横浜戸塚の善了寺で、大岩剛一さんが設計した本堂(2016)と聞思堂(2012)その他の建物を見学した。今日が初対面の大岩さんは早稲田の吉阪研ご出身とのこと。『建築と日常』No.3-4に寄稿していただいた島村菜津さんが紹介してくださった。上の写真の左が本堂で、右が同時に新築された庫裏。本堂は旧本堂の西洋建築風の外形を踏襲しつつ、外壁がヨシ葺き。よく晴れた初夏の昼前、強い日差しのせいもあってか、国籍や宗教の認識も超越するような、不思議な佇まいの建築だった。本堂手前の聞思堂は木造の軸組にストローベイル土塗りの壁。