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rgb400の日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2009-04-16

触感 触感を含むブックマーク 触感のブックマークコメント

WILLCOMから新しく出た WILLCOM NSという端末。

リファイルできるシステム手帳にちょうどのサイズで手帳の中のひとつのオブジェクトとして端末が存在するようなコンセプトのものです。

OSWindowsMobileではなくそベースOSとなるWindowsCEだとのこと。

基本的なInternetExplorerなどは動作しますが、PocketOfficeなどが動作しない状態で出荷されるのではと思います。

RSSのような仕組みで 情報を集めたりするガジェットといわれるデスクトップアプリケーションを配置し補助として使うコンセプトのようです。

すべてのアプリケーションが全画面で起動する前提のWindowsMobileよりもこちらの方が使いやすかったのかもしれません。

考え方なのですがひとつの意味での敗北とも言える諸品かもしれません。

私的にはそう思うわけではないのですが、海外からではNewtonPalmを見て日本語にするときに「電子手帳」と訳した人たちが 手帳の中のひとつのオブジェクトにまでなったこれを見てどう思うのでしょう?

 

SmartPhoneを使っている人を趣味関係で人よりたくさん見るのですが、それでもBlogなどを拝見していると毎年「ほぼにち手帳」の発売時期を鈍い私でも知ることができるほどあちこちで聞いたりします。

もちろん、そのころになると 手帳の良し悪しや 改善点なども語られたりします。

結構SmartPhoneを使っている人でも 紙の手帳愛用者は多いのです。

そして、SmartPhoneには薄く・軽くを要求されているのですが 手帳は持ち歩くのに別に鞄がいるのではないかというほどいろいろなものが挟み込まれたものをもっておられる方も少なくありません。

手帳がぼろぼろであればあるほど仕事ができるように見えるのも効果があるのでしょうが、あれほどのサイズでSmartPhoneの2〜3倍の重さのものを振り回していれば角は曲がり擦れて汚くなるのは必須。

いろいろなものを挟み込んで真ん中だけが膨れたりするので型崩れも避けられないものです。

つまり、そこにはSmartPhone電子手帳?)でできないで紙の手帳にできることがあるからなのです。

 

紙の手帳をよく使っている人と話をしていると、話している最中手帳の内容を参照されるよな時によく見ていると

○まず、少し考えて適当だとは思われますが指を入れて開く

○近いページまで開いているので、そこから数ページめくって目的の項目に行き当たる

という使い方のように思われます。

人によってはあっというまにというかずばりそのページを一発で出してくる人もいます。

もちろん、どこに書いたか思い出せずまごまごとする人も少なくはありません。

「どうやって?」と聞いても

「なんとなく」とか「よく使ってるから」とか回答にならない回答が多い。

私はまったく紙の手帳が仕えて無いので 知る由もありません。

ですが、傾向を見ているとわかるのが 目印を覚えていることじゃないかと思います。

たとえば、角が折れていたり 汚れがついていたり 型がついていて開くと大体そのページから開くような場所から探し始めているようで

中の一部の項目を探すときにも その項目だけでなくページの上に書いてある項目が頭の中にイメージされていたりするようでページ全体を見るわけでもなくぱらぱらと一気にめくって開いているようです。

どう考えてもページ全部に目を通す時間が無いめくり方だからです。

人によっては、ページを見るのではなくこちらを向いてしゃべりながらページをめくって探す人もいる。

 

SmartPhoneなどはすべての項目にインデックスが用意されており、住所録でも 「名前」や「会社名」それも適当に真ん中だけとかでも検索してくれます。

これも機種やOS プログラムによるのでしょうが

予定表も、仕事の予定もそうです。

万全のインデックスには見えるのですが、前述の紙の手帳にあるべきインデックスは無いのです。

重なり合うデータの端っこが自然に曲がっていたり、ページが途中で膨れていたり、何度も開くから手の油で色が変わっていたりも 指を滑らしたときに引っかかるような感じもSmartPhoneは与えてくれることは無いのです。

使い込んだ手帳にそれがあるのはわかるのですが、多くの人が毎年交換する手帳でそのあたりの感覚が追従し

同じブランド手帳を毎年使い続ける人は、その手帳ならではの景色があるのでしょう。

WILLCOM NSのアプローチWindowsCEなのは、手帳ではないと言っているのかもしれません。

手帳は紙が一番で、インターネットなど紙にできないことだけを受け持とうという感覚なのかもしれません。

 

