ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

りきおの雑記・ブログ このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter


『BLAME!』と『忍びの国』観ました。どちらもかなり面白かったので観ましょう。
食べログはじめました。よろしければどうぞ。

2013-01-03

話数単位で選ぶ、2012年テレビアニメ十選

 さて、2013年になってしまいましたが、2012年アニメの各話リスト十選をやりたいと思います。昨年のはこちら

 偏りはあるかと思いますがご容赦ください。

  • キルミーベイベー キルその11「ふろたこもちてはつゆめし」

シナリオ:白根秀樹 絵コンテ:山川吉樹 演出:羽多野浩平 作画監督:古澤貴文・ 福世孝明

 さて、いきなりキルミーです。キルミーベイベーのアニメは序盤の間延び感や演出のぎこちなさ、動画枚数の少なさなどがあって残念だったんですが、中盤以降は光るエピソードが徐々に増えてきた感じがあり、神回じゃないかと思うような回もありましたが、その中でもこの11話は本当に面白かったです。

 やすながゾンビになってしまう「ゾンビーベイベー」やソーニャが桃太郎っぽいものに扮する「キル太郎」など、小ネタの集合体みたいな回ではあるんですが、そのおかげでメリハリのついた展開になっていてテンポが非常に良かったのと、それぞれのネタ自体もなかなかいいものになっていたので、相乗効果で1話単位とすればかなり良い回として印象に残りました。特にゾンビーベイベーのところは色使いも特徴的で非常に良かったと思います。

f:id:rikio0505:20130103224415j:image

 個人的には、没キャラ役で起用されていた釘宮理恵さんの使い方が素晴らしいな、と思いました。ただ単に「かにー!はちー!うすー! ……なんじゃこの扱いー!!」の下りが面白かったってだけでもあるんですけどね。釘宮さんはキャラが固定化されていた時期がありましたが、ここへ来て声の特徴を生かしつつも応用的な起用が目立つようになってきたと思ってますがキルミーはその良い一例になったんじゃないかと思います。

  • あの夏で待ってる 第10話 「先輩と僕らの。」

脚本:黒田洋介 絵コンテ:二瓶勇一 演出:高島大輔 作画監督:木本茂樹、伊藤依織子、大館康二、新垣一成、るたろー

 個人的に、色んなおっぱい職人というかおっぱいな監督さんがおっぱい的な意味で取り上げられているのには疑問を感じていて、その理由がこの長井龍雪監督×田中将賀さんのコンビのおっぱい描写の素晴らしさがあるからなのです。「あの花」ではあなるのベッドの上でのスライムおっぱいが話題になりましたよね。

 この回については以前に記事にした通りですが、その後このおっぱい演出に並ぶほどのおっぱいには出会えませんでした。おっぱいは出せば良い、揺れれば良いというものではないことをこの回の美桜のおっぱい押し付けは示してくれていたと思っています。

 おっぱいだけじゃなく、石原夏織さんの決して上手くはないけど感情のこもった演技が素晴らしい回でもありましたよね。観ていて凄く感情移入しましたし気持ちを揺さぶられましたね。ああいうのって教えられて出来るものじゃないとも思うので、何か持ってるんじゃないでしょうか。

  • ブラック★ロックシューター 第四話「いつか夢見た世界が閉じる」

絵コンテ:小林寛 演出:小林寛、今石洋之 作画監督:徳田賢朗

 この回も以前に記事に挙げた通りです。非常に素晴らしい演出と沢城みゆきさんの素晴らしい演技とのコラボレーションが織り成した素晴らしい回でしたね。キタエリの演技も凄い回でしたけども。

