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風雲童話城ブログ

2018-08-14

[][][][]『文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 影』#汐文社

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このシリーズの魅力は、歴代作家の短編小説が、原文の表現ままで読めるところです。

この『影』の著者は、梶井基次郎岡本綺堂柳田國男水野葉舟泉鏡花北原白秋山川方夫渡辺温稲垣足穂城昌幸澁澤龍彦という豪華なメンバーです。

このシリーズはどれも、現代文では味わえない作品が持つ表現の美しさ、深さを感じられ、さらに、現代人の感性では磨滅してしまったかのように思える気配や妖しさを感じる世界観にひたれるのです。また、アンソロジスト東雅夫さんのページごとの解説文が面白くて、本文と解説で世界観がまた深まります。

梶井基次郎北原白秋稲垣足穂澁澤龍彦……。文豪がのこした怪談を分かりやすく編集した読み物シリーズ。総ルビ、丁寧な註釈つき。『影』の巻では、分身、ドッペルゲンガーなど、心の「影」をテーマにした傑作を集めました。作画担当は人気イラストレーターの水沢そら!

2018-04-01

[][][][]『ドラコニアの夢』#角川文庫 編/東雅夫

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ドラコニアの夢 (角川文庫)

ドラコニアの夢 (角川文庫)

サドやコクトーの名訳で知られる仏文学者、西欧異端文化の紹介者、達意のエッセイスト、絢爛たる物語作家―いくつもの魅惑的な顔を有する文人・澁澤龍彦は、みずからの文学世界をドラコニア(龍彦の国)と呼んだ。本書は「澁澤龍彦×文豪」をコンセプトに、新世代の読者に向けて編まれたアンソロジーである。古今東西の文豪たちをめぐるエッセイを中心に、小説、評論、紀行、対談など全26篇を収録 (BOOKデータより)

去年から年始にかけて、〆切に追われ、友人作家の新刊や読みたい本がなかなか読めずにいたが、まずは今年の新刊からご紹介。

文庫だし、しかも、人気の映画「文豪ストレイトドッグス」に、澁澤龍彦登場!とあってのこの表紙にだまされてはいけない。中身は、なんとも濃い一冊だ。

澁澤龍彦のアンソロジー、エッセイ、紀行文、さらに三島由紀夫との対談などを集めたものだが、そのなか、取り上げられる古今東西の文豪の本にも気圧される。さらに、未読の本は読みたくなるし、一度読んだ本も読み返したくなる。一人の作家を、こんなに濃く編纂できる東雅夫先生に脱帽!

たぶん、この一冊で、読者からは蜘蛛の糸が投げられ、触手のように、さまざまな本に張り付くだろう。

…なんて、そんな妄想も浮かんでしまう、妖しく深い一冊だ。

2017-05-03

[][][][]このシリーズは傑作です。読めば読むほど、更に知りたくなる『文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 呪』#汐文社 

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まずは、怪談本としての豪華さを、著者名でご覧ください!

岡本綺堂、三遊亭圓朝、小泉八雲、田中貢太郎、柳田國男、久生十蘭、小松左京、三島由紀夫、吉屋信子、郡虎彦、日夏耿之介。

何より、私は冒頭の「笛塚」(岡本綺堂)の妖しさと美しさに、心を掴まれました。さすが、時代小説、捕り物帖の神様です。主人公が通りすがる月下の薄野が目に浮かび、聞こえるはずのない笛の音が響いたような気がしました。

 

さらに、「因果ばなし」(小泉八雲)。この恐怖は、女性なら誰もがゾクリとするはずです。

読者が男性の場合と、女性の場合では、皮膚感覚が違うのかもしれません。

そして、お馴染み、柳田國男の「遠野物語」は、こうして読めば、あっけないほど短い1話1話なのに、その印象は深く濃く悲しいのです。それが遠野物語そのものだと良く知っているはずの私が、改めて、強くそう感じたのは、やはり「オシラサマ」でした。馬と娘の間に生まれた愛が生んだ「オシラサマ」。民話とは、こうでなければ!と感じました。語り過ぎる必要はなく、文体にも情愛を込めず語るからこそ、更に強い情愛が伝わってくるという魔法のような作品が遠野物語なんですね。

「復讐」(三島由紀夫)は、最後の行がなんとも怖くて、吉屋信子の「鬼火」もまた、「帯はなかったのだ…」という最後から6行目の描写に、震えが来ます。

他の作品も、我が師匠と仰ぐ(押しかけ弟子ですが…)、怪談文芸の目利き、東雅夫先生が選びに選び抜いた一冊です。このシリーズ、どの本も一読の価値あり!です。

2017-01-13

[][][]『文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 獣』著/泉鏡花/太宰治/宮沢賢治/与謝野晶子/中島敦…他

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東雅夫先生編纂の「文豪ノ怪談ジュニア・セレクション」の一冊です。さすがです。ジュニアも大人も愉しめて、さらに、深い教養が身に付くのではないでしょうか? 原典を損なわず、総ルビ解説付きなので、やや古文調の小説もすっと読めます。何より読みやすく面白い!