技術者にとって技術が絶対であるとするなら 「負けないものを作る」事は一番大事なことでしょう。

電子手帳を作っている人たちが、

「やっぱり紙のほうがよいのでそこにチャレンジするのはあきらめて他のところで・・・」

とするのは敗北に他ならないのですが

使う側にとって見れば、今まで慣れ親しんだものと新しいものの融合こそが良い形だと素直に受け入れられることなのかもしれません。

市場の人が求めているものを提供するという事においては正しい考え方となるのです。

電子書籍も幾種類か出ていますが苦戦しているようです。

でも、このかたちの手帳の補助がスタンダードとなるのであれば

この中に組み込まれるコンテンツとしては 非常に有用なものかもしれません。

スキャナがついて名詞がそのまま取り込めるなども、手帳に付加される機能としては良い機能です。

家に帰ってから専用用紙に出力して紙として手帳に組み込める機能なども逆説的ながら良いのかもしれません。

技術が優先されるべきか、使う側のことが湯煎されるべきかは難しいところですが

今回の商品は、「使う側の気持ち(あくまでも作っている人の想像なのでしょうが)」が最優先された商品だったのではと思ったのですが・・・

ネットブック寿命は二年?! ネットブックの寿命は二年?!を含むブックマーク ネットブックの寿命は二年?!のブックマークコメント

モバイル ノートPCは比較的寿命の短い商品です。

ひとつは一ランク下がるスペックとなるのは バッテリーでの駆動時間や発熱量を抑えることや小型に抑えることなどがメインになるためにどうしても弱くなっています。

だとすると、少しずつアプリケーションが重くなってくるので苦しくなるのがどうしても速くなります。

バッテリーという消耗品もあります。

なにより、よく持ち歩くので外的要因で消耗(傷がついたり落としたり)することが多いからです。

それでも、数十万が当たり前の時代はぞれでも大事にしたのでしょうが ネットブックは4〜6万円 大事にしなければもっとと考えられているのかもしれません。

ところが、今日の話しはそこではありません。

 

PCを使うときに、基本的に購入してきた状態そのままでは 簡易なメーラーブラウザーでインターネットの閲覧ぐらいしか出来ません。

他にも複数のアプリケーションらしきものが入っていないわけではないのですが、どれもレベル的にはあまり高いものではありません。

詳しい人や雑誌などの活用法を読めば、色々な知識を得ることが出来るかと思いますし 無償のツールで強化も出来ます。

そして、徐々に自分仕様に仕上げていくわけなのですが・・・・

それでも、そういったソフトには使い方に関しても自分で調べる必要があります。

チュートリアルやウイザードの機能に関してはやはり販売されているソフトにかなわないでしょう。

特にワープロ表計算などのソフトを集めたOffice Suiteと呼ばれるパッケージが良く使われるソフトだと思いますが これにしても書店に行って入門書を求めようとすると 一般書店ではマイクロソフトの物だけとなります。

下手をするとマイクロソフトの解説書などコンビにでも入手することが出来ます。

どれが良いかの議論はおいておいて 一般の人の選択肢ソフトの性能などとは異なるところで選ばれることとなる可能性があるわけです。

 

ところが、順風なそのOffice Suiteにも逆風が吹いてきています。

もちろん、地方自治体がOpen Office等を使い始めたりしたということなどがあるという意味ではなく

ネットブックの台頭」が大きな問題となっています。

モバイルPCに比べてなおいっそう非力なネットブックは、最も有名なヘビーアプリケーションであるOffice Suiteを快くは思っていません。

その上、その価格が本体と同様に近い価格帯までとなれば導入にも度胸が必要なわけです。

購入時のバンドルパッケージは比較的安価に入手可能なので(次のPC継続が出来ないそのPC限りのOffice Suite)良いのでしょうが、機器を購入後の入手はほとんど無いのではと思っています。

そんなPCが爆発的に売れたとすると危機感を持ったとしても不思議はありません。

で、そのネットブックターゲットにした製造メーカー向けのバンドルパッケージの販売をマイクロソフトが開始したようです。

価格は公表されていないのですがかなり安くで提供されているようです。

 

今回のネットブック向けと思われるOEM版のOffice Suiteなのですが、実は使用期限が設けられています。

初回起動時にマイクロソフトアクティベーションを行い それ以降2年間で使えなくなるそうです。

実際には閲覧や印刷機能は残るものの、編集後の保存が出来ないとなると結果的に使えなくなるわけです。

その期限が二年間となります。

現在のところ、その期限が切れた後の延長パッケージのラインナップは行われておらず(一般的にはこういうパッケージの場合更新パッケージが同時に発表され、正規版との比較が出来るようにするはずなのですが・・・)現在のところは期限が切れたら新たにパッケージ版の購入となってしまいそうです。

一度買ったオフィスを期限切れになったからと 中古ネットブックより高いオフィスパッケージを追加購入するでしょうか?

比較的安い中古PCや、新たな利用期限付きのOffice Suiteを同梱したネットブックを購入することとなるでしょう。

つまり、この政策は「ネットブックの耐用年数は二年」と宣言したのに近い形に映ります。

きっと、そこまで意識して決めたわけではないのでしょうが 悲しい話ですね。 

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