Hatena::ブログ(Diary)

副長日誌 - 私的記録

2009-02-28

JAXA|国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士候補者の決定について

 さて、何がどうなりますことやら。

10年振りの宇宙飛行士選抜はパイロット2名 独自有人飛行への布石か | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
選抜結果から、2つのことが読み取れる。まずJAXAが、「操縦する宇宙飛行士」を求めているということだ。もう一つは、今後は場合によっては生命の危険がある程度以上高い、あるいは生命に関わる決断を行う飛行任務が発生する可能性があると考えていることだ。*:
三菱電機 DSPACE/2009年2月コラムVol.2[二人の現役パイロットが宇宙飛行士候補者に選ばれたワケ:林公代]
ついに日本の宇宙船を操縦? と思う方もいるかもしれない。だが残念ながらJAXA立川理事長は否定。まだその時期ではないようだ。*:

秋田みやび, グループSNE『ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(4)』(富士見ドラゴン・ブック)

 pp.306-307の暑苦しい畳かけがけっこうツボ。良いノリの人たちだなぁ。ま、あとは普通に安定して面白く、わざわざキャンペーン全体の流れからはちょっと小休止な話でまる二話ってことは、まだあと何巻かは続けられるんだろう。よしよし。

 ところでSW2.0、リプレイがこれで7冊、来月再来月にも連続して予定あり、シナリオ集が2冊にサプリメントと、いたって順調に見えるけど、当初からラインナップの中に予定されてたはずの小説ってまだ?

2009-02-27

おかざき登『二人で始める世界征服 2』(MF文庫J)

 文学少年が清々しいほど鈍感、というかいわゆる「天然の人たらし」かな。高槻さんが楽しそうで良いねぇ。確かにこれはいじり回し甲斐がありそうだ。

「……ナチュラルにこういう対応をするんだからやっかいだな」
「……ですよね」
「同感」
p.117

 新たな敵? については、うーん、ボスの考えてることや目的やらと、手段や道具のアンバランスさへの違和感が、とうとう最後まで抜けませんでした。次巻以降で気持ちよく落ち着かせてくれることに期待。

二人で始める世界征服 2 (MF文庫 J お 8-2)

二人で始める世界征服 2 (MF文庫 J お 8-2)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY #11「ある戦士の墓標」

 ダークザギとダークファウストが退場。キングジョースカーレットは結局お遊びネタ? ちょっと散漫なお話だったかも。いっそペダン星人話を全部オミットしたほうが全13話としては収まりがよいのかな?

2009-02-26

人工衛星衝突のデブリで静止軌道への打上げ全てに深刻な影響 : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ

 衝突事故で出たデブリ(宇宙ゴミ)は高度800km以上に広がり、あと5〜6年で共通の軌道に集まってくるだろうって……集まるためには軌道が変わる必要があって、軌道が変わるには何らかの運動量変化をもたらす相互作用が必要で、それってデブリ同士の接触以外には極薄の大気ぐらいしかないよな。5〜6年って早すぎない? そんなハイペースでデブリ同士の接触って起きてるのかしら。

 その事実に照らし、今後の打上げは調整せにゃならんでしょうという次の文もよく分からん。共通の軌道に集まってくれるんなら、むしろそれを避ける軌道を考えやすくなるんじゃないかしら。

 ググって出てきた元ネタであろう記事でも、

"Future launches will have to be adjusted with regard to the fact that the debris [from the collision] has spread over an 800-km area and will gather at a common orbit in 5-6 years," said Alexander Stepanov, director of the Pulkovo Observatory in St. Petersburg.
RIA Novosti - Russia - Satellite collision debris may hamper space launches - scientist

か。むー、分からん。これは誰かエラい人の解説記事待ちだな。

志瑞祐『やってきたよ、ドルイドさん! 2』(MF文庫J)

 二冊目はすっかりお笑い短編集。ま、大きな話が似合うキャラや設定でもないわけで、男どものあまりの報われ無さと雪那の出番の少なさに涙し、委員長の変貌っぷりもシャレイリアの可愛さのなせるわざと納得し、法香の「小学生ノリ」を愛でてれば良いのであろう。良くありがちな、てこ入れのための新キャラ・新設定の追加がみられないのが潔くて素敵。*1

 それにしてもダイターン3って、ネタがエラい古いんだが、どういう作者さんなんだろう? それとも闇鍋に「マップ兵器」を投入するってことはゲーム派かな。ところでイラスト、カラーが使い回しって、最終ページで力を使い果たしたのかしら。

やってきたよ、ドルイドさん! 2 (MF文庫J し 4-2)

やってきたよ、ドルイドさん! 2 (MF文庫J し 4-2)

*1:あえて言えばアリアの名づけとか、鍋や薬草がそれに相当?

