入稿!児童書では初!本格怪談オムニバス・アンソロジー。しかも怖くておもろい!

【画像は本とは関係ありません】


まだタイトルは発表できませんが、ここ数か月かかっていたオムニバスアンソロジー、一巻の各作家さんの原稿が出揃い、企画編集のメディアファクトリー編集部から角川書店へ入稿されました!
あとは、画家さんの絵と本づくりです〜
ちなみに、第一巻の執筆作家は、越水利江子、小島水青さん、宮下恵茉さん、横山充男さん。監修の総元締めは、怪談専門誌『幽』の東雅夫先生です。
すっごく、面白くてこわいから、発売をお楽しみに〜♪

『大正の怪談実話ヴィンテージ・コレクション』

明治後期に始まった空前の怪談ブームは、大正期に入ると熟成の度を増し、さまざまな分野へと波及していった……。第一次世界大戦から関東大震災のカタストロフにいたる「ぼんやりした不安」の時代に絢爛と咲き誇った、怪談実話の妖しき花々を一巻に結集。幻の名著として知られる『妖怪実話』と『怪異草紙』を中心に、講談師や心理学研究者、外国文学者の手になる珍本奇書を、豊富なヴィジュアルを交えて収録、紹介する。大好評の『昭和の怪談実話ヴィンテージ・コレクション』に続く待望の第2弾、〈幽クラシックス〉からいよいよ登場! (内容紹介より)
貴重本です。
大正という時代の空気から立ち上ってくるような怪談の一つ一つが、意図的に創作されていない分、しんとして、怖い。
しかも、時代のロマンというか、あの時代でしか感じられないロマンティシズムがただよってきます。
美しく妖しい怪談というのは、殺伐とした現代では、もううまれることがないのかもしれませんが、この本にはぎっしりつまっています。
そう、あの時代からタイムスリップしてきたみたいに……。
私にとっては、お宝の一冊です。(written by 越水利江子
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