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風雲童話城ブログ

2015-05-15

[][][][]ずっと欲しかった本がやっと買えました〜『妖怪図巻』図書刊行会/京極夏彦・文/多田克己/編

f:id:rieko-k:20150515224747j:image:left『妖怪図巻』図書刊行会/京極夏彦・文/多田克己/編・解説真の闇を知っていた昔の人々が想像した自由奔放な妖怪が、封じ込められています。筆の線がおどっています。ユーモラスで不気味で楽しい!

京極夏彦さまの巻頭文も面白くて、多田克己さまの巻末解説は奥が深いです。お宝本を手に入れました〜

妖怪図巻

妖怪図巻

2013-06-15

[][][][]入稿!児童書では初!本格怪談オムニバス・アンソロジー。しかも怖くておもろい!

f:id:rieko-k:20130615110043j:image:left【画像は本とは関係ありません】


まだタイトルは発表できませんが、ここ数か月かかっていたオムニバスアンソロジー、一巻の各作家さんの原稿が出揃い、企画編集のメディアファクトリー編集部から角川書店へ入稿されました!

あとは、画家さんの絵と本づくりです〜

ちなみに、第一巻の執筆作家は、越水利江子、小島水青さん、宮下恵茉さん、横山充男さん。監修の総元締めは、怪談専門誌『幽』の東雅夫先生です。

すっごく、面白くてこわいから、発売をお楽しみに〜♪

[][][]『大正の怪談実話ヴィンテージ・コレクション』

明治後期に始まった空前の怪談ブームは、大正期に入ると熟成の度を増し、さまざまな分野へと波及していった……。第一次世界大戦から関東大震災のカタストロフにいたる「ぼんやりした不安」の時代に絢爛と咲き誇った、怪談実話の妖しき花々を一巻に結集。幻の名著として知られる『妖怪実話』と『怪異草紙』を中心に、講談師や心理学研究者、外国文学者の手になる珍本奇書を、豊富なヴィジュアルを交えて収録、紹介する。大好評の『昭和の怪談実話ヴィンテージ・コレクション』に続く待望の第2弾、〈幽クラシックス〉からいよいよ登場! (内容紹介より)

貴重本です。

大正という時代の空気から立ち上ってくるような怪談の一つ一つが、意図的に創作されていない分、しんとして、怖い。

しかも、時代のロマンというか、あの時代でしか感じられないロマンティシズムがただよってきます。

美しく妖しい怪談というのは、殺伐とした現代では、もううまれることがないのかもしれませんが、この本にはぎっしりつまっています。

そう、あの時代からタイムスリップしてきたみたいに……。

私にとっては、お宝の一冊です。(written by 越水利江子

  • 『昭和の怪談実話ヴィンテージ・コレクション』東雅夫(メディアファクトリー)はこちら
  • ↑記事タイトルのカテゴリー[東雅夫]をクリックすると、東先生の編纂された本のご紹介記事が出て参ります。

    2013-05-19

    [][][]新企画怪談シリーズの打ち合わせ会でした。

    f:id:rieko-k:20130518181313j:image:left昨日、執筆者の中から、関西方面の作家が一堂に集まりました。

    令丈ヒロ子ねえさん、藤野恵美さん、風野潮さん、緑川聖司さん、宮下恵茉さん、そして、越水利江子です。場所は、京の町屋レストラン 「蒼」

    京都ならではの佇まい、コース料理もこまやかで、目にも舌にも美味しいものでした。

    そこで、このシリーズの設定、それぞれがどこを舞台に何を書くかという話し合いをしました……といっても、何が一番盛り上がったかというと、藤野さんの「それってどうするの?」「それ、なんぼ?」という追求に、令丈ねえさんがつかまったことでした〜(爆笑

    (☄ฺ◣д◢)☄ฺワッシャーッ ソレナンボッーーー攻撃☄☄(ノ´д)ノオロオロッ(´Д`;)タラー・・・                    

    これ以上の詳しいことは、業界の秘密に属することですので、書けません〜

    この日の収穫、久しぶりに親しい作家さんたちと飲んだり食べたりできたこと。初めてお会いした緑川聖司さんが、ファッション雑誌で紹介してもいいぐらいのイケメンさんだったこと。

    でも、かしましい女性ばかりに囲まれて、男性お一人、お疲れではなかったでしょうか?