2009-02-25

人間が出した「宇宙のゴミ」8選:小さくても破壊力絶大なゴミが大量に | WIRED VISION

 宇宙飛行士による宇宙空間での遺失物として、グローブ(手袋)は伝統的なものになっている*って、考えてみるとちょっと不思議。手に填められておらず宇宙服と接続されていない状態のグローブが、外へ漂い出たり飛んでいったりしてしまう場所に置き去りになってることが良くある、ということだよな。そのときそのグローブに収まるべき手と、その手の持ち主はどういう状態にいるのだろう。

 「外へ漂い出たり飛んでいったりしてしまう場所」は大抵の場合は真空だろうし、グローブがどこかへ行ってしまったら手は剥き出しか、せいぜい船内用の気密性のない手袋をしてるかだよな。宇宙遊泳で外へ出るときには予備のグローブを持って出るってわけでもあるまい。どーやって付け替えるんだ。それとも、エアロック内には予備のグローブが常に多めに用意されてて、かつ、それらの固定がいい加減な状態なことが良くあるってことなのかしら。

2009-02-24

情報処理学会、初の「情報処理技術遺産」を認定

 他の、触ったことも思い入れもない機械についてはよく分からんけど、PC-9801に関しては、次世代に継承すべき重要な意義を持つ技術や製品の保存と活用を図ると謳うのであれば、是非、初代よりもスペック的なメルクマールになる、いわゆる「VM2以降」「Xa以降」を実現するために不可欠なカスタムチップの非公開部分含む仕様とかBIOS ROMのコードを保存しておいて欲しいような気もするなぁ。NECの知的財産権にモロかぶりではあろうけど、いまさら商売の種にできるわけもなし、何とかならんのかしら。

水市恵『時間商人 不老不死、二度売ります』(ガガガ文庫)

 1ページで10年が飛ぶという状況を上手く使うものですな。今回は不老不死になったことにより生じる制約、が主たるネタかな。前作にサックス奏者さんがでてきた話もそんなんだったっけ。*1 だとするとその制約の中でもどんどん能力を伸ばし続ける社長さんスゲー。*2 そして釘バットを普通に持ち歩くカナタさんもっとスゲー。

 このままトキタさんがビジネスライクに徹して、変に寓話的になったり因果応報話みたいになったりせず、まったり続きますように。

時間商人 不老不死、二度売ります (ガガガ文庫)

時間商人 不老不死、二度売ります (ガガガ文庫)

*1:前作との共通点はこのサックス奏者さんとプロ野球チームの名前くらいかな?

*2:それとも脳神経細胞の連接パターンは制約外かな。でなきゃそもそも長期記憶が形成できんか。

2009-02-23

瑞智士記『リビングデッド・ファスナー・ロック』(ガガガ文庫)

 闇に取り憑かれ悪を為す不死者たちを、正義の殺戮者”血祭御前”が斬って斬って斬りまくる!*という紹介を読んで、思わず『クロス・ザ・スレイヤー』*1を思い出すおっさん読者。

 序盤〜中盤の、何が起きてて誰が敵か味方か、それどころかそもそも誰が主役やねん、という状態が、設定のおどろおどろしさと相まってなかなかに良い味。そして↓なんかがめちゃめちゃ格好良くてGood。

「お前に俺は倒せない。それが自然の摂理だからだ」
「摂理? 笑わせんじゃないわよ」
「あたしたちは生まれつき、大地から拒絶された存在なのよ!」
「自然なんて知ったことじゃないわ!」
pp.332-333

 しかしまぁ、気持ち良いくらい主役も主役の目標とする人も物語のキーも女性だね。『戦場のライラプス』もそうだったけど、男どもは実力のあるキャラは敵方か、味方なら前に出ずにせいぜい助言だけする役、あとは守られたり掠われたり手下だったり下僕だったり、ヘタレばっかでやがる。このジャンルでたぶん最も多いパターンと思われるティーンエイジ男性の成長物語を、何が何でもやらないという誓いでも立ててるのかしら。あと、最後のパワーアップ、ちょっと伏線が足りないんじゃぁなかろうか、とは思わざるを得ない気がする。

リビングデッド・ファスナー・ロック (ガガガ文庫)

リビングデッド・ファスナー・ロック (ガガガ文庫)

*1Wikipediaの作品一覧からも忘れ去られてるのが悲しい。

2009-02-22

ろくごまるに『封仙娘娘追宝録11 天を決する大団円(下)』(富士見ファンタジア文庫)

 とにもかくにもまずは完結おめでとう!!! ついにこの日がやってきましたか。あとがきに「ではまた」って文字がないのは、単に初の長篇シリーズ最終巻なんで謝意を強調しようとしただけですよね?

やっとこ読んだ。
馬鹿な頭にゃ荷が重くて、感動とかより混乱の方が勝ってるのは内緒だ。
でも、馬鹿にもわかることもある。

何が「ありがとう」だ。
俺は……じゃねえな、俺『たち』は、好きであんたの本を読んでんだ。
買ってやってる、なんて思ったことは一度だってありゃしねえよ。礼を言われる義理なんざ無いね。

まあ、つまり、なんだ。
ありがとう、なんてのはこっちの台詞だ、このスットコドッコイ!
ろくごまるに追褒録53 最終新刊降臨 >>957 :イラストに騙された名無しさん:2009/02/21(土) 23:58:50 ID:qUbZMQvZ

 キャラ的には静嵐の凄さと、冒頭の雰囲気を一変させた殷雷復活時の言動がなかなかなものでした。そういやこういう、洒落になるかならないかの限界を微妙に外したお巫山戯を飛ばす奴でもあったなぁ。ところで世界の終わりに現れる終極飯店って、宇宙の果てのレストランみたいな雰囲気なのかしら?

