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はてな読み

2018-03-03

「恋は雨上がりのように」第73話(第9巻)で流れる 'Brand New Day' の和訳




D




How many of you people out there

Been hurt in some kind of love affair?

And how many times did you swear

That you'd never love again?


この世には、ちょっとした色恋で傷ついてる人はどれくらいいるのだろう?

そして、もう恋なんてしないと何度くらい口にしているのだろう?


・out there はここでは「世の中」「世間」といった意味。

・some kind of... 「ちょっとした」という口語。

・swear は口語の「断言する」だと考えて、「誓う」ではなく、「もう〜しないと口にする」に。


How many lonely, sleepless nights?

How many lies, how many fights?

And why would you want to

Put yourself through all of that again?


寂しくて眠れない夜はいくつあるのだろう?

いくつの嘘があったのだろう、どれくらいの言い争いがあるのだろう?

なのに、なんだってまた、そんなにも辛い目に遭おうとするんだい?


・fight(s) は「口論」「言い争い」と判断。

・put (sb) through で「(苦しみなどを)受けさせる」。


Love is pain, I hear you say

Love has a cruel and bitter way of

Paying you back for all the faith you ever had in your brain


恋は苦痛だ、そう言うんだろう。

君がずっと思い描いていたすべての信頼に対して、恋というのは残酷でひどいやり方で仕返しをしてくる、と。


・I hear you say 相手がこう言うだろうと予測して付けるフレーズ。「〜ときみが言うのが聞こえてくるようだ」みたいな感じ。

・faith は「信頼」で解釈。

・How could it be that...? 「どうして〜なんてことになるんだろう?」


How could it be that what you need the most

Can leave you feeling just like a ghost?

You never want to feel so sad and lost again


何よりも必要としているものなのに、それが人をまるで幽霊になったかのように思わせるなんてことが、どうして起きるんだろう?

そんな悲しい思いや失敗を繰り返したいとは決して願ったりしないのに。


One day you could be looking

Through an old book in rainy weather

You see a picture of her smiling at you

When you were still together


ある日、雨の降るなか、君は一冊の古い本をめくっていたら、

彼女が微笑みかけてくる一枚の写真を見つけるかもしれない。

ふたりがまだ一緒だったころの。


・「恋は雨上がりのように」第73話(第9巻)で流れているのはこの部分。


You could be walking down the street

And who should you chance to meet

But that same old smile you've been thinking of all day?


君は街を歩いているかもしれない。

そこで誰かと知り合えばいいのかな。

でも、君がずっと心で思ってるのは、あのいつもの懐かしい笑顔じゃないのかい?


Why don't we turn the clock to zero, honey

I'll sell the stock we'll spend all the money

We're starting up a brand new day


ねえ、時計の針をゼロに戻してみないか。

手元にある株は売ってしまおう、手持ちの金もすべて使ってしまおう。

ふたりでまっさらな新しい一日を始めるんだ。


・honey などの呼びかけはいちいち訳出せずに文意に反映。以下のパートも基本的に同じ。


Turn the clock all the way back

I wonder if she'll take me back

I'm thinking in a brand new way


時計をすっかり昔に戻してみよう。

彼女はよりを戻してくれるだろうか。

この真新しい日にそんなことを思ってる。


Turn the clock to zero, sister

You'll never know how much I missed her

I'm starting up a brand new day


ねえ、いったん、まっさらな状態に戻ってみましょう。

わたしのこの恋しい想いを誰かが知る日なんて、永遠に来ない。

そう、生まれたての一日を始めましょう。


Turn the clock to zero, Boss

The river's wide we'll swim across

We're starting up a brand new day


なぁ、ボス、いったん元の場所まで戻ってみないか。

この広い川を一緒に泳ぎ切ろう。

共にこの真新しい一日を始めるんだ。


It could happen to you,

Just like it happened to me,


もしかしたら、君にもそういうことが起きるかもしれない。

僕に起きたのと同じように。


There is simply no immunity

There's no guarantee.