執筆陣は豪華この上ないものですが、東先生の編纂の妙も冴えてます。導入作品の「山月記」中島敦に始まってすぐ、児童文学作家にはお馴染みの作家、小川未明「牛女」が続き、芥川龍之介「馬の脚」、与謝野晶子「お化うさぎ」、坂口安吾「閑山」、太宰治「尼」、梶井基次郎「交尾」と続き、児童書でお馴染み「注文の多い料理店」宮沢賢治、「蛇くひ」泉鏡花で締めくくられます。どれも傑作揃いです。

ことに「山月記」には、人生の孤高を思い、「牛女」にも同じく人の生の悲しさを思いましたが、中でも一番ぞっとして、情景が視えてしまったのは、やはり、泉鏡花の「蛇くひ」でした。「応」と呼ばれる集団に捕えられ、生きたまま熱湯で煮られる蛇たちが、苦しさのあまり、蓋にされた笊の目から頭を突き出し、その頭を掴まれ引っ張られると、その頭に巣骨のみがついて、ずるりと抜け出てくるさまなど、鍋に残った煮崩れた蛇肉まで見たような気がしました。

文学とは凄い!その一言に尽きます。

これらの作品について、東先生は後書きで「野獣のような乞食集団『応』の跳梁ぶりを描いた『蛇くひ』をはじめとして、本書には、今日の人権意識に照らすと不当な身分的あるいは身体的差別を被った人たちが登場します。」と書かれて、こうした差別は絶対容認できないものであると述べられ、これら文学において、むしろ作家はこうした人々に肩入れして作品を書いている…とも述べられています。

私はとっさに「師匠!」

と呼びかけていました。

「そうですよねー!なのに、現代文学の版元においては、その内容にかかわらず、差別用語とされるその言葉だけを刈る方向へ行ってます。それでは、差別された人々の哀しみに共感する事もできないし、歴史から学ぶこともできませんよね!」と。

いえ、私は東先生を慕うだけの物書きですので、弟子入りを許された訳ではありません。

でも、そう呼ばずにいられなかったんです。近頃の本づくりにおいて、差別用語のみを切り捨て、なかったことにするのは間違っていると思っていた私は、東先生はもちろん、このシリーズを発行された汐文社さんにも、心からのエールを送りたいです。

2015-11-15

[][][][][]児童書作家と怪談作家のコラボ!怖くて面白い『視えるがうつる!?』シリーズ

ただ今大人気の『笑い猫5分間怪談』シリーズに先行して出版された兄弟シリーズとも言えるのがこの『視えるがうつる!?』シリーズです。笑い猫で人気の令丈ヒロ子さんの「失恋妖怪、ユーレミ」が、最初に生まれたのも、このシリーズです。

笑い猫に登場する人気作家さんたちのお話も沢山! 笑い猫と合わせて読んでね♡

お母さんを亡くしたあやめは、昔、神木であったという小学校のナギの木にひたいをあてて祈った。その夜、謎めいた夢を見て、目覚めた時、いつも神木にいる猫の黒子が窓からのぞいていた。黒子にさそわれ、窓から真夜中の町に出ると、月明かりの神木の下に、なにかが視えた!“視える”が次々と子どもたちに伝染り、地霊町に秘められたふしぎが顔を出す…まったく新しい、怖くておもしろい怪談シリーズが今、はじまった!(BOOKデータより)

地霊町の学校の運動場に、昔からある古いナギの木には霊力があった。その力が伝染った子どもたちに“見えないはずのものが視える”事件が続いた。失恋した女の子の心を食べにくる、かわいい女の子妖怪―。なぜか死体をさがす、ふしぎな男の子。子どもをさそうお菓子の家。夕暮れにあらわれる、陰陽師のような光る美男子。地霊町のふしぎがどんどん顔を出す、こわいけど、おもしろくて笑えるゴーストミステリーシリーズ第2巻。(BOOKデータより)

ナギの木の霊力=“視える力”を授けられた子どもたち。今回はその神木が切られるかもしれない!という話で探偵団は大ピンチ! 次々とあらわれてくる黒い影。ついに明かされる“視える”の謎。地霊町では子どもたちの“視える事件”が続いていた。夜中、ひとりでに位置を変える巨大な酒樽。“視えない鬼”と鬼ごっこする子どもたち。大好きなお父さんについた“妖怪ゆらり”。それらが視えるのは古いナギの木の霊力の力によるものだった。ところがその神木が切られるという。そのためか封じ込めていた悪霊がどんどん出てきて…。ふしぎ探偵団最大のピンチ!こわくておもしろいゴーストミステリー第3巻。(BOOKデータより)

