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風雲童話城ブログ

2015-10-01

[][][][]傑作を書こうとするな、好きな世界を描き出せ

f:id:rieko-k:20110314144349g:image:leftまもなく、全国の書き手が生原稿を引っ提げて集まってくる「季節風大会」である。

あちこちで、書き手の悲鳴が上がっているのは、参加原稿〆切がこの週あたりだから。

まあ、こんな日まで仕上げずに、だらだら書いていた奴が悪いと切り捨てるのは簡単だが、〆切が見えてこないと本気になれない作家は多いから、他人事ではない。

だが、〆切を守って、大会でみんなに読んで貰う、あるいは編集さんに見て貰うというのは、ゴールではない。通過点の一つに過ぎない。

f:id:rieko-k:20110314144349g:image:leftということは、完璧でなくてもいいのだ。

たとえ、クリアできていない部分があっても、プロ作家やプロの編集さんというのは、作品の魅力を捕まえてくれる。そこがプロなのだ。

そして、「こう直せば?」「ここを深めれば?」といったアドバイスをくれる。そこからがスタートと考えてほしい。ただ、このスタート点から失速する書き手が相当数いるのは残念すぎる。

具体的なアドバイスがあるということは、書く価値のある作品だと受け止めてくれている、あるいは、この人は書ける人だと期待されているということでもあるのだから。

アラや欠陥があっても、作品に人に、魅力があると感じて貰えているということでもある。

実際、文章がどれほど上手であっても、描き出された世界に魅力がなければ、それは本にはならない。

f:id:rieko-k:20110314144349g:image:left

文章修業とは、まず、自分が好きで好きでならない世界を描き出す事だ。文章の習熟より、何を描こうとしているかの方が大切なのだ。

書き手が全身全霊の愛をこめて描き出された世界は、人の心を掴む。

傑作でなくていいのだ。人の心を惹き付ける自分だけの大好きな世界を構築すること。

それができれば、スタート点に立てる。

さあ、愛をそそいだ作品を引っ提げて集まりましょう〜

2015-09-29

[][][]愛のある人、あなたはきっと大好きな事を職業にできると思うよ♡

f:id:rieko-k:20120215224911j:image:left※永遠の土方歳三栗塚旭さん)

依頼された某レーベルがスタート直後不振で終わってしまった事があった。なんとか他レーベルへの入稿をと頼まれたけど、〆切に追われてそのまま途中でほっぽりだしていた新選組ファンタジーを再び書き始めた。独立した小説だけど『花天新選組』や『月下花伝』の読者には繋がってるとわかる話。

新選組は、少女時代に出会った私の原点のような世界。

新選組に出会ってしまったがために、十代には、大部屋女優にもなってしまったし、新選組を愛して歴史に興味を持って、あげく、戦国時代から幕末まで、この日本を愛した歴史上の人々をも愛するようにもなった。……その結果、歴史文学の仕事が舞い込む物書きになったともいえるのかもしれない。すべては、愛が生み出してくれる。困難も、それを乗り越える喜びも!

愛のある人、あなたはきっと大好きな事を職業にできると思うよ♡

f:id:rieko-k:20090510152758j:image:left※私のお宝写真、俳優栗塚旭さんとのツーショット!

これまで、歴史系古典系の仕事は沢山あって、その一部↓











うばかわ姫 (招き猫文庫)

うばかわ姫 (招き猫文庫)

忍剣花百姫伝(一)めざめよ鬼神の剣 (ポプラ文庫ピュアフル)

忍剣花百姫伝(一)めざめよ鬼神の剣 (ポプラ文庫ピュアフル)

花天新選組―君よいつの日か会おう

花天新選組―君よいつの日か会おう

月下花伝―時の橋を駆けて

月下花伝―時の橋を駆けて

文庫 杉文 真心をつくした吉田松陰の妹 (フォア文庫)

文庫 杉文 真心をつくした吉田松陰の妹 (フォア文庫)

江 浅井三姉妹 戦国を生きた姫たち (ポプラポケット文庫 伝記)

江 浅井三姉妹 戦国を生きた姫たち (ポプラポケット文庫 伝記)

時空忍者 おとめ組!(4) (講談社青い鳥文庫)

時空忍者 おとめ組!(4) (講談社青い鳥文庫)

