2004年10月10日14:00 シアターコクーン
出色のタイ版後では見劣り止むを得ず。頻繁な配役転換を役者に課す難しい4人版は小西真奈美には負担過重。ラストで絶望の彼岸にある毅然とした表情が出せず消化不良。野田秀樹のとんびも純朴さ出ずミス・キャスト。(飯野形而)
種谷睦子マリンバ・コンサート
2004年10月10日19:00 神奈川県民ホール
世界で唯一、木管共鳴のチェロ・マリンバのために、一柳彗、権代敦彦が委嘱作曲。木の柔らかで表情豊かな響きとジェゴグの如く迫力ある低音に驚嘆。本会場芸術監督の一柳が自作のみならず、ツィゴイネルワイゼンまでピアノ演奏。(飯野形而)
下北沢シュワッチ(ブラジル、ククルカン、くろいぬパレード) / Tricolor〜出会い〜再開〜出発
2004年10月10日19:30 下北沢・BAR SPIKE
狭いバーのテーブル2つ使い3本のショートコメディ。テーマは男女の別れで、ククルカン△、くろパレ×、そしてブラジル◎の発見が最大の収穫。失恋旅行の打ち合わせの設定で空間も効果的に使い、笑いもセンスあり貴重。(やま)