湖のほとりで

監督:アンドレア・モライヨーリ

イタリアの小さな村を舞台にしたミステリーで、すこし「ツインピークス」のような雰囲気を感じた(あっちほど変態性はないが)。捜査の過程で浮かび上がる村人たちのもうひとつの顔という、ミステリーよりもむしろ人間の業や親子関係というものが芯にあって、非常に地味で静かな映画だが、見応えはあった。どうでもいいが、ヴァレリア・ゴリノってイタリア人だったんだ。。。