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風雲童話城ブログ

2018-12-24

[][][]『ホーリースピリットからの贈りもの』#サンマーク出版 を読みました〜

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作家/山川健一さんのおすすめで読んだこの本の帯、「ゆだねれば『幸せな奇跡』がやってくる。見えないけれど、確かにいる。人生を変える”その存在”との出会い。」という言葉に、ふと思い当ったことがあったからです。

ホーリースピリットなどという英語圏の言葉になれていない私は、最初はこの言葉になじめませんでした。けれど、私には、デビューの時から魂の友がいて、それは幼なじみの男の子みきちゃんでした。デビュー作を書く時はただ、二十歳になるやならずで自殺してしまったみきちゃんをよみがえらせたい一心で書きました。思い出の中のみきちゃんと子どもの頃の私自身が触れ合い、遊び、笑い合ったり、悲しみにひたったりしながら書き上げたのが『風のラヴソング』#岩崎書店でした。書いていた時には、私は画家でしたから、その原稿を出版社に入稿するあてもなく、ただ書き遺しておきたかっただけで書いた物語でした。その頃は別の絵本を描いていて、その絵を持って、至光社という版元へ売り込みに行ったところ、会って下さったKさんというベテラン編集さんが「これは、絵本より、児童文学が向いている」と仰ったのです。私が「児童文学の原稿ならあるんですけど…」といえば、「見せて下さい」と仰ったので、京都へ帰ってから、原稿を送りました。すると、一週間もしないうちにKさんからお電話があって、「読みました。素晴らしかった。私だけが読むのではもったいないので、我が社は絵本しか出していませんので、岩崎書店を紹介します」と言って下さったのです。その物語は『風のラヴソング』として、岩崎書店から1993年12月に出版して貰えたのですが、その数か月後、翌94年3月に、日本児童文学者協会新人賞を頂いたのです。これまで作家になれるとも思っていなかったし、一冊も本を出したことのない私には奇跡でしたが、奇跡は続きます。95年には、文化庁から、芸術選奨新人賞を頂いたのです。これをきっかけに、私は画家から作家に転向するのですが、作家になって数年後、この続編といっていいみきちゃんの物語『あした、出会った少年』#ポプラ社 を書きます。この本は、日本児童文芸家協会賞を頂いたのです。

現在はデビュー以来25年になり、著書は120冊を超えましたが、この二つの作品は、ど素人だった私を作家にしてくれた本でした。

以来、「私を作家にしてくれたのは、みきちゃんだ」と、私はいつも思っていましたので、この『ホーリースピリットからの贈りもの』を読んだ時、もしかして、私のホーリースピリットはみきちゃんじゃないかと思ったのです。

けれど、ホーリースピリットは自己そのものであるとも書かれています。だとすれば、この二作は、幼い日の私自身とみきちゃんとが語り合うようにして書いたのです。幼い過去の私には人間一般が持つような欲もなく、あるのは、初恋なんていう偏った感情でもなく、懐かしいみきちゃんへの友愛だけでした。

だから、今、私は思います。

私のホーリースピリットは、私が見つめてきて、今も私が忘れることのないみきちゃんじゃないかと…。

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2018-12-12

[][]『おはなしの森4』#神戸新聞総合出版センター が届きました〜

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FB友人や児童文学同人「プレアデス」の友人の作品がどっさり!

◆「手品師になった魔法使いの話」作/岡村佳奈

佳奈ちゃんはプレアデス友人。いつも優しい物語を書いてくれます。今回も、手品師のおじさんと魔法使いの少年のほっこり温かな物語でした。

◆「ふしぎなより道」作/赤木きよみ

やっぱりプレアデス友人の作品。子どもの寄り道って楽しいよね❣って言いたくなる物語。でも、迷子になっちゃった子を助けてくれるのは、やっぱり命ある生き物。そうそう、そうだよね〜♡

◆「たもれの王子」作/森くま堂

FB友人の作家、森くま堂さんは、ナンセンスの才能があるんじゃない?って思いました。カエルの王子に、ワニの大臣。カエル王国のピクニック日和はじゃじゃ降りの雨の日。クスッと笑っちゃいます〜

◆「くるりん くるる」作/うたかいずみ

やはりFB友人作家のうたかさんの物語も可愛くて、私までウキウキしちゃいました。可愛いお化けとガス風船に遊園地とくれば、子どもの好きなもの勢揃い!子どもたちはもっとウキウキしちゃうんだろうな。

◆「飛騨のさるぼぼ」作/石神誠

プレアデス友人の石神さんの民話風の物語。美味しそうで、きれいなものが見える気がします。さるぼぼも可愛いいのに、実は悲しい物語。でも、子どもたちはさるぼぼが欲しくなっちゃうんだろうな〜