    今回スケジュール調整が合わず、お目にかかれなかった作家さま方には、また、第三次打ち合わせ会か、あるいは一巻目発行打ち上げ会とか、名目つけて、また集まりましょう〜♪

    皆さま、お疲れさんでした〜

              

    2012-11-12

    [][][]『恐怖通信 鳥肌ゾーン』

    恐怖通信 鳥肌ゾーン 1 コックリさん

    恐怖通信 鳥肌ゾーン 1 コックリさん

    ――真夜中に目をさました“ぼく"は、父親の仕事部屋にしのびこむと、机のうえであやしげな光をはなつ、パソコンの方へひきよせられていった。画面を見ると『恐怖通信 鳥肌ゾーン』のトップページ。「入場」ボタンをクリックしてあらわれたのは、全国各地からよせられた、背筋も凍る恐怖体験の数かずだった――。ほんとうにあったという不思議なできごとや、おそろしい体験を書きのこし、世間に伝え、残していこうという「怪談実話」の世界。(内容紹介より)

    怖いです。まず、絵が……そして、導入部の『恐怖通信鳥肌ゾーン』が……!

    でも、これは、お話への入り口に過ぎません。ここから始まる怪談は、大人の怪談を書かれている作家さん、怪談実話を蒐集されている作家さんたちの怖い話が手を変え品を変え、ぞろぞろと……。執筆作家は、黒木あるじさん、黒史郎さん、小原猛さん、水沫流人さん、朱雀門出さん、松村進吉さん、田辺青蛙さん、伊計翼さん、小島水青さん、勝山海百合さん、安曇潤平さん。絵が、にじぞうさんです(うう、お名前だけで怖い…)。

    どうぞ、編纂の東雅夫先生が仕組む鳥肌ゾーンをお楽しみ下さい。

    巻末の東先生のあとがきに、素敵な言葉がありました。

    「さてもさても人生には夢がほしい。淋しく暗く恐ろしい夢ほど恋しい」(平山蘆江)

    優れた怪談は、子どもたちの心に、未知の世界への夢と憧れを育みます。

    ……と。

    そう、怪談は、ロマンでもあるのです。だから、どんな世になっても途絶えることがないのですね。

    2012-03-02

    [][][]『昭和の怪談実話 ヴィンテージコレクション』東雅夫

    f:id:rieko-k:20120302223833j:image:left昭和の怪談実話 ヴィンテージ・コレクション (幽クラシックス)

    昭和初頭から戦後初期のカストリ出版時代までに刊行された幻の怪談実話本の中から、選りすぐりの物語を収録。取材にもとづきながらも、書き手の創意工夫を加味して生みだされる、虚実なかばの妖しい世界は、当時のエロ・グロ・ナンセンス趣味とも相まって、大いに流行し、出版界において「怪談」が流行語にすらなるほどの盛り上がりを見せた時代の傑作集。国会図書館にも収蔵されていない、いずれも怪談マニア垂涎の稀覯書ばかりのレアなコレクションを一挙公開。古き良き怪談実話の妙趣を愉しむとともに、現在の怪談実話のルーツと、その変遷をも知ることができる一巻。 (amazon内容紹介より)

    『昭和の怪談実話ヴィンテージ・コレクション』東雅夫編(メディアファクトリー)は、懐かしくも恐ろしい鬼気怪々の(いや、奇奇怪怪。でも鬼気の字が使いたくなる)一冊。


    時代の香り漂う挿画も、見世物小屋のごとき妖しく懐かしい復刻画の面白さに満ちています。

    何より、図書館でもそうそうお目にかかれない掘り出し物の怪談を現代仮名遣いで読める幸せ!

    ありがとう東先生〜 と、どうしたって、 をつけたくなります。

    これを読んで、不思議だったことは、貧しかったはずのあの時代が温かくさえ感じることでした。(怪談なのに!)それはきっと、あの時代の人々の体温が伝わってくるからかもしれません。

    帯にあるエログロナンセンスというのは、確かに、そうなんだけれど、でも、それはグロテスクじゃないのです。むしろ、昭和のあの頃の、人々の内面の豊かさが感じられました。そう、当時の人々の想像力の豊かさ、拡がり、風のような自由奔放さが羨ましい。

    多くの現代人は気づいていないけれど、想像力は人間力なんです。

    美しい気持ちのいい何かも、恐ろしく目を背けたくなる何かも、目に見えない不思議な何かも、想像する力があってこそ、人間は人間たりえると、私は思っています。そう、大人より子供の方がずっと人間としては完成しています、その点では。

