Hatena::ブログ(Diary)

副長日誌 - 私的記録

2009-03-31

NASAの宇宙トイレにスティーブン・コルベアの名前が冠されるかも : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ

 偉大なるコメディアンに敬意を表すると共に独特のユーモアを発揮して、新開発の宇宙トイレにColbertの名前を冠するかどうかを検討中……さすがメリケン人は、ギャグの落としどころを知っとるのう。日本だと、愛称を公募したけどトップになったのが権利関係かなんかで使えなくて二位を採用したのが「いぶき」だったっけか。*1 ま、お遊びで集中砲火を喰らうのと権利関係でどうしようもないのとでは事情は違うんだろうけど。

(いろんな意味で)泣けてくる。

 ※強調はいずれも引用者。

 実は、これまでのALMA計画の推進には、紆余(うよ)曲折があった。構想が出てきたのは1983年。最初は日米協力で計画を進めていたが、90年ごろから欧州が参加。日米欧の国際協力プロジェクトになった。
 ところが、米欧がすぐに予算を用意できたのに対し、日本は小泉内閣の構造改革の余波で、大型研究予算がなかなか通らなかった。このため、2002年にまず米欧の予算で建設が始まり、日本は2年遅れの04年から本格的な予算が付いて、途中から合流する形になった
 石黒教授は「日本だけが会議の場で決断できず、持ち帰って文部科学省を通じて財務省から予算をもらわないといけない。米欧はそれぞれ、毎年100億円ぐらいは自分たちの意思で自由に使える。この違いは大きい」と話す。
電波望遠鏡ALMA計画、120億年の宇宙の歴史探る : ニュース : 宇宙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 お金を使うと決める権限がないのにそういう会議へ出席するのって、キツいだろうなぁ。

 宇宙航空研究開発機構および三菱重工業株式会社は、種子島宇宙センターにおいて、平成21年3月27日に実施する予定としておりましたCFT第1回目燃焼試験を、試験当日に発生した冷却水供給異常事象※により延期しておりましたが、原因究明の結果、移動発射台に冷却水を供給する供給元弁(手動弁)が閉となっていたことが原因であることが判明いたしました。
JAXA|H-IIBロケット第1段実機型タンクステージ燃焼試験(CFT)第1回目燃焼試験日について

 ……作業手順書作成の過程で抜け落ちたことに関する原因調査も必要でしょうね……

赤松中学『緋弾のアリア Ⅲ 蜂蜜色の罠(ハニー・トラップ)』(MF文庫J)

 モードが切り替わらない限りは一般人プラスαレベルと、名探偵の子孫のくせに超武闘派という組み合わせ、あからさまで露骨な伏線を出してもキャラクターたちは気付かない、という話の進め方をするのに便利だな。伏線は意地でも回収する作者だけに、読者に伏線が気付かれない(のであとでの回収描写も理解されない)という悲しい事態を防ぐためのテクニックに違いない。

 で、ラストで明かされる、キンジの兄に関する驚愕の事実が、いろんな意味ですごい。こら確かに、滅多なことでは話題に出したくなくなるわけだ。ちょっと考察するに、「モードチェンジ型の異能は、自分の意志で自由に任意のタイミングでOn/Offできるかどうかで強さがまったく変わってくる」という一般論と、「ヒステリアモードは、そのトリガーも持続時間も性的興奮に依存する」という設定を組み合わせると、「遠山一族の男性は変態ほど強い」という結論が導かれることになるのだな。ま、さすがに次から次へと変態さんがゴロゴロでてくることにはならんだろうが、とりあえずはお兄さん最強、かな。でもいちばん怖いのは黒雪さん、本筋になんも絡まんかったのに。

*1:どっかで読んだような気がするけどソースが見つからん。

2009-03-30

葉村哲『この広い世界にふたりぼっち Ⅲ 神狩の夜』(MF文庫J)

 なんとまぁこのバカップル。

「ところでシロ、お金は持っているんですか?」
「なんという、盲点」
「ふっ、資本主義経済とは恐ろしいものだな」
pp.30-31

そして二人は、末永く、幸せに暮らしました、まる。まさしく『二人』でいることそのものが幸福である。閉じた世界の少女と狼前巻あとがき幸福な結末を迎えましたとさ。その過程でなんか世界にも神様にもいろいろあったけど、そんなことはバカップルの幸せと、たぶんなんかの隠喩に満ちた美しい絵柄の前には、些末なことだったんでしょう、きっと。

この広い世界にふたりぼっちIII (MF文庫J)

この広い世界にふたりぼっちIII (MF文庫J)

2009-03-29

asahi.com(朝日新聞社):天体望遠鏡使いCO2監視計画 東大、チリの高地で - サイエンス

 浮世離れしていて実利がない天文学が地球を救う役に立てればうれしいって、どうせちゃんと説明しても理解しないであろうマスコミ屋さん相手の自虐ギャグということならいいんだけど、というか是非なんとしてもそうであって欲しいんだけど、万が一もしも本当に、本職で一線の研究者がこう思ってるんなら、かなり悲しい。自分の研究の意義を誇りを持って社会に語る*1ことのできない人は、こういうところで人前に出てこず象牙の塔の奥に籠もってこっそりやるか、さもなきゃ税金と一切無縁の私設研究所を作って自力でやって欲しいと思う。

なんか薄い×2

藤澤さなえ, グループSNE『ソード・ワールド2.0リプレイ たのだん(2)』(富士見ドラゴン・ブック)

 薄い。物理的に薄いうえに中身も淡泊だなぁ。もうちょっと、こう、せめてサプリメント的な要素とか、*2 あるいはSW - ソードワールド短編集 -その111- >>608-612の指摘どおり、扉コミックとかがあると、ずいぶんと印象も違うんだろうけど……

城崎火也『ドラゴンクライシス! 8 最強メンバー集結!!』(集英社スーパーダッシュ文庫)

 薄い、軽い(いろいろと)。うーん、なんで我ながら、同作者の似たような萌えハーレムパターンものな『撲殺人魚渚ちゃん』に比べてこんなに辛いんだろう。男性主人公がなんかよく分からんけど血筋的っぽい強大な異能の力を持ってるのが性に合わんのかな。知恵や勇気や根性や口車や幸運だと気にならないし、謎の強大な力であっても血筋的ではないものであればなんとも思わんのだけど。あるいは、命のやりとり的バトル→でも誰も死なない→改心or意外な事実が判明して和解、ばっかりで緊張感がないからなのか。

 それともそもそも、こうやってごちゃごちゃと考察めいたことを考える人むけの作品じゃなく、素直にお気に入りのキャラのかわいさを愛でてればいいような気はひしひしとするけど。とか言いつつ今巻では迷宮の罠が気になってしょうがない。存在自体は既にあったものを利用と書かれてはいたけど、ノーメンテで動作可能状態を保てるのか、何かが引っかかった場合の後始末と再設定はどうするのか、下っ端種族だの魔法生物(マジック・コンストラクト)が存在するようでなし、実は魔法的な罠でマナの力によって再生するって様子もなし、かといって『フォーチュン・クエスト』な世界観でもなし。実は迷宮の主がいちいち落とし穴から犠牲者を引っ張り上げたり転がった岩を元の場所へ運んだりしてると笑えるんだが。

*1:たとえ多少のこじつけめいててもいいからさ。

*2:GMと筆者が別人なんでそういうこともやりづらいのかな。

2009-03-28

まだ望みはあると思って良いのでしょうか、エンターブレイン様。

 佐々原さんの既刊が紹介されてるファミ通文庫◆FB Online◆で、完結したシリーズの表記は「全○巻」になってるのに対し、『暴風ガールズファイト』シリーズは「1〜2巻」なのですな。『創立!? 三ツ星生徒会 1』のカバーに続いてここでもとなると、これはもう、確信的にやってる表記ですよね?