 さて、書評だか分析だかの真似事をやってみようかという気にも一瞬はなったんだけど、徒然雑記 : 封仙娘娘追宝録 11.天を決する大団円(下) - livedoor Blog(ブログ)ろくごまるに追褒録53 最終新刊降臨を読んで、そんな畏れ多いことをやってのける気は雲散霧消。世の中には俺の365倍は深く読み込む人がゴロゴロいるのね。しょうがないので、本編と奮闘編のどの部分でも手に取れるよう手元に積み上げ、↓をガイドブックとし、皆さんの考察の進展を眺めながら薔薇の香りの美酒でもたしなむこととしよう。

2009-02-21

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY #10「新たな戦いの地平で」

 ミクラス強い強い。ダンの腰のカプセルに入ってたときの弱さと、コノミやレイに使われてるときの差は、やっぱ「頼むぞ」の一言だけで放り出されてそれっきりか、それとも戦闘中もずっとそばで応援されてるかの違いなのかしら。声をかけると強くなる……はっ、そうか、ミクラスは水の結晶で出来ていたのか(違

火星からバレンタインデー・プレゼント - Technobahn

 火星の場合は風雨による浸食は起らない*……さすがTechnobahn。雨はともかく、つい一週間前に、火星人がうちわで風を起こしてスピリットの太陽電池に積もった塵を払ってくれた記事を載せたことも忘れてるらしい。働き者でいたずら者の彼らなら、クレーターの形を変えることなど造作もないのだよ。

犬村小六『とある飛空士への恋歌』(ガガガ文庫)

 上手いなぁ。話としては思いっきり序章なんだけど、雰囲気と設定だけで一冊読ませて次を待ち遠しくさせてくれるわ。*1 今回は『追憶』みたいに「皇女様はこんなにきれい」的な描写が鼻についたりもしないし。*2 雲と自転車のシーンなんか、「SFは画だねぇ」という名言を思い出してみたり。

 しかし国名も歴史上の出来事*3も飛空機のデザイン*4も別物で、共通点は大瀑布と水素電池ぐらい? これからの移動先にレヴァームとか天ツ上があるのかしら。イスラが浮く岩でできてるとか浮く岩の上なのに1G環境で高度2000mだけど気圧は誰も気にしてなさそうとか風を操るとか、やっぱあんまり考証に頭を悩ましたら負けなのかしら。ウィルス感染で進化した特進種が練気を操ったりする作者さんだし、ま、いっか。

 それにしても今回の「ガ報」で悟った。世の中には折り込みで平然とネタバレする編集者がいるのだということを。

とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)

とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)

*1:と誉めつつも、『追憶』の実績なしにこれを出したらさすがに一巻打ち切りだろうな。その意味ではまさに「追憶が売れたおかげで恋歌が出せる」んだろう。

*2:しかし『追憶』の時点で既に『レヴィアタン』3冊を出してて、商業出版デビューってわけじゃないんだよな。だとするとStarChartLog - 『とある飛空士への恋歌』は「『とある飛空士への追憶』の続編」ではないの考察が当たりなのかも。

*3:50年前の大戦?

*4:オスプレイっぽい描写だし、海水取り込み機構も無さそうな。

2009-02-20

無料ソフトウエア用インストーラの有償販売:ITpro

 や、これはむしろ手口の見事さに感心したりして。無料でダウンロード・利用できるソフトウェアを手に入れる手段について対価を取るって、考えてみればかつて良くあった「付録の『フリーソフト満載CD-ROM』が主コンテンツな雑誌」と本質的に変わらんよな。少なくとも月の土地を売る不動産業者並みにはスマートな詐欺だ。

『マップス・シェアードワールド 2 ―天翔る船―』(GA文庫)

 あらいずみマップス、よろしいなぁ。特にスペースパトロール総督ご夫妻がまるで違和感がない。ソフティカは「銘酒うらりょん」を飲んでるし。あろひろしのコミックも、なんとまた微妙なキャラを拾ってくることか。とりわけ(ヒイ)のエピソードが……

山本弘「勇者のいない星」

 いかにもマップス、正攻法。正面からの本編補間の試み、ですな。

友野詳「たった一つの冴えないやり方」

 面白いじゃないか。百鬼夜翔やらリボーンリバースやらルナル末期のあのgdgdっぷりはなんだったんだ。ひょっとして自分で世界を作るより、こうやって誰かの作った世界に乗っかるほうが向いてんじゃなかろうか、この人。

葛西伸哉「星になり損ねた男」

 自分でもかなりコーナーぎりぎりのクセ球を投げたつもりなのですが、他のメンバーに比べると「だが奴は我々の中では一番の小物」という張鳳気分を味わっております*だそうで、実際、よくもまぁこんなマイナーなキャラを拾い上げてくるもんだ。でも話のテイストは山本弘と並んでマップスらしさがよく出てますな。*1 

新城カズマ「生者の船」

 前巻とはまた別の意味で、一人だけ、マップスのある要素からの連想を元に独自の妄想を展開してるな。それなりに面白いんだけど、これまた、「シェアードワールド」という題目の下でやるべきなんかどうかはよく分からん。というか、前巻同様、関係無い話の最後にちょこっと固有名詞を出しただけ、な気もしないではない。

