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風雲童話城ブログ

2012-12-07

rieko-k2012-12-07

[][][][][]恋する新選組』外伝 新選組屯所事件簿4

※初めての方は、カテゴリーの[嗚呼、花の新選組]↑をクリック。新選組屯所事件簿1からお読みください。

新選組屯所事件簿4

文机に向かって書き物をしている土方歳三

f:id:rieko-k:20100819122858j:image:left

土方歳三    「しれば迷い しなけれは迷わぬ 恋の道……と」


f:id:rieko-k:20100819123303j:image:left 沖田総司   「土方さん、また発句ですか。どれどれ……」

のぞきこむ総司。あわてて隠す土方。



歳    「こ、これは、歌ではない。事件簿だ」

総司   「事件簿? これが? じゃ、この『春雨や 客を返して 客に行』というのは?」

歳    「そ、それも事件簿だ」

総司   「へえ。どんな事件なんです?」

にやにやしてたずねる総司。

歳    「うん、それはまあ……つまり、監察部の山崎君からの報告だ。そんなわけで、俺は出かけてくる」

総司   「じゃ、この『しれば迷い しなけれは迷わぬ 恋の道』ってのは?」

歳    「それはだ、犯人が恋に迷っていたんだな。恋をしなければ迷うことはなかったし、事件を起こすこともなかったということだ」

総司   「なるほどねえ…」いいつつ、まだにやにやしている。

   そこへ、市中見廻りから、永倉新八が帰還。

f:id:rieko-k:20100908122258j:image 新八   「なんだい。沖田君。いやに、にやにやしてるじゃないか」  

総司   「それが、大事件なんです」

歳    「お、おい、総司……!」

新八   「大事件だって? 殺しかっ!?」

f:id:rieko-k:20100908115628j:image:left永倉新八の大声を聞きつけて、槍をかついだ原田左之助が駆け込んでくる。

 原田佐之助 「殺しだとぉ〜 犯人は誰だ! 俺にまかせろっ。引っ捕まえてやるぜ!」



歳    「ゴ、ゴホン……ご苦労、永倉君、原田君。ま、まあ、市中見回りで腹が減ったろう。飯でも食ってこい。タクワンを分けてやってもいいぞ」

左之  「へ!? 土方さんのタクワン、食っても怒らないのか」

新八   「どういう風の吹き回しだ? タクワンは土方さんの命の次に大事なんじゃなかったのか?」

歳    「つべこべいうなっ。さっさと食ってこいっ」

左之  「そ、そうかい? せっかくのお言葉だ。新八っつぁん、まずは腹ごしらえだ」

 原田は永倉をさそって台所へ去る。 

歳    「総司、いいかげんにしろ」

くすくす笑っている総司を、土方はにらみつける。

総司   「ふふふ、でも、どうします。原田さんと永倉さんは腹ごしらえをしたら、また事件解決に出張ってきますよ。土方さんの事件簿はどう決着をつけるつもりですか?」

歳    「この事件は俺がかたをつける」

土方は書き物をふところにねじ込んで立ち上がった。


f:id:rieko-k:20100908115628j:image:left左之   「おい、沖田君。副長はどこへ行ったんだ!?」

タクワン飯をかっ食らいながら駆けてくる原田。

f:id:rieko-k:20100908122258j:image新八  「左之さん、俺も行くぞ!」

酒どっくりをぶら下げた永倉もやってくる。

総司   「しょうがないな。じゃ、ついていきますか」

三人は連れ立って、土方の後をつけていく。

左之    「あ、土方さん……嶋原へ入っていったぞ。事件は嶋原か?」

新八   「まさか、嶋原の太夫が殺されたとかじゃないだろうな」

総司   「角屋に入っていくようですね」

新八   「佐之さん。どうする?」

左之   「そりゃあ、ここまで来て帰る手はないだろう。俺たちも上がろうぜ」

新八   「しかし、ここは嶋原きっての揚屋角屋だぞ。持ち合わせが……」ふところを探る永倉。

総司   「それなら、少しは持ってます。これで、お二人は待機してください」

総司はふところの財布を二人に手渡す。

左之   「ありがてえっ。しかし、沖田君はどうするんだ?」

総司   「土方さんがどこの座敷にあがるか、こっそり見てきます」と、原田、永倉と分かれて、土方が上がっていく角屋の二階へ向かう。

土方が青貝の間の前を通り過ぎたとき、部屋から、すーっと出てきた武士がいた。

刀の柄に手をかけている。

一瞬、身構える総司。

(土方さんを斬ろうとしているのか……!?)

