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2011-10-09 敗れざる者たち このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

東京FMからTwitterの番組告知で、沢木耕太郎さんの『敗れざる者たち』を紹介すると知り、ラジコにアクセス。これは、高校時代、現代文の先生が、あなたはぜひ読むべきと勧められた一冊だった。

番組を聞き終えて、改めて、どうして現代文の先生が、私に沢木耕太郎さんの『敗れざる者たち』を勧めてくれていたのか。意味を考えてみる。

一つには何かを書く事に、異常なまでに執着を示していた当時の私に、無駄のない、数十年経っても陳腐化しない、むしろいつまでも読む人の心に残り続ける文章はこういうもの、というロールモデルを示すため。

もう一つは、『敗れざる』というタイトルながら、勝負の世界では敗者とされている人たちを美しく描いている本作を通じて、私の書くエッセイや論文に共通するテーマ性を見出して、あなたの価値観はおかしくないよと、そっと励ましてくれていたのかも。

常識、主流、強者、成功に捉われない生き方、価値観は、社会にでると、邪魔っけになる。

でも、捨てたくないと思い続けてきた。

広告を売りなさい、というミッションなのに、私は、いつも、そっと裏テーマを設定して、読む人に笑顔、感動、発見を提供する企画を売るんだ、と頑張っている。それで、実際結果としては、出版不況と言われながらも、過去最高収益になってるんだから、いいじゃない?と開き直りながら。

でも、最近、そろそろ、諦めて、社会や会社の常識に従ってみようかなぁと思うときもあって。

そしたら、念押しのように、

作品が書かれて35年もたった今頃、再びこの本の話題にどうしてかひょっこり巡り合うことになった。

もしかしたら、社会や会社の方が多様性や利益だけでない価値を考え始めるようになってくるから、もうちょい、頑張れってことなのかなぁ。

次の企画は、近い未来、私たちの生活はどうなっているかを示す誌面を作りスポンサーを得る、というもの。

沢木耕太郎さんの作品を読み返して企画を練ってみよう〜。

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2011-08-21 振り返り このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

振り返り。


この週末、夢のような、宝のような、本当に、尊い時間を、過ごしてきた。

どれだけ、我慢してたんだろう。頑張りすぎてたんだろう。会いたいなあと願っていた、憧れの方達と再会したとたん、嬉しくて、嬉しくて、、ぽろぽろと涙が溢れてきた。

自分の持っている魅力、才能、熱意を、作品や、歌や、イベントに変え、周りの人たちを巻き込みながら、伝えてゆける彼、彼女たち。

集う人たちは、癒やされ、活力を得、前を向いて生きていける。また、他の人に広げてゆきたくなる。自分も何かできないかなぁ、と、思い始める。

不思議な力。心地よいエネルギー

キルト作家のさよこさん。キルトを縫ってゆく作業は、心を込めて祈る行為にも通じるの。李政美さんの祈りの歌と合わせると本当に素敵な時間が生まれるのよ。

さよこさんのレシピは、さらさらっと書かれているのだけれど、出来上がると、彩りも鮮やかで、美味しくて、食べる人に笑顔と幸せを運ぶ。

女優の斉藤とも子さん。幼い頃の母の死は本当に悲しかったけれど、その後、勤務医をしていた父が宿直の時は同級生の子たちが泊りにきてくれたり、友だちのお母さんが代わりばんこに作ってくれたりしてくれた。楽しい思い出も、たくさんできた。死は怖くないのよ。

世の中の悲しいこと、辛いことは、必ず、より良い明日へ変化するための、きっかけになる。311をきっかけに、私たちは気づかなくてはいけない。地球が人間に警告してくれていることを。平和、安心、安全、美しい自然を取り戻すために、動き出すなら、今。


小学校の先生、山さん。被災地支援に行き、最初に任されたのは、車のナンバープレートの番号、車種をひたすら数える、体育館に置かれた衣類を種類、サイズ、性別ごとに仕分けること。現地の人の話も聞かせてもらえず、気が遠くなるような作業だったけれど燈々無尽という言葉を思い出し、また、お陰で、欲しい人に必要な物が渡せると聞いて、自分のしてきたことの喜びを実感できた。

その後、何人かの生存者の話を聞き、死をまぬがれた理由は単一ではなく、それぞれにエピソードがあることに改めて気づかされた。出窓に置かれたテレビに乗っかり、鴨居を伝い、飼っていたトイプードルを肩に乗せ、わんこを守ろうと必死に神棚に乗っけようと肩を上下させ、一時間半もの間、部屋に流れ込んできた津波に飲まれないよう浮きながら、かわし続けていたおばあちゃん。

伝えていけば、また、誰かの行動につながっていく。


歌手の李政美さん。

宮沢賢治星めぐりの歌イマジンチャンゴの響き。シャワーのように浴び続けると、それが、心と体の、ちょうどいい部分に染み渡る。歌のマッサージ。

彼女自身の経験から歌うのに、不思議と聞く人の経験と重なり、繋がり、共感を呼ぶ歌『ありのままの私』が持つ魅力。


振り子みたいだったな、と改めて思う。

やりたいって願うこと、挑戦したいと企んでいること、

今は我慢。自分一人で生きてるわけじゃないんだから、我慢。

頭でわかってるつもりで、我慢する気は無かったんだなぁ、と。

昔から、やりたい事、理想系の状態がまずあって、それに現実を引き寄せてくみたいな実現のさせ方をしていて、理由は?手順は?計画は?と聞かれると、言葉に詰まった。そんなの、やると決めたら、整ってくものだから。

やっぱり、難しくても、自分なりにやれるまで、挑戦しよう。

 

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2011-08-15 本の断捨離、難航中。 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

断捨離は、絶対なのかな、と少し疑問に思いながら、作業中。

特に本。私の中で、本は過去の自分や想い出、未知の世界と繋がる扉的役割を果たしている。

ボイストレーニングジャーナリズムピアノ、歴史、文学金融工学アート、旅。

昨日のハーマンミラー物語のように、少し時間が経ってから、自分がその本に見合う経験を積んで、ようやく読めるようになる作品もあるわけで。

状態はあまりよくないけど、何度でも読み返したい本もあり。

ジョゼと虎と魚たちの中で、主人公のジョゼが学校に行かないのに、物事をよく知ってるのは、誰かが捨てて行った本や教科書を繰り返し読んでる、というエピソードを思い出してみては、本て、いろんなとこに連れて行ってもらえる瞬間移動装置なんだものなぁー、と名残惜しんでいる。

山田太一さんの昔の脚本なんて、今だ色褪せず新鮮だし、山崎豊子さんの大地の子は、中国語でも読めるようになりたいし、三島由紀夫さんの日本語は美しくてたまらないし、吉行淳之介さんはねむの木学園の宮城まりこさんと2人セットで素晴らしいし。

少しずつでも、朗読や書き写しして、自分の血肉としてインプットしたいなぁ、と思うと、図書館じゃ期間が足りなくて、手元においときたいんだなぁ。

マクロ経済学はグッバイしたけど、貧困経済はどう絡むかはウォッチしたく、ネクストマーケットはキープ。

トフラーの第三の波、パワーシフト、富の未来も、世の中を大きい流れで感じたいし、機会あれば、今少しずつ関わり始めてるスマートグリッドエネルギー、環境経営とつながってく気がしてて、もうちょい保留。

新陳代謝も大切なので、卒業本として次の人に送るのも良いかとも思いつつ、作業中。

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