2015-10-31

[][][][]『くうきにんげん』著/綾辻行人・絵/牧野千穂

綾辻行人と牧野千穂が、見えない魔物を描きだす― 「くうきにんげん」を知っているかい? 誰も気づいていないけど、世界中にたくさんいるんだよ。普通の人間におそいかかって、空気に変えてしまうのさ。(BOOKデータより)

岩崎書店の怪談えほんシリーズ、第8弾です。

ついにミステリーの超人気作家、綾辻行人さんの登場です!

じわじわっと迫ってくる目に見えない怖さ、この怖さは、怪談えほん第1弾だった宮部みゆきさん&吉田尚令さんの絵本『悪い本』以来でした。

想像力の豊かな子どもが読んだら、一人でお留守番が出来なくなるんじゃないかと心配になったりしますが、その想像力をさらに高め、豊かにすることこそ、読書の素晴らしさでもあります。

怖いものを想像する力は、目には見えない人の心を想像する力ともなります。想像力の豊かな子は、いじめなんかに加担することはないでしょう。

それに、目に見えないけれどひどく恐ろしいものというのは、実際、この世の中に存在しているのです。絵空事ではなく……。

子どもたちは、そういうものを嗅ぎ取る想像力をも身につけてほしいです。

さすが東雅夫さんの編纂シリーズ、作家、画家さんの豪華絢爛さ、怪談えほんとしての本格ぶりをぜひ目の当たりにして下さい〜

これまでの怪談えほんのご紹介は、記事上↑のタイトルのカテゴリー[怪談えほん]をクリックして下さい。ずらっと出てきます〜

2015-09-24

[][]『佐藤春夫怪異小品集 たそがれの人間』(東雅夫編/平凡社)

与謝野晶子や泉鏡花、芥川龍之介に谷崎潤一郎、稲垣足穂まで、作家が親交を結んだ先達、僚友、門人たちが作中に妖しく見え隠れして―。近代日本の怪奇幻想文学史を彩る文豪たちが神出鬼没、朦朧として不安定、虚実ないまぜの物語が続々と展開される。大正から昭和期の探偵小説や幻想文学、怪談文芸を先導した文壇の巨人・佐藤春夫。本書は、その知られざる本領を初めて集大成した画期的アンソロジーである。話題騒然の文豪小品シリーズ、第四弾。(BOOKデータより)

私は佐藤春夫さんのファンである。全集は持っていないが、ごく若い時に出逢ったただ一作の短編に、魂を惹き付けられ、それ以来のファンといっていい。

その作品は「美しい町」といって、童話風ファンタジーであったが、あの一作で、佐藤春夫という作家を、童話的にも天才だと感じたのだが、その時は、彼が与謝野晶子や泉鏡花などを先達とする同時代の作家であったとは知らなかった。しかも、これほどの文壇の巨人であったとは、むろん知らなかったけれど、そういう知識を少し身に着けた今になって、この本に出逢えたことは僥倖であったといえる。

この小品集は、BOOKデータにあるように、虚実ないまぜになっていて、だからこそ、その不思議は読む人に迫ってくる。

その中から、映像となって目に焼きついたようになった三編をご紹介したい。

まず、「蛇」。たった数行のこの小品にドキリとしない人間はいないのではないだろうかと思う。これを見て、私は初めて佐藤春夫作品に出逢った時、「この人は天才だ!」と思った事が証明されたような気がする。

ただし、ここで数行の小品「蛇」を紹介してしまってはネタバレになるので、「蛇」に続く「聊斎志異巻八 緑衣の少女」をご紹介したい。

僧坊の学生である若者のもとへ、緑の衣を着た少女が夜ごと訪ねてくる。その少女の腰は、片方の掌で回るほど細かった……と、ここまで読めば、この少女が人間の類ではない事は、読者にも感じられる。たおやかで、掌で回るほど細い腰つきの少女。その前に、「蛇」を読んでいる私は、この少女も蛇の化身ではないかと思いつつ読み進めた。だが、そうではなかった。思いもせぬ者であった。

原話は中国の聊斎志異らしいが、佐藤春夫の描くこのシーンは、その妖しの者が去る時に遺したものが、くっきりと見えるような気がした。

そうなのだ、佐藤春夫という作家は、文章で鮮やかな映像を見せてくれるからこそ、私は彼に惚れこんだのだと思う。

そして「たそがれの人間」は、虚実がないまぜになった作品で、この作品には、作者と親交があったという稲垣足穂が思い浮かんだ。なぜなら、こんなこと、足穂か、足穂を知っている人しか思いつかないと思える描写があったからだ。