と、室内から、「おい、いーちゃん。やめとけ」という声。

とっさに、総司は土方を斬ろうとしている侍の肩を、ポンとたたいた。

f:id:rieko-k:20100819123303j:image:left総司   「岡田さんじゃありませんか。奇遇だなあ」

ぎょっとして振り向いたのは、岡田以蔵であった。

「おお、沖田さんやないかえ」と、室内から声。

見ると、日に焼けた侍が白い歯を見せて笑っていた。

総司   「あ、坂本さん! お久しぶりです。江戸以来ですねえ」

龍馬   「まったく、懐かしいのう。まあ、一杯やっちくれ。ほれ、いーちゃんもこっちきぃや」

以蔵   「けんど、りょうちゃん。確かに、さっき通っていったのは、新選組の土方じゃき……」

龍馬   「じゃから、ここは嶋原じゃ。勤王も佐幕もない。皆、美しいおなごと遊んで飲んで、楽しゅうやるところぜよ。そんな場所で刀を抜くなんぞ、野暮じゃ。やめとけ」

以蔵   「りょうちゃん! そうはいうが、こいつも新選組の沖田じゃろうが!」

総司   「いいじゃありませんか、岡田さん。そうかたいことはいわずに」

以蔵   「な、なんじゃとっ。き、きさまっ……」

龍馬   「いーちゃん。まあ、飲め。殺し合うのはいつでもできる」

そういう龍馬は総司に酒をそそいでいる。

総司   「いやあ、京の酒はまろやかだなあ」

龍馬   「肴もなかなかいけるぜよ」

総司   「ほんとだ、この湯葉巻き、うまいなあ」

龍馬   「これもうまいぜよ。蕪蒸しじゃ」

以蔵そっちのけで飲んだり食ったりする二人。

以蔵   「俺の分を食うな、沖田!」

総司、くすくす笑って、「おかわりを頼んで、岡田さんも一緒にやりましょう」

やがて、遊郭の明かりが灯って、嶋原は夜のしじまに……

すっかり出来上がってしまった龍馬、総司、以蔵は、二軒目に行こうと角屋を出る。

と、こちらも一階で出来上がってしまった永倉と原田が「沖田君!二軒目なら付き合うぜ」と出てくる。

f:id:rieko-k:20100908115628j:image:left左之   「ところで、こいつらは誰だ?」


総司   「あ、江戸以来の朋友ですよ。りょうちゃんといーちゃん」

f:id:rieko-k:20100908122258j:image新八   「しかし、土方さんはどうした?」

総司   「二階の奥へ上がったきりですから、また、モテているんでしょうよ」

左之   「そうか、副長は腹立つほどモテるからなあ」

新八   「殺しの件はどうなったんだ?」

左之   「もういいじゃねえか、俺たちも酔っぱらったことだし」

以蔵   「そうじゃそうじゃ。酔っぱらったら、殺すも殺されるもない!」

龍馬   「おっ、いーちゃん。わかってきたな」

総司   「行こうぜ、二軒目!」

とまあ、酔っぱらい軍団は二軒目へなだれこむ。


それを困ったように見送ったのは、監察部の山崎丞である。

山崎   「はて、どうしたものか。これを副長に報告するかどうか……」

と、そこへ土方が女連れで出てくる。

f:id:rieko-k:20100819122858j:image:left土方   「どうした、山崎君」



山崎   「あ、いや。それがそのう……」

土方   「空を見ろ」

「は?」と、空を見上げる山崎。空には満月が青く煌々とかがやいていた。

土方   「一句、浮かばんかね?」

