日本の社会保障給付112兆円のうち、子どもに使われるのはわずか5%です。



保育園の待機児童問題、小学校の一クラス当たり人数が多い問題、進学にあたり親の経済力格差がものを言う問題…。子どもを支える基盤をつくるための予算が十分に確保されていないことから、多くの問題が起きています。


これではいけない、と作られたのが「ニッポン教育応援団」。教育関係者、メディアなどの有志でつくったグループです。私も賛同して、この日ひらかれたシンポジウムで司会をさせていただきました。


登壇者は社会学者で京都大学准教授の柴田悠先生、経済学者で昭和女子大学グローバルビジネス学科長の八代尚宏先生、ライフネット生命会長の出口治明さん、政策シンクタンク代表の西田陽光さんです。


それぞれの視点で、子ども優先の社会を作る必要性、実行に移す戦略などを話して下さいました。会場は東京インターナショナル・スクールの体育館。この学校をゼロから作った坪谷ニュウエル郁子さんの全体司会も素敵でした。