玲朧月の気分次第で何か書/描こう

 


何かの感想を書いたり、描いたイラストを載せていこうと思います。…気分次第で(笑

2010-08-20

[][][]フルメタル・パニック完結

まずは一言。

賀東招二さん、四季童子さん、十二年間お疲れ様でしたー!!

(以下ネタバレ含む)

 1999年ごろからのほぼリアルタイム読者でしたから、約十年と月日がたつのは早いものですね。

 実は二巻から入った口なので、初見ではラムダドライバとかウィスパードとか、さっぱりわからなかったのですが、惹かれるものがあって読み続けたシリーズものでした。

 瞬間最大風速ではこれを超える作品はあっても、もっとも大好きなシリーズであったことは間違いありません。完結を待っているシリーズがひとつ終えて、うれしいのですが同時に少しだけ虚脱感がありますね。

はるか昔に銀英伝を読み終えたときと同じような気分です。

 実際のところフルメタルパニックの本質はミリタリーアクションとか、凝った設定だとかにはなくて、ボーイミーツガールなんだということを改めて思ったのが最終巻エピローグでした。凄まじい戦闘シーンやミリタリー系ドラマは主菜に対する副菜みたいなものですね。楽しんだのは事実ですが。

たとえばラストのソースケとかなめのやり取りに、彼の口癖である「問題ない」が殺し文句で登場します。

今までは、兵士・組織に関連して問題とならない場合に使われてきていた彼の口癖が、彼自身の思いを込めて口説き文句として使われたのだ。これはボーイミーツガールであることを象徴するシーンなんじゃないかと思います。

だから、最後は少年と少女がキスするシーンで締める。

出会って恋人になって、物語が終わる。

コメディチックなドタバタ戦闘?シーンがあるところがフルメタ。

シリアスな場面が続いてきただけに、最後で一巻や学園編と同じノリが入ったのはフルメタル・パニックらしいおしまいじゃないかと。

ちなみに作中時間はちょうど二年だったんですね。そのうち学園編が約十ヶ月、流離編が一年二ヶ月。実は流離編の方が長いんですよね。テッサたちの手腕がありえないくらいに凄まじい。金を馬鹿食いする最先端装備をほぼ最後まで実践稼動し続けさせた補給と資金集めは、巨大企業をゼロから作るくらいの手腕が必要かと。


最終巻でのキャラ動向は、事前予想と大きく違わなかった。

レナード君がもう少し小悪党的な死に方をするかと思っていましたが。

カリーニン親父の動機はね……おそらくそうだろうとは思っていましたが、どこまでも愚直に生きた人だったなと。以前に賀東さんがなにかで書いていた彼と宗介がミスリルに入るまでの流離編は短編集で読みたいところ。サイドアームズでありましたがもう少し掘り下げてもらってほしいな。

実はカリーニンと宗介が唯一、親子らしい親子なんですよね。

マデューカス・テッサ組は少し、度が過ぎた親バカ?だし、かなめの父親は出てこないし。


テッサ

最強の当て馬ヒロインたる彼女。血だらけ極限状況でパンチラさせられるヒロインというのもなかなかいまいて。

ちなみに彼女はこれから過酷な試練が待ち受けるわけですが。

ドジッ娘属性をなんとかしなければ明日はないっ!


アル

ベリアルに一矢報いて満足したのはいいとして、トランザムに搭載希望というのは。あの世界にもナイ○ライダーは放映されていたのだろうか?

 ちなみに無人稼動は、ガンダム最終回のオマージュじゃないかな?

核が炸裂する寸前、万策尽きた宗介が初めて力の限り死にたくないと叫んだとき、アルは冷静に方策を考えていたわけですが。自分を人間と規定できるAI。設計者であるバニ・モラウタはたしかに最高の天才だったわけです。

 ちなみに、一人でもラムダドライバが使える伏線はちゃんと「つどうメイク・マイ・デイ」で書かれていたわけですが、思い出すのにちょっと時間がかかりました。


クルツ

 たしかに台無し。生きているという予想はあったけど、ここまで散々な扱いはちょっとかわいそうかも。レイスとの会話でこうなりそうな予感はありましたが。



マオ姐さん

なんかすっかりクルツにべたぼれしちゃっているような。

ぼやきながらも離れる気なさそう。


クルーゾー

 突き抜けてはっちゃけたよね、この人。ミリタリー短編集のネタが本編にまで影響が……。でもぼやきながらも、最後まで戦友を見捨てないあたりはきっちりとした戦士の魂を持っているわけで。付き合いがいいお人よしともいえるが。


マデューカス

 無双モードONは凄まじいですな。ちなみに海軍軍人といえど、生粋の潜水艦乗りだから身のこなしなどは並みの軍人より良いだろうとは思っていましたが。

まぁ、テッサを守る父親無双モードでしょうけどね。

いつでも沈着冷静な男だけに、テッサにもはっきりとは伝わっていないでしょうけども。しかし、テッサと付き合うにはこの男を超えなければならないのか、大変だなぁ。


ヤン

 出番が無線連絡のひとつだけだったけど、相変わらずのりターナーぶりでした。

 妙に愛されてるね。

 マオやクルーゾーみたいな規格外がそろっていただけに目立たないのはしょうがないですが、兵士技能でいえば彼はおそらくSRTでもトップだったんじゃないかと。

ほとんどの任務を無傷でこなしているしね。というか登場場面がほとんど負傷シーンなのは、それだけそつなく任務をこなしている有能さの証明、だと思うなぁ?



レイス

 けっきょく最後まで付き合うあたり、相当のお人よし。

 そもそも情報部向きではないような気が。


あともぼちぼち追加していく予定

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