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風雲童話城ブログ

2017-02-08

[][][][]ストーリーで楽しむ日本の古典シリーズ『南総里見八犬伝 運命に結ばれし美剣士』は、ライト版八犬伝と一線を画した一冊です!

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日本の古典の中でも、『南総里見八犬伝』は、原典を全編読んだ人はめったにいないといわれる超長編です。なので、各版元から出版されている『南総里見八犬伝』は、原典の筋立ての一部だけ借りた、全く違った現代作品になっていることが多いのです。

でも、原典を読んでみれば、江戸後期の作家が人生をかけて書いただけあるテーマというものが一本、見事に通されているのがわかります。それは「人の真」と、「武士道」です。そこを現代的に軽やかに省略してしまっては、八犬伝を読んだ事にはなりません。というわけで、『南総里見八犬伝 運命に結ばれし美剣士』は、原典にこめられた「人の真」と「武士の魂」というのものを大切に描きました。ライト版「八犬伝」とどう違うのか、ぜひ読み比べて下さい!

 

2017-01-27

[][][][]ストーリーで楽しむ日本の古典シリーズ『南総里見八犬伝 運命に結ばれし美剣士』が、本日発売されました〜

f:id:rieko-k:20170127120757j:image:left 南総里見八犬伝』あとがきの一部です。↓ご参考に〜 

 曲亭馬琴こと、滝沢馬琴先生の大長編小説『南総里見八犬伝』は、今でいう、超活劇冒険ファンタジーなのですが、児童書として各社から発売されている『南総里見八犬伝』は、そのファンタジー的活劇部分を現代風に切り取って、原典とは違うかろやかな現代小説として、書き替えたものが多いようです。

 しかし、『南総里見八犬伝』こそ、江戸後期の作者が魂をこめた大長編であり、そこに一本、みごとに貫かれているのは、武士の魂と人の真です。

 その真の心につながれ、運命の珠に結ばれた勇士たちは「八犬士」と呼ばれ、各地で、次々現れる不思議な事件に遭遇し、戦って、その中で、互いに出会っていくのです。

 それはもう目が回るような展開に次ぐ展開なのですが、実は、それだけではありません。

 江戸後期の文学だからこその美しい表現、勇壮な表現の数々も見逃せないのです。

 そんなわけで、この古典シリーズの『南総里見八犬伝』は、ストーリーの面白さを追求しつつ、原典の美しい表現、勇壮な表現をも、大切に描いていくと決めました…(後略)