100字レヴュー

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2010-02-28

[] 岡崎藝術座 / リズム三兄妹

2010年2月28日14:00 のげシャーレ

08年秋上演の最高傑作再演もキャスト大幅変更でも改稿少なく失敗。前作で最高演技見せた内田慈の不在が最大の敗因だが、中村真生の魅力を引き出せなかった点も痛い。アナーキーな作風もきれいすぎる会場空間が裏目。

[] NHKスペシャル / 権力の懐に飛び込んだ男 100日の記録

2010年2月28日21:00 NHK

湯浅誠を昨秋の内閣府参与就任から辞任直前まで追った密着ドキュメントが迫力。ワンストップサービスの狙いが自治体の抵抗で頓挫する様が克明。官製派遣村の舞台裏、些末な問題が壁となる縦割官僚組織の現実が残酷。

2010-02-21

[] 競泳水着 / そして彼女はいなくなった

2010年2月21日14:00 サンモールスタジオ

岡田あがさ迎えた新作はトレンディ恋愛ものではなくサスペンス。失踪した売れない女優の行方追い時間軸を往来するも苦にならない手腕はさすが。姉に恋人を取られた女の嫉妬を巧みに活用し同性愛なエピソードも奏功。

2010-02-20

[] 五反田団といわきから来た高校生 / 3000年前のかっこいいダンゴムシ

2010年2月20日14:00 アトリエヘリコプター

前回公演が大好評だったいわき総合高校企画第二弾は男子も2名加わり再び怪獣もの。怪獣ミラノが近隣に現れる設定だが軸が弱く残念。3000年前への旅も中途半端感。ただ、屋上からの眺めを語る場面は旅情たたえて見事。

2010-02-14

[] We dance(「みんなで体操」)

2010年2月14日14:00 横浜市開港記念会館講堂

伊藤千枝振付作品だが栃木でのキノコ公演とダブり、急きょきたまりが代役で登場。明るくピンポンパンお姉さんキャラな新しい顔を見せて新鮮。観客含め会場一体で踊る新妻コロッケ振付など皆で体を動かして爽快感。

[] We dance(ピアノで踊る 山田うん「黒田さんと三度目、サシで初めて。」)

2010年2月14日15:00 横浜市開港記念会館講堂

ピアニストの黒田京子とのサシで踊る山田うんソロダンスは、格好よさ抜群に自分の持ち味を自由自在に披露して納得の30分。3部構成のラストに黒田オリジナル「ホルトノキ」も演奏。踊り手と弾き手の応対もよく成功。

[] We dance(きたまり「ダンスを言葉にする道」)

2010年2月14日16:00 横浜市開港記念会館6号室

きたまり振付作はまことクラブの遠田誠と地点の大庭雄介によるデュオ。言葉にすれば難しい動作もダンスにすれば一瞬で終わる衝撃。交互に言葉ダンス披露し終盤は怪しい二人の本領発揮。しっかり絡んで場外戦も奏功。

[] We dance(ピアノで踊る 山田せつ子「トラノトシノハジメ、トラガオドル、、ピアノデオドル、トケルマデオドル」)

2010年2月14日18:00 横浜市開港記念会館講堂

枇杷系の山田せつ子の貴重なソロはさすがの貫録に感服。通路も積極的に使い間近に迫る圧倒的迫力が嬉しい。随所にギミックを多用し見事な完成度。ピアノ弾く黒田京子と役割交代する場面など面白さ追求した点が勝因。

[] We dance(KENTARO!!「Special Collaboration!!」)

2010年2月14日19:00 横浜市開港記念会館6号室

維新派な内橋和久が音楽担当したソロ作はNYの倉庫かと錯覚する絶好空間得て抜群の格好よさ。途中機材いじる休憩場面も面白く、ヒップホップダンス空間に激ハマり。ステージ細長く窓を背景にした客席並びも正解。

2010-02-11

[] モモンガコンプレックス / ウォールフラワーズ

2010年2月11日18:30 富士見市民文化会館キラリ☆ふじマルチホール

1年ぶりの本公演は既視感たっぷりに1時間あまりで終わり物足りなさも。祝日でも遅い開演時間も不満。が、ルンタルンタな仏系ヘアデザイナーは強烈な印象。新ネタのモテ講座も楽しい。バルカンっぽいダンスさすが。

[] 中村文則 / 掏摸(スリ

2009年10月30日初版 河出書房新社

芥川賞作家待望の会心作登場。天才スリ師のクール日常が巧みなスリの手口とともに描かれ、底辺母子との交流もベタな人情は排除し成功。闇の支配者、木崎との出会いから残酷な展開もよく抜群エンターテインメント。

2010-02-06

[] むっちりみえっぱり(別枠公演) / ムートンにのって

2010年2月6日15:00 アトリエヘリコプター

06年以来となる待望新作は、大人な笑い満載のオムニバス。前田司郎がチョイワル演出家で登場するも黒田大輔が出演のディアゴスティーニな企画会議が最高。斎藤庸介登場のメルヘン女のエンデな空想ぶり恐いも笑えた。

[] ヤン・フードン / 将軍的微笑

2009年12月19日-10年3月28日 原美術館

北京出身の注目映像作家の日本初個展は表題インスタレーションに圧倒。テーブルに豪華宴席映し周囲に将軍の過去と現在の栄光流し立体感抜群。ダダフルクサスな男たちのモノクロ映画も楽しい。鉱山な映像集も興奮。