稲生モノノケ大全 陽之巻

稲生モノノケ大全 陽之巻

恋する新選組(1) (角川つばさ文庫)

恋する新選組(1) (角川つばさ文庫)

2012-08-21

[][][]2017/8月更新】作家の階段                

f:id:rieko-k:20090628141600j:image:left少年の掌と、でんでんむしの赤ちゃん



以前、「ほろ酔いエッセー」にも書いたことがあるのですが、童話、小説を書きたい人の裾野はとても広いのです。

それなりに、エッセーに近いものが書ける人たち、ネット上には、そういう才能は溢れています。

そこから文章修行の結果、一段上がると「文章がきちんと書ける人」になります。

二段目の階段は「物語の構成がそつなく出来る人」です。

これは、お話を設定して、破綻を起こさず、結末まで持っていけるということです。

ここまでは、熱心な書き手さんなら、早い人なら1年、遅くても2,3年も書き続ければやれるようになります。

大学の文学部の学生さんや、同人修行中の書き手さんは、このあたりまでは超えている人が多いようです。

でも、問題は次の一段の三段目。

三段目は、「人を惹き付ける魅力をもった作品」「ハラハラドキドキする面白い物語」を書ける人という階段です。

この階段は、三段目なのに、これまでの階段の歩幅では上れないほど一段が高いのですが、ポイントを身に着ければ、距離は縮むかも知れません。

いや、同人仲間やまだ若い学生の中にも、ちらほら、輝く魅力をもった作品の書き手、磨けばさらに輝くだろうと思える書き手がいます。

でも、「ハラハラドキドキする面白い物語」を書ける人はなかなかいません。

もしかしたら、「構成がそつなくできる」「何かわからないけれど人を惹き付ける」から、「ハラハラドキドキする面白い物語」にするまでの距離は、ロープウェイに乗らなければならないほど遠いのかもしれません。

では、四段目の階段はなんでしょう。

これは「プロになれる可能性を秘めた人」という階段です。

なぜ、「プロになれる人」ではなくて「プロになれる可能性を秘めた人」なんでしょう。

それは、面白いものを書けるからといって、みんなが本物のプロになれるわけではないからです。

面白い作品を、命ある限り、少なくとも百話くらいは提出できないとプロとはいえません。(つまり、私も、今のところ、雑誌を除いて、すべての絵本単行本を数えてまだ80冊ばかり(2012年当時2017年の現在は100冊を超えていますが…)この文章を書いていた私は、プロ過程の途中にいたことになります)

そして、最終の五段目は「時代が変わっても読み継がれる作家」です。

この目標が、やはり、書き手の最終目標でしょう。

この五段目は、売れっ子作家でも上れるとは限りません。

純文学作家であっても、芥川賞を取っても、直木賞を取っても、この五段目に行き着く人はほんの少数です。児童文学もYA小説もしかりです。

かといって、書き手の私たちに何ができるでしょうか?

できることは、魂を込めて書くことだけではないでしょうか。

世の中を舐めないで、真摯に書くこと。

自分にしか書けない何かを、提出し続けることなのではないでしょうか。

後は、時代が、歴史が、すべてを動かしていきます。

ある時代、踏みつけにされた文学が違う時代になって甦ることもあれば、一世風靡した文学が時代と共に埋もれていくこともあります。

私たちの仕事は、人間の一生といった短いスパンでは計れない仕事なのですねえ。

心して、とりかかりましょう、さあこれから、私だけ、あなただけにしか書けない「魂の一作」を。

2011-11-25

[]お詫び

家族の中で蔓延していた風邪ウィルスで、一昨日からダウン。吐き気、胃痛、腰痛で起きられず。

まだ完治していないので、ブログ、ツイッターのつぶやきもならず。

完治したら更新します。すみません〜

2010-11-09

[][][]忘れ去られた負け犬の遠吠え…

エラいものを見てしまった……実は、ちょうど『月下花伝 時の橋を駆けて』が本になった頃の日記なんですが……。以下(セピア文字)のことが、綴られてありました。

f:id:rieko-k:20091115112320j:image:left

先日の上京で、神さまの声を聞きました。いや、実際は、となりで飲んでいたM社の編集さんのお声なんですが。

「越水さんはヤングアダルトが向いてるなあって、ずっと思ってたんですよ。次、ヤングアダルト書きませんか」と。

神さまのお声は、時として、人の声を借りて降りてきます。秋にはD社へもヤングアダルト原稿を入稿の予定です。M社でもとなると、ヤングアダルトづいています。

それから、笑わないで聞いて下さいね。彼はこうもいってくださったのです。

「あさのあつこ、森絵都とくれば、つぎは越水利江子でしょう!」と。

酔った勢いとはいえ、ものすごく励まされました。「ありがとう…っ」って、ハグしたいくらいでした。これを神さまの声として、大きなお仕事をされているお二人を目指して頑張ろうと心に誓いました。