山崎   「は、いや……わたしはその方面は……」

土方   「春の月 客を返して 客に行……だ」

山崎   「はあ……?」

土方   「総司ら(やつら)は、かえったようだな」

山崎   「はい。ご存知でしたか。しかし、沖田先生がたは、土佐の坂本、岡田と……」

土方   「しれば迷い しなけれは迷わぬ 恋の道……今夜は迷うのに、いい月だ」

山崎   「は?」

土方   「こういう夜もあっていいだろう。な、山崎君」

そのまま、女の肩を抱いて楼閣へ向かう土方。

それを見送りつつ、山崎……

「なるほど、今夜の月は、女ゴロシが迷う月か……」



(つづく)



恋組ファンの子たちに約束した『恋する新選組』外伝。ようやっと更新しました。お目汚しですが…

ちなみに、本文に出てくる歌「しれば迷い しなけれは迷わぬ 恋の道」「春雨や 客を返して 客に行」は、本物の歳さまが遺した歌です。しかめっ面して、可愛い歌をよむのが得意な歳さま(ラヴ♥)。

※ブログ中の新選組キャラ絵は『恋する新選組』(絵/朝未さん)シリーズのギャグパターンですが、外伝は本編に関係ありません。

2012-11-26

rieko-k2012-11-26

[][][][][]恋する新選組』外伝

久しぶりに【嗚呼、花の新選組新選組屯所事件簿4」 を書こうかと思って、たまたま、これまでの外伝を見直したら、霧ちゃんのコメントを見逃していたことが発覚! 霧ちゃん、ごめんね〜

今頃、気づいてレスしましたが、なんと一年も経っているので、6年生だった霧ちゃんも中学生だね。

それで、あの頃が懐かしくなりました。

あの頃、よく来てくれた子たち、東城夕陽ちゃん、小楽ちゃん、如月ちゃん、笑ちゃん(翔くん)、ひろままさん、まゆこさん、佐那さん、AKIKOさん、円香ちゃん、ヒナちゃん、蓮ちゃん、麗蘭ちゃん、ピクトちゃん、しゃおちゃん、スプリングフラワーちゃん、suigyoちゃん、佳苗ちゃん、せなちゃん、Kちゃん、紫音ちゃん、天海ちゃん、じんさくちゃん、桃ちゃん、しょうちゃん、紅蓮ちゃん、海ちゃん、りィ☆ちゃん、さくらさん、ゆめちゃん、きょちぞーさん、沙世姫ちゃん、バオーさん、ゆうさん……まだまだ数えきれない皆、元気かな? もう大人になってしまった人もいるよね?

そう、あの頃は、コメントが100どころか200越え、300越えまであって、もう掲示板化していたことも思い出しました。

まだ、ここを見てくれてる子はいるかなあ〜 先生やお母さんも見て下さっていたけど、お元気かな?

みんな、どうしてるかな〜って、思いにふけっていたら時間がなくなってしまいました。

外伝更新は、またこんどね♪

代わりに、これまでの外伝をリンクしておきます。

『恋する新選組』外伝 「嗚呼、花の新選組」龍馬伝の噂で妄想中

『恋する新選組』外伝 「嗚呼、花の新選組」新選組屯所事件簿2

『恋する新選組』外伝 「嗚呼、花の新選組」新選組屯所事件簿3

 

2012-11-11

rieko-k2012-11-11

[][][][][]『忍剣花百姫伝』とほほ外伝・夢さん旅日記3

◆「夢さん旅日記3 花は花でも…

初めての方は、↑カテゴリーの[夢さん旅日記]をクリック!「夢さん旅日記1この世の花」からご覧ください。いや、むしろ『忍剣花百姫伝』を読んだ人が最も楽しめます。

今回から、スカイエマさんのキャラクターを使ってみますね! 