MRO、火星に春が到来 | 火星 | sorae.jp

 確か極冠のドライアイスって、夏には完全になくなって、秋〜冬に新たに積もるんだったよな。それが春になってこうやって吹き出すってことは、冬の間に、一様に昇華することができなくなるくらいに砂ぼこりがドライアイスを覆うってことか。なるほど、太陽電池を火星人に掃除してもらわなきゃならんわけなんだなぁ。

丈月城『カンピオーネ! Ⅲ はじまりの物語』(集英社スーパーダッシュ文庫)

 そうか、護堂はささやき戦法が強力な力を持つポジションの人であったか。なるほど黄金の剣を最終兵器として使いこなすわけだ。

 それにしても、1巻2巻と比べると、グッと読みやすくなった気がするな。蘊蓄の位置が戦闘中からその前後に移動したせいもあるだろうけど、作者の上達もあるのかな。サラッと「エリカが如何にデレたか」の話をもう一つ埋め込む余地を作ってみたり、なにげに技巧的にもレベルアップしてるんじゃなかろうか。

2009-03-27

ニュース - 科学&宇宙 - 隕石と小惑星の関係を初めて実証(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

小惑星と隕石サンプルの関係を明確に体系化することに成功している。これは世界で初めてのことだ。今回手に入る情報は、NASAが膨大な費用をかけて小惑星まで出かけて入手するものと同じ価値を持つ

 面白い成果が得られたことを寿ぐべきか、波瀾万丈な運命に更にもうひとつ、「いまになって世界初を逃すことが確定した」が加わったはやぶさのことを思って感慨にふけるべきか、悩ましいニュースではある。

茅田砂胡『クラッシュ・ブレイズ 海賊とウェディング・ベル』(C★NOVELS Fantasia)

 リィもルウもシェラもファロット組も出てこない、『クラッシュ・ブレイズ』というよりは『スカーレット・ウィザード後伝』。なにこれ面白い。ここ何冊かのマンネリとグダグダはなんだったのよ。キングをタクシー代わりと黒を呼び出す係に、女王を権力と武力を陰で振るう担当にしてたのがどれだけ勿体ないか、しみじみ思いましたわ。で、当然ながら、もう金も黒も銀もゾンビ組もどうでもいいから、今巻ではジャスミンがよりいっぱい活躍したんで、次巻はケリーのターンでありますように。

「それで主砲を撃てるのかよ?」
「任せろ。得意だ」
そしてジャスミンはその通りにしたのだった。
p.192

 そして↓のお知らせに歓喜!!!

六月一日発売、角川スニーカー文庫『レディ・ガンナーと虹色の羽』です。
あとがき

任意のコード実行の恐れ:Firefoxに深刻な脆弱性、修正パッチ公開へ - ITmedia エンタープライズ

 元ネタを見ても、回避策についてはなんも触れられてないな。てことは3.0.8が来るまでは怪しいところに近づかないようにしながらビクビクするしかないのかな?

2009-03-26

NASA、ハッブル宇宙望遠鏡修理ミッション実施で最終決定 - Technobahn

 おお、何とかなりそうなのね。良かった。

 ハッブル宇宙望遠鏡修理ミッションに関しては2月に起きたイリジウムの「IRIDIUM 33」とロシアの「Cosmos 2251」の2機の衛星の衝突事故で生じたデブリクラウド(デブリ群)の発生によりリスク評価度が急上昇する事態ともなっていたが、今回、改めてリスク評価分析を行ったことにより、アトランティスがハッブル宇宙望遠鏡修理中に2月の衛星衝突事故で生じたスペースデブリと衝突を起こす確率は低いとする最終判断に至った模様だ。
NASA、ハッブル宇宙望遠鏡修理ミッション実施で最終決定 - Technobahn

比嘉智康『ギャルゴ!!!!! 5 地伝英雄逃亡大全』(MF文庫J)

 まる一冊エリアスの出番がないよう、しくしく。これが今回のサブタイトルの含意なのかな。だとするとエリアスが英雄? それともギャルゴさんがどんどん周囲にヒーローMBとして認められつつも、強敵との直接対決をラストまで避けまくってるというのを表してるだけ? うーむ、謎だ。最終的にどういうところへ着地するのか、さっぱり分からん。まぁよい、次巻のクライマックスを待とう。

 で、一冊増えたってことは、この一冊では伏線を回収しきれなかっただけなのかしら。それともなんかメディアミックスなりなんなりで今月完結にするわけにはいかなかったとかかな。ま、引き延ばし感とはほど遠い出来映えなんで、きっと前者なんでしょう。

 しかし良く読むとグロえぐい中身を軽く書けるってのもまた一つの芸だなぁ。噂長の描写なんて冷静に考えたら、超弩級のストーカー魂が、ホラーどころかモンスターの身体に納まってるみたいなもんだ。ハナさんの虐待話だって、リアルに想像したら、めっちゃ怖い絵になりそうだ。

ギャルゴ!!!!!5 (MF文庫J)

ギャルゴ!!!!!5 (MF文庫J)

2009-03-25

細音啓『黄昏色の詠使いIX ソフィア、詠と絆と涙を抱いて』(富士見ファンタジア文庫)

 第二楽章(エピソードⅡ)が終奏で、次巻で終楽章か。9冊かけてヒロインからヒーローに成長したネイトくんが、普通の人から謎のお姫様になったクルーエルを救いに行くわけね。ぜひ、素敵な大団円を希望。

 ところで、イラストは好きだしなんの文句もないんだけど、腐り落ちながら赤熱して膨張していく竜だけは、グロい化け物の好きな読者としてはちょっと見てみたかったり。そればっかりは竹岡さんでは無理だろうなぁ。

ここ数日、妙に面白いネタが立て続けに。

 今年後半にはLHCも再稼働するんだっけ。*1 ひょっとして何十年かあとに、「1905年=アインシュタインの驚異の年」みたいに「2009年=素粒子と量子の豊穣の年」とか呼ばれたりすると楽しいなぁ。

「マイナス1個の光子」観測──阪大大学院生らが成功 | 日経ネット関西版

 ブクマで紹介されてる元記事を自動翻訳してみたけど、Hardy's paradoxとやらがそもそも分からん状態で読んでも何が何やら。どうにか読み取れたのは、粒子と反粒子対消滅に関する観測問題みたいだけど、今回の実験ではそれと等価な状況を、偏光によって量子もつれの状態にある光子を使って再現した、そしたら思いもよらん結果が観測された、ぐらいか。

ニュース - 科学&宇宙 - 未知の素粒子を発見、フェルミ研究所(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

 未知のハドロンが見つかって、従来の理論では、クオークや反クオークをどのように組み合わせてみても発見されたような粒子は構成できない*ということは、テバトロンで手が届く程度のエネルギー領域でも標準理論が不完全か、あるいは第4世代のクオークがある、という理解でいいのかな。後者だとすると、クオークがあるならレプトンもあるのが自然だけど、ニュートリノ振動の観測からは3世代だけで辻褄が合ってたんだっけ? それとも既知の3世代よりグッと重い4世代目は存在し得るんだっけ。ちょー重い第4世代となると、電荷-1のレプトンでもってミューオン核融合みたいな作用が存在したりするんじゃないか、とか妄想が膨らむな。

*1この指摘によって遅れるかな? 9月頃の運転再開までに改良が加えられる見通し*だそうだから大丈夫っぽいけど。

2009-03-24

Ares I-X delayed - Atlantis rollover to VAB completed ahead of dual pad option | NASASpaceFlight.com

 via Ares I-Xは7月末以降に延期−ハッブル救援シャトルは2パッド使用へ - 宇宙ニュースの小部屋。Ares I-Xが遅れてくれたおかけで、ハッブル修理ミッションがきわどいことをやらずに安全を確保できる、と。宇宙開発ファンとして喜んでいいのか悲しむべきか、とっても微妙な気分です。

人の深読みに便乗

 あんまり深く考えずになるほど題名も「マロングラッセ事件(仮)」からこれに変わるわけだ*とか書いちゃった人としては、深読み合戦は楽しくてしょうがないです。深読みは無理でも、脳みそに小人さんを召喚するぐらいならできるかな?

