JournalSpaceの悲劇:バックアップ取らずに全データ喪失、倒産

これはSQLサーバーのバックアップ手段をRAIDだけに頼ることに決めたIT担当の男の責任だ(そう、会社から盗みを働いて僕にとっ捕まえられて、辞める時サーバーを何台か焼き畑にしてくれた男と同一人物だ)。PHPコードを含むHTTPサーバーの自動バックアップは彼が設定したのだが、何を思ったか、SQLデータにはバックアップシステムを用意していなかったんだ。

 は、アホだ。そいつ一人に全部やらせてた側の責任じゃねぇの? なんのために個人事業じゃなく会社という組織を作って仕事してんだ? 業務の分担と共有と手順書化ができてりゃ、担当者全員がグルで悪意を持ってやらかしたとかじゃない限り、絶対に誰かが気付くだろ。コンピュータのデータのミラーリングやバックアップの意義は理解できても、人的資源の冗長化のためのコストは惜しんでおいて、いざ何かあると個人の責任に帰する、こういう連中を見てるとムカついてしょうがない。ま、こんなクソ会社なら、消滅したほうが世のため人のためだわな。サービス停止、おめでとう。

佐々原史緒『創立!? 三ツ星生徒会 1 そのとき恋3がはじまった』(ファミ通文庫)

 せっかくの心機一転新作だというのに思わず「暴風……」とか呟いてしまうのは、死んだ子の年を数えるようなものか。*1 ともかく、超常の力とかじゃなく、知恵と勇気と気合いと根性で何とかするお話でよかったー。黒いプニプニが出てきたときはどうしようかと思ったけど。まぁともかく会話が楽しい。ラブコメ三角関係はどっちかといえば得手じゃないんだが、さくさく読める読める。是が非でも売れまくって不透明な状況から浮上して完結まで楽しく読めますように。とりあえずはラブコメ局面に「フリルの悪魔」参戦希望、かな。

創立!? 三ツ星生徒会1 そのとき恋3がはじまった (ファミ通文庫)

創立!? 三ツ星生徒会1 そのとき恋3がはじまった (ファミ通文庫)

*1:いや、まだ死んでない。カバーの表記が「全2巻」ではなく「1〜2」になってるのには大いなる意味があるはずだ。