f:id:rieko-k:20121111220912j:image:left夢候(ゆめそうろう)  「花茶屋でのんびりするのも、退屈してきたな。なあ、天魚(あまご)、遊びに行かねえか?」





f:id:rieko-k:20121111221633j:image:left

天魚(あまご)    「いや、遠慮します。夢さん、また遊郭へ行くんでしょう? そういうの、美女郎(みめろう)がいやがるから……。」






夢           「なんだ、あいつ、花を採集に山へ出かけたんじゃないのか?」

天魚          「ええ。でも、今日ぐらいには、白い花を沢山採って帰ってくるはずなんです」

夢           「白い花茶を作るのか……ありゃあ、元気が出るからな。じゃ、ちょいと飲んでから、一人で行くかな」

天魚          「白い花茶なら、さっき、醜草(しこくさ)が入れてましたよ」

夢           「そうか、そりゃあ、いいや。おい、醜草。白い花茶を一杯くれよ」

          (夢候は呼んだが、奥からの返事はない。)

夢           「おーい、醜草〜! いないのか?」

f:id:rieko-k:20121111223454j:image:left 

          (奥へ行くと、醜草が、さっと、何かを隠した。)

醜草          「あー、えーっと、白い花茶は切れました」

          (だが、あたりには白い花茶のいい匂いが……)




夢           「おいおい、醜草。なんだよ、なんで、嘘をいうんだよ」

醜草          「いえ、そんな……嘘なんかいってません……しどろもどろ」

夢           「醜草、おまえは嘘がつけない奴だな。また、美女郎におどされたのか?」

醜草          「いや、そういうわけでは……あっ」

          (と、夢候が醜草の隠した花茶を見つけた。)

夢           「これこれ、いい香りだ。ああ、癒されるなあ」

          (お茶を飲み干す夢候)

醜草          「そ、そ、それは、だめです!」(青ざめる醜草)

夢           「まあ、ケチなこというなよ。醜草にも、何か土産を持って帰ってやるよ。可愛い女たちが待ってるんだ。可愛い夕月太夫〜 愛しい小桜太夫〜 待ってろよぉ」

           (いいつつ、夢候はバタリと倒れてしまった。見ると、すやすや眠っている。)

醜草         「ああ〜 だからいったのに。これは、眠り花茶なんだ。美女郎さんに秘密だっていわれたのに……どうしよう〜」

f:id:rieko-k:20121111232900j:image:left夜も更けて、ドサッという音。

見ると、籠一杯に白い花を摘んできた美女郎である。






天魚          「おかえり、美女郎。あれ、夢さん、どうしたんだ? 遊郭へ行ったんじゃないのか?」

          (天魚は、眠っている夢候を見て、びっくり。)

美女郎         「さては……醜草! こいつに飲ましたのか!?」

醜草          「は、はい。すみません〜 眠り花茶のことは秘密だといわれたのに、飲まれちゃって……」

美女郎         「ふーん。こいつがぐっすり眠っているってことは、人体実験成功だな」

          (いいつつ、夢候をけとばす美女郎)

夢           「いてっ。痛えなあ〜 夕月。長いこと会えなかったからって、そんな怒ることないじゃないか〜」

          (半分寝ぼけたまま、美女郎を抱きしめる夢候)

美女郎         「どあほっ!!」(投げ飛ばす)

夢           「いててて……夕月ちゃんてば、乱暴だなあ」と、また抱こうとする。

美女郎         「なんだ、こいつ。まさか、幻覚が見えているのか?」

天魚          「白い花茶に、何を入れたんだ?」

美女郎         「眠り茸だ。毒消しに青い花も混ぜたが……」

天魚          「そりゃあ、だめかも……」

夢           「な〜にいってるんだ、夕月ぃ。今夜はずっと一緒だぜ。おめえ、なんて綺麗になったんだ。恋をすると、女は綺麗になるそうだが、俺に惚れたのか? いいんだ、いいんだ、俺もおめえに惚れてるからな……」

