クドフェスSS公開されました

 そろそろ、初心に帰ってSS執筆に集中したいと思ってます。まあチャットしたりしてますが…。
 そういえば、クドフェスのSSが公開されたようです。上のバナーから飛んでください。「私たちの空間」ってSSです。佳奈多×クドのほのあまなSSになっておりますので、よろしければどうぞ。
 …最近リトバスSS情報サイトからのアクセス数が減少しています。ウチのサイトは、まあSS上げてないので仕方ないのですが、クドフェスSSもアクセス数としてはかなり低いものだったみたいなので…。まあ、クドフェス自体が1ヶ月以上のロングラン公開になっていて、もう読者が飽きてしまった可能性も否定できないのですがww
 

真の聖地とはどっちなんだろう?

 抽象的過ぎるタイトルですいません。
 と言うのも、聖地って何だろう?と言うか、どっちなんだろうか?ってのが主題です。
 どっちと言うのは、例えばゲームの舞台で、ライターさんが思い描いた舞台が聖地なのか、あるいは背景職人さんが素材として使った場所が聖地なのか?ってことだったりします。それと、アニメ化した際のアニメ制作会社が使用した場所が聖地となる場合もあったりで、何をもってして聖地なんだろう?とか思っています。
 個人的には、ライターさんが思い描いた場所こそが本当の聖地だと思っています。あの地域をイメージして、とか、そんな抽象的なものかもしれませんが、一次製作者が想像した場所こそが聖地だと思うんですよ。だからこそ、アニメ版で背景に使われたところが聖地だ、って為されるのに違和感を感じるのですが。もちろん、アニメが一次制作物なら何も異論は無いわけですけど。
 例えば、僕が違和感を持ったのはAIRとかKanonですね。Kanonの聖地と言えば、あの駅前=京阪守口市駅前なんですが、あれは一次で背景に使われたのがあの駅前だった、と言うことでした(行ったことはもちろんあります)。あれだって、雪国の設定なのに大阪?!って感じではあるんですが。まあしかし、一次で使われた背景ですから、聖地とされるのに問題はありません。
 ただAIRはどうでしょう?
 原作には、例えば過去編では、何処かの山から高野山を目指しての旅、と言うことになっていて、そもそも神奈が幽閉されていた場所も、恐らくは設定があったんじゃないかって思うわけです。それに、観鈴が住んでいる町も、海辺の漁港がある場所とか、廃線のあるところとかっていう特定出来そうな設定はあるものの、特に原作の設定からは「聖地」として特定することはしてないように思われます。個人的には、関西からそう遠くない海辺=岡山か和歌山かとは思っているんですけどね。ちなみに、廃線跡がアニメで実際に使われたのは、和歌山の御坊市にある「紀州鉄道」っていう、廃線になっていない私鉄の線路なんですが。ちなみに岡山の場合、下津井という場所には、漁港も廃線もありますし、山道からバス降りて向かう町と言う設定も間違っていない(山道などを越えた先に町があるところとか)。舞台としてはかなり完璧なのです。
 また京都の南部には、甘南備山という山があって、甘南備⇒神奈備と名前の参考にしたと言う話もあるくらいの場所があります。福井のほうには、裏葉たちがこもったとされるお寺(洞穴?)があるそうです。
 ただ各聖地巡礼サイトさんを見ていると、どちらかと言うと、アニメで背景に使われた場所が巡礼先として訪問していたり紹介されているわけなんですが、それってどうなんだろう? と思うわけです。
 あくまで、一次作品はゲームのほうで、アニメは二次作品です。その二次作品の背景が、別にその場所が原作者の意図した場所で無いのに、「聖地」となっているのが引っかかるんですよ。どうして聖地なのかって。
 まあそこまで厳密に言わなくても…とは確かに思うんですが、あまりにもアニメの背景を採用した場所が聖地として認識されて過ぎているから、ちょっとなあ、って思うのですが。どう思われるでしょうか?
■かなりの数の聖地紹介サイトさん
http://homepage1.nifty.com/shao/right.html