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小人さんの妄想 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2017-05-20

中山道キャノンボールあと1時間

去るGW大型連休の5月1日、東京大阪間、中山道経由 560km自転車走破にチャレンジした。

 2017/05/01 AM5:00 東京 日本橋 〜 翌AM05:56 大阪梅田

  時間: 24時間 56分 07秒

24時間に、あと 56分と7秒だけ届かない、くくぅ〜〜〜〜〜〜〜〜う!

■ これまでの記録

第1回:中山道キャノンボールは長かった >> id:rikunora:20160510

  2016/05/01〜02  28時間 33分 32秒

第2回:中山道キャノボ成らず、遙かなり大阪 >> id:rikunora:20161025

  2016/10/10  チェーン切れ、名古屋小牧にてリタイア

第3回:逆方向の大阪->木曽->東京 (ブログに記載無し)

  2016/11/30〜31

  夜の寒さに断念、約30時間で東京到着

今回が4回目。

昨年に比べればだいぶ良くなったが、なんか、もうこれが限界という気がする。


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この写真は、実は私では無い

当日、夜明けと共に日本橋道路元標に出向くと、この写真のような「いかにも」といった出で立ちの方が。

声を掛けたところ、たった今、大阪から走ってきたのだという。

キャノンボール達成者誕生の場面に立ち会えた。

全身から溢れる達成感と、疲労感がにじみ出ていた。お疲れさま。

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で、こちらが出発直前の私。

達成者からバトンを受け継いだ気持ちで、朝5:00に出発。


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・・・そんでもって、25時間後の私。

やはり全身から疲労感がにじみ出ている。いちおう笑顔なのだが、達成感はやや少なめ。

今回は大きなトラブルやアクシデントもなく、実力は出し切れたと思うのだが、それでもなお1時間及ばなかったことが悔やまれる。


自転車

・TIME VX Elite -- バツグンの乗り心地。疲れが溜まらない。木曽路を下った後まで足が残せる。

DURA-ACE 7800 -- さすがのデュラエース、素晴らしい。

・Ksyrium sls + Continental GP4000s2 -- 軽くて丈夫、坂に強い。

・Profile T2 DL -- ショートエアロバーを付けた、向かい風と下り、疲れたときにも有効。

・Volt300 -- ライト2本搭載。Volt400のバッテリーを付けると長持ちする。


■ タイムテーブル

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今回立てた予定表、右端が実際のタイム。

単純計算だと、約560km ÷ 24時間 = 時速23.33km を維持できれば、24時間達成ということになる。

実際のタイムは、以下の経緯を辿った。

 ・白州から富士見峠、塩尻峠への登りにかけて、ジワジワと遅れた。

 ・遅れは木曽高速の下りで何とか挽回した。

 ・一宮を過ぎてから、特に米原から京都にかけて大きくペースダウンした。

深夜1:00〜2:00、安土、草津付近のタイムに?が付いているのは、睡魔との戦いで明確なタイムを覚えていなかったため。

そりゃペースダウンもするわな。。。


■ 天候

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GWらしい最高の天気。

風向きがやや西向きとなる、この日を選んだ。

おかげで途中、強烈な向かい風に遭わずに済んだ。


・最高気温:塩尻から木曽福島にかけて、20度くらい。

・最低気温:関ヶ原付近で8度くらい。

昼間はさわやかな気温だった。夜の関ヶ原から琵琶湖付近はかなり冷え込んだ。

こんなこともあろうかと防寒対策を行った

 -> ウールジャージにしたのが正解。

 -> あとタイツは夏用ではなく、春秋用の少し暖かめ(起毛)にしたのも正しかった。

昨年の経験が生きた。


■ 経過

5:00、日本橋を出発。


6:00、調布、鶴川街道出会い。時間ぴったり。


7:00、相原踏切、時間ぴったり。


適宜ミニあんぱんを食べつつ前進する。


8:00、上野原への上り坂手前、時間ぴったり。(でも第2回チャレンジよりわずかに遅め)


四方津を過ぎたあたりで前輪パンク

・・・まだ始まったばかりなのに。手早く10分程度でチューブ交換。

後でチューブを調べたところ、リム打ちや破片踏みなどではなく、

継ぎ目の部分に穴が開いていた。外れの不良品?


9:00、大月駅前にぴったり。パンク1回分だけ遅れ、貯金無し。


順調に笹子峠を通過。

峠を越すと、甲府を取り囲む山の眺めがすばらしい。南アルプスは白い雪。


10:00、勝沼バイパスを下った付近。


青沼通りから甲府市内に入る。

美術館通りの途中で、最初の自販機休憩。

アップルジュース。スポーツドリンクはボトルに。


11:00、竜王丘を越えて釜無川沿いに出る。ここまで時間ぴったり。


ここまででブラックサンダーx2個消費。

このあたりから疲れが出てくる。


12:00、白州道の駅でトイレ休憩。


これまで白州付近では必ずメカトラに遭っていたのだが、今回はセーフ。呪いが解けた?