 BRSはこの回くらいの話がずっと続けば神アニメになっていたかもしれませんが、後半が観念的になっちゃったのが残念でした。

  • 黒子のバスケ 第14Q「そっくりだね」

脚本:高木登 絵コンテ・演出:亀井幹太 作画監督:大導寺美穂、瀬口泉 総作画監督:菊地洋子

 他に取り上げた話数と比較すると色々とアレなんですが、女性向けに作られたアニメの中で何故か凄く変にアングルに凝っていたのが気になったわけです。

f:id:rikio0505:20130103215655j:image

 これですが、何故か桃井さんのケツをバックに黒子っちを映しているわけです。はっきり言って意味はわかりませんでしたね。。まあ黒子っちの元カノである桃井さんとセットで映すことで何か示したいとかそういうことがあったのかもしれませんが、意図を感じることは難しい部分だったと思います。でも面白かった。監督のリコにはないスタイルをより意図的に見せたかったという部分と、多少なりとも男性視聴者に対してのサービス意識があったのかと。それ以外にも、試合をしない回が面白い、という黒バスの傾向を如実に表していた回でもあったという意味でも目立つ回だったように思います。海合宿回も面白かったですけどね。

 ちなみに僕はリコ派なので、あの薄い胸な水着にはハァハァせずにはいられませんでした。桃井さんに嫉妬してたりとかも可愛かったですし、2012年を代表する萌えキャラでしたね。斎藤千和さんはこういうキャラもしっかりやれるんですねえ……。

  • 氷菓 第14話 ワイルド・ファイア

脚本:村元克彦 絵コンテ・演出:山田尚子 作画監督:植野千世子

 2012年の京アニ作品とすれば断然氷菓のほうが面白かったと思うわけですが、その中でも一番観てて楽しかったのが文化祭のエピソードで、特にこの回でした。

 個人的には摩耶花がもの凄く可愛くて好きで、中の人的な効果もあったのだろうと思うのですが、奉太郎に対する安定のジト目演技がたまらなかったと思ってました。その中でもこの話は、えると摩耶花が料理バトルをするという回でしたが、えるが序盤突っ込み過ぎて材料をほとんど使ってしまう中で摩耶花はそれをカバーすべくありあわせの材料で何とか料理を作っていくという彼女の器用さが発揮されていましたが、同時に詰め切れない弱さも露呈してしまうところでの奉太郎の絶妙な援護射撃なわけですよ。世間に反して奉太郎と摩耶花のコンビが大好きな自分だったんですが、この相互補完しあう関係とかお前ら結婚しろ!とは思ってもいました。

 観ていて気持ちのいい回だったなあと思っていましたが、絵コンテはけいおんの山田尚子さんだったんですね。意識して観ていたわけじゃなかったのですが、キャラ同士の距離感とか思いだとかそういうのを描くのは上手いなあという感じでしたね。

  • じょしらく 第十席 唐茄子屋楽団 新宿荒事 虫歯浜

脚本:水島努 絵コンテ:二瓶勇一 絵コンテ:池端隆史 総作画監督:直谷たかし、熊谷勝弘 作画監督:直谷たかし、安留雅弥、藤部生馬、中村真悟、熊谷勝弘、佐藤真史、坂本龍典

 じょしらくは最終回もブログで挙げたように素晴らしかったのですが、観終わって「なんだ今回振り切ってたなwww」となった回がこの10話でした。というかEDクレジット観て非常に納得しましたね。水島努監督はそれほど多く脚本を手がけるわけではないのですが、イカ娘2期のレディオ体操回などを観てもわかるように、ギャグ話であればまず間違いのない脚本家にもなれる人だとも思っています。

 まあ、やりたい放題でしたよね。Aパートではアメリカ(的なもの)を茶化し、Bパートでは魔境新宿歌舞伎町を描き、Cパートでは謎の踊りからピタゴラスイッチになり何故か原発まで絡んでENDという、よく放送できたな、という感じでした(実際に怒られたのは11話だったようで一部放送局ではカットがありましたが)。

 じょしらくはA,Cパートに関してはほぼ原作そのままというか若干膨らませてる程度なんですが、Bパートに関しては完全オリジナルになっています。脚本はシリーズ構成もしている横手美智子さんか吉田玲子さんでさほど色を出しているとは思ってませんが、この10話は水島努なだけあってやりたい放題感が凄かったですね。新宿歌舞伎町が舞台ってのはまあいいとして、妄想の中とはいえ銃撃戦があったり怪しい外人が出てきたりオスプレイが飛んでいたりと世紀末感漂う独特の世界観として描かれてましたよね。