大切なのは実現するかどうかではなく、真剣に目指すことができるかどうかです。真剣に目指して精進すれば、形は違っても、必ず夢は実現するものだと、これまでの人生で経験しています。そうだ、目指さなければ!と気づかせてもらいました。ありがとう〜Fさん。(心でハグ>こっそり)

ううう……

し、しっかし、このFさん、その後、後輩の美人作家Kちゃんを紹介したら、上のヤングアダルトの話はすっかり、彼女のものに……!

どういうこっちゃ〜 私の心のハグはどーしてくれる〜!?

あ、いや、でも、神様の声には違いなかったんです。その後、私自身もヤングアダルトの仕事がどんどん増えていきましたから。

そ、それにしても、男心に正直すぎるではないか……Fさん。

うう、負けないぞっ。あたしかて、今、ヤングアダルト向き、本格ファンタジーを書いてるんやから。うちで出させてほしかった〜っていっても遅いからね!(忘れ去られた負け犬の…悲しき遠吠え…

あ、でもね。後輩のKちゃんの名誉のために付け足すと、Fさんの編集としての目は確かなんです。

Kちゃんのヤングアダルト小説は面白い!

2010-11-04

[][][]水嶋ヒロさんの受賞作

f:id:rieko-k:20081117144743j:image:left【過ぎし秋…今年はどうかな?】

ポプラ小説大賞を受賞された水嶋ヒロさんの『KAGEROU』は発行時期未定といわれていましたが、どうやら来春に発行されるらしいです。

「粗削りだが、それを凌駕するパワーがあった」とされる選評と、審査委員がポプラ社編集部と役員だけという事実、受賞したのに発行時期が未定ということなどについて、さまざまな憶測が流れています。

でも、ポプラ社小説大賞は、もともと、これまでと違った選考方式で、新しくパワーのある作品を世に問うていこうという公募でした。

出版業界全体を眺めると、有名作家が選ぶ賞があって、読者が選ぶ賞もあり、書店が選ぶ賞もあるのです。出版社の編集者や役員が選ぶ賞があることは、一つの価値観に傾かないという意味でもいいことでしょう。


これまでは、それを特別視することはなかったのに、水嶋さんが受賞したとたん、この騒ぎです。

善意であれ、うがった見方であれ、取り沙汰されるのは版元にとってはいわば無料の宣伝のようなものですが、個人の水嶋さんにとっては傷つくような取り上げ方もまた目立ちます。

けれども、他出版社でもポプラ社でも、長年、本を出し続けている作家の立場からいえば、本になるまでに編集さんとやりとりをして、さらにいい形にして出版するという方法は、どんな大賞を受賞した新人さんでも、プロの持ち込みでも全く同じです。それをやらない本はありません。

この時期に受賞されて、編集さんとそういうやりとりをして、表紙の画家さんを決めて、絵を描いて頂いて、さあ出版するとなれば、ごく普通に来春ぐらいまではかかります。出版に向けてのその流れに、これまでの経験上、特別なものは感じません。

元来、出版社の内部事情などは、長年共に仕事をしている身にはいろいろ聞こえてくることもありますが、それらは、各作家とは分離して考えるべきです。作家にとっては作品がすべて。どこの版元であろうと、作家は、作品を評価してくれる編集さんと共に本づくりをするのですから。

