内アキラはほっとするが佐々木まき絵の視線は長谷川千雨に。
「千雨ちゃんも変装したら? 」
「お断りします。」
「そうだもんね。だってネットアイドルでいつも変装してるから。」
「ばっ!? 村上! それしゃべるな! 」
村上夏美の何気ない一言に長谷川千雨は取り乱し3人でくすくす笑っているのだった

補足
タイトルはスフィアです。打倒浜松町のためにも"MOON SIGNAL"を買ってこむちゃでリクエストを出してください(激しくまてw


村上夏美がファッションであれこれ悩んでいて長谷川千雨に相談に行く話が滝沢結貴と河瀬ゆりが入って…
ちなみに滝沢結貴は実写版ネギま!で大河内アキラを演じた女優さんで河瀬ゆりは同じく実写版ネギま!で佐々木まき絵を演じた女優さんです


もともとpRythmeネタをやろうとは思っていたのですが気がついたらこーなった(汗


次の誕生日は綾瀬夕映
その前に毎週ssと休載日ssが(滝汗