笹本祐一「四枚目の星図」

 ついに、ここまで誰も手を出さなかった、百の冒険の二つ目以降*2に、と思ってたら、まさかクロノアイズとリンクするとは。さすが、上手いなぁ。

 と、ほとんど文句なし大満足ではあるんだけど、以上で触れなかった残りもう一編がひどい。『みみっく!』でも、いくら何でもありを謳った同人誌であっても小説としての体を為してすらいない本能の叫びだけってのはさすがにどうかと思った御仁だな。

 ま、何を書こうがそれは構わんけど、「俺に書かせろ」な、マップスのファンによるファンのためのものであるはずのこの本で、マップスでやる必要がまるで感じられない。それどころか、基本設定そのものを破壊するようなネタをオチにもってきやがった。ビメイダーと自然発生人(ナチュラリアン)の○*3ってなんだよそれ。ビメイダーと自然発生人(ナチュラリアン)は違うもので、その差は埋めようがないもので、でも差は単なる個性と同等であり共に闘うにあたっては二の次にできるし友情も発生しうる、というポイントを無視した自己満足をやらかしてどうするよ。*4 しかも超つまらんし。

*1:c.f. 『マップス・シェアードワールド2 天翔る船』原作:長谷川裕一、葛西伸哉、笹本祐一、新城カズマ、友野詳、西野かつみ、山本弘、あろひろし、あらいずみるい、環望 ##豪華メンバーによる、マップス本の第2巻より、葛西伸哉さんとアーマードダイオンを応援## | Drupal.cre.jp

*2:あれ、マップス本編が一つ目で外伝のあれが二つめなら、これは三つめじゃなかろうか?

*3:一応こんなのでもネタバレに配慮して伏せ字。

*4:あとリープタイプ頭脳体の○転換ってネタにもかなりどん引き。二次創作のお遊びでもかなりギリギリひどい気はする。

2009-02-19

ハッブル宇宙望遠鏡修理ミッション、実施困難の見通し - Technobahn

 ありゃまぁ。最新の危険評価分析では、「アトランティス」がデブリ・クラウドと衝突を起こす確率は既にNASAのミッション遂行限界値を越えている模様*だそうで、そりゃまぁ、「いいから死ぬ気で頑張れ」ってわけにもいかんけど、つくづくタイミングに泣かされるなぁ。修理を予定→新たな故障が発覚して延期→他のミッションや発射台改修やらでスケジュールがかなり後へ→まさかの史上初の衝突事故、か。

2009-02-18

ケンタッキー州でスペースデブリが落下、米海洋大気庁 - Technobahn

 衛星軌道上でどうにかなる前に地上に影響が及びはじめるのか。確かに、冷静に考えれば、仮に発生した破片がランダムに全方位に飛び散るとして、別の衛星を直撃するよりも圧倒的にデカい地面へぶつかるほうが確率が高いよな。けど確か以前の中国のケースでは地上で云々って話は出なかったような。中国の衛星破壊実験よりも多量のデブリが発生していると考え得る*という推測が当たりなのかも。難儀なこっちゃなぁ。

『異形コレクション 幻想探偵』(光文社文庫)

三津田信三「死を以て貴しと為す 死相学探偵」

 これだけの短編でここまで豪快に何も拾わず放り投げエンドにできるって、すごいなぁ。

多岐亡羊「証拠写真による呪いの掛け方と魔法の破り方」

 思わず『魔地図』『進化論』『ひとにぎりの異形』を本棚から取り出して再読。良いねぇ。いつかはこの二人の話をまとめたものなり長篇も読みたいなぁ。

「あなたの苦しみをただ見守っていただけの神なんて、いないのとおなじ」
「だから、私が願いをかなえる……」
p.186
幻想探偵―異形コレクション (光文社文庫)

幻想探偵―異形コレクション (光文社文庫)

2009-02-17

ダメだこりゃ×2

紅玉いづき『雪蟷螂』(電撃文庫)

 誤字ひどすぎ。感想を書く以前の問題でダメダメ。そりゃ、キーの打ち損じや変換ミスは誰にだってあるし、かつては編集職の端くれだった身として、「なんでこんなものを見落とすの?」というレベルのものが書店に並ぶまで複数人の目を逃れることもあり得る、というのは身に沁みて知ってる。あるいは例えば具体的な名は挙げないが、月刊とか隔月感ペースで新刊を書いててミスが多いことで有名な作家さんもいらっしゃる。

 けど、ストーリーの流れ自体にかかわるキャラクター名を、年に一冊ペースで執筆・推敲・発刊してて、これだけ間違うってのは、作者と編集と校閲のプロ意識を疑いたくなる水準だな。いわゆる「物売るっていうレベルじゃねぇぞ」クラス。

真藤順丈『東京ヴァンパイア・ファイナンス』(電撃文庫)

 ……俺の本来の好みとしては、こういう成田良悟さん的な、複数の小さいストーリーがだんだんと絡み合っていき、最後に一つの大きなドタバタとした流れになるお話はとってもツボなはずなんだが、携帯小説的な文体とキャラクターのせいかひどすぎるラストのオチのせいか、これはダメだわ。いつもならこういう、大ネタばらしをあえてやらずにぶった切りぶん投げエンドもそれはそれでありだと思うんだが、ダメだ、これはともかくあわん。