なぜタイトルがモンブランから栗きんとんに変更されたのか、である。
マロングラッセが不適当でも、製法からすると初期の仮題だったモンブランでもいいはずだ。マロングラッセと対比するにも洋菓子同士のほうがしっくりくる。

これは漢字をひらいた理由に着目すればあっさり片が付く。
そう、おせちの栗きんとんを意識しているのだ。
つまり、秋期事件を冬期に引きずるよ、という意味が込められたものなのである。だからモンブランでは用が足りないのだ。
そして秋の和菓子の栗金飩は栗を潰すが、おせちの栗金団は栗を潰さない
なぜモンブランを頼まなかったのか - Thsc

 えーと、モンブランってのはっと、カップケーキ型のスポンジ生地やメレンゲ、タルト生地などで作った土台の上に生クリームをホイップし、それを螺旋状に包むように絞り出された栗のクリームをあしらう*ものか。なるほど、クリームにまでしてしまうのね。うーん、クリームにまでなってしかも上に乗るだけ、てな状態にまで跡形もなくそうとすると、青春ミステリーの枠を越えそうなので自重した、とか。

 で、おせちの栗金団と掛けた含意は……薩摩芋に包まれて甘くなる、いや、甘みの出所は甘露煮にするかららしいから、甘くなって甘い芋に包まれる、か。つまり「ジョーは狼には甘い」「ジョーは芋」とゆーことで(それはひどい >俺)。

仁木英之『胡蝶の失くし物―僕僕先生』(新潮社)

 旅の仲間がまた増えたうえに、今度は露骨に敵対者が出てきて「続く」。一話ごとのお話もすっきり片がつかずに引きずるようになってきたような。うー、悪い意味での「普通のお話」になったりしませんように。

 それにしても相変わらず王弁くんはヘタレニート全開で、怖がるだけの役だったりほとんど出番無しだったり、たまに働いてみてもうっかりはまって結局助け上げられたり。実にもう他人とは思えない御仁ですな。何か最後は役に立ったみたいだけど、アレはお金持ちニート生活で身につけた「役に立たない芸術技能」ということにしておこう。しかし手には吉良の引き綱、頭上には第狸奴、そして今巻でさらに袖の中に。まさか何か特別なものでもあるのか、単に「扱いやすい魂」が親しまれやすいだけの凡人で納まるといいなぁ。

胡蝶の失くし物―僕僕先生

胡蝶の失くし物―僕僕先生

2009-03-23

時事ドットコム:宇宙基地の軌道を一時変更=中国ロケットの破片接近で

 「宇宙基地」という見出しの表現に微妙に違和感。もちろん間違いじゃないんだけど。それにしてもデブリがらみの報道が増えたなぁ。ついこないだもソユーズに待避してたし、やはりケスラーシンドロームが始まりかけてるのかねぇ。単にたまたま日本人が滞在してるし旬な話題でもあるから、というだけのことであればいいんだが。

STS-119 Latest News

Debris Avoidance Maneuver Status
Mon, 23 Mar 2009 06:01:30 AM GMT+0900

At 4:31 p.m. EDT, space shuttle Discovery completed maneuvering the shuttle-space station stack 180 degrees to the "undock attitude," placing Discovery in front of the space station as they travel through space. Discovery and the station will stay in this orientation long enough for the natural drag to slow the stack by about a foot per second, estimated to take three hours. This will lower the orbit very slightly over time, enough to avoid a piece of orbital debris whose erratic orbit makes it a potential threat.

The debris is estimated to be about four inches in diameter, part of a spent Chinese satellite upper stage. It is in a similar altitude as Discovery and the station, but in a 98 degree inclination rather than 51.6 degrees. This would have allowed the debris to cross the shuttle-station orbit repeatedly for several days, and the maneuver eliminates that risk. Had we not taken this action, the first time of closest approach would have been about two hours into Monday's spacewalk.
NASA - Space Shuttle
 ISSは今月12日にもスペースデブリが突然、接近するコースに入ったことが判ったことからスペースデブリがISSに衝突した事態に備えて3名の乗員をISSにドッキングしているソユーズ宇宙船内に緊急避難させるという事態が起きていた。
 また、今月17日前後にかけて別のスペースデブリが再びISSに接近。NASAはスペースシャトル「ディスカバリー」(STS-119)のドッキングを延期を検討する事態も起きていた。
 今月12日にISSに最接近したスペースデブリは、米国が1993年にGPS-3衛星を打上げるために用いたロケットの部品。今月17日前後にかけてISSに最接近したのはロシアものだったと見られている。
 今月17日前後に最接近したスペースデブリは結局、危険評価は「高」とはならず、回避策などの実施の必要性はなかったが、それを除いてもISSには過去30日間だけで危険評価「高」のスペースデブリが2つも接近したこととなる。
 ISSは1999年の建設開始から既に10年が経過しているが、短期間にこれほどスペースデブリとの最接近を繰り返したことはこれまでにはなかった。
ISSでデブリ回避の緊急軌道修正、今度は中国の衛星の部品が接近 - Technobahn

西村悠『読書の時間よ、芝村くん!』(一迅社文庫)

 うん、面白い。『二四〇九階の彼女』『幻想症候群』とはずいぶんと趣を変えてきてるみたいだけど、

なんというか、どこかおっとりとした雰囲気がベースにあるような味わい。滅びゆく世界とか将来のなさそうな世界とかじゃなく普通の世界で、冒険活劇を通じて成長を遂げる、ちょっとラブコメ風味も入った王道のお話って、この作者としてはこれが初めてになるのか。考えてみれば珍しいタイプかもしれん。

 あらすじを見たときには文学少女のキャラクターが先達と被るかと思ったけど、案外そうでもないな。あちらは主に登場人物の心情に浸るタイプでこちらはどちらかというと舞台やストーリーに嵌るタイプ。イメージが被るのは胸のサイズぐらいか。*1 個人的な趣味としては、物語中のキャラ配置とは別に、芝村くんには狂言回しかバックアップクルーか囚われのお姫様をやってもらって、女性陣にブイブイやってもらうほうを希望。てか、春奈と夏耶って、あと二人、秋と冬の名の女性がでてくる伏線ですよね?

 ところで、マビノギが寄生したのが図書館や彼らの身近に蔵書のない物語世界だとどうなるのかしら。積層図書館の組織力とやらで何とかなるのか、はたまた古書店や図書館をはしごする羽目になるのか、初版5000部増刷なし1巻打ち切りのマイナーラノベを探して彷徨うお笑い短編も良いかもしれない。

読書の時間よ、芝村くん! (一迅社文庫 に 2-2)

読書の時間よ、芝村くん! (一迅社文庫 に 2-2)

*1:イラストではとてもそうは見えんが。

2009-03-22

絶対にWindowsのエラーメッセージを見たくない場所 : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ

 コメントで指摘されてるYour software license has expired. Please xxxxxx a valid license.というメッセージ内容にひとしきり笑いこけたあと、怖い考えになってきた。そういえばアングラで流通してるIDを使ったらHDDをフォーマットするシェアウェアとかがあったよなぁ。この制御ソフトらしいもの、不正利用が発覚したら炉心を暴走させるとかのトラップが仕込まれていませんように(お祈り)。

火浦功『みのりちゃんの実験室 世界征服のすゝめ』(朝日ノベルズ)

 『星虫年代記 1』をさらに下回る驚異のコストパフォーマンス。本編は加筆修正されたと謳ってはいるものの、背景の時代がケータイとPCとインターネットが当たり前になってるわけでなし。そして書き下ろしは短編が5ページ半とあとがき2ページ。さて、以前に推測したように、あとがきの分が浅間山、新作短編の分がこれからなんかでっかいのがくるのかしら。

みのりちゃんの実験室 世界征服のすゝめ (朝日ノベルズ)

みのりちゃんの実験室 世界征服のすゝめ (朝日ノベルズ)

菅沼誠也『タイム・スコップ!』(一迅社文庫)

 著者紹介が……きっちり作者買いした俺は「好事家」かい……反論できんけど。で、本文。もちろん誉め言葉だけど、なかなかにひどい話だ。オチがちゃんと史実に沿って理にかなってるとか、ヒロインが本文282ページ中110ページにわたって不在とか、その間の代役のほうがよっぽど一般的ヒロイン像にはまってるとか。