◆「なっちゃん」作/しんやひろゆき

しんやさんは、神戸市の作家。亡くなったワンコが、会いに来てくれる物語。これは子どもじゃなくても、愛犬家ならだれでも夢見る物語です。うちのワンコも会いに来てくれないかなあ〜

◆「ぼくらの雪だるま」作/畑中弘子

畑中さんは、プレアデスの先輩でした。今も「おはなしの森の会」の代表でご活躍中です。溶けてしまった雪だるまでも、伝わってくる愛と友情。小さなまつぼっくり、きっと今年の冬は、子どもたちが雪だるまの鼻にしてくれるような気がします。ウチにも松があるから、まつぼっくりとっておこう〜っと。

おはなしの森

おはなしの森

2018-11-16

[][][]『手をつないだままさくらんぼの館で』#KADOKAWA 著/令丈ヒロ子

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楽しい展開にワクワクしながら読んでいたのに、気が付けば、思いもしない世界に堕ちていた…という衝撃。ただの読者なのに、主人公が感じるすべてに、私もすがるように読み進めていました。それは、描き出された世界が楽しかったからこその、喪失の哀しみでした。『帰ってきて!りりなっ!』と、私も心の中で呼び続けていたような気がします。そうする中現れてくる、さらに苦しい喪失……認めたくなくて、白桜館に還りたくて……けれど、人生においての喪失とはそういうものなのです。その哀しみを、痛みを受け入れつつ、顔を上げて生きていく主人公の思いが胸に迫りました。けれど、けれど、人生において、ファンタジーがどれほどの力を与えてくれるのかを、教えてくれた物語でもありました。人はいつでも脳内でファンタジーを描きながら生きているのです。実際、人が眠っている間見る夢とはそういうものです。辛い苦しい現実の中だけでは、人は息が詰まって、うつ病になったり、自殺を考えたりしてしまうものなのです。それを食い止めているのが、脳が作り出しているファンタジー、つまり夢なのです。夢見て、バランスをとるからこそ、人は生きていられるのだと、以前読んだ学術書を思い出したりしました。そう、この物語は、人生の喪失をやさしく癒してくれる物語なのです。ありがとう〜令丈ねえさん

手をつないだまま さくらんぼの館で

手をつないだまま さくらんぼの館で

大学生で作家のぼくは、入院した遠縁のおばあさんの家…白い桜の木がある、アニメに出てきそうな洋館・「白桜館」の管理を任された。そこに突然、“りりな”と称する謎の多い10歳の女の子が現れた。わがままなりりなの世話と執筆に追われつつ、ぼくは今まで味わったことのない満たされた日々を感じていた。しかしそんな二人の日々は唐突に終わりを告げた―。二人が向かった先とは?りりなの本当の姿は?愛することを見失ってしまったすべての年齢の人たちに届けたい、愛と希望と感動の物語。 (BOOKデータより)

2018-11-12

[][][]『教科書に書かれなかった戦争67 ラケットはもうつくれない、もうつくれない―戦時下、下町職人の記憶』#梨の木舎 著/青海美砂・絵/五十嵐志朗

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この本は、戦時にラケット職人だった父や兄の証言をもとに書かれた戦争児童文学です。まず物語としてどうとか言う前に、戦時の庶民の暮らしやその辛さが記録されており、創作ながら、庶民のドキュメントのような仕上がりになっています。戦後70年を過ぎた私たちの国「日本」が、今向かおうとしている政治の怖さもひしひしと感じます。推薦は、作家/きどのりこさん。戦争へ向かう国の恐ろしさ、国家に統制された情報しか流されない戦時の恐怖が描かれている点だけでも、今の日本人が知らなければならない事実が見えてきます。今、この時だからこそ、書かずにいられなかったという作者の気持ちは、私が『ガラスの梨 ちいやんの戦争』#ポプラ社 を書いた時の気持ちと同じでした。「私が書かねば、だれが書く!?」私もそう思ったものでした。

以下に、今夏から秋にかけて出版された戦争児童文学などをご紹介しておきますけれど、ちなみにこの本は残念ながら、まだネットでは見つかりませんでした。

花あかりともして

花あかりともして

マレスケの虹 (Sunnyside Books)

マレスケの虹 (Sunnyside Books)

2018-11-11

[][][]『車夫』#小峰書店 著/いとうみく

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〆切に追われてアップできなかったいとうみくさんの車夫シリーズ。完結を祝してアップ致します。

父の出奔の上、母までがいなくなって、いわば世の中に一人ぼっちで放り出された十七歳の少年、吉瀬走が、高校中退して始めた仕事は人力車の車夫であった。その走を巡って連なる人間模様を描いた物語です。