2009-02-16

銀河系に「地球似」惑星が数千兆存在? 文明の存在も「不可避」か。 | Narinari.com

 その数は1000垓(10の23乗)にものぼる*って、また豪快な数を出してくるもんだ。天の川銀河の恒星数がおおむね1000億=10e11とされてるわけだから、恒星一つあたり10e12個のオーダーで地球型惑星があるわけね。いやあ、『灼熱の竜騎兵』や「J9シリーズ」もびっくりな世界だなぁ。

 で、さすがに気になるのでちょっとググって見ると、ネタ元はこのあたりかな。さすがに元の発表から何がどう伝言ゲームを辿ってOne hundred billion trillion*に化けたのかまでは知らんが。他にもさすがに1000垓ほど豪快じゃないが、trillions*とか書いてるのもあるし。いやぁ、複数ソースを比較確認するandなるべく一次資料に近いところまでソースを遡って辿るのって、大事ですねぇ。

International Space Station Imagery ISS018-E-025501 (1 Feb. 2009)

 via 【ISS】日本初の有人宇宙施設「きぼう」Part3。タマネギの皮の固定法とか、壁のゴミ袋とか、すんごい生活感。しかし閉鎖空間でタマネギ切っても大丈夫なのかしら?

静月遠火『パララバ―Parallel lovers』(電撃文庫)

 きれいで素敵な小品。いや、起きてる事件はけっこうえぐいんだけど、そして「こんな理由で」と思わせるぐらいにはあれなんだけど、第一章のマクドでの会話シーンのイメージだけで、もう、私をファンにするには充分でした。それ以外にも、鉢植えとか花瓶とか、「起きてしまったズレ」がいちいちツボだなぁ。

 過剰に切なさなんかを強調する感じじゃないのもまた良い。で、あり得ないしもし本当にそうされたら一気に興醒めで放り投げるところなんだけど、でも読んでる途中には「何とかしてここからハッピーエンドに持って行けないものだろうか」と思ったりもして。

パララバ―Parallel lovers (電撃文庫)

パララバ―Parallel lovers (電撃文庫)

2009-02-15

中山文十郎, 藤田和日郎『うしおととら 2』(ガガガ文庫R)

 付属極阨(ごくあく)高等学校だの強制収容所だのがあるのか、どんな宗派だ >光覇明宗。

 それより二話目、やはりとらは真由子の、潮は麻子の騎士だねぇ。格好良すぎるよ、こいつら。

「フン、いつもの気まぐれってやつよ。ま、ワシが来たからには茶一杯飲んでる間に終わっちまうだろーからな、おめえは休んでてもいいんだぜ」
「それなら、オレの分を合わせりゃ、茶半分飲む時間で片づくだろ?」
p.360
うしおととら 2 (ガガガ文庫R)

うしおととら 2 (ガガガ文庫R)

2009-02-14

スーパーダッシュ文庫 - 来月以降の発刊予定

 「よくわかる現代魔法 6 Firefox!」が2009年3月25日(水)発売予定の項目へ移動しとるな。さすが、「桜坂洋」「SD文庫」「アニメ化」と三拍子揃っておいて、予定どおりに出るはずはなかったか。

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY 第9話 「暗黒の鎧」

 アーマードメフィラスも、セブンとアーマードダークネスもこれだけ? 派手な割にあっさりと淡泊な。と文句をたれようと思ったけど、予告編のグランデのインパクトですべてを許せる気分に。

*1※リレー衛星「おきな」は平成21年2月12日に月面に落下し、ミッションを完了したことを確認しました。*

2009-02-13

衝突の件の続報いろいろ

 ここCOLLIDING SATELLITES*の項目にポンチ絵(#1, #2)がのってるけど、なんというか、まさに「であいがしら事故」だな。

宇宙空間の衝突事故は大量の「宇宙ゴミ」をばらまいた(宇宙と天文学全般) / 科学ニュースあらかると - 衛星衝突事故
双方ともに「衝突回避の為の軌道変更」を行う 能力を持たなかった為、あえなく衝突*:
イリジウム衛星衝突事故、衛星電話サービスへの影響度は限定的 - Technobahn
喪失した「IRIDIUM 33」の前後を飛行する衛星の間隔を調節することにより13日までに通信サービスのリカバリーを行う*:

 「衝突回避の為の軌道変更」を行う 能力*は持たないが、間隔を調節すること*はできる……どういう衛星なのかしら。ま、日本語プレスリリースには衛星の間隔がどうこうという文言が見受けられず、かつ、後者がTechnobahnであるってあたりがポイントなのかもしれんけど。

 人類生存圏から遙か彼方の放射能汚染より先に心配するべきことがあるんじゃないかという気がするんだが、専門家の意見のうち放射能汚染以外のことが理解できないマスコミ屋さんフィルターのせい、ということにしておこう。