 この調子で、今どき珍しくなってきたバカSFの道を突っ走って欲しい。『ストップ☆まりかちゃん!』でも連想したけど、古めのパロディネタの使い方も含めて、火浦功の後継を託せるかもしれん。*1 願わくは、執筆ペースだけは見習わないでいただきたいところですが。

タイム・スコップ! (一迅社文庫 す 2-1)

タイム・スコップ! (一迅社文庫 す 2-1)

*1:というか、スコップを使って時間移動ってネタの『みのりちゃん』の第二話とのあまりにタイミングよすぎる被りっぷり、どういう天の配剤かと思うわ。

2009-03-21

榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 3』(GA文庫)

 作者もあとがきで書いてるけど、久々に「でたらめに強くて格好いいコーティ」が見れたので満足、でした。

「ようやくその気になれたか。火付きの悪い契約主だと苦労する」
p.209
「神曲楽士がいちいち言葉で請うな」
p.229
神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 3 (GA文庫)

神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 3 (GA文庫)

Space Station solar wing installation successful - ABC News (Australian Broadcasting Corporation)

 どうやら今回は打ち上げに手こずったぶん作業は順調なのかな。前回になかなか言うことを聞かなかったパネルがサクッと展開できたようで。これで大物は完了、残りはきぼうの船外機器と、謎の名前になりそうなNode 3だっけ。

2009-03-20

国際協調で有人宇宙探査を 政府提案受け宇宙機構理事長 - 47NEWS(よんななニュース)

 また、有人開発を進める場合に、有人以外の計画を縮小する可能性があるかとの問いには「今やっていることは必要最小限なので、カットする気はない。有人(開発)をやるためにはお金も人も増やさなくては」と強調した。
国際協調で有人宇宙探査を 政府提案受け宇宙機構理事長 - 47NEWS(よんななニュース)

 おお、なんか素敵なことを言ってる。まさか、「無人探査については必要最小限度はできてるので、これ以上はいらない」とかじゃありませんように。

高殿円『神曲奏界ポリフォニカ マージナル・ホワイト』(GA文庫)

 あとがきの担当氏GJ!!! そして是非今巻を読み終えた読者のために、再度同じ台詞をお願いいたしたい。寸止めは勘弁ですわ。

 それにしても、途中でちょっと気になったことがあって、既刊を読み返すのを面倒がってうっかり神曲奏界ポリフォニカの登場人物 - Wikipediaを見てしまったけど、すごいねこれ。ネタバレ全開。もちろん、すでにキネティックノベルで語られたストーリーだと知ってて、ネタばれに注意タグが貼られてるのも見たうえなんだから文句を言えた義理じゃないんだけど。

神曲奏界ポリフォニカ マージナル・ホワイト (GA文庫)

神曲奏界ポリフォニカ マージナル・ホワイト (GA文庫)

2009-03-19

ATMからカード情報を盗むウイルス出現、ただし感染させるのは困難:ITpro

 これらのウイルスは、ウイルスを報告できるWebサイトを経由して、ここ1週間のうちに同社に送られたもの。匿名で報告されたので、作成者などは一切不明。悪用されているかどうかも分からない。
 ウイルスのプログラムを詳細に解析すると、いずれも、ATMで処理されるカード情報や暗証番号を盗むために作成されたことが判明した。ATMのOS上で実行されたウイルスは、別のウイルスを生成。このウイルスは、ATMに挿入されたカード情報や、キー入力された暗証番号などを記録する。
 このATMに、ある細工を施したカードを挿入すると、ウイルスはそれまでに記録したカード情報などを暗号化した上で、そのカードに書き込むという。この情報を悪用すれば、攻撃者はカードを偽造できる。
 ただし実際には、今回のウイルスを悪用することは難しいだろうという。ウイルスを感染させるには、ATMに物理的にアクセスする必要があるからだ。可能性があるとしたら、ATM機器の製造工程での感染ぐらいだろうと、同社の上級技術コンサルタントであるグラハム・クルーリー氏はコメントしている。

 ちょっと待て。それって逆の見方をすれば、ATMに物理的にアクセスしなければ感染しない、ATMから情報を盗む以外に近い道のないものをわざわざ作成した奴が居るってことになるような。なんか、かなり怖い考えになりそうだ。

CNN.co.jp:スペースシャトルのタンクにコウモリしがみつく、打ち上げ直前

 コウモリが自分で飛び去ってくれたことを願うとしながらも、多分打ち上げの途中で死んでしまっただろう*……そうだろうなぁ。何せ振動で剥がれ落ちた断熱材が主翼の構造材を粉砕する勢いで飛んでく環境やからねぇ。

 しかしCNNもTechnobahnも、なぜ最大の謎に触れていないのだ? 左の翼が折れ、右肩部分にけがをしている様子*右肩か、左翼に問題があり、飛び立つことができない状態*のコウモリが、どうやって外部燃料タンクにしがみつくことができたのか、それこそが最もミステリーではないだろうか。実はアレはコウモリ型に見せかけた○○のスパイ目的な情報収集ドローン……とかネタにしようと思ったけど、考えてみれば、20年前ならともかく今更スペースシャトルについて隠密で情報を収集したいと考える組織って、たとえフィクションでも地球上に存在しないような気がしてきた。

鎌池和馬『とある魔術の禁書目録(インデックス)〈17〉』(電撃文庫)

 こういう展開できましたか。やはり、フラグ立てというか、関わってかつ生き残ってる人間をみんな味方にする、ってのが、上条さんの異能なのですな。それにしても、自身のアイデンティティだの闘う目的だのについて一切うじうじ悩まず、己の思うところをひたすら突き進むキャラばっかりって、考えてみればラノベとしては珍しい限りなんだ。毎巻ごとに何らかの成長をする≒一冊かけて精神的に成長したかと思ったら次巻でまた同じようなことをグダグダ悩む主人公もいいけど、そればっか読んでると、本作の爽快さが楽しくてたまらん。

 ところで、インデックスさんがストーリーの本筋に関してなんかの役に立ったのって、いったい何巻ぶりなんでしょう?

2009-03-18

阿刀田高[編]『ショートショートの花束〈1〉』(講談社文庫)

 確かに「騙されやすさチェック」はGoodだ。これ含め掲載されたいくつかの秀作に敬を表し、「買って損した」とは言うまい。しかし、「脳が活性する」なんて表現が幾度も幾度も繰り返される作品を送ってくる応募者と、それを「筆力がある」と評する選者、そしてそれをそのまま出版する編集者に絶望。いやまぁ、応募者はいい。アマチュアだ。しかし選者と編集者はプロだろう。山田悠介だとかケータイ小説だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……

乙一『The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day』(集英社)

 最後の未読乙一にしてJOJO。わくわくして積み本の山から発掘したけど、なんじゃこりゃ。岸辺露伴の一人称が、あるページでは「うちら」、その2ページあとでは「私」。自称大ファンにしてプロの物書きが2000日以上かけて、主要キャラの口調すらグチャグチャ? 駄目だこりゃ。

2009-03-17

NIKKEI NET(日経ネット):ロボット衛星、「宇宙ごみ」を掃除 宇宙機構、11年度に実験

 先日のこの記事、技術を開発した*と思いっきり断言してくれてるんで、てっきり何か新しい展開なり成果でも出てきたのかと思ってwktkしていたけど、野尻ボードのこの書き込みによると、特にそういうわけではないらしいとのこと。そうか、残念。

 数で見ると小さな破片が圧倒的に多くて、とても回収し切れません*将来への影響を考えると、少数とはいえ大きなデブリを残しておくと、それが何かに衝突されると大量のデブリの発生源になります。そして、軌道上物体の総質量に占める割合で見ると、まだ壊れていない大型の物体の比率が多いのです。これら少数でも大型の物体を除去すれば、ケスラーシンドロームの進行を遅らせられるだろう、という研究結果も出ています*とのことで、本職の研究者の目から見ると、既にかなりヤバい状況ではあるが、あきらめて引き籠もってしまうにはまだもうちょっとだけ猶予がある、今のうちに頑張れ、という状況なのかしら。

