ヘビイチゴサナトリウム

かなり構造が複雑で、真相が次々と変わっていく。
詩人が書く「独特な言語感覚」の小説ということで期待してたのですが、東直子さんとはまた別のかんじ。

おもしろかったがしかし、無邪気で残酷だったり痛々しかったり、よく小説の中でいう「少女っぽさ」が、いまいちわからない。
自分で言うのも何だけど、思春期といわれる年頃、文部省認定の印がもらえるような品行方正な少女だったので(笑)