予定地

いずれなにか書きます

ブクマが10越えたら数日休む運用

このブログは、想定読者100人ぐらいで、だいたいスターが5つぐらいついてブクマが3ぐらいついたら目的達成ぐらいの気持で運用してます。で、ブクマが5超えてホットエントリーに載ったらしばらく様子見て10越えたら数日プライベートモードに設定します。なんかだいたいそういう感じにしてる。

★★★

「個人の日記」って「誰か特定はできないけれども読んでくれてる人がある程度の規模いて、そのうちの数人が好意的にとらえてくれている。」というのが、もっとも幸せな形なんじゃないかと思っていて、人気ブロガーになるのと、幸せに長い間ブログを楽しむのは、また違うジャンルのスポーツだとも思っている。

そう考えたときに、mixi 日記とかクローズドな場所で書くのも一つの解で、だから一時期はすごく流行った。でも、限られた人しか読まないのはコンテキストに依存しすぎるし、読者の流動性もないのでいずれ腐ってしまう感じする。

一方、オープンに書いてると、たとえバズらないよう頑張っても、うっかり、すごい人に紹介されたり、多くの人に引っかかることを書いてしまって、いきなりたくさん人が来てしまうことがある。

それは悪いことじゃないけど、そういう時に、怖がりながら、そこまでいかなくても違和感を持ちながら「ブログ書いたから仕方ない、自己責任」みたいな感じで我慢するのが当たり前、みたいのも最適解ではない気がしてる。システム面でそれを制御する仕組みがなくても、ユーザー側の運用で制御する権利はあるだろうって思ったりした。好きなこと書く権利があるのと同じぐらい。消したり隠す権利もあっていいのではないか。

で、前に「あ、予想以上に人が来てしまってる」という時に、なんかめんどくさくなって閉じたら具合が良かったので、そういう感じでやってる。ラーメン屋で「スープがなくなったら閉店」という感じ。ある程度の人が読んでくれたら、もうそれ以上店を開けておく価値もないし、それぐらいがちょうどいいと思ってる。なんか昔みたいに閉じたり消したりを卑怯とかいう時代でもないし、そこまで価値あるテキスト残してる気持ちもないよ。

前の、夏のインターンの課題で、いろんな学生にブログに関するアイデアを実装してもらったら「読まれなかったら消える」とか「一定期間で消える」とか、そういう「消える」系のネタが多くて、過剰に読まれすぎるとかログが残りすぎることに対する問題意識が、なんとなく作り手にもあるんかなって思った。

とはいっても、普通に企業がサービスとして提供するならば、拡大を指向しないのは難しい(はてなブログのひっそりモード、最大限の譲歩だと思う)し、読まれすぎない工夫とか残りすぎない工夫は書く方でどうにかする必要があるのかも。