    私が東雅夫さんのご本の大ファンなのは、うっかり子供時代に置き忘れてきた宝物を思い出させてもらえるから。

    同じ意味で、京極夏彦さん、夢枕獏さんのご本も、読んだ後、心からありがとう〜をいいたくなります。

    さあ、妖しく美しい世界へ、どうぞお出かけ下さい〜(written by 越水利江子

    2010-10-12

    [][][]『遠野物語と怪談の時代』

    遠野物語と怪談の時代 (角川選書) 遠野物語と怪談の時代 (角川選書)

    『遠野物語』は怪談への熱狂から生まれた―。明治後期、文明開化以来の合理主義と功利万能主義に抗うように噴出した怪談ブームと、柳田國男や泉鏡花らが熱狂した「怪談会」。その知られざる実態を、豊富な史実と文献でひもとき、名著誕生の経緯を怪談史の視点から探究。怪談実話としての真髄を明らかにし、芥川龍之介らを経て現代に至る怪談文芸の系譜を展望する。史上初復刊!「日本妖怪実譚」も収録。(内容説明「BOOK」データベースより)


    怪談専門誌『幽』の編集長であり、怪奇幻想文学の編纂、評論のスペシャリスト東雅夫さんの新刊です。

    刊行100周年を迎えた日本民俗学の名著『遠野物語』(著/柳田國男)は、文学を生業とする者なら、一度は手にし熟読したはずです。

    その『遠野物語』が生まれた明治後期の世相と文学界の潮流、その息吹が、ぞくぞくするような筆致で解き明かされます。

    膨大な史実文献が駆使され、鮮やかに浮かび上がる時代の熱気、作家たちの姿。

    そうかそうか、そうだったのかと、『遠野物語』を読んでからずっと何やら喉につかえていたものがスーッととけていくようなこの快感。

    嬉しくて、もう一度、『遠野物語』読み直したくなるかもしれません。

    この国の怪談史は、推理小説のようにスリリングで面白かったです。(written by 越水利江子

    2010-06-11

    [][][][][]世にも美しい空

    f:id:rieko-k:20100611014024j:image

    「見るだけで幸運を招く画像」と、作家寮美千子さんもおっしゃった奇跡の一枚。

    ミクシィのお友達、寮さんの、そのまたお友達のみずたにこういちさんが平城京遷都1300年祭で撮られたお写真です。しかも、この雲は、平城宮跡であらわれたそうです。虹色の雲、五色雲ともいわれる彩雲です。

    これは、もはや、目にしただけで吉兆!ではないでしょうか。さすが、1300年の都です。大和の山々、空、光、風、空気……すべてが1300年祭を寿いでいるようです。

    しかも、この彩雲は龍に見えると、みずたにさんご自身も書いてらっしゃいました。たしかに、龍です。目も覚めるような虹の龍……。

    実は、以前、寮さんとご一緒の競作集に、虹の龍を書いたことがあります。

    これです↓

    稲生モノノケ大全 陽之巻

    稲生モノノケ大全 陽之巻

    『稲生モノノケ大全 陽之巻』◆空前絶後の怪異タンふたたび!!妖怪文芸アンソロジーの決定版【ミステリー・ダ・ビィンチ】/◆(作家/京極夏彦/菊地秀行/加門七海/ 越水利江子/小林泰三/福澤徹三/寮美千子/皆川博子/山本周五郎他)

    その寮さんのおかげで、みずたにさんのお写真を見ることができました。不思議なご縁です。とても感動しました。

    きっと、こんな写真は、心や魂のきれいな人にしか撮れないと思います。

    レンズに、この世ならぬ五色の龍が写りこんでいるのですもの。

    この素晴らしい写真をみなさまにお見せしたくて、みずたにさんからお借りして参りました。

    さあ、どうぞ。みなさま、幸運を受け取ってくださいまし。

    みずたにさん、ありがとうございました〜

    2007-05-11

    [][][][]『百怪寺・夜店シリーズ』(あかね書房・越水利江子)はひそかに読まれているのか!?

    [rakuten:book:11499989:image] 妖怪ラムネ屋 (百怪寺・夜店シリ-ズ) [ 越水利江子 ] 魔怪さかさま屋 (百怪寺・夜店シリ-ズ) [ 越水利江子 ] 奇怪変身おめん屋 (百怪寺・夜店シリ-ズ) [ 越水利江子 ]

    というのは、このところ意外な方面からご感想が聞こえてくるからです。それが、ホラー関係なんです。

    どうやら『稲生モノノケ大全陽之巻』へ寄稿したとき、編纂の東雅夫先生が『百怪寺・夜店シリーズ』のことをお褒め下さったのがきっかけのようです。

    東先生、ありがとうございます〜 しかも、先日は作家の寮美千子さまが読んで下さっていたことがわかって感激しています。