何も起きないで済ませられる人なんて一人もいないんだ。

いつもうまく行くとは限らないんだ。


I say, love is such a force find yourself in it

You need some time for reflection


いいかい、恋というのは、その中へ飛び込んでみるとすごく力強いものなんだ。

じっくりと時間をかけて考えてみるといい。


You say, baby, wait a minute, wait a minute

Wait a minute, wait a minute

Wait a minute, wait a minute


君はこう言うんだ、ねえ、ちょっと待って、少しだけ。

ちょっと待ってくれ、ほんのちょっとでいいから。

時間をくれないか、少しでいいから。


Turn the clock to zero, honey

I'll sell the stock we'll spend all the money

We're starting up a brand new day


ねえ、時計の針をゼロに戻してみないか。

手元にある株は売ってしまおう、手持ちの金もすべて使ってしまおう。

ふたりでまっさらな新しい一日を始めるんだ。


Turn the clock to zero, Mac

I'm begging her to take me back

I'm thinking in a brand new way


なぁ、マック、始めからやりなおしてみないか。

お願いだ、僕とやりなおして欲しい。

そんなことを新しい始まりの日に考えている。


・ここの Mac は女性名だと McKenzie, McKayla, McKenna の愛称。


Turn the clock to zero, Boss

The river's wide we'll swim across

Starting up a brand new day


なぁ、ボス、いったん元の場所まで戻ってみないか。

この広い川を一緒に泳ぎ切ろう。

共にこの真新しい一日を始めるんだ。


Turn the clock to zero, buddy

Don't wanna be no fuddy duddy

We're starting up a brand new day


なあ、相棒、いったんすべてをクリアしてみよう。

時代遅れのやつになんて、なりたくないんだ。

俺たちで新しい一日を始めてみよう。


・fuddy duddy 時代遅れの人


・Don't wanna be no fuddy duddy(時代遅れのやつになんて、なりたくないんだ。)は、「恋は雨上がりのように」第49話(第7巻)における近藤とちひろのやりとりを思わせる歌詞。


I'm the rhythm in your tune

I'm the sun and you're the moon

I'm the bat and you're the cave


僕はリズム、君という旋律の中のリズム。

僕が太陽なら、君は月。

僕がコウモリなら、君は洞窟。


You're the beach and I'm the wave

I'm the plough and you're the land

You're the glove and I'm the hand

I'm the train and you're the station

I'm the flagpole to your nation


君が浜辺なら、僕はそこに打ち寄せる波。

君が大地なら、僕はそれを耕す犂。

君が手袋なら、僕はそこに入る手。

君が駅なら、僕はそこを目指す列車。

君が国なら、僕はそこに旗を立てるポール。


I'm the present to your future

You're the wound and I'm the suture

You're the magnet to my pole

I'm the devil in your soul

You're the pupil I'm the teacher

You're the church and I'm the preacher

You're the flower I'm the rain

You're the tunnel I'm the train


今の僕は君の未来への贈り物。

君が傷なら、僕はそれを縫う糸。

君が磁石なら、僕ほそれを引き寄せる極。

僕は悪魔で、その住処は君の魂。

君は教え子なら、僕はその教師。

君が教会なら、僕はその祭壇に立つ牧師。

君が花なら、僕はそこに落ちる雨。

君がトンネルなら、僕はそこを行く列車。


・I'm the present to your future のところはダブルミーニングと判断して意訳。


the present to your future 君の未来への贈り物

present / future 現在/未来


・You're the wound and I'm the suture(君が傷なら、僕はそれを縫う糸。)は「恋は雨上がりのように」のテーマそのもの。


Stand up all you lovers in the world

Stand up and be counted every boy and every girl


立ち上がれ、世界中の恋人たち。

堂々と自分たちの意見を言おう、すべての少年、すべての少女たちよ。


・stand up and be counted 「決然として自分の意見を述べる,(責任を持って)堂々と主張する」


・'Brand New Day' はミレニアムソングでもあるので、このイディオムの be counted は countdown とも掛けてあるのだと思う。


Stand up all you lovers in the world

We're starting up a brand new day


立ち上がれ、世界中の恋人たちよ。

みんなでまっさらで新しい一日を始めるんだ。


You're the crop to my rotation

You're the sum of my equation

I'm the answer to your question


君は大地の実り、僕という循環がもたらす実り。

君はすべて、僕という数式のすべての総和。

君が問いなら、僕がその答え。


If you follow my suggestion

We can turn this ship around

We'll go up instead of down


君が僕のアイディアに乗ってくれるなら、

僕たちはこの船の向きを変えて、

降るのではなく、昇っていける。


You're the stair and I'm the handle

You're the flame and I'm the candle


君が階段なら、僕は手すり。

君が灯火ならば、僕はキャンドル。