 これはよいまとめ記事。あと人工衛星同士の衝突事故発生 - スラッシュドット・ジャパンも、コメントが集まったらまた見ておくべし >俺。

 ところでこのタイミングでスペースデブリの研究が更新されてるのが、間が悪いのか良いのかよく分からんがすごすぎる。

『SFが読みたい! 2009年版』(早川書房)より、期待リスト

 さて、このうちどのくらいが本当になりますやら。

発行レーベル 
早川書房Jコレクション野尻抱介『天穹の羅針盤』、長谷敏司『誰のための物語』、林譲治ファントマは哭く』、山本弘『地球移動作戦』
早川書房想像力の文学田中哲弥『猿駅/初恋』(3月)
早川書房文庫JA小川一水(全十巻の巨大シリーズ)(9月〜)、森岡浩之星界の戦旗V』、秋山完
角川春樹事務所 小川一水の連載
河出書房新社奇想コレクションジョージ・R・R・マーティン『洋梨型の男』、フリッツ・ライバー『跳躍者の時空』
河出書房新社河出文庫『ハローサマー、グッドバイ』の続編
光文社 梶尾真治『ボクハ・ココニ・イマス』(2009年後半)、朱川湊人ウルトラマンメビウス』、小林泰三の文庫書下ろし(年末)
東京創元社 2009年度版《年刊日本SF傑作選》(夏前)
徳間書店 古橋秀之『百万光年のちょっと先』(夏頃)、山本弘『世界の中心のウェンズデイ』(何とか2009年中に)

2009-02-12

通信衛星が衝突し、大量の宇宙ごみが発生 - 国際ニュース : nikkansports.com

 高度1,000km近傍ですでにケスラーシンドロームが始まりつつある*ところへ、新たに約800キロ上空で*最初の観測だけでも更に600個*1追加か。やれやれ、後年、「あれがケスラーシンドロームの始まりだった」「あれが人類を地上に封じ込めるとどめの一撃だった」とだけは言われませんように(お祈り)。

壁井ユカコ『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち〈6〉Blood Party!』(電撃文庫)

 なんか最終巻に来ていきなり謎と怪異風味が濃くなったような気も。ま、三年後も山田パパが着ぐるみだったんで、この人を勘定に入れれば最初っからファンタジー世界だったわけだし、それはそれでいいか。↓の感想がとってもしっくりくる。ただそれだけのこと*……おとぎ話だったんだなぁ。

それは、「鳥籠荘」が、そこを必要とする人の前に現れるのだということ。だから華乃子はもう鳥籠荘に帰ろうとは思わなくなったし、キズナはやっぱり鳥籠荘に帰ってくる。どちらがよくてどちらが悪いというわけではなく、ただそれだけのこと。
phantasmagoria:壁井ユカコ「鳥籠荘の今日も眠たい住人たち6 Blood Party!」 - livedoor Blog(ブログ)

 吸血鬼ばなしは……これはこれでまあええやろ。完結記念のお祭り、ということで。

*1initial radar tracking detected some 600 pieces of debris*

2009-02-11

インド、2015年を目標に独自の有人宇宙飛行を実施へ - Technobahn

 打上げ用の有人ロケットには今年か来年中の初打上げで現在、開発が進められている大型ロケット「GSLV-III」を用いる*って、打ち上げ実績どころかまだ一つ目の機体もできてない段階で有人飛行宣言って大胆やなぁ。しかし考えて見りゃマーキュリー計画なんかだって五十歩百歩な状況だよな。てことは今のインドの(おそらくは中国への)対抗心や焦りって、冷戦真っ盛りにスプートニクやボストークにしてやられた米国並みってことなのかしら?

支倉凍砂『狼と香辛料〈10〉』(電撃文庫)

 ここ何巻か、ちょっとダラダラしてきたかな、みたいな感じもしてたけど、今巻は良いね。やっぱ一冊に一回は知恵と決断でスパッと鮮やかに決まるところを見せてもらわないともの足りん。でかい話もそれはそれで悪くないけど、数ヵ月に一度かそれより間の空く刊行ペースだと、一冊一話完結の方が馴染む気がする。

 で、ラストに受け取った情報をもって、寄り道編も終了、なのかな?

「俺には多少の知恵と、経験がある。コルには冷静さと、発想力がある」
「わっちにはなにがある?」
「義務がある」「俺との旅の話を美談にして永遠に語り継ぐ義務がな」
p.251
狼と香辛料〈10〉 (電撃文庫)

狼と香辛料〈10〉 (電撃文庫)

2009-02-10

CBS、オリジナル版スタートレック全作をネット上で完全無料公開 - Technobahn

 「ま、DVDボックスもってるし、英語のヒアリングできないし」と酸っぱい葡萄モードに逃避しようと思ったら、HD対応のリマスター版*ですと!!! 視聴は米国国内からのみに限定されており、日本からアクセスしても視聴することは困難*って、確か割と最近、かぐやのHD画像をディスカバリーのサイトから見たよな、へっへっへ。トライしよう。

川原礫『アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還』(電撃文庫)

 「上手いけど尖ったとこが欲しいよなぁ、次を買うかどうかは微妙」が正直なところなんだが、川上氏の「解説」が良いね。これで妄想喚起力が50倍アップしてるわ。

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)

2009-02-09

木村航『ミラクルチロル44キロ―Bパート・ミラクルフレーバー』(メガミ文庫)

 Aパートからそのまま引き続いてパワフルに突っ走ったお話、でした。イタい青春に無縁だったandナマな人間関係/家族関係にはこれからも無縁そうな人的には、キラキラしてて憧れるけど着たら似合わないことが分かってる服をショーウィンドウ越しに眺める気分、かな。