水嶋ヒロさんほどの著名人が、一公募に応募されたという事実だけでも、その勇気と努力に脱帽です。そういう方だからこそ、新たな道も輝いて扉を開いてくれたのでしょう。

幸運は、勇気と努力なしには訪れてくれないのですから。

水嶋さんの勇気と努力を讃え、そのパワーの息吹を感じて、私も頑張ろうと思います。

2010-10-16

[][][]テニスランキング世界第一位、ラファエル・ナダル

ラファエル・ナダルのノンフィクションを偶然観ました。仕事を始めようと思っていたのについつい最後まで。

観て良かった〜、再放送があるなら録画したいです。

彼は本当に素晴らしい故郷、家族、友人に恵まれた人だけれど、その人たちに、ナダル自身が愛をそそげる人だということが、さらに素晴らしい。

f:id:rieko-k:20100916015200g:image:left「誰だって、今以上の自分になれる。もう無理だと思っても、そこからもう少しは頑張れるものさ」テニスのラファエル・ナダルのコーチ、トニ・ナダルの言葉。

f:id:rieko-k:20100915205831g:image:left「テニスはゲームに過ぎない。人生で一番大切なのは家族や友達」と、テニスのラファエル・ナダル。これまでの人生のすべてをテニスにかけてきたといっていい不屈の人ナダルの言葉だからこそ、その大きさ深さに感動。

f:id:rieko-k:20100821022001g:image:left世の中には、素晴らしい人が一杯いる。それに比べて卑小な私。それでも、「今日より良き自分を目指して頑張るだけ」「負けも逆境も人生の一部。逃げることはできない。長い目で見れば価値がある」(これもナダルとトニの言葉)さあ、今日も頑張ろう。

2010-07-16

[][][][][]ゲゲゲの女房

ゲゲゲの女房 ゲゲゲの女房―連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド) お父ちゃんと私―父・水木しげるとのゲゲゲな日常 (YM books)

お昼のNHK連続ドラマ、お昼ご飯を頂くときに見ています。

漫画家水木しげるさんをモデルにしたこの物語は、精魂こめて描いた漫画が、時代の風に吹き飛ばされ、ことごとく売れず、貧乏に貧乏を重ね、それでも負けない漫画魂を、これでもかと、描いてくれています。

貧乏神が棲みついているあたり、我が家と同じ。共感しつつ、貧乏に負けない水木さんに勇気と希望を毎回もらっているのです。

そして、とうとう、貧乏漫画家、水木さんにも大きなチャンスがやってきました。週刊漫画誌で連載が決まったのです。

当時、私はまだ子どもだったので、ちゃんと思い出せないのですが、ドラマで「少年ランド」となっている少年漫画週刊誌は、どうやら「少年マガジン」(講談社)だったようです。それなら、毎週、読んでましたとも! でも、私が読み始めたのはもっとあとなので、すでに、水木さんは人気漫画家でした。

今日のゲゲゲは、少年マガジン(ドラマでは少年ランド)の読者人気投票で、「墓場の鬼太郎」は、最下位。編集部では、打ち切りすべきという声も多いのですが、編集長はそれを突っぱねます。この時の人気投票は最低でした、けれど、熱烈なファンレターが編集部に次々届いていたのです。

少年マガジンの若手編集長がやってきて、水木さんに告げます。今週も人気が最下位だということを。

「では、打ち切りですか…」と水木さん。

「いえ、今日はこれをお見せしようと」と、編集長は熱烈なファンレターを差し出すのです。

そして、こうおっしゃるのです。

少数でも熱烈なファンがいる作品は、いつか化ける! 連載を開始しましょう」と。

この時、天才漫画家水木しげるさんの運命の扉が開いたのです。

(ああ、編集長〜 ! )と、私はこの方にハグしたくなりました。そうだったんですね、あなたがいてくれたから、水木さんの漫画を私たちは読むことができるようになったのですね。世界に誇れる漫画家が誕生したのですね! と。

編集長のこの言葉に励まされる作家は、今でも沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

私自身も、版元全体が打ち切りを検討している時に、編集長の決断で救われた経験があります。

そう、『忍剣花百姫伝』シリーズです。そして、花百姫は今、小中学校の図書館で人気が沸騰しているとか。

f:id:rieko-k:20100716171944j:image:left

どうか、ファンのみなさん、編集さん、聞いて下さい〜

「少数でも熱烈なファンがいる作品は、いつか化ける!」という力強い言葉を。

私にも、熱烈なファンレターが途切れずに来る作品が二つあります。

『忍剣花百姫伝』シリーズと『恋する新選組』シリーズです。

忍剣花百姫伝7 愛する者たち (Dream スマッシュ!) (Dreamスマッシュ!) 恋する新選組(3) (角川つばさ文庫)

