GA文庫新刊

戦塵外史四 豪兵伝 戦塵外史 (GA文庫 は 2-4)

戦塵外史四 豪兵伝 戦塵外史 (GA文庫 は 2-4)

 戦塵外史シリーズ最新刊。旧版分はこれで最後との事。
 半分くらいは昔読んだことがありますが、一冊にまとめられておなじ世界観・舞台での物語なんだなとようやっと理解&納得しました。
 戦争と闘争と艶とかなり歴史小説寄りといか、架空歴史小説そのものの内容。
 かと思えば歴史の流れに関係のない農夫や鍛冶屋の話が出てきたりと実にバラエティー豊富で、読んでてあきません。

 全体的に漢くさい物語ばかりで、少年向けの内容というか売れ筋ではないと思うのですが、こういった物語もあっさり出版するGA文庫はわりと骨太なレーベルだなぁと思ったり。

彩雲国物語(11/14の続き)

彩雲国物語 隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫)

彩雲国物語 隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫)

 「エロくなければ人類は滅びるのだよ!!(意訳)」とは佐山・御言@終わりのクロニクルの名言だけど、劇中でさりげなくエロイこと言っているのが紅黎深。
 かれはきっとムッツリスケベである。
 なぜならば彼は堂々と「子どもを作らない子づくりの仕方なんていくらでもある」と宣言しているのだ。
 つまり、子づくりを目的としない手練手管を百合姫に行使すると堂々と宣言しているのだ!!

 ……あ、ムッツリぢゃない(汗

 まぁ、彼は浮気だけはしないのは間違いない(百合姫以外の女性なんて眼中にも入らないわけで)ので、その意味では百合姫は愛されてはいるんだよなー。 
 近親相姦ぎりぎりの言葉*1も吐いているけど(汗
 百合姫の貸借表はぶっちぎりの天井知らずにで貸し出し超過だろうけど(汗

 彼はなかなか愛すべきキャラクターなのかもしれない。傍にはいたくないケドね?

*1:秀麗を嫁に貰う等