          (美女郎相手にめろめろの、寝ぼけ夢候)

美女郎         「醜草、このあほをなんとかしろ」

醜草          「夢さん! 目を覚まして下さいっ。夢さんっ」

夢           「おお、おめえは、小桜太夫か? わ、どうしたんだ、頭がつるつる……かわいそうに、尼になったのか。なんでだ、俺が可愛がってやるのに……」

醜草          「だ、だめです! わたしが太夫に見えるなんて〜 重症です〜」

美女郎         「こうなったら、こうするしかない」

          (美女郎はふところから竜笛を出して、ヒューと吹き鳴らした。とたんに、夢候が消えた)

天魚          「おい、美女郎。どこへ飛ばしたんだ?」

美女郎         「ふん。あいつの大好きな所にでもいるんだろうよ」

 美女郎の言葉通り、夢候は遊郭にいた。

 夕月太夫と小桜太夫を両手に花。

 空には満月、誰が吹くやら風情のある笛の音が響いている。

 ホウ、ホウと、鳴く鳥も……

夢           「ああ、幸せだなあ。それにしても、夕月、おめえ、毛深くなったんじゃねえのか?」

 

はてさて、夢候の運命やいかに……   

 

※この連載は『忍剣花百姫伝』シリーズの外伝ですが、本編とは関係ありません。

忍剣花百姫伝(一)めざめよ鬼神の剣 (ポプラ文庫ピュアフル) 忍剣花百姫伝(二)魔王降臨 (ポプラ文庫ピュアフル) 忍剣花百姫伝(三)時を駆ける魔鏡 (ポプラ文庫ピュアフル) 忍剣花百姫伝(四)決戦、逢魔の城 (ポプラ文庫ピュアフル)

          

2011-01-11

[][][]初詣迷い道

お正月はずっと仕事をしていたので、10日に初詣に行ってきました。

まず、「どこへ行きたい?」ときかれました。

といっても、今日は雪がちらほらするお天気ですから、大好きな滋賀県までは遠すぎます。

近場なら、京都の御香宮という選択肢もあったのですが、今年は心機一転でっかい夢を見る覚悟のわたくし。

「そうなると、今年はやっぱり商売繁盛の稲荷大社!」と宣言。

ところが、さすがお正月、稲荷大社はすべての駐車場が満車で近づけず。

しょうがないね…と、御香宮へ引き返す道、心に響いたお声がありました。

「こらあっ、りえ子!『でっかい夢=金儲け』なんちゅう間違った考えを持っとるんやないやろなあ〜」

あっ、たしかに……。

なんちゅう貧しい発想をしてしまったんや……す、すんません、神様!