二つの作品が化けるも化けないも、版元や編集長の決断一つかもしれません。そのためにも、読者のみんな! ポプラ社さんや、角川パブリッシングさんの編集部へ、どんどんお便りを送ってね(頂いたお便りのお返事も、頑張ってだいぶ書きましたよ♪)。

ことのついでに、漫画週刊誌の編集部へ「漫画化してください〜」って、送ってくれた子まで! ありがとう〜 採用になってもならなくても、やってみなきゃ始まらないものね。

神さまは、どこかの誰かの言葉を借りて、行くべき道筋を示して下さるとか。これが、きっとそうですね。落ち込んだ日記に、コメントして下さったみなさまの一つ一つのお言葉、お便りやブログに寄せられる沢山の読者の子たちの励まし、そして、子ども時代愛読していた週刊誌の編集長のお言葉。これらはみな、神さまのお言葉ですね。ありがとうございました、神さま。

このところ、別件で、超どん底の落ち込み中でしたが、かつての「少年マガジン」の編集長さんに、力づけて頂いたような気がします。子どもの頃、毎週読んでいて良かった! 『忍剣花百姫伝』を漫画化してくれる版元を探しているところでしたから、余計に感動しました。

もし漫画化したら、きっと化けますよ〜(なぜかというと、読者さんたちの熱い太鼓判がありますから)。…って、言い切っていいでしょうか?

漫画誌編集部をご存じの作家さん、漫画家さんがいらしたら、ぜひ版元さんをご紹介下さいまし。わたし、めそめそしないで、やれることを頑張ると決めました。

あ、すごいもの、見つけました↓ 

yamad5さんのツイッター

2010-06-06

[][][]あの頃、あなたはどうしてた?

★2002/6/30の風雲急を告げる掲示板の記事「花尽くしの夕べ」には、こんなことが書かれていました。当時のハンドルで書かれているので、わからない人が多いかも。 で、注を入れて再現してみます。

↓は、話題に出てくる作家の著書

それいけズッコケ三人組 (ポプラ社文庫―ズッコケ文庫) 新十津川物語〈1〉北へ行く旅人たち (偕成社文庫) 車のいろは空のいろ 白いぼうし (新装版 車のいろは空のいろ) 南総里見八犬伝〈1〉妖刀村雨丸

 水の精霊〈第1部〉幻の民 (teens’ best selections) 不思議の風ふく島 (文学の森) さっさら春風―「もしも」はすてて (文研じゅべにーる) 風にみた夢―11歳、ヒマラヤへの旅 (ポプラの森)

 ビート・キッズ-Beat Kids 風のラヴソング(完全版) (講談社青い鳥文庫) おりづるの旅-さだこの祈りをのせて (PHPにこにこえほん) 

小梅が二次会で空いた席にすわると、そこは那須大兄い巫女ちゃん川村大仙人さまのおそばでした。すると、大兄いの怪気炎のそばで、可憐なスミレのようなUSHIOちゃんと、今日だけスミレのようなバーバままちゃんが、シンと座っておられます。(バーバちゃんはいつもは、スコーンとした青空に向かって我関せずと咲いてる葵の花みたいな人なのに)

>スミレ・ツインズさま

誰でも、大兄いの怪気炎に巻き込まれたらスミレに変えられてしまうのです。あの巫女ちゃんだって。安心してください。(普段と変わらず、タンポポの綿毛みたいふわふわ可愛いまま、自由な空を飛びかうぽん太ちゃんは、ある意味、逸材です。)

※小梅(越水利江子の当時のハンドル)

※那須大兄い(作家・那須正幹さん)

※川村大仙人さま(作家・故川村たかしさん)

※巫女ちゃん(作家・竹内もと代さん)

※USHIOちゃん(作家・風野潮さん)

※バーバままちゃん(作家・うみのしほさん)

※ぽん太ちゃん(作家・大塚篤子さん)

ところで、小梅は大仙人さまに「ひとつき、どのくらいの枚数書いてますか」と尋ねられてしまいました。

このごろ幼年ばかり書いて枚数を上げてない小梅は、あせって、「ご、50枚から100まいくらいです」とお答えしました。すると、大仙人さまは、しばし、じいっと小梅をごらんになって「壮年の作家としては、すこし少ないですね」とおっしゃいました。が〜〜〜〜〜ん。(その通りです、うう)

