木工の現場

アナログ木工の日々

木材の値段



板塀ベンチのご注文が2台入り材料を仕入れてきた。
今回は、檜である。
普段、建築材はあまり買わないので、相場はよくわからない。
2軒まわってみた。
一軒目は、かなり大きい材木屋で、活気がある感じ。
一見さんの私にも快く対応してくれた。
しかし想像以上に高く、買う量も少ないので値引きもない感じ。
2軒目は事務員入れても5人ぐらいの材木屋。
今注文が少ないとのことで、材木整理をしていました。
欲しい材種を言うと、一軒目の半値以下でした。
見たところ、質の違いはないような気がします。
鉄だったら、キロいくらで単純明快だけど、
木は、ブランドや産地、板目と柾目、赤味と白汰、目積まりと目粗
杢や節のあるなし、その他の物流コストなどイロイロな要素が絡み合って価格が決まるわけで
納得できる価格で希望の素材を探すのはなかなかしんどい。
素材でこうも価格差があると、見積もりもなかなか出せません。
信頼できる材木屋と長くつきあうのが一番いいのだと思うけど
材木屋も、得手不得手があっておもうようにいかない。