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風雲童話城ブログ

2018-10-04

[][][][]『どこどこ山はどこにある』#フレーベル館 著/おおぎやなぎちか・絵/松田奈那子

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目次は、空色のバス/ハシの木/プール/どこどこ山がやってきた/ひがちになあれ  まどかのひいおばあちゃん「ひいちゃん」が、ある日ふらっと家をでた。ひいちゃんを追いかけて、空色のバスに乗りこんだまどかは、いつのまにか知らない山にまよいこんで…。ふしぎな世界「どこどこ山」で、まどかがであったものとは?(BOOKデータより)

子どもたちにとって、ひいおばあちゃんといえば、病気や寝たきりになったり、老人性痴呆になってしまったり…心も存在も遠くなってしまう印象が多い世の中、この物語のひいちゃんは、まだ元気に見えます。そのひいちゃんが独りで出かけるのを見て、心配でついていったまどかが出会う不思議な山、どこどこ山が何を意味しているのか……物語の続きが気になって、どんどん読み進んでしまいます。そして、どこどこ山で出会った子どもたちやひいちゃんが歌う楽しい「どこどこ山の歌」は、いつでも、どこどこ山へ連れてってくれるのです。

♪どこどこ山は どこにある どこどこどこどこ どこにある あっちにあったり こっちにきたり どこどこ山は どこにある どこどこどこどこ どこにある ひがちになあれ ひがちになあれ♪

このおまじない歌の「ひがちになあれ」を、私は「お日さまが射して、快晴になあれ」の意味かしらと思って読んでいました。まあ、大人の想像力はその程度です。ところが、子どもたちの想像力はピカッとお日さまみたいに輝くのです。作者のおおぎやなぎちかさんは、いまだに、子どもの想像力を身内に抱えた貴重な作家さんだと思いました。人が老いて、病を得て、死んでゆく……そんな悲しい人生を描くのではなく、ピカッとお日さまみたいに輝く物語にしてくださってありがとう〜ってお礼を言いたくなりました。

2018-07-04

[][][][]『ミジンコでございます。』#フレーベル館 文/佐藤まどか・絵/山村浩二

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小さな小さな命だって、このでっかい地球を支えている!小さな魚がミジンコを食べ、小さな魚を大きな魚が食べて……そんな食物連鎖の頂点にいる人間も、ミジンコのおかげで生きられる。

人間は、顕微鏡で見ないとミジンコがどんな姿をしているかも良く見えないけれど、

小っちゃすぎるミジンコを食べたりもしないけれど、命の循環の中では、どんなに小さくても、大きな大きな存在のちっちゃなミジンコ。

そう気づかされる絵本です。子どもたちにおすすめ❣

みんなみんな、いきている。

そして、「だれか」とつながっているんだ。