第一巻を読み始めて、冒頭から、涙ぐんでしまいました。というのは、母を亡くした悠木乃亜が再婚しようとする父とその恋人のデートを追っていました。さらに足を靴擦れしたけれど、痛みをこらえて追っているところを、走の人力車に乗せてもらうのです。「尾行にはむきません」とつけられた章タイトルの中、乃亜の葛藤……に接する走の爽やかさに、ついつい私は微笑んでしまい、同時に涙ぐんだのかもしれません。つまり、冒頭一番、ハートを掴まれた物語でした。

二巻では、この乃亜が父の再婚を受け入れる物語が挿入されていますが、この二巻三巻あたりから、私は人力車に乗ったことがないのに、俥(くるま)に乗っている人が感じる風や音を感じるようになってきました。

キシッキシッ

たったったったったっ

キシッキシッ

ほら、走の走る姿と風、俥のきしむ音が聞こえませんか?

そして、この物語の帯の言葉は、どの巻も物語を語ってくれています。下手なネタバレや感想を語るより、それぞれの帯に語られた言葉の意味を知りたかったら、ぜひこの物語を読んで下さいね。

車夫 (Sunnyside Books)

車夫 (Sunnyside Books)

車夫2 (Sunnyside Books)

車夫2 (Sunnyside Books)

車夫3: 雨晴れ (3) (Sunnyside Books)

車夫3: 雨晴れ (3) (Sunnyside Books)

2018-11-06

[][][]『一ツ蝶物語』#ポプラ社 著/横山充男・絵/辻恵

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一ツ蝶物語 (teens’ best selections)

一ツ蝶物語 (teens’ best selections)

現代に生きる少年が蝶に導かれて見た幻想から、歴史の中で「道とは何か」を考えるきっかけを得られる作品。「道」は交通の道であるが、情報の道でもある。そしてそこには人間の生と死、思想や思い、まさに人間の生き方が在る。現代に生きるということは、さまざまな情報の道のスクランブルに翻弄されることでもある。本書から「翻弄されず」に「情報の道を自分で歩く」ための力を得てほしいと考えます。また、物語を楽しみながら、歴史の教養も身につく1冊です。 (BOOKデータより)

『結び蝶物語』#あかね書房 と連関するファンタジー物語。

版元を異にして連環する物語。作家の思いに応えた版元の大きさを思いました。

『結び蝶物語』をご紹介したページにも書いた事ですが、現代と言えども、今を生きる人が、心に触れる何かに気付けば、いつでもどこでも現れる過去、歴史に刻まれた一瞬がそこここにあるという事実をきづかせてくれる物語です。

現代の私達は切り取った「今」という時間を生きているのではなく、辛く苦しくとも、綿々と繋がる歴史の一瞬を生きているのだと気付く事だけでも、現代人には重要なことです。切り取った「今」からは何も学べず、美しく豊かな未来など構築できません。歴史を自らの体験のごとく学ぶことこそ、私達に課せられている学びというものでしょう。その力になる物語です。以下にそれらのご本をご紹介しておきます。

『結び蝶物語』#あかね書房 のページ↓

http://d.hatena.ne.jp/rieko-k/20180707/P2

結び蝶物語

結び蝶物語

火のカッパ

火のカッパ

マレスケの虹 (Sunnyside Books)

マレスケの虹 (Sunnyside Books)

2018-10-31

[][]『ゆうなとスティビー』#ポプラ社 著/堀米薫

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青い目をした子うしのスティービー。うれしいときも。かなしいときも、いつもはなしをきいてくれる。いつもわたしたちはいっしょ。いつも、そして、いつまでも。はる、なつ、あき、ふゆ、きせつはめぐり、いのちはつづく。 (BOOKデータより)

目の見えない青い目の子牛が生まれて、牛飼いの家の子、ゆうなはこの子牛といっししょに成長します。ミルクをあげたり、学校であったいやなことを話したり、スティービーと名付けられた子牛は、いつでも、ゆうなの友達で家族のようでした。

けれど、牛飼いの家には、肉牛を出荷する日がやってくるのです。そう、スティビーは家族ではなく、家畜なのでした。出荷しないでは、牛飼いの家の人間は生きていけません。酷いけれど、出荷するしかないスティービーは、暴れもせず、おだやかに出荷されていきます。けれど、それは、ゆうなといっしょにスティービーを愛してしまった読者にも辛い結末です。

けれど、辛いからこそ、命が、あらたな命になってくれている世界そのものが、子どもたちの心に伝わるのではないでしょうか?