反省しつつ、御香宮へ。

その途中、またもハッと気づきました。

「そういや、昨日まで、城南宮を舞台に小説を書いてたではないか!」と。

「いかん。城南宮へ行かねばっ!」

そんなわけで、御香宮と城南宮へ、はしご初詣に行って来ました。

f:id:rieko-k:20110110211254j:image:left【城南宮パンフレットより】












考えてみれば、どちらも幕末にご縁のある神社です。新選組を書いているのだから、当然こっちをお参りすべきだったのです。

うかつであった…

しかし、本人は気づかずとも、あっさり引き寄せられた二つの神社。

ああ、神様……ついつい金儲けに引かれたわたくしを、どうかお許し下さい〜

2010-10-05

[][][]新選組屯所事件帖BOT編」

ツイッターの新選組ボットで発信されるつぶやきに返信すると、偶然にも奇妙なコントが展開されることがあります。その実例。

ちなみに、ボットのつぶやきはロボットが発信しているので、つぶやきを選ぶことはできません。

今回は、すぎねえさん、りえ子新選組ボットのコントです。

まずは新選組ボットから、こんなつぶやきが… 

沖田総司  「また会おう。この天地で、この世界のどこかで、きっと、いつか……」 

すぎねえ  「お天道様があんなに高いってのに、何を辛気臭いことおっしゃってンですかっ。はいはい、お布団干しますからね、とっととそこ、どいて下さいよっ」 

総司  「 いやだ。会うというまで動かないぞ。お布団ならおれが干してやろう。…で、会う?」 

原田佐之助  「…………」 

すぎねえ  「左之さんも、そんなとこでぼーっと突っ立ってないでっ。んもう、ただでさえでっかい図体なんですからキビキビ動いて下さらないと、こっちの仕事がはかどりゃしませんよっ(ぷんすか)」 

原田  「おい、総司。その布団、こっちにかせ!なんか、すぎねえ、荒れてるぞ。だれか、なんかしたか?」

総司  「知りませんよ、そんなこと。女のことは土方さんにきいてください!」 

以蔵  「これを持って逃げろっ」

すぎねえ  「 え、ちょ、なになになにっ!?これ何っ?ていうかあんた誰っ?ちょ、待ちなさいよって、えーーーー、もうあんなとこにーーー?追いつけるわけないじゃないの、どうすんのこれー(超困惑、大迷惑)」

布団を盗まれた……すぎねえさん、あぜん(爆。

きっと、みぶろのみんなは布団も足りなかったのね。しかし、なんで、いーちゃん(以蔵)が……!?

ちなみに各セリフの あさぎ色新選組ボット、はすぎねえさん、がりえ子でした〜

  新選組BOTはここをクリック※ただし、上のようなやりとりは、互いにフォローし合った者同士が新選組BOTをフォローした場合しか見ることができません。

2010-09-30

[][][]おもしろ日記抜粋「世界一美しい人は誰?」

今はもう削除して残っていない記録を見つけて、自分でウケたので再録しました。

「世界一美しいひとは誰?」という手作りバトンの話を、家族でしていました。

[1] 世界一、美しいと思う人は誰?

[2] 世界一、夫(妻)にしたい人は誰?

[3] 世界一、長生きしてほしい人は誰?

(おまけ・世界一、すっとこどっこいは誰?)

(※こんなバトンでよろしければ、お持ち帰り下さいましまし)

という三つ&おまけの質問について、娘と検討していました。

私は、世界中の男女の中でも一番エレガントで美しいのは板東玉三郎さんの他にないと思いました。

娘は、[1]は検討中で、世界一、夫にしたい人はウィル・スミスさんだそう。

世界一長生きしてほしい人はしぼるのが難しかったです。

ネルソン・マンデラさん、故キング牧師や、故司馬遼太郎さん、乙武洋匡さんなどの名があがったのですが、いまだ、私も娘もしぼれず難航。

そこへ、息子がやって来ました。

娘が息子にたずねました。

娘「世界一、美しい人は誰やと思う?」

息子「う〜ん。おれ、世界って、まだあんまり知らんしなあ」

娘「知ってるハリウッドスターとか、歌手とかでええねん、いうてみ」

「う〜ん」と考えこむ息子。

娘「たとえば、ニコール・キッドマンとか、シャーリーズ・セロンとかビヨンセとか……」

息子「……ちょっと、ひくこと、いうてもええ?」

娘「なに?」

息子「……お母さん」

「きゃあぁぁぁ〜〜〜っ」

と、叫んだのはワタクシです。

世界一

美しいのは

お母さん

と、君がいったから

今日はあたしの美人記念日

それにしても、世界一、すっとこどっこいに入らなくて良かった……

2010-09-09

[][][][]『忍剣花百姫伝』占いを作ってもらいました!!!