NASAの土星観測衛星「カッシーニ」、バックアップエンジンに切替へ - Technobahn

 バックアップ・スラスターは主系統の「branch A」と同一の8機のロケットエンジンで構成*……リッチだ。Almost all Cassini engineering subsystems have redundant backup capability*という文言がとっても誇らしげ。さすがはディスカバリー計画移行前の機体だけのことはある。はやぶさの徹底的なリソース節約と使い回しっぷりと比べると、涙が出そう。

2009-02-08

JAPOD dayframe(APOD: 2009 February 6 - Space Station in the Moon)

 美しい。ステーションの色合いは地球の反射光なのか……

http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/image/0902/ISS_0082_2009-02-02x2cropped800.jpg

高殿円『プリンセスハーツ 恋とお忍びは王族のたしなみの巻』(ルルル文庫)

 なんとも毎度毎度、ジルの陥る苦境は敵の陰謀で、ルシードの苦境は自業自得だなぁ。ま、それはともかくイラストレーター交代を素直に寿ぐ。正直いまの人にしても、そもそも少女漫画全開な絵柄で俺の好みの範疇ではないし、また前の人もパクリ疑惑なんぞはどうでも良いんだが、あのノペッとした平たい顔にギョロリとデカい目玉が剥いた、インスマス面を思わせるイラストだけは耐えられんかった。前にも同じこと書いたが、いまからでもカバーと挿絵を全部差し替えた新装版を出してくれたら買うぞ >小学館。

 で、すっかり記憶が吹き飛んでて気がつかなかったけど、プリンセスハーツ 〜恋とお忍びは王族のたしなみの巻〜 - どこでもないところによればあれがフランだそうで、おお、『そのとき』を読み返さなければ。

2009-02-07

東雅夫[編]『リトル・リトル・クトゥルー―史上最小の神話小説集』(学習研究社)

 妙に印象に残ったのが謎村「銀河の間隙の先から」。二次創作短編として珍しいというほどのネタでもないんだけど。

 さすがに111編の感想を書く気力はないし800字以下をネタバレなしに紹介する技術もないので別の角度から。奥付の上のイラストが妙に気になって仕方がない。あとお気に入りは練り消し製らしい「角度のわんこ」と「冗談真実(ジョーク トゥルー)」という筆名。

 しかしこの本、考えてみれば恐るべき危険物だな。「パクリ指摘厨」の手にでも渡ってしまったら、今後の神話ネタ使用にあたっては本書の111編のどのプロットとも描写とも重ならないようにせねばならんかもしれん。

リトル・リトル・クトゥルー―史上最小の神話小説集

リトル・リトル・クトゥルー―史上最小の神話小説集

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY #8「潜入者を撃て!」

 オキの眼力はさすがですな。一目で偽物と見抜くとは、科特隊や(サコミズを除く)GUYSの皆さんに爪の垢を分けてあげていただきたいものです。あと、ガラゴンとかカネゴンとかヤメタランスとかコニタンの「大怪獣バトルファイル」も見てみたいし。しかしどうせなら、ザラブ星人の脳内クマノとオキに怪獣を呼び出ささせて欲しかった。オキのデッキ、モットクレロン以外の二体は何かしら。クマさんは、うーん、ガルベロスがゴモラ相当の肉弾戦の主力なら、リトラ相当の空戦力にペドレオン、エレキング相当の飛び道具持ちにメガフラシあたりかしら。

2009-02-06

スタートレックの「バトラフ」を使ったコンビニ強盗 - スラッシュドット・ジャパン

 ありゃま、近くに不時着して農夫に追われたのかしら。送り返すためのワープ5宇宙船の準備ができるまで、ちょっと待っていただけますでしょうか >「クリンゴット」の人。

国際宇宙ステーションで異常事態、リブーストで異常振動が発生 - Technobahn

 これまでのリブーストでは発生し得なかった異常振動がISS全体に発生*今回生じた振動はISS設計時の許容範囲を上回る*構築開始から10年が経過し、老朽化も目立ってきたISSにとっては看過しえない問題*って、なんか末期のミールみたいな悲惨な香りが漂ってきて怖いな。Technobahnと英文ソースなんで様子見しかできそうにないが、どうにか切り抜けてくれますように。

2009-02-05

最も小さい系外惑星を発見 | 系外惑星 | sorae.jp

 トランジット法で地球の2倍以下サイズって、何%ぐらいの光量変化をとらえたのかしら。仮に太陽-地球系を外から見たとすると、直径1,392,000*kmの手前を直径12,756.3*kmが横切るわけだから、比の自乗が8.4e-5、およそ1万分の1ってとこか。宇宙望遠鏡の性能のすさまじさだなぁ。

小牧雅伸『アニメックの頃…―編集長(ま)奮闘記』(エヌティティ出版)

 リアルタイムで俺が買ってたのはpp.178-247かな。もう一年早くこっちに足を踏み外してたら、なんか変わったのかもなぁ。とやくたいもない妄想をかき立てられました、まる。池田憲章さんの企画が進んでるとのことで、それにも期待。

アニメックの頃…―編集長(ま)奮闘記

アニメックの頃…―編集長(ま)奮闘記

2009-02-04

瑞智士記『戦場のライラプス』(トクマ・ノベルズEdge)