地球の上へ腹ばいにねそべって月と接吻した次の夜に死にたくなって、星と星との間へ針を通してその中間に首をくくって死ぬ話」を書こうとする少年が登場するが、この抽象的なタイトルだけでも、星と星の間にぶら下がっている者のシルエットが映像になって浮かぶのだから、佐藤春夫は限りなく切なく、切ないのに楽しい。

心や魂を遊ばせてくれるからこそ、読書は素晴らしいと言える、稀有な一冊だった。

巻末の東雅夫さんの解説は必見。

2015-05-24

[][][][]怪談絵本『はこ』著/小野不由美・絵/nakaban・編/東雅夫

岩崎書店の人気シリーズ「怪談えほん」の新刊がまたまた出ました!

このはこ、なんだっけ?あかない はこ。ふると、”コソコソ” おとがする。「はこ」と「女の子」をめぐる、静かな恐怖の物語。あなたを恐怖の世界へとじこめる。(BOOKデータより)

岩崎書店の本格「怪談えほん」シリーズの新作です。

じわじわ内面からくる恐怖を体験して下さい〜

この岩崎書店の「怪談えほん」シリーズ中では、既刊の宮部みゆきさんと吉田尚令さんの絵本『悪い本』に近い、ぞわ〜っと来る怖さです。

『悪い本』のページ↓

http://d.hatena.ne.jp/rieko-k/20111015

このシリーズ、怖さの種類も多種にわたっていて、暗闇の貴公子、京極夏彦さまや、恩田陸さん、岩井志麻子さんなども……

↑タイトルのカテゴリー、[怪談えほん]をクリックすると、このほかの「怪談えほん」シリーズのご紹介ページが出て参ります。また、[怪談][東雅夫]をクリックすると、怪談関係のきわめつけ!ともいえる傑作怪談図書のご紹介ページも見られます〜(written by 越水利江子)

2015-03-04

[][]「週刊プレイボーイ」の3・11震災怪談特集の素晴らしさ

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こちらの拡大画像はこちら↓ https://www.facebook.com/photo.php?fbid=614177795382904&set=a.163231773810844.37034.100003720671432&type=1&theater

週刊プレイボ-イ 2015年 3/16 号 [雑誌]

週刊プレイボ-イ 2015年 3/16 号 [雑誌]

正直、この週刊誌を買ったのは初めてです。

この週刊誌は男性の娯楽誌であり、女性目線では、きれいな女の子がまた脱がされちゃったんだ…っていう印象しかなかったのですが、いやはや、大間違いでした。

編集部は、こんなに大切なテーマを追って、しかも、この人しかない!というような方々に取材して、記事にして下さっていたんですね。

震災怪談というと、どこか、興味本位、不謹慎というような声が聞こえてきそうですが、それこそが、あの震災の痛みを共有しない安全圏にいた第三者の上から目線に過ぎないと、正直、自分を含めて反省したような次第で……。

何より、この特集を読んで頂けば、私のいう意味を理解して頂けるかと思いますが、ここで、ご紹介しておきたいのは、怪談文学の第一人者と呼ばせて頂きたい東雅夫さんのコメントです。

「震災怪談は不謹慎」か?というテーマに、東先生が答えていらっしゃいます。

「慰霊と鎮魂の文芸、それが怪談なんです」と。

「被災地の怪談は、肉親との絆を確かめたり、無念な思いを伝えたりするために現れ、人を怖がらせたり、驚かせたりしない『ジェントルゴースト(優しい幽霊)ストーリー』が多いですね…」と。

その後に続く、一言一言、それらのすべてに、私は深く感動しました。ご縁があって、作家として、東先生に出逢えていた幸運を、心から感謝しました。

ともかく、ここで語るより、ぜひ、皆様、この本を買って読んで下さい。

特集の検証をなさっている作家、黒木あるじさんも、さすが、東北の作家さんです。素晴らしいです。

正直、この3/15に、子ども向きの怪談の〆切を抱えている私にとっても、神さまがさりげなく落としてくれたプレゼントのように感じました。これまで、怪談を書くたびに注意していたこと、「怪談は、恐怖はあっても、死そのものへの差別があってはいけない。あらゆる霊現象や死者への敬意がなくてはいけない」という考えが、間違ってはいなかったのだと感じられたことも、書き手としてはありがたかったです。

どんな怖い思いも、それを体験することで、今はこの世になきものの痛みや苦しみを共有し、鎮魂するという結果に繋がっていく。それが怪談なのだと……。ありがとうございました、東先生、黒木あるじさん。