ぜひ、お試しくだされっ!! 面白いよ

忍剣花百姫伝占い

2010-09-08

rieko-k2010-09-08

[][][][][]恋する新選組』外伝 新選組屯所事件簿2

※初めての方は、新選組屯所事件簿1からお読みください。

新選組屯所事件簿2

新選組局長室にて

f:id:rieko-k:20100819122858j:image:left

土方歳三 「どういうことか、聞かせてもらおうか」


f:id:rieko-k:20100908115628j:image:left 原田佐之助 「どういうことって、その、まあ、なんだ。ちょっと、食い過ぎて…」


f:id:rieko-k:20100819123303j:image:left 沖田総司  「あれ? このシーン、なんか既視感(デジャ・ブ)が…!?」




歳   「飯櫃(めしびつ)がからっぽだ」

佐   「あ、いや、これはなんだ、その、新八っつあんが食ったんだ。」

歳   「永倉が? では、酒樽も空っぽだが、これも永倉君が呑んだのかね?」

佐   「うん、それがそうなんだ。まあ、かんべんしてやってくれ、なあ、土方さん! たかが飯や酒だ…」

   そこへ、市中見廻りから、永倉新八が帰還。

f:id:rieko-k:20100908122258j:image 新八   「いやあ、今日は台風が来ているそうだ。涼しくて助かったよ。」

   

歳   「ご苦労、永倉君。ところで、君は、市中見廻りだというのに、飯はともかく、大酒まで呑んだのかね?」

新八  「は? 何の話だ?」

歳   「原田君。こそこそ、どこへ行く」

佐   「あ、いや、ちょっと、厠(かわや)まで…」

歳   「ぶっわかっもん! 毎食茶碗に五杯、三度の飯プラスおやつで、まだ足りんのかっ!」

佐   「うっへ…」

総司  「ますます、既視感が…!」

新八  「なんだ、佐之さん。また、飯を食い過ぎたのか。」

歳   「酒もだ。樽を空けた」

新八  「なんだって!? そりゃあ、ひでえ。見廻りの後のかけつけ一杯、きゅうっとやるのを楽しみ帰ってきたのに」

佐   (こそこそ……)

歳   「原田君。ところで、君のふところがふくらんでいるが、それは何だね?」

佐   「あ、これはその……食いすぎたんで腹がでっかくなっちまって。あははは」

 そこへ、近藤勇、ごきげんで帰還。

f:id:rieko-k:20100908124612j:image 近藤勇 「いやあ、ただいま。会津のお方からみやげをもらった。うまい地酒だそうだ。ついでに、料理屋で肴をみつくろってきた。みんなで呑もう!」

佐   「近藤局長! あんたは命の恩人だっ」(涙ぐむ佐之助)

勇   「なんだ、何かあったのか?」

歳   「ふんっ」

勇   「総司、何があったんだ?」

総司  「いや、既視感が……」

歳   「そういや、近藤さん。守護職屋敷に行っただけにしては、帰りが遅いな」

勇   「ぎくっ…いや、それはその…ちょっと寄り道を……」

歳   「ほう、白粉くさい寄り道かね」

勇   「ぎくっぎくっ……そ、総司ぃ、助けてくれぃ…」

総司  「土方さん。なんか、イライラしてませんか。そういえば、土方さんに、島原から天紅のついた色っぽい恋文がどっさり来てましたが、あれ、どうしました?」

歳   「むむっ……あんなものは捨てた」

総司  「へえ、そうですか。でも、小島の義兄さんのところへ、何かがどさっと届いたとか。親戚で廻して面白がったらしいですよ。土方さんの俳句もそえられていたとか……報国の心わするゝ婦人かな…」

歳   「坊や、お前は相当人が悪いな」

総司  「はい。最近、土方さんに似てきたようで…」

歳   「なら、ついて来い。おれは急に報国の心を忘れたくなった」

総司  「ええっ!?」

歳   「おれに似てきたんだろう?なら、来い。今度こそ、いい女を紹介してやる」

総司  「いえ、結構です! わたしはべつに……!」

歳   「いいから来い。こいつらに付き合ってたんじゃイライラが増す」

総司  「いえ、わたしは結構です。イライラしてませんからっ。近藤先生! 助けて下さいよぉ〜」

勇   「すまん、総司。だが、もうそろそろ、いい頃だ。行って来い!」

総司  「そんなぁーーーっ」(ずるずる)

