2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日、『忍剣花百姫伝(三)時を駆ける魔鏡』のゲラ校正を返送したかと思えば、本日は、岩崎書店さんの「ストーリーで楽しむ日本の古典シリーズ」のうち、『平家物語』『雨月物語』の見本が、私の書く『落窪物語』のゲラ校と一緒に送られてきました。 ご覧く…
年内に、岩崎書店から刊行予定の王朝シンデレラ、おちくぼ姫のラブロマンス『落窪物語』の絵を描いて下さる沙月ゆうさんがキャラクターを描かれた乙女ゲーム「赤い砂堕ちる月」のPV(プロモーション ビデオ)が公開されました。 沙月さんの絵の素敵さをご堪…
おばけずき 鏡花怪異小品集 (平凡社ライブラリー) 泉鏡花の掌編、随筆集です。 鏡花の魅力は、流れるような文体と表現力、そして比喩の巧みさ、描かれる世界の深さと広がり……と、数え上げるとキリがないのですが、ともかく、なんといっても、編纂の東雅夫さ…
「教えて」って、リクエストがあったので、ここで、戦国の物語を紹介しとくね。 私の本はファンタジーであっても、歴史的な記録資料はできる限り曲げないように書いてるので、楽しく歴史のお勉強ができてしまうかもしれません。 ↓これは伝記。年表付。実は、…
私には、いじめを書いた本があります。 その一冊は、『フレンド 空人の森へ』(教育画劇)は、哲学者の大森荘蔵先生が生涯思索を尽くされたテーマ、目にも見えず、触れることもできない不思議な「こころ」について描いたファンタジーです。フレンド―空人の森へ (…
『忍剣花百姫伝(二)魔王降臨』 刊行されました! 失われた記憶と、水天の法―遠くの世界を見通す力―を取り戻しはじめた花百姫。一方、八忍剣の裏切り者、美貌の忍剣士・美女郎は魔道の力により、亡くなった花百姫の父・八剣朱虎の肉体に魔王を甦らせていた…
いい歌は国境を越える! 日本へも来てほしいな。
好きって、こわい?(講談社) 青い鳥文庫の大人気シリーズ「若おかみは小学生!」の著者である令丈ヒロ子が編者となり、人気作家5人が競演! 小学生のみなさん、これがほんとのこわい話です! <収録作品> 小林深雪「こわくて泣いちゃいそうだよ――秘密のペ…
来月の東北芸術工科大学の夏季集中講座に向けて、講義準備を急いでいるので、「もう、今日しかない!」と、イベントのハシゴ状態で駆け付けたのは、古い友人のもり・けんさんの童謡コンサート講演と、招待状を頂いていた久保修さんの切り絵展でした。 どちら…
北海道はゆったり、おおらかな雰囲気に満たされていました。 まるで、3.11大震災前の日本、原発事故以前の日本へタイムスリップしたようでした。 それはそれで、癒されることなのですが、北海道もいざ対岸で事故が起これば、福島の惨禍と同じことが起こりま…