野村美月『“文学少女” と神に臨む作家 下』(ファミ通文庫)
素晴らしい。大団円。いや、正直こっち向きENDは多分そうだろうと思いつつも外れて欲しかったんだけど、お気に入りの竹田さんがラストへ向けて稼働停止状態のヘタレのケツを叩いてくれ、おまけにどうやら感情的に動くなんて奇跡を示してくれたんでOK。それに比べれば探偵の弟子の分際でいつの間にやら探偵をさておくほど成長してることなんて。
ところでp.342の6行目、これはやはり、アニメ化だのなんだのと怪しげな噂が飛び交ってることに対する、作者としての意向表明なんだろうなぁ。ともかくも良いものを読ませていただきました。短編集マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/08/30
- メディア: 文庫
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2008年8月の日記に解説とソースあり。また間が良いというか悪いというか。よくもまぁあれやこれやとごたついてる所へ飛んで来るもんだ。偶然の神様って素敵? 皮肉屋?