 であるなら、ぽっと思いつきで「月に日本人の足跡を」とか「二足歩行ロボットを連れて行ってデモンストレーション」とかに浮かれてるリソースをこっちに回すほうが、よっぽど人類史的にも有意義だし、国際貢献という名目も立てやすいし、うまく立ち回れば「あなた方がばらまいたゴミの後始末をやってあげてるんです」と各国に恩を売ることもできそうなもんだが……2009年3月16日「日本独自の有人月探査構想」 サイエンスポータルレビュー 科学技術 全て伝えます SciencePortalとか浮上した日本の有人月探査計画(1) | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉とか浮上した日本の有人月探査計画(2) | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉に書かれてるようなgdgdっぷりが真であれば、期待薄だろうなぁ。

  • 「我が国単独では困難な、有人宇宙技術や宇宙環境の利用技術の獲得等を行う」ことで現実には精いっぱい。しかし、ブッシュ大統領時代に米国が月探査への意欲を示し、中国その他の国も月に狙いを定めた探査計画を持っているを考えると、日本も置いてきぼりにされるわけにはいかない。*
  • 月に狙いを絞ることに確たる意見の一致があったとは必ずしもいえないようにも見える。「なぜ月探査を重視するのか」といった基本的な理由付けからして、いろいろやりとりがあるからだ。*
  • 「人類は本当に月に行くべきなのか」「本当に月は人類にとって行く価値があるのか」「行く価値があるかどうかを、どうやって見極めるのか」という根源的な議論が欠けている。*
  • 内容がこれまで文部科学省・宇宙開発委員会で審議されたり、宇宙航空研究開発機構JAXA)が提案してきた長期ビジョンなどと矛盾する点が多いことに気が付く。*

成田良悟『デュラララ!!×5』(電撃文庫)

 前後編の前編かいっ! 一番わくわくしてくるところでぶった切られてもうた。いろんな人がいろんな思惑で動いてあちこちで別々に見える事件が起きて、で、それが一気に絡み合ってくる、成田作品の一番おもろいところで。

 これは、次巻を早急に出してもらわんと勘弁ならんな。しかもこの期に及んでさらになんか重要そうな新キャラが増えてるし。俺の記憶が風化する前に第6巻を出すことを強く要望したい。

デュラララ!!×5 (電撃文庫)

デュラララ!!×5 (電撃文庫)

2009-03-16

上遠野浩平『残酷号事件 the cruel tale of ZANKOKU-GO』(講談社ノベルス)

 これは、上遠野さん流の仮面ライダーか。後ろ暗い意図のあるっぽい組織によって強大な力を与えられ、弱き者を守って闘う謎の男。しかし上遠野さんだと、人で無くなってしまったことの悲しみとかがすっぽり抜けるんだな。考えてみればMPLSも合成人間も魔女も、特に途中で普通の人間から変化した人たちは、拍子抜けするくらいあっさりと境遇自体は受け入れてるよなぁ。自身がなにものでどういう立ち位置にあるべきかをうじうじ悩むのって、かつてのカミールぐらいな気が。

 しかしさすがにこれだけ間を開けられると、禁涙境で何があってこの人たちが何をしたか、完全に脳みそから蒸発しとるな。海賊島の人たちも言及されてるがこれもすっからかん。で再読しようとして本棚をひっくり返し、『殺竜事件』を手にとって、改めてあの竜のイラストに衝撃を受け直す。本書のイラストも決して悪いとは思わないんだけど、やっぱあのインパクトには負ける。人間とか道具とかはどうでもいいが、人外だけは金子さんの絵で見たかったなぁ。

残酷号事件 the cruel tale of ZANKOKU-GO (講談社ノベルス)

残酷号事件 the cruel tale of ZANKOKU-GO (講談社ノベルス)

2009-03-15

早川書房がやってくれるようです……

[ENOKINO2] 編集さんから電話があって、許可が出たので、言ってしまおう
[ENOKINO2] 早川書房から6月に出ます
[ENOKINO2] 正確なタイトルはまだ決まっていませんが、サブタイトルは「銀河乞食軍団・黎明編」となります
野田大元帥とともに苦難を乗り越えて行くスレ2 190 :名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/14(土) 10:51:47

『SF Japan 2009 SPRING』(徳間書店)

 おー、「火星のプリンセス」の字数がさらに減っとる。これ以上災害や事件を起こさないようにしようという火浦先生の心遣いか、はたまたひょっとしてまさか「みのりちゃん」新装版に向けて何か書いてたのか。

SF Japan (2009SPRING)

SF Japan (2009SPRING)

長谷川裕一『マップス ネクストシート 6』(Flex Comix)

 教授は「メカ教授」であったか。オリジナルの登場人物中で一番お気に入りなシアンがおいしいところを思いっきりかっさらっていってくれたんで大満足。アレの後継者だとか何とかとんでもない話になってきたようだけど、広げまくった風呂敷を畳むことには定評のある作者のことだし、とっても期待。

マップス ネクストシート 6 (Flex Comix)

マップス ネクストシート 6 (Flex Comix)

2009-03-14

映画ニュース 「 新たなる『スター・トレック』J.J.エイブラムス監督によるプレゼンレポート 」 | 映画批評なら映画ジャッジ!

 via スタートレックミニ情報。なんかえらいあっさりとストーリーの骨格を明かしてるな。メリケン人ってのはみんなこうサバサバしてんのか、それともストーリーの妙よりアクションとSFXで見せる映画になってんのか、どっちかしら?

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY #13「惑星崩壊」

 グランデはあっさりさよならしてレイモンは引き止められるって、見ようによっては単なる出来レース? いったんセブンとの共同戦線で吹っ飛んだアーマードダークネスが復活してるのもよく分からん。うーん、やっぱわずか13話にレイオニクスバトルとペダン星人話とアーマードダークネスって、お話を詰め込みすぎだったような気がするなぁ。

健速『六畳間の侵略者!?』(HJ文庫)

 面白い。面白いんだけど、ちょっとあまりに「続けさせろ、次巻を出させてくれ」という叫びが露骨に聞こえ過ぎな伏線のばらまき方が鼻につかないでもない。いや、面白いんで出たら次も買うだろうけど、プロローグだけで寸止め喰らった気分、ってのが一番近いかな。

 あと、HJ文庫◇HJ文庫G◆ホビージャパン総合 Vol.13でも話題になってたけど、「いま、誰について語ってるのか」を理解しにくい地の文な気がするな。ひょっとして、グラフィックやアイコンがその理解の助けになる業界での書き方を、そのまま小説にもってくるとこうなるのかしら?

六畳間の侵略者!? (HJ文庫)

六畳間の侵略者!? (HJ文庫)

2009-03-13

米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件 下』(創元推理文庫)

 堪能させていただきました、おもに小佐内さんの黒さと瓜野くんの悲惨な運命を。上巻のマロングラッセに引き続き、栗きんとんの製法をおいしそうに語るのが怖い怖い。なるほど題名も「マロングラッセ事件(仮)」からこれに変わるわけだ。

 ミステリ面を楽しむにはほど遠い出来の脳みその持ち主な俺的には、上巻読了時点では小鳩くんが下巻でえらい目に会うのを楽しみにしてたんだけど、この子もそんなあっさりひどい目にあってくれるような生やさしい子じゃなかったんだ。『秋期限定栗きんとん事件』――人でなしに恋はできない - Thsc小市民という仮面は、切れすぎる知恵者が社会に溶け込むための隠れ蓑ではなく、人間未満のバケモノがあたかも人であるかのように振舞うための姥皮だったのだ。*という評に脱帽。

 なお、ミステリ面については一読して感想をこうして書いたあとに改めて「あぁ、これが伏線だったのね」ツアーを実施する予定。ガイドブックはhttp://dl.getdropbox.com/u/197374/fall1.txthttp://imepita.jp/20090307/841650*1あたりで。

