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『建築と日常』編集者日記

08月29日(水)

下記のとおり、10月に『窓の観察』の刊行イベントを行うことになりました。イベントに関するお問い合わせ、ご予約は、リンク先のサイトをご参照の上、会場であるジュンク堂書店池袋本店へお願いします。

※9月22日、予約が定員に達したため、募集を締め切りました。

http://www.junkudo.co.jp/tenpo/evtalk.html#20121009_talk

『窓の観察』(個人雑誌『建築と日常』別冊)刊行記念スライドトーク

わたしが見た風景──街・写真・日常

柴崎友香(小説家)×qp(画家)×古谷利裕(画家・評論家)

  • 司会:長島明夫(『建築と日常』編集発行者)
  • 日時:2012年10月9日(火)19時30分 〜
  • 会場:ジュンク堂書店池袋本店4階カフェ(東京都豊島区南池袋2-15-5)
  • 定員:40名(お電話又はご来店にてお申し込み先着順)
  • 入場料:1000円(ドリンク付)

『建築と日常』初の別冊である『窓の観察』では、窓という共通テーマのもと、柴崎友香さんが短編小説、qpさんが連作写真を発表されています(そのほか建築家の中山英之さんによる建築絵本)。ここでは柴崎さん、qpさん、さらにゲストとして古谷利裕さんをお迎えし、お三方がふだん撮られている街の写真をスクリーンに映しながら、お話をしていただきます。窓というテーマを街にまで広げ、それぞれの方にとって街とはどういうものなのか、それを写真に撮るとはどういうことなのか、そんなところから創作の秘密にも迫りたいと思っています。

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●柴崎友香(しばさき・ともか)

小説家。1973年大阪府生まれ。大学で写真部に所属、以降写真を撮り続ける。長編『その街の今は』(第57回芸術選奨文部科学大臣新人賞・第23回織田作之助賞大賞・2006年度咲くやこの花賞、新潮文庫)では大阪の街を写した古い白黒写真が重要なモチーフになった。テーマを受け継いだ最新作『わたしがいなかった街で』(新潮社)でも、時間的・空間的に遠く離れた街同士の関係が描かれている。その他の著書は『寝ても覚めても』(第32回野間文芸新人賞、河出書房新社)など多数。

●qp(きゅーぴー)

画家。1979年兵庫県生まれ。谷川俊太郎『二十億光年の孤独』『62のソネット+36』(集英社文庫)の装画や、雑誌『真夜中』への寄稿(3・9・11・12号)といったイラストレーターの仕事の一方、写真・動画・詩文など様々な表現媒体での創作をする。日々の写真は主にブログ「明るさ」で発表。第23回ザ・チョイス年度賞大賞、第27回グラフィックアートひとつぼ展グランプリなど受賞。

●古谷利裕(ふるや・としひろ)

画家・評論家。1967年神奈川県生まれ。散歩が日課。昨年から散歩中の写真を携帯電話のカメラ機能で撮り始め、主に月ごとにまとめてブログ「偽日記@はてな」で発表する。様々な分野の作品を論じるブログでは、しばしば柴崎さんの小説についても言及し、評論集『人はある日とつぜん小説家になる』(青土社)には柴崎友香論を収録。『わたしがいなかった街で』についても書評を執筆(『新潮』2012年8月号)。その他の著書には『世界へと滲み出す脳──感覚の論理、イメージのみる夢』(青土社)がある。

古谷利裕さんの写真については、以前、10+1 web siteのアンケート企画で短く紹介したことがありました。

また、古谷さんが柴崎さんの作品について雑誌などで書かれた文章には下のようなものがあります。

  • 「目とレンズと星のしるし、あるいは、カツオの発生──柴崎友香論」『文藝』2008年冬号
  • 「分身と宇宙人と精霊」(柴崎友香『星のしるし』の書評)『文學界』2008年12月号
  • 改訂版「目とレンズと星のしるし、あるいは、カツオの発生──柴崎友香論」『人はある日とつぜん小説家になる』古谷利裕著、青土社、2009年
  • 「わたしは知りたかった──柴崎友香『ドリーマーズ』論」『群像』2010年2月号
  • 「「そこ」にいる「わたし」」(柴崎友香『わたしがいなかった街で』の書評)『新潮』2012年8月号

『窓の観察』掲載の柴崎さんの短編「見えない」についても、ブログで書いてくださいました。