ご飯を、ご馳走を食べる時、手を合わせ『いただきます』と言い、終わると『ごちそうさまでした』と言う。それは、お行儀なんかではなく、命への感謝の言葉なのです。その言葉の意味がストレートに子どもたちに伝わるかもしれないと思いました。

2018-10-15

[][][]『あん』#ポプラ社 著/ドリアン助川

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([と]1-2)あん (ポプラ文庫)

([と]1-2)あん (ポプラ文庫)

心温まり、さらに生きる勇気をもらえる一冊でした。

実は、『あん』はずっと前に買っていた本なのですが、〆切に追われて読めずに、ブログアップする余裕もなく、おまけに読みたい沢山の本の中にまぎれて、買ったのを忘れて、もう一冊買ってしまったようなポカまでやってしまいました。でもまあ、それはどうしても読みたい一冊だったからです。

この本を読んで、お月さまの声を聴けたような気がします。人はなぜ生まれ、どう生きればいいのか? その答えはきっと沢山あるのでしょう。けれど、私にとっては、この一冊の答えが深く胸に沁み通りました。あらゆる人を……いえ、この世界に生まれた草や木々や、虫や動物といった森の生き物、その命の全てを癒し、包み込むような答えがありました。それは、私が書いた『忍剣花百姫伝』の「地球(テラ)の風」のようでもあったことも嬉しく感じました。

読んでいる中、映画「あん」の徳江さんを演じられたという樹木希林さんの顔も浮かびました(映画はまだ観ていないのですが…必ず観ます!)。そして、この答えは、急逝なさった希林さんへも、そっと囁きかけられているような気がしました。ドリアンさんには、ある意味、辛い仕事でもあったでしょうけれど、そういうものを書く為に私たちは書き手になったのかもしれないと思いました。老いも若きも、人生に疲れている人におすすめの一冊です。

※下記の本も他ページ(6/10・7/24など)でご紹介しております。

線量計と奥の細道

線量計と奥の細道

忍剣花百姫伝(一)めざめよ鬼神の剣 (ポプラ文庫ピュアフル)

忍剣花百姫伝(一)めざめよ鬼神の剣 (ポプラ文庫ピュアフル)

2018-10-04

[][][][]『どこどこ山はどこにある』#フレーベル館 著/おおぎやなぎちか・絵/松田奈那子

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目次は、空色のバス/ハシの木/プール/どこどこ山がやってきた/ひがちになあれ  まどかのひいおばあちゃん「ひいちゃん」が、ある日ふらっと家をでた。ひいちゃんを追いかけて、空色のバスに乗りこんだまどかは、いつのまにか知らない山にまよいこんで…。ふしぎな世界「どこどこ山」で、まどかがであったものとは?(BOOKデータより)

子どもたちにとって、ひいおばあちゃんといえば、病気や寝たきりになったり、老人性痴呆になってしまったり…心も存在も遠くなってしまう印象が多い世の中、この物語のひいちゃんは、まだ元気に見えます。そのひいちゃんが独りで出かけるのを見て、心配でついていったまどかが出会う不思議な山、どこどこ山が何を意味しているのか……物語の続きが気になって、どんどん読み進んでしまいます。そして、どこどこ山で出会った子どもたちやひいちゃんが歌う楽しい「どこどこ山の歌」は、いつでも、どこどこ山へ連れてってくれるのです。

♪どこどこ山は どこにある どこどこどこどこ どこにある あっちにあったり こっちにきたり どこどこ山は どこにある どこどこどこどこ どこにある ひがちになあれ ひがちになあれ♪

このおまじない歌の「ひがちになあれ」を、私は「お日さまが射して、快晴になあれ」の意味かしらと思って読んでいました。まあ、大人の想像力はその程度です。ところが、子どもたちの想像力はピカッとお日さまみたいに輝くのです。作者のおおぎやなぎちかさんは、いまだに、子どもの想像力を身内に抱えた貴重な作家さんだと思いました。人が老いて、病を得て、死んでゆく……そんな悲しい人生を描くのではなく、ピカッとお日さまみたいに輝く物語にしてくださってありがとう〜ってお礼を言いたくなりました。

2018-09-30

[][][][]『ぼうけんはバスにのって』#金の星社 著/いとうみく・絵/山田花菜

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ぼうけんは バスにのって

ぼうけんは バスにのって

二年生のタクが長距離バスに乗って、初めての一人旅。おばあちゃんがバス停まで迎えに来てくれる予定だけど、たったひとりぼっちの長い旅に、タクはドキドキ!

そのドキドキが、読者にまでリアルに伝わってくる物語運びと、キャラクターに感心しました。

山田花菜さんの絵は、いつもとってもかわいいけれど、タクの隣の席にどっかと座ったお兄さんの存在感に、私までドキドキ!

さあ、どうなるのか……と心配になったけれど、物語の最後には、このお兄さんのキャラクターに癒されました。うまいっ!と声をかけたくなる一冊。

読者の子どもたちはきっと、タクと一緒に冒険の旅をしてくれるでしょう〜