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

スペースデブリ接近で、ISS乗組員が緊急避難 | WIRED VISION

 当初は、その宇宙ゴミと衝突する危険性は低いと考えられていたが、その後の新たな計算によって、宇宙飛行士らに対して警戒態勢を命じる非常警報が発せられたのだという。デブリがそばを通り過ぎたのはその直後だった大きさは12.7センチメートルで、ISSから4.5キロメートルの場所を通り過ぎる……けっこうヤバい話だったみたいだ。ところで何でこんな古い写真を使うんだろう。一番モジュールのつながりが似てるのはPhoto-s114e7200かな。だとすると2005年8月のお姿か。

2009-03-12

米国政府の弾道ミサイル寿命延長計画が座礁、核弾頭の製造技術を喪失 - Technobahn

shamr 軍事 「大切にしすぎて失くした」ってやつかな。旧ソ連や北朝鮮に訊いてみたら、流出済みのデータが残ってたりして… 2009/03/11
はてなブックマーク - 米国政府の弾道ミサイル寿命延長計画が座礁、核弾頭の製造技術を喪失 - Technobahn

 ↑のブクマコメに噴いて、あんそく やる夫と楽しむアネクドート(ロシアンジョーク)を思い出した。で、全核保有国の爆弾入手ルート相関図 : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログを見ながら、どこになら確実に残ってそうかとか考えはじめると……とっても怖い考えになりそうだ。

 それにしても、アポロの耐熱シールドの次は、こんなものもロストテクノロジー化してたのか。1987年にかけて生産されたもの*ってことは22年前、冷戦がついこないだまで続いてた気がするおっさん的にはかなりびっくりだな。

時雨沢恵一『メグとセロン〈4〉エアコ村連続殺人事件』(電撃文庫)

 なんか、女性の生足がどれもこれも異様に細くないか >イラストレーター。スリムとかを遙かに通り越して、病的で気色悪いくらい。

 で、イラストのインパクトに比べると中身は普通、あまりにも普通。相変わらずセロンが頭脳明晰だがメグに対してだけは徹底的にヘタレ、愉快な仲間たちの誰かにちょっとした見せ場があって、誰かのちょっとしたこれまで見せてなかった一面が見えました、まる。今巻について書いてんだか前巻について書いてんだか自分でも分かんなくなってきました。おまけにサブタイの事件があっさり過ぎて、むしろ事件なんかなくても良いから楽しい合宿をこれでもかこれでもかと詰め込んだコメディーでまる一巻にしてくれた方が良かったような。

 ま、↑みたいなグチをたれるより、「セロンがメグとちゃんと会話できるようになってる。しかも音声だけじゃなく目と目でなんて高度な技も」みたいなとこに感心しながらまったり読むほうが正解なのかしら、このお話。

2009-03-11

藤原祐『アカイロ/ロマンス〈3〉薄闇さやかに、箱庭の』(電撃文庫)

 どシリアスなクライマックスの戦いのはずが、チェーンソーの新たな使い方に噴かざるを得ない。*1 どこが実直が故に融通が利かないp.151んだか、ひねた発想のほうが一億倍読みやすいわ。まったく、作中人物を問い質したくなったのは久しぶりです。あと、「みーぶくろ」がどんな無残な目にあうかが一番のサスペンスでありました。

 お話的にはご夫妻双方ともにこの先へ向けて決意を固め心を決めたみたいだけど、何せ藤原さんの主人公だし、性悪メガネは次巻でまたぶれるんだろうな。で、今巻では木陰野軍曹と型羽の出番が少なかったことだけがちょっと不満なんだけど、次巻はあとがきによれば『型羽ちゃん、白装束でお遣いに行く』『依紗子、廃屋でひとり遊び』『棗の演歌オンリーひとりカラオケ六時間』の三本でお送りしますとのことなんで、wktkして待とう(違

夜空で一番明るい星は? もう金星ではありません - Technobahn

これまでに設置済みのソーラーパネルに加えて、この新しいソーラーパネルが太陽光に反射することによってISS全体の光の反射率が増大し、肉眼ではやや明るい星のようにしか見えなかったISSも、今月以降は、金星の明るさを上回り、夜空で最も明るい星となる見通しだ。
夜空で一番明るい星は? もう金星ではありません - Technobahn

 ま、「Technobahnやから」と言ってしまったらそれまでなんだろうけど。今回増設されるS6 truss segmentって、でっかいのが全部で4つあるうちの最後の一つなんだから、*2 他のモジュールを全部度外視しても最大で面積を1.33倍にする効果しかないし、したがって反射する光量もそれだけしか増加しないよな。*3 

 で、光の量で1.33倍ってことは、えーと、5¥log_{100}{1.33}≒0.3等級変わるわけか。金星の最大の明るさが-4.7等級、*4 ISSが、ググってでてくるページによっていろんな数字があるけど、その中でも明るめの数字が最大-3〜-4等級、*5 JAXAのページでは0〜-1.5等級、*6 松浦晋也氏によると1〜0等級、*7 というあたり。0.3等級のアップで金星の明るさを上回*るには、ちょいと苦しいんじゃなかろうか。

 ま、そもそもそれ以前に、月(満月で-12.7等級)とイリジウムフレア(-9等級)を完全に忘れてるあたり、真面目に突っ込んでどうする、という気がしないでもないんですが。

*1:次巻ではいよいよ鋳直しかしら。

*2ファイル:ISS configuration jun-2007 en.svg - Wikipedia

*3:もちろん他のモジュールを含めて正確に反射断面積を計算すればさらに減るだろうし、そもそも太陽電池って太陽光を吸収して電気に変えるのが仕事なんだから、他のモジュールより反射率は低いはずだ。

*4等級 (天文) - Wikipedia

*5最大 -3〜-4等級

*6国際宇宙ステーションを肉眼で見よう

*7国際宇宙ステーションを見てみよう/マカロニアンモナイト

2009-03-10

ニュース - 科学&宇宙 - 月にやさしくない衝突型探査機の功罪(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

 ふむ、こういう戯けた記事を書くのは本邦のマスコミの特技かと思ってたら、そうでもないのか。それとも原文をきちんと読むとまともな記事で日本語版だけが腐ってるのかな?

中国が3月1日に月周回探査機「嫦娥一号」を月面に衝突させ“着陸”を成功させた。その一方、NASAの科学者たちは氷が得られることを期待し、月の表面を粉々に砕く探査機を準備している。
「硬着陸」という名の衝突とそれ以外の衝突を何故区別するのだろう。:
一部の専門家は、未来のことをもっと考えるべきだと警鐘を鳴らしている。科学的な野心とそれが招き得る結果のバランスを取ろうという動きが拡大している。
いわゆる、具体的な反論をしたくても対象も内容も不明な書き方。具体的に、誰がどこでどんな内容の警鐘を鳴らしていて、どんな動きがどういう場で拡大しているのよ?:

神代明『パステル☆マジック』(HJ文庫)

 HJ文庫へ移籍? ってことは、またSD文庫は容赦なくぶった切ったのかしら。もちろん商売としてはそっちの方が正しいんだろうけど、読者的にはせめて「俺たちの戦いはこれからだ」エンドぐらいは書かせてやって欲しいもんだ。自社の新人賞の第一回大賞受賞者が僅か数年で逃げ出すって、よっぽど育てる姿勢を欠いた編集部なのかしらね。

 でまぁ、それへの意趣返しってわけじゃないんだろうけど、見事に起承転結の起だけで一冊やね。こういう日常系ののんびりな連作短編というだけでけっこう好きなんだけど、さて、あからさまにばらまいた伏線や前日譚を回収しきるぐらいには続きますように。

パステル☆マジック (HJ文庫)

パステル☆マジック (HJ文庫)

2009-03-09

瑞智士記『あまがみエメンタール』(一迅社文庫)

 割と短い間に立て続けに3冊読んだけど、しみじみ、野郎を書きたくないんだなぁ。で、本作は、閉じた世界で閉じた関係、一冊かけて15年かけて、落ち着くところはスタート地点。何も変わらずしみじみ非生産的、複数巻とは言わないけど、というかそれはさすがに間延びするだろうけど、もうちょっとページ数をかけてダラダラまったり本人たちにとってだけは心地よい小宇宙を描写したほうが浸れたかも。