 うは、最悪の後味。はなっからハッピーエンドはあり得ないような雰囲気と舞台設定で、途中からはどう考えてもどちらか片方、あるいはあわせて一人しか生き残らない気配がプンプンしてたけど、最後に最悪のオチできたか。これは、対象年齢の高いレーベルに移籍してきて正解だな。

 いやもう、戦場のライラプス - つちのこ、のこのこ。(はてな番外地)でレビューされてるとおり、描写も形容もいちいちぎこちないんだけど、んなものを吹き飛ばしてあまりある破壊力でした。いいぞ、もっとやれ、たまにはこうして、萌えもラブコメも百合も学園異能もぶっとばしてしまえぃ。

戦場のライラプス (トクマ・ノベルズEdge)

戦場のライラプス (トクマ・ノベルズEdge)

2009-02-03

早稲田大学×NASA 「月の砂」クリーニング技術完成 - TOKYO MX *TOKYO MX NEWS

 via ネタ帳 - Space Fighter Now。面白いな。特に↓のきっかけのお話が興味深い。

この技術、もともとレーザープリンタのトナーを動かすことを目的に開発されていました。「数年前、ルナダストがこれから宇宙開発をする際問題になることを知って、われわれのトナーの研究成果が使えるのではないかと」【早大大学理工学術院、川本広行教授】

 で、トナーから始まって月の塵にも有効ってことは、もっと一般的な微粉末付着対策に使えるんだろうな。だとするとスピリットとオポチュニティの技術にこれを組み合わせれば、奇跡や偶然に頼らずに数年単位の活動が可能な遠隔探査機ができるのかしら、わくわく。

冬樹忍『たま◇なま〜キミは、何故生きている?〜』(HJ文庫)

 以前に適当に書いたラスボス予想*1が、微妙に当たらずとも大ハズレではない、ぐらいのところであった。なお、これのどこがそれなりに「大ハズレでない」かを説明しようとすると思いっきりネタバレになりそうなんでパス。

 それはともかく、やっぱこの話のラストはこうでなきゃ、というところにきれいに着地してくれました。ま、ぶっちゃけ、応募作で一巻完結の一冊目と同じといえばそれまでなんだけど、「透が喪失した穴を何とか埋めて由宇と歩き出す」以外にはあり得んし、それをコタツな雰囲気を保ったままでやっていただきました。予定調和もまたよし。

「『めでたしめでたし。彼らはその後も、ずっと幸せに暮らしました』」
「いい言葉だ」
p.294
たま◇なま~キミは、何故生きている?~ (HJ文庫)

たま◇なま~キミは、何故生きている?~ (HJ文庫)

*1で、ユニマトリックス・ゼロってことは、すべての破片と欠片とヒトを取り込もうとするボーグ・クィーンがラスボス、だったりして。*

2009-02-02

さすがぼくらの火浦功

 こんなこと書いてたら、浅間山が噴火しました。まさか既刊の新装版発売の第一報だけで天変地異とは。いや、ここは逆に考えるんだ。事前に警戒レベルの引き上げがなされ、小規模*周辺の居住地域に影響を及ぼす大規模な噴火が発生する可能性は低い*程度ですんでるということは、せいぜいが「新装版へのあとがき」ぐらいしか執筆されてない、ということなんだろうな。ある程度以上の加筆だの新作短編の追加なんぞがあったりしたら、まさかこの程度では済みはすまい。

ところで

 浅間山噴火、事前の警戒レベル引き上げに初成功…気象庁 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)によると、今回のはけっこう画期的な出来事だったんですね。

2009-02-01

火浦功『仮免MS・豪田みのり(仮題)』朝日ノベルズ

 via ソノラマノベルス、朝日ノベルズ - 2009年3月刊 - ラノベの杜。なるほど世界大不況も起こるわけだ。岩本隆雄ソリッドファイター完全版にろくごまるにに、とうとう火浦功か。ユーモアSFの旗手の初期代表作が、ファン待望の大復活とのことでどうやら新作ではなく単なる再刊らしいが、油断はできん。非常持ち出し袋でも点検しておくか。

菅沼誠也『ストップ☆まりかちゃん!』(電撃文庫)

 題名やイラストの雰囲気からみのりちゃんかと思ったら、若奥さま八神くんかいっ!!! バイオ系でグロ可愛いってのが新しいかな。鞠歌の作り出す生物は、すべからく「きもちわ類」ですなこれ*という感想が的確すぎる。

 いやぁ、バカ話好きとしては、こんな変なものを今まで積んでいたことをちょっと後悔。しかし発売から丸一年経つってのに次の噂が聞こえてこないところを見ると、売れ行きはアレだったのかしら。ま、確かに電撃よりは、SF Japanあたりに毎号中編一つずつ載せてエリカ部長と張り合う、とかのほうが似合いそうではあるな。

ストップ☆まりかちゃん! (電撃文庫)

ストップ☆まりかちゃん! (電撃文庫)

今月のカレンダー

 ひょっとして4列に納まってるのって、充分に珍しいよな。2月1日が日曜日で閏年ではない年って、ほぼ28年に3回、で良いんかな?*1

f:id:rev-9:20090201113301j:image

*1:この程度のことに疑問符を付けてるようじゃ、小学校入試も怪しいな。やっぱおまえ、数学科じゃなくて算数科だろ >俺。

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