ATMからカード情報を盗むウイルス出現、ただし感染させるのは困難:ITpro

 これらのウイルスは、ウイルスを報告できるWebサイトを経由して、ここ1週間のうちに同社に送られたもの。匿名で報告されたので、作成者などは一切不明。悪用されているかどうかも分からない。
 ウイルスのプログラムを詳細に解析すると、いずれも、ATMで処理されるカード情報や暗証番号を盗むために作成されたことが判明した。ATMのOS上で実行されたウイルスは、別のウイルスを生成。このウイルスは、ATMに挿入されたカード情報や、キー入力された暗証番号などを記録する。
 このATMに、ある細工を施したカードを挿入すると、ウイルスはそれまでに記録したカード情報などを暗号化した上で、そのカードに書き込むという。この情報を悪用すれば、攻撃者はカードを偽造できる。
 ただし実際には、今回のウイルスを悪用することは難しいだろうという。ウイルスを感染させるには、ATMに物理的にアクセスする必要があるからだ。可能性があるとしたら、ATM機器の製造工程での感染ぐらいだろうと、同社の上級技術コンサルタントであるグラハム・クルーリー氏はコメントしている。

 ちょっと待て。それって逆の見方をすれば、ATMに物理的にアクセスしなければ感染しない、ATMから情報を盗む以外に近い道のないものをわざわざ作成した奴が居るってことになるような。なんか、かなり怖い考えになりそうだ。

CNN.co.jp:スペースシャトルのタンクにコウモリしがみつく、打ち上げ直前

 コウモリが自分で飛び去ってくれたことを願うとしながらも、多分打ち上げの途中で死んでしまっただろう……そうだろうなぁ。何せ振動で剥がれ落ちた断熱材が主翼の構造材を粉砕する勢いで飛んでく環境やからねぇ。
 しかしCNNもTechnobahnも、なぜ最大の謎に触れていないのだ? 左の翼が折れ、右肩部分にけがをしている様子右肩か、左翼に問題があり、飛び立つことができない状態のコウモリが、どうやって外部燃料タンクにしがみつくことができたのか、それこそが最もミステリーではないだろうか。実はアレはコウモリ型に見せかけた○○のスパイ目的な情報収集ドローン……とかネタにしようと思ったけど、考えてみれば、20年前ならともかく今更スペースシャトルについて隠密で情報を収集したいと考える組織って、たとえフィクションでも地球上に存在しないような気がしてきた。

鎌池和馬『とある魔術の禁書目録(インデックス)〈17〉』(電撃文庫)

 こういう展開できましたか。やはり、フラグ立てというか、関わってかつ生き残ってる人間をみんな味方にする、ってのが、上条さんの異能なのですな。それにしても、自身のアイデンティティだの闘う目的だのについて一切うじうじ悩まず、己の思うところをひたすら突き進むキャラばっかりって、考えてみればラノベとしては珍しい限りなんだ。毎巻ごとに何らかの成長をする≒一冊かけて精神的に成長したかと思ったら次巻でまた同じようなことをグダグダ悩む主人公もいいけど、そればっか読んでると、本作の爽快さが楽しくてたまらん。
 ところで、インデックスさんがストーリーの本筋に関してなんかの役に立ったのって、いったい何巻ぶりなんでしょう?