 なお、イラストについてはイラスト自重、といわざるを得ないのが惜しい「あまがみエメンタール」に全面的に同意。シートベルト描きたかっただけじゃないのかしら。てかあのシーンでの先生って、ぶっちゃけ「便利な道具」で良いんだよな。それ以上の描写は邪魔な気がする。

あまがみエメンタール (一迅社文庫 み 3-1)

あまがみエメンタール (一迅社文庫 み 3-1)

エイ型ロボ 宇宙遊エイ 北九大教授が開発 12日若田さんとシャトルに  / 西日本新聞

 なるほど、無重力で動くものを開発するにあたって、水中の生き物を手本にするってのは自然な発想だよな、と思ってたら将来は、宇宙飛行士の代わりに危険な船外活動を行う宇宙用ロボットの開発につながるのではですと!? てことは、真空中でも動けるのか、そのロボット。うーむ、エーテルを掻いて泳げる材質のヒレだったりするのかしら。

追記

 偶然か必然か、Robot Watchにも記事が。こちらには媒体と記者のリテラシーの差故か、宇宙飛行士の代わりに云々の記述はない。もっとも、そもそもこちらの記事では「宇宙遊エイロボット」は脇役だけど。

2009-03-08

有人月探査、その2 二足歩行ロボットを月へ?

 というタイトルで追加でリンクまとめて妄想を垂れ流そうかと思いネタを探してたら、俺の脳みそから出てきそうな妄想の百万倍ぐらい面白い視点を示されてしまったのでごそっと引用。

でももしもゴールを20年先、30年先に設定して、そのときに日本が「ものづくり」でどのような国際的リーダーシップを発揮しているだろうか、という夢想をするとき、噂されている一兆円だか二兆円だかの国家予算を今後10年間程度に平滑して、ホンダやトヨタやサイバーダインや産総研に「委託研究」という法的縛りのもとに適正に執行できるのであれば、そしてその執行された予算を確実に査察することができるのであれば、これはじつに賢い国家戦略といえるのだと思う。
たしかに6分の1の重力(月面)や3分の1の重力(火星)でもまともに動作するロボットを作ったとしても、地球上の人間には一見、なんのメリットもない。レゴリスという月面や小惑星の表面を覆っている、角の尖った細かい砂は、エルアラメインの戦いでドイツ軍戦車の整備兵を泣かせたサハラ砂漠の砂と同様、ロボットの研究者にとっては悪夢のような存在だ。
しかしその難問にチャレンジして乗り越えることのできた技術者は、20年後や30年後、40年後に日本の経済発展を支える屋台骨となってくれるだろう。「日本製ロボット」が世界のどんな過酷な場所でも確実に動作する製品の代名詞として、ブランドイメージが定着することになる。
5thstar_管理人_日記: 足なんて飾りです?

 ま、毛利さんがここまで考えて提案*1したのか、こういうグランドデザイン的な発想で数十年先まで見据えた政策を打ち出し実行する能力が宇宙開発戦略本部とやらにあるのか、を考えると……松浦晋也のL/D: mixiから:今回の有人月探査構想に関する反応にある、とりあえず叩き台として、NASAと同じことをやる検討をした*案が、みんなが賛成だったからではなく、誰も反論が浮かばなかっただけ*有人はやりたいと、みんな思っていた。具体案がJAXAから出たから、じゃあそれで*という状況で、一度作った「これはただの案ですよ」という文書が一人歩きして、いつのまにか既成事実になっている*という流れを見る限り……望み薄そうやなぁ。

*1委員の毛利衛日本科学未来館長も「日の丸人型ロボット月面歩行計画」として、日本の優秀な二足歩行ロボット技術を活用する案を提出した。*

2009-03-07

有人月探査構想ねぇ。

 最初の記事の時点で、欧米や新興国は資源開発などを狙って有人の月探査構想を打ち出しており、日本も後れを取らないように本格的に検討*と、何か「乗り遅れそうな気が突然してきたので、こんなの思いつきました」感が漂ってたんだけど、

>日本の有人計画
 直接当事者と連絡を取ったわけではありませんが、《ふじ》とは無関係です。
 政財界、アメリカ、中国、インド等の有人計画に引きずられた、いつもの志のない方針転換と思われます。
 これだけでも反対なのですが、さきほど入った情報では、
 有人月計画とひきかえに、計画中の日本の惑星探査プロジェクト(はやぶさ2含む)をすべて中止する、という展開になっているそうです。
 これが本当なら信じがたい愚行であって、断固反対しなきゃいけません。日本の宇宙開発で内外からもっとも高く評価されている部分を切り捨てようというのですから。

 あと毛利さんが言い出した、二足歩行ロボで月面探査というのも勘弁してほしい。一般受けはするでしょうが、そんな道楽をしている時じゃないでしょう。
野尻ボード - 野尻抱介 日本の惑星探査、存亡の危機 2009年03月07日(土)01時11分33秒

だそうで。宇宙作家クラブ ニュース掲示板笹本祐一さんによる2009年3月7日(土)02時09分の投稿No.1322によると、3月6日に行なわれた宇宙開発戦略調査会の第5回会合で使われた資料の「1.2 太陽系探査」に

○ 特に大規模な探査プロジェクトに関する今後の計画立案にあたっては、研究者からのボトムアップによる科学目的を保持しつつ、トップダウンによる国家戦略としての政策的な観点とのすり合わせも踏まえ、決定する必要がある。
宇宙作家クラブ ニュース掲示板 

との文言があり、これは日本が今世界のトップを走り、今も成果を上げつつある地球外小惑星探査計画を、まず有人月探査の生贄に捧げるための第一歩だそうである*有人月探査の実現のためにはやぶさ2以降の計画をすべて中止するということであり、じっさい現在も地球に帰還するためのはやぶさを運用しているスタッフにもそのような話が回っているらしい*とのこと。もちろん関係者によれば*という話なんで断定するわけにはいかんのだろうけど、なんじゃこりゃ、というか、だめだこりゃ。

 あと、科学探査の予算云々は別にしても、

2003年初頭に笹本が聞いた「なぜ日本独自の有人宇宙飛行をやらないのか」という質問に対し、宇宙開発委員会のお歴々はこう答えた。
「もし有人宇宙飛行やって誰か死んだらいい訳が出来ない」
宇宙作家クラブ ニュース掲示板 

という「ゼロリスク真理教」のはびこる本邦で、自力有人飛行なんてあり得るのかしら。「アメリカにお金を払って、誰か一人、月に連れて行ってもらいます」ということになったら、それこそ目も当てられない*というオチも、普通にありそうだし。

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY #12「グランデの挑戦」

 ……グランデがシスコンでした、以外の中身がないよう。これで残るはあと一話、なの? あぁ、ダメだ。先週のキングジョーブラック軍団のしょぼさのショックで、誉めどころを探す気にならん。なんぼ低予算やゆうても、もうちょいなんかやりようはなかったんやろか。あるいはどうにもならんなら軍団とちゃう別の見せ方は考えられんかったんやろか。これとかこれを見せられたあとでは、プロの仕事としてはまるでもの足りんよなぁ。

2009-03-06

土星のGリングからムーンレット | 土星 | sorae.jp

 「ムーンレット(moonlets)」!!! そういう呼び名があるのか。矮衛星or準衛星とでも訳されるのかな。Moonlet - Wikipedia, the free encyclopediaを見ると、現時点ではa particularly small natural satellite*を現すinformal term*で、土星の輪の中のちっちゃいのの他に、「小惑星を周回する衛星」にも使われる語だとのこと。だとすると、これという訳語は作りにくいなぁ。

Trek Spring Collection Preview: First Look At Genki Star Trek Fragrances | TrekMovie.com

 via グッズあれこれ、香水も - 65491.jp スタートレック特報。香水「赤シャツ」……えーと、これを着けると「明日死ぬかもしれないが、うまく生き延びれば艦長にまで出世できるかもしれない」気分になったりするのかしら。

