コロンビア、最終事故報告書を発表 | スペースシャトル | sorae.jp

 どのような装備を用いたとしても、生存できた可能性はなかったのであれば、世界中の宇宙船デザイナーこの報告書を読み、多大の犠牲を払ったこの厳しい教訓から学ぶべきことは、「スペースシャトル型はダメ」ということになっちゃうよなぁ。主翼のカーボンパネルがダメージを受けた時点で希望はゼロ、断熱材が剥離するようなパーツが、再突入時に重要な部分より上にある状態で発射されるという、システムのデザイン自体の問題であった、と。

Star Trek The Next Generation 第108話 "Unification, Part II" 「潜入! ロミュラン帝国(後編)」

データ少佐、私たちが彼らのコンピューターに、アクセスできることは?」
「彼らは気付いていません」
「じゃあ彼らを混乱に陥れる事態を作ろう」

 目の前に転がってるDVDボックスをさておいてスーパードラマTVの録画を視聴中。なんか異様にこの会話が素敵だなぁ。バルカン人とスーン型アンドロイドの組み合わせがここでしか見られないのがもったいなさ過ぎる。もちろんこればっかじゃ無敵すぎて飽きるだろうけど。
 ところでTOSの新作映画、ニモイが出演するってことは、この話の続編からタイムループ、とかだったりするのかしら。ネメシスがアレだったんでロミュラン話はすっ飛ばしても良いような気もするけど。

大森望・日下三蔵[編]『虚構機関―年刊日本SF傑作選』(創元SF文庫)

 好きで追いかけてる作家さんの作品は追いかけてるが故に既読のものが多く、したがって本全体に占める「好みに合い、かつ、未読である」作品の割合が必然的に下がってしまうという罠に嵌ってしもうた。ちょっと残念。

北國浩二「靄の中」

 オチの切れが命、みたいな作品なんで、うっかり感想を書くとネタバレになりそうだけど、えげつなくて身も蓋もない話は好きだなぁ。

林譲治「大使の孤独」

 ミステリー仕立て、の割には題名が出オチのような気が。さすがにこういう本に連作短編の一つだけを収録されるとちょっとツラい(ってのは作者なり作品の問題じゃなく選者の責任ではあるが)。予告されてる同シリーズの長篇次回作に期待。

虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)