    総司悪夢のデジャ・ブの夜。屯所の軒下で。

佐   「ほれ、食え。おめえは子沢山だからよう、握り飯、でっかいの持ってきたやったぞ。」

    野良犬の母子に、握り飯をやる佐之助。

佐   「感謝しろよ。おめえらの恩人は沖田総司ってえ、一番隊組長だ。市中見廻りのときゃあ、かみつくんじゃねえぞ」



(念のため、越水はヒマではありません)

※ブログ中の新選組キャラ絵は『恋する新選組』(絵/朝未さん)シリーズのギャグパターンです。

2010-08-26

[][][]指輪物語ファン必見!ボロミア〜〜〜

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↑旅の仲間 ゆんごちゃんのyungo's Doodles.gifの素材です。これ、ちゃんとみんなが歩いて移動する貼り付け方法があったんだけど。忘却のかなたへ……

↓ツイッターで教えてもらった動画、最高です。我らがゴンドールの御大将と再会できます。

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さらに…

↓大将、いいのか、それで…

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2010-08-24

rieko-k2010-08-24

[][][][][]『忍剣花百姫伝』とほほ外伝・夢さん旅日記2

◆「夢さん旅日記2花疲れ」

初めての方は、「夢さん旅日記1この世の花」からご覧ください。いや、むしろ『忍剣花百姫伝』を読んだ人が最も楽しめます。 


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夢候(ゆめそうろう)  「ああ、やっと見えてきた。峠の花茶屋だ。お〜い、天魚(あまご)〜 いるかぁ?」





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天魚(あまご)    「夢さんじゃないですか。久しぶりですねえ。どうしたんです? お疲れのようですね。」






夢           「いや、まあ…。ちょっとな。疲れのとれる、白い花茶を飲ませてくれ。」

天魚          「それが、白い花が切れてしまって、これから花を採集に行くところなんです」

夢           「じゃ、青い花茶でいいよ。ちょいと、身体の毒を抜きてえ……(ばったり)」

天魚          「夢さん、大丈夫ですか!? おーい、おれは出かけるから、夢さんをたのむよ〜」

          (天魚は出ていったが、奥からの返事はない。)

夢          「白でも青でも、紅茶でもいい。ともかく、茶をくれ。水分を取れば楽になるはずなんだ」

      ゴン、ビシャッ! (と、奥から飛んできたお茶の入った湯のみが、夢候の後頭部を直撃。)

夢          「いてっ! 乱暴な奴だな。茶ぐらい、どうぞ召し上がれって、運んでこられないのか!」

奥からの声      「ふん、きさまには、それで充分だ。いつも、水もしたたるいい男が、売りだろーが」

夢          「うう、その底意地の悪さ……! さては、てめえは美女郎(みめろう)だな。ここへ、出てきやがれっ」

          (夢さん、ついに腕まくり)

f:id:rieko-k:20100824221139j:image:left (美女郎登場)

美           「なんだ」

夢           「てめえっ!」

          (掴みかかった夢さん、美女郎の顔をじっと見て)

夢           「あ……」と、かたまる。

美           「なんだ、文句があるんじゃないのか。」

夢           「いや、いい…」

美           「なんなんだ、いったい!」

夢           「うっ、だめだ! あっちへ行ってくれ、たのむ……」

f:id:rieko-k:20100824221457j:image f:id:rieko-k:20100824221139j:image ←似すぎている二人…

夢           「その顔は、当分見たくねえんだ…。きれいな花には、棘がある…(ばったり)」

          (すっかり花疲れの夢さんであった…)                

※この連載は『忍剣花百姫伝』シリーズの外伝ですが、本編とは関係ありません。