 水島努といえばあまり視聴者に考えさせる間を与えないような演出をすることで定評がありますが、この回はそれを脚本レベルでやっていたように思います。J.C.STAFFと言えば二瓶勇一さん、そして盟友とも言える池端隆史さんの演出というあたりも魅せる回として意識していたんだろうな、と思いました。

  • ジョジョの奇妙な冒険 THE ANIMATION 第3話 ディオとの青春

脚本:小林靖子 絵コンテ・演出:東出太 作画監督:宝谷幸稔、小澤円

 個人的には割と好きなジョジョアニメ(原作は第三部くらいからしか知らない程度)なんですが、1,2話あたりだとちょっと厳しいような気がしてました。が、この3話で一変しましたね。最初のジョナサンとディオの決着戦でしたが、熱い展開ってのもあったのでしょうけどとにかく演出が映えましたね。この話数くらいからどうジョジョアニメを見せたいのかという部分と漫画アニメという感じの見せ方とがすごく噛み合ってきた気がしてて、やっとこのアニメがオンリーワンなものなのかということが実感として理解できた回だったのではないかと思いました。

 この回の絵コンテと演出をしているのが東出太さんという方なんですが、僕が観たことある中ではイカ娘1期6話の能面ライダー回でも見かけましたね。劇的な演出が上手い人、という感じなのでしょうか。チープさを味として描くのが上手い人なのかもしれませんが、ジョジョアニメにおいての序盤の功労者的な感じで観てもいいような気がします。

  • ヨルムンガンド #15 Dance with Undershaft phase.2

脚本:黒田洋介 絵コンテ・演出:元永慶太郎 作画監督:池上太郎

 ずっと面白かったヨルムンガンドですが、その中でもめちゃくちゃ引きこまれたのが通しでは15話、2期で言えば3話目のこの回でした。確かココの私兵部隊のメンバーが唯一死ぬ回でもあり、またココたちにとって最も危険な敵であったヘックスが散る回でもありましたが、とにかく隅から隅までかっこ良かったというか痺れましたね。本気で恐怖を感じた時のココの表情といい、アールのいい顔と言い、キャラそのものの奥深さを感じる事もできましたし、それぞれの執念とか守るべきものに対する気持ちだったり、それを失った時に起こる怒りみたいなものとか色んなものが感じられる回だったと思ってます。

 何より一番良かったのは、アフガニスタン(?)に逃げ込んだヘックスたちの頭上に飛んできたB52に、援軍とかそういうことを少し期待したヘックスを映した後、飛行機の機体から何かが出てきて、支援物資かとも一瞬思わせておきながら、はい残念爆弾でしたー、ですよねー的なあの一連の演出は素晴らしかったと思いました。ヨルムンガンドという作品でもピークくらいに見せ場な場面だったと思いますが、さすがに元永慶太郎監督自ら演出を手がけるだけのことがありましたね。

  • ガールズ&パンツァー 第8話 プラウダ戦です!

脚本:吉田玲子 絵コンテ:内藤明吾、山内則康 演出:政木伸一 作画監督:五十内裕輔、渡辺奈月

 11話以降が3月にまで延期されてしまったガルパンでしたが、まあそこまででも十分に面白かったですね。

 3話の市街戦あたりから間違いなく加速度的に面白くなってきたわけですが、個人的にはやはり8話のプラウダ高校が出てきてからがインパクト強かったですね。何せロシアチーム(日本人だけど)に上坂すみれさんが起用されているんですからなおさら楽しみにしていたんですが想像以上でした。

 「ピロージュニエ・カルトーシュカもどうぞ」でしたか。あれには吹かざるを得ませんでした。上坂すみれさんはロシア語専攻しているというかロシアマニアというかミリオタでもあるのは知っていましたが、それをまずここで炸裂させるとは思いませんでしたね。その後のカチューシャ合唱といい、彼女のためのキャラクターと言うよりはそういう声優さんがいるのなら……という逆算でエピソードを組み立てたような感じにも見えました。もちろんカチューシャもがきんちょ的なキャラクターが金元寿子さんとよく合っていてここも狙い通りの起用だったんだろうなあとも思いました。