和智正喜『仮面ライダー 1971-1973』(エンターブレイン)

 正直、仮面ライダーにはそれほどの思い入れはないんだけど、これは、ハヤトが格好良すぎる。「誕生」篇と「希望」篇はずいぶんと前に読んだんだが、あまりの格好良さに思わず一気に再読、そのまま「流星」篇へ。SPIRITSよりも石ノ森版よりもハード、本当に本郷猛は一人なのだな。辛うじて受け継ぐものはいるかもしれないけれど、それでも一人、マフラーだけ。

 TVシリーズがあんまり記憶に残ってないんで、本書のあちこちに散りばめられてるらしいオマージュの元ネタが分かるかな、と思ってたら、なんとも予想以上にスーパー石ノ森大戦。ところで「ルイ・アームストロング」って誰よ。わざわざきちんと「適応」と「進化」を使い分け、これだけ能う限り史実に沿わせてる作者なんだから、と思いたいが、ポカミスだろうなぁ。

 まあよい。さ、いろいろ読むぞ。

仮面ライダー 1971-1973

仮面ライダー 1971-1973

2009-03-05

北山大詩『神聖のレジスタ 3 不屈のエクソダス』(富士見ファンタジア文庫)

 あら、前巻まででなんとなく掴めたかなと思ってた世界観やら各勢力の関係やらがひっくり返ってしまった。まとめて読み返すなりして伏線を拾い直さないと、ついて行けないかな?

 しかし、あまりにもお約束どおりに王道な○○フラグの立て方と回収の仕方で、全然そういう場面じゃないのについ噴きそうになってしまった。我ながらすれた嫌な読み手だなぁ。

時事ドットコム:「双子」のブラックホールか=銀河の合体で誕生−米天文台

 機械翻訳を見た感じでは、スローン・デジタル・スカイ・サーベイのデータを使い、クエーサーのスペクトル中にThe double set of broad emission lines*が見られたのが証拠、ということらしい。てことは「双子ブラックホール」と聞いて最初に連想した「重力波検出の候補」には、ちょっと(かなり)遠すぎるな。残念。

2009-03-04

海原育人『誰かのリビングデッド〈3〉魔性』(C・NOVELSファンタジア)

 大団円。いやー、プラスが格好良いなんて反則だわ。読み終わって冷静に考えてみるとけっこう強引で筋の通らんところもあるような話だと思うんだけど、読んでる最中は魔法使いどもの変態さに圧倒されて、まるでそれが気にならなんだ。よくもまぁ次から次へとこんな奇人変人どもを出してくるものだ。

 ただまぁ、逆にちょいと変態パワーに頼りすぎで、それを除くと薄味に過ぎるかな、という気もしないではない。それとも、それもまた全三巻できれいに着地させるための計算だったりするのかしら?

asahi.com:府内PCにウイルス 羽曳野市 -マイタウン大阪

 WORM_DOWNAD.ADと呼称してる*1ってことは羽曳野市はトレンドマイクロか。最初の出現報告が昨年暮れ、*2 トレンドマイクロの対応パターンリリースがなんと2009/02/24*、で、庁内に約200台PCがあって約30台が感染してるのに、自動的に検出したのが4台だけで残りは調査してはじめて分かったわけね。なんとも、素晴らしい体制だなぁ。

*1:DownadupとかConfickerって名前のほうがメジャーじゃなかったっけ、こいつ。

*2日本のセキュリティチーム (Japan Security Team) : Conficker(Downadup)ワームに関するまとめ

2009-03-03

忘却からの帰還: やっぱり人間の心は創造論を信じるような実装になっている

Deborah Kelemenの研究成果は「人間の脳は実装上、創造論を信じるようになっているらしい」ことが示しているようだ。
これは、キリスト教やイスラム教の勢力の弱い日本においても、何らかの形式の創造論を信じる人々がマジョリティになる可能性があることを示唆している。
忘却からの帰還: やっぱり人間の心は創造論を信じるような実装になっている

 へぇ。対創造論の本題はちょっと棚に上げておけば、実に面白い。とすると、宇宙の創造者に「盲目で白痴」という属性を付与し、「この宇宙は偶然に何の目的もなく生み出された」とする神話体系を作り上げたラブクラフトってのは、やはりどこか根本的に変わった人だったんだなぁ。クトゥルー神話がこれほどまで広く長くウケるのも、そういう「根本的な心性への挑戦」のせいという部分もあるのかしら。

すえばしけん『スクランブル・ウィザード3』(HJ文庫)

 事前に書影を見てわかってたとはいえ、表紙から帯を外した瞬間のインパクトがすごすぎ。中身の印象が薄れそうだわ。

 中身も、きちんと面白いうえに、えらく手慣れて上手い感じ。特殊執行官とかいう公認裏家業の大きな話と、養成校の教官の日常話、新人賞応募作の一発ネタならともかく、ちゃんとこうして上手く絡み合わせて続けてくるとは、正直思わなかったもんな。親父さんがなんかちょっとパターンどおりに出来た人物すぎてあれっと思ったが、能勢や「彼女」の強烈っぷりのほうはすごい。九曜さんの屈折っぷりもなかなかだし、要はまともな人間より壊れたり病んだり欠けてたりする人間のほうがグッと得意、ということなのだな(注:誉めてます)。

スクランブル・ウィザード3 (HJ文庫)

スクランブル・ウィザード3 (HJ文庫)

2009-03-02

米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件 (上)』(創元推理文庫)

 栗きんとんって秋のもの? 正月の縁起物なりおせちのうち満腹感担当者じゃないの、と思ってたけど、栗金飩≠栗金団なのか。そういえば仮題は「マロングラッセ」だったな。うーむ、スイーツ道は奥が深い。p.167の小佐内さんが怖いよう。そして3ページほどあとでマロングラッセを語る彼女はさらに黒くて怖い。

 というわけで上巻は小鳩くんの自信満々の台詞で終わったけど、これはきっと下巻でこてんぱんにへし折られ叩きのめされ潰される前兆に違いない。いや、そうであって欲しいなぁ。やっぱ小山内さんの黒さのほうが遙かに上回ってくれないと面白くない。うふふ、主人公がどん底に落ちるのがこんなに楽しみなんて久しぶりだ。早く下巻が出ないかなぁ。

 なお、むずかしい話(つまりミステリとしてのお話の中身)については、脳みそが煙を上げかけたところで、読書日記もどき 米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件 上』創元推理文庫 その2に巡り会って消火していただきました。

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

2009-03-01

時事ドットコム:火星への飛行想定し、6人が「缶詰め」実験=モスクワで3月末から

 バイオスフィア実験とかとは別に、純粋に長期間引き籠もり実験なのかな。ググって出てきた記事にイラストがあるんだが、小さすぎて字が潰れてしまってよく分からん。

 他の人類社会からの長期間の隔絶だけなら、ミールでソ連崩壊に際して意図せず実験する羽目になったのが最高だったっけ、と思ってWikipediaを見たら、更に上がいたのか。とすると今回は改めて何を実験するのかしら。やっぱ文化的バックグラウンドの大きく異なるメンバーの共存かしら。

ヴァレリ・ポリヤコフ(Valeri Polyakov)
1988年8月初飛行。1994年のミッションにおいて、同年1月4日に宇宙に上がってから、翌1995年3月22日に帰還するまで、単一の宇宙滞在としては最長となる437日17時間58分(1年2ヶ月余り)という記録を作った。
宇宙飛行士一覧 - Wikipedia

岩本隆雄『星虫年代記 1 星虫/イーシャの舟/バレンタイン・デイツ』(朝日ノベルズ)

 新規書き下ろし短編18ページ、あとは「ほんの少しだけ、未来の物語」であり続けるための加筆訂正で、1470円。ぶっちゃけ、『星虫』『イーシャの船』の既読者にとってはコストパフォーマンスはすこぶる悪い。これはもう、「またあんまり長い眠りについたりしませんように」「新しい読者、出来れば若い人がこれを手にとって、19年前に俺が感じたようなことを感じてくれますように」という、信者としてのお布施だな。

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