そのとき後ろの席からゲハゲハという笑い声。間もなく大長編が出版される某雑貨さまでした。それに、最近超大作を立て続けに出版された浜御大将も若き美女を両脇において、にこにこされておりました。

みなさん。ああいう、大兄い大仙人御大将が集われる場で、ひまわりや大輪のバラでいるためには、枚数書くしかないのです。がんばりましょう。

※某雑貨さま(作家・横山充男さん)

※浜御大将(作家・浜たかやさん)

そういや、大先輩のあまんきみこさんは、庭の隅に人目を忍んで咲いているのに、ハッと目を引いてしまう可憐な白芙蓉のようでしたねえ。できることなら、あんなふうに咲いてみたいです(むりむり>言われなくたって知ってるのよ、あさだちょん)。

ちなみに、この日の巫女ちゃんは・・・大作家、吉川英治さんの大好きな紫のりんどうのようでしたよ。

※あさだちょん(作家・浅田宗一郎さん)

※作家、あまんきみこさん は、もちろんご存知ですよね?

これって、何の記事かなと思えば、竹内もと代さんの児童文芸家協会賞受賞のお祝い会の席上のレポートでした。

それにしても、この豪華な方々、綺羅星のごとくです。ここには出て来ない作家さんもすごかったです。

この時、私はお祝い会実行委員長だったんですよね。なのに、タクシーに違う会場へ連れていかれて、遅刻しかけました。ああ、思い出せば、昔から失敗ばかり……。

あの頃は、川村先生はお元気でした……。その川村先生の一言を書きとめていたので、ここへコピぺしました。残しておきたくて。

「壮年の作家としては、すこし少ないですね」

壮年の作家としては、すこし少ないですね、少ないですね、少ないですね……ああ、リフレインしてしまいます。

私は今でも100枚から300枚と、その月によってむらがあります。

この八年間、みなさまの書かれる枚数は増えましたか? 

※ちなみに、2013年3月現在。私は月に200枚から300枚は書きます。多い時は400枚ほど。

2010-05-23

[][][][]新作を書いています

f:id:rieko-k:20090506120950j:image

三年越しで企画を練っていた新作長編を書き始めました。

書き出さないと、またも締め切りに追われて新作が書けないことになってしまうのだけは、今年は避けたいのです。書きたいのにずっと我慢してきたので、もう辛抱できない!という感じで……。

これまで年間6,7冊は書かねばならなかったシリーズの仕事も2本は完結することができて、1本はいったんの完結の後、外伝やスペシャル版という形でまだ続きそう。

残る1本はあと一巻で完結というところまできましたので、今がチャンス! なんとか、1冊だけでも、きちんと、書きたかった新作長編をかたちにしたいと思っています。うかうかしていると、いってるうちに、次のシリーズが入ってくるかもしれませんから。

そういうことを考えていると、ほんとに時間がありません。時間がないと、人間って、無駄なことを自然に考えたりしたりしなくなります。

無駄なことってなに? って、思われるでしょうか。

それは、嫉妬、中傷、意地悪といった陰の気の感情を持つことです。陰の気の考えや行動ほど、自分を疲弊させるものはないのです。

反対に、誰かから、陰の気の攻撃を受けた時は、仕事に没頭してすぐ忘れるようにしています。

私はよく落ち込む人間ですが、なぜか、そういう陰の攻撃を受けて落ち込むことはあまりないのです。ただ、自分の至らなさに、しみじみ落ち込んでしまうことはあります。あるいは、幸せにしたいと思っている大切な人にとって、自分は大して必要のない人間なのではないか……と、不安になる時、私は甚だしく落ち込んだりします。

まあ、これも陰の気なのですが、それで、誰かに向かって攻撃することはありません。ただ、馬車馬のごとく仕事をして、こう考えます。

「自分の人生を切り拓けない人間には、他人を愛する資格はない」って。

大抵の悩みは、それで乗り越えられます。

「人に期待せず、自力で佳き人生を歩む」それが、男女を問わず、自立した人間の歩むべき道ですから。そういう者同士が巡り合った時、夫婦も友達も、本当の人生の伴侶になるのではないでしょうか。

とまあ、そんなわけで、頑張ります。悩みも辛いこともあるにはあるけど、それを逃げ口上にしたら、人生は切り拓けませんから。