 もちろん展開的にも、調子に乗ってるメンバーに引きずられるようにして作戦変更したらまんまと罠にハマってしまうという、暗転っぷりが非常に良かったと思ってます。八甲田山……は9話だったと思いますがスターリングラードとかって歴女チームのセリフも良かったですよね。

  • スマイルプリキュア 41 私がマンガ家!?やよいがえがく将来の夢!!

脚本:小林雄次 演出:境宗久 作画監督:山岡直子

 最後にスマプリから後半のほうに出てきたやよい回ですね。

 単純にやよいちゃんが可愛いというか好きだからという意味でもあるんですが、とにかくイチョウの葉の演出が綺麗で思わず見返してしまうこと数度って感じで美しかったですね。あと、やよいの想像するスーパーヒロイン・ミラクルピースもやよいと同じ金元寿子さんが演じていたというのも割と驚きでした。違和感がないどころかしっかり中学生してるやよいと、もう少しお姉さんであろうミラクルピースの演じ分けが出来ていましたし、数年後、あるいは理想のスーパーヒロインになったやよいという感じの演じ方をしていたように思います。

 若干メンタルは弱いもののそれなりに芯は強くある程度は一人で乗り越えられた様も個別回としてはなかなか良かったように思いますし、アカオーニさんもそんなやよいの成長に一役買っていたような感じだったのではないかとも思います。

 しかし、プリキュアシリーズは黄色系のプリキュアには思い入れがあるのか特別視するのか幼女ウケがいいからなのか、かなり力を入れた回を持ってくる傾向があるように思いますね。

------------------------------------

 さて終わりました。気づけば、J.C.STAFF作品が3本ということになっていて、J.C.STAFFの活躍が目立った1年だったような気がしました。さくら荘も候補には入っていたので4本になっていた可能性もあるとかちょっと怖いですね。まあ元々力のある制作会社ですから当然といえば当然なのかもしれませんけどね。あとは好きだからというのももちろんありますが、水島努監督作品も3本とも面白かったってところですね。本来ならAnotherから最終話あたりを取り上げるべきだったのかもしれませんが、偏りすぎることと、Anotherは0巻のエピソードが一番面白かったのでそこと比較すると……という感じで挙げませんでした。

 絵コンテで特に好んで観ていたのは2本取り上げてる二瓶勇一さんでしょうか。夏待ちとじょしらくで挙げましたが、キルミーでもいい仕事をしていたのでJ.C.STAFF作品での準エース的なコンテマンになっているのかな、と思っています。

 監督経験者や監督コンテ回もそれなりに取り上げてはいますが、その一方でBRSみたいにほとんどこれまでクレジットされて来なかったような人が良い演出をしている例も出てきているので、出来れば演出家の名前を伏せたままその話を観ていきたいとも思ってます。名のある演出家でも毎回優れた演出をしているわけではないですし、過剰演出になって作品の和を乱すなんてこともあるでしょうからね。

 2013年もインパクトのある1話と巡り会いたいものです。

【参考】

話数単位で選ぶ、僕の2011年のアニメ十選

2012年 テレビアニメOP十選

2012年 テレビアニメED十選(すべて自サイト)

話数単位で選ぶ、2012年TVアニメ10 karimikarimi選karimikarimi

2012年アニメ振り返り1古塚工房〜Studio KODUKA〜

「話数単位で選ぶ、2012年TVアニメ10選」参加サイト一覧新米小僧の見習日記

紺頭巾紺頭巾 2013/01/08 03:34 戦国コレクション 第23話「The Dune」
これが1番好き

rikio0505rikio0505 2013/01/10 22:56 >紺頭巾さん
戦コレは途中離脱してしまいました……。

投稿したコメントは管理者が承認するまで公開されません。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証