Hard Days Night

14th Day

この日はLiverpoolへと遠征。

朝早く起きて、Euston駅へと向かう。


時間があったのでHot Chocolateを飲んだりしながら時間を潰す。

この駅発のBrit Railは多少車内も広くきれい。

電車に揺られながら歌詞を書いたり、音楽を聴いたりしているうちに到着。


ここLiverpoolはイギリスの地方都市といった趣で、あまり人もおらず静か。

おそらくサッカーの試合があるときは全く別の顔を見せるのだろう。

街並みも少し中心から離れてしまえば、アメリカの高級住宅街のような閑静な住宅街。


早速、目当てだったThe Beatlesゆかりの地を周る‘Magical Mystery Tour’をブッキングし、昼飯。


しばらくして始まったMagical Mystery Tourはとにかく楽しかった。

Penny LaneやStrawberry Fieldなんかはもう感無量。

自然と曲が頭を流れる。

良いものが見れた。


帰りがけにThe Beatles Shopにて数点のお土産を購入し帰路に着く。


夕飯は贅沢にインド料理に。

こちらではカレーに定評があるらしいのだが、この店も例に漏れずとても美味しかった。

未だにイギリスで食事で失敗したことがない。


それからまた、昨日のPubにてGuinnesをハーフパイント頼む。

帰りがけに見せてくれた例のお姉ちゃんの笑顔はとても良かった。



また行くことをりゅーたメンと誓い、帰宅し就寝。




15th Day

今日は昼過ぎくらいから、洗濯をしに近所のランドリーへ行った。

洗濯が終わるまでの時間を利用して、一旦家に昼食を摂りに帰る。

ゆっくりしてからランドリーに戻り、今度は乾燥機タイム。

しばらく後、大方乾いた洗濯物を手に帰宅し、部屋中に干す。


夕方からはりゅーたメンの友人であるドイツ人のFabianとの約束があったので、なんとなく昼寝をしたりして時間を潰してから出発。

る○ぶに載っていたマップが間違えていたせいで、目的地までかなりの大回りをさせられた。

やはり地球○歩き方は良い。


Oxford Circus付近はクリスマスのイルミネーションが飾られ始めていてきれいだったが、とにかく人が多すぎてうんざり。


カフェで少し休み、待ち合わせ場所へ行くと程なくFabianと合流できた。

りゅーたは10数年振りの再会にとても嬉しそう。

まずはFabianお勧めのPubに向かった。


そこはリビングルームのような素敵な内装のところで、しかもビールが1Pintで2?という安さ。

三人でドイツビールを頼み、乾杯。

Fabianの英語はとても聞き易く、楽しく会話を楽しむことが出来た。

週末から行くドイツはフランクフルトの話を聞いたり、日本についてどう思っているか話したり、二人は昔話に花を咲かせたり、すごく良い時間を過ごせた。

こちらに来て思ったのだが、俺達はもっと日本の良い部分を認識して、それをきちんと誇っていくべきだ。

日本人が思っている以上に、海外では好意的に思われているんだから。


仕事でお疲れのFabianと別れ、俺達は今日を最高の形で締めくくるべく、例のお姉ちゃんがいるPubへと向かった。

いつも売り切れだったGuinnes extra coldとビネガーチップスを頼み、りゅーたと「今日も最高の一日だったな」と話し合う。

毎日のように最高だと思える日々を過ごせることに心から感謝。


帰りがけにスーパーに水を買いに行くと、同じスクワットの住人とばったり会った。

外で見るとそこまであいつらもルンペンではなく見えるから不思議だ。

とても気分が良かったせいか、ルンペンの英語もいつもより聞こえた。


部屋に帰り、また色々と語り合った後、就寝。