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『建築と日常』編集者日記

01月14日(木)

専門学校ICSカレッジオブアーツの「マガジンプロジェクト」という課題の講評会に参加した。担当講師の白佐立さんからのお誘い。1年生20名程度がモダニズムの建築をテーマに各自で記事を作成し、出来上がったそれらを組み合わせて4冊の冊子を作るというもの。去年、日本工業大学で出した建築批評の課題()と重なるところがある。そしてやはり「言葉に囚われている」という感じはあって、1年生がモダニズムという得体の知れない言葉を相手にしているぶん、その傾向は強かったように思える。その建築が「モダニズム」に当てはまるか当てはまらないかという観念的な判断(カテゴライズ)が、モダニズムという概念自体に対する思索や、実際の個々の建築の有り様に向き合うことよりも先行しているようだった。1年生ということは、ほとんどの学生がインテリアデザインや建築を学び始めて1年にも満たないということだろうけど、インテリアや建築に接すること自体は誰しも20年くらいの経験があるわけだから、あまり専門用語を真に受けず、もっと自分の感覚を論理的に追求するような姿勢があってよいと思った。