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はてな読み

2009-06-20

ダンコーガイはやっぱり何も読んでないことがわかった




不愉快極まりないエントリーだ。




404 Blog Not Found:正論即暴挙




ダンコーガイはいつものように元エントリーの趣旨をねじ曲げたうえで自分の話したいことだけ話している。元エントリーはセカンドレイプについて書かれており、それは以下の部分からもはっきりしている。




minori kitahara column: 京都教育大学の集団強姦事件

たぶんブログの進化が大きな要因なんだと思うが、「被害者にも落ち度がある」の声は後を絶たない。猥褻。卑劣。おおばかやろう。

あの事件ですら、同じ大学に通う女子大学生のなかに「被害者にも落ち度がある」というようなことを言う人がいた。




いわゆる「落ち度」の話だ。それも裁判における「落ち度認定」そのものではなく、性犯罪の被害者に対するセカンドレイプの問題について書かれている。いわゆる「わかっていたんだろう」とか「誘ってたんじゃないのか」という話だ。


女性の「落ち度」を指摘することの問題点としては、裁判においてもセカンドレイプにおいても「どれだけ抵抗したか」「どれだけ用心していたか」などが判断材料とされてしまうことが挙げられる。


つまり、元エントリーの文中にある「早稲田の男の子と知り合いたいな、恋愛できたらきっと楽しいだろうな」という単純な動機ですら、性犯罪の被害者にとってはマイナス要素として判断される可能性がある。




女の欲望。性犯罪の裏で、まるでないことにされる、女の欲望。都合よく語られ利用される、女の欲望。


こわすぎニッポン。女は、自分のその欲望を注意深く注意深く潜めなくてはいけない。そんなの、もう、うんざりだと、女は絶望しきっているというのに。


(minori kitahara column: 京都教育大学の集団強姦事件)




この言葉はそういった意味で書かれている。性犯罪が発生したあとに女性の「欲望」が責め立てられるのはおかしいじゃないか、ということだ。


そんなセカンドレイプの問題点を指摘している元エントリーに対して、ダンコーガイは何と書いているか。驚くべきことに、エントリーの冒頭において以下の部分を引用しつつ、最初から「性犯罪から自らを守るためにはこれではいけない」と予防的観点から書いているのだ。




女は自由にセックスをし、自分がいいと思う相手に気軽に股を開いていいんです。男がうじゃうじゃいる空間に行くということは、「そういう期待」をする、ということだって、あるんです。それがなにか? いけないことですか? なんですか? 自己防衛? なぜ私たちが? 自分のチンコ一つコントロールできずに男性ホルモンに支配されている男こそ、まず自身のホルモンからの自己防衛を心がけるべきでしょ? ミニスカート大賛成。胸見せる格好大好き。肉食系女子万歳。男を挑発上等。だけど、したくないことは、したくない。そんな簡単な理屈がなぜこうも通らないんでしょう。


(minori kitahara column: 京都教育大学の集団強姦事件)

なぜなら、上の正論には、レイピストを「事後」で罰する力は少しはあっても、レイピストを「事前」に止める力は全くないからだ。それどころか上の台詞には、「事件」を起こす確率を高める効果すらある。


(404 Blog Not Found:正論即暴挙)




このねじ曲げ方には悪意すら感じる。元エントリーは予防のことなど話してない。セカンドレイプにおいて女性の性欲がひたすら悪いものとして糾弾されることの不合理を訴えてるだけだ。




minori kitahara column: 京都教育大学の集団強姦事件


こわすぎニッポン。


その日本がこわすぎというのであれば、海の向こうは人外魔境というしかない。そして人外魔境は、日本においてすら時折出現するのだ。京都教育大学にも出現するが、一番出現率が高いのは家庭だったりもする。


そんな世界で、レイプされる確率を下げるために出来ることはなんだろうか。


正論を人外に説くことではないのは確かだろう。


そんな世界で、レイプされる確率を下げるために出来ることはなんだろうか。

正論を人外に説くことではないのは確かだろう。


(404 Blog Not Found:正論即暴挙)




ここでもダンコーガイは元エントリーの趣旨をねじ曲げて、「こわすぎニッポン。」という引用部分を外国と日本との性犯罪の発生率を比較するために利用している。もう一度、元エントリーの当該箇所を読めばはっきりするはずだ。




女の欲望。性犯罪の裏で、まるでないことにされる、女の欲望。都合よく語られ利用される、女の欲望。


こわすぎニッポン。女は、自分のその欲望を注意深く注意深く潜めなくてはいけない。そんなの、もう、うんざりだと、女は絶望しきっているというのに。


(minori kitahara column: 京都教育大学の集団強姦事件)




この文脈のどこに海外と日本の比較が出てくるのだ? これはセカンドレイプの話だろう。さらに言えば、こんなねじ曲げ方をしているために、このダンコーガイのエントリーそのものがセカンドレイプの構造を持ってしまっている。


はっきり言わせてもらうが、ダンコーガイは元エントリーをちゃんと読んでないと思う。いつもの書評もあっちこっちのブログで「読んでねーだろ?」と突っ込まれているが、おそらく、今回もこの元エントリーを流し読みしかしてないのだろう。


ただ、「献本御礼」から始まる書評のエントリーは別にそれでもいい。どうせバカがほいほい本を買ってアフィに献上するだけなので構わない。勝手にすればいい。


でも、今回のエントリーはそういうわけにいかない。これだけシリアスな事柄について流し読みしたうえで、元エントリーの趣旨を完全に没却させ、そのうえで自説だけを滔々と語るというのは言語道断だ。セカンドレイプについて書かれていた元エントリーの文章を勝手に予防的観点に置き換えたうえで、「それでは性犯罪から自分を守れない」などと説教を垂れるなんてのは許されない。




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Francesco3 犯罪, 性, 社会, 差別, 暴力


頭悪いのはあんただよ。それはレイピストに向けられた言葉じゃない。おまえのようなセカンドレイピストに向けた言葉だ。ほんと読解力ゼロだな。


yachimon dankogai, gender, 性, 犯罪, 社会


"この台詞が、レイピストに通用するのかを確認してみて欲しい。" 元エントリはいわゆるセカンドレイプに対しての意見だと読んだが。セカンドレイピストにも通用しないということか。




読めている人はきちんと読めている。もし、読めてない人がいるとすれば、それはダンコーガイと同じように流し読みしかしてないのであろう。または、自分の考えに凝り固まってしまい、きちんと文脈を追えないのであろう。




頭が、悪い。


この「頭が、悪い」は「頭がいい」の反対、「おつむが足りない」ではない。


おつむが、過剰という意味である。


(404 Blog Not Found:正論即暴挙)




ダンコーガイはバカじゃない。ひたすら怠慢なのだ。そんな怠け者を褒める必要なんてない。マッチョってのはもっとキビキビと動くものだ。