「おいしい水」には行列が出来ていたので、仕方なくトイレで水を汲む。

ちょうど12:00に出発。わずかに遅れが出始める。

若干の向かい風。だか去年よりずっとマシ。


富士見峠の登りで空腹となり、おにぎり休憩、12:42〜12:50 の8分間。


13:00、富士見峠を越える。かなりの遅れが出ている。


諏訪湖付近、弱い向かい風だが気にする程ではない。

過去、ここは強烈な向かい風だった印象があるので、気持ち的にはだいぶ楽。


14:00、塩尻峠への登り口、岡谷市営球場の下。

塩尻峠通過は 14:18。18分の遅れ。これはダメかも・・・と思い始める。

でも進むしか無い。


塩尻に下り、平出博物館前にて2回目の休憩。

オレンジジュースポカリスエットをボトルに。

3個目のおにぎりを食べる。これで携帯食料が(お菓子以外)無くなった。


ここから木曽谷は追い風基調となり、タイムを取り戻す。


15:00、日出塩駅前通過。


木曽路は風景が美しい。ちょうど桜が満開だった。

いつかゆっくり来てみたい。


鳥居峠、15:50くらい。思ったよりあっさりたどり着けた。


16:00、宮ノ越前通過。


17:00、大桑道の駅前通過、オンタイムに戻った!


再び空腹&疲労が溜まってきた。

次の「道の駅賤母」にてトイレ休憩。

その場で「地元産そば粉のそばまんじゅう」パックを食べる。けっこう美味しかった。回復


18:00、下呂への国道分岐、本当に時間ぴったり。ギリギリのタイムだ。


いつもは中津川コンビニで一休みするのだが、今回はそのまま通過。

ここからアップダウンが続く、つらいところが始まる。


瑞浪市は旧道に入る。ここも勝手知ったるルートになった。


20:00、土岐市通過。


多治見を超えて、気合いを入れて内津峠に挑む。

以前はここで力尽きた覚えがあったのだが、今回は着実に上れた。嬉しかった。


峠を下って国道19号から離れる。だいぶ気温が下がってきた。

坂下町6丁目」交差点にて、上着のソデ着用。


21:00、国道115号、桃ヶ丘。時間ぴったり、ギリギリのタイム。


22:00、一宮市を通過、やはりギリギリのタイム。


後半の関ヶ原、深夜に備えてコンビニ休憩。

安八大明神店にて。

固形物を食べる気に、全くならない。ウィダーインゼリーを3個購入。その場で1個食べる。

レシートのタイムは 22:27、ここまで本当に時間ギリギリだ。


21:00、国道21号出会い。

垂井駅前までの予定だったので、少し遅れが出始める。やばい。


関ヶ原越えにさしかかる。

ここで気温が一気に下がる。昨年と似たような状況だ。

今回は厚手の蛍光ベスト、メットカバーを用意しておいた。全てここで役に立った。


24:00、醒ヶ井駅前。

予定の国道8号出会いまで5km近くの遅れ。時間にしたら10分以上か。

 (ここであと残り120kmだった。

  もしここから時速24kmで走ることができれば24時間達成ということになる。

  実際には、ここから時速20kmとなったわけだ。)


米原駅通過。深夜なので誰もいない。

街頭の下で休憩。さらに冷えてきたのでウィンドブレーカー着用。


国道8号ではなく、彦根城から県道を抜けるルートをとる。

ここから睡魔との戦いとなる。幸い交通量はほとんど無かった。


・・・安土、近江八幡野洲守山琵琶湖大橋まで、確固たる記憶が無い。

ただただ淡々と進む。

結果的には、ここで大きく遅れる。

途中でこれはやばいと思い、自販機休憩。ホット紅茶を飲む。

場所が何処だったか、正確には覚えていない。


琵琶湖大橋あたりで夜が白んでくる。

逢坂の関は最後の大きな登り。だいぶ疲労が溜まっている。

低いギヤでじりじりと登る。


山科醍醐から京都の抜け道。


4:00、六つ地蔵駅前。

ここで50分近くの遅れ。残りあと42km。

もう24時間は無理。25時間切りを目指す。


観月橋のたもとから、宇治川土手上のサイクリングコースに入る。

ちょっとした回避ルート。


5:00、星ヶ丘付近、最後の峠。あと20kmだ!


城北公園通り、天神橋筋通りからゴールを目指す。

大阪市内の勝手がよくわからず、歩道の上を走ったりした。


5:56、ようやく梅田新道にたどり着いた。

何とか最後まで足は持ったが、内蔵と神経がボロボロに感じた。


■ 携帯食料

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画像、左が今回唯一立ち寄ったコンビニ。右が直前に用意した食料のレシート。


* 出発時

 ・おにぎりx3個

 ・ミニあんぱんx1パック5個

 ・TVDゼリーx2個

 ・ブラックサンダーx2本

 ・ミルクキャラメルx1箱

 ・レモンキャンディx10個ほど


* 道の駅賤母にて

 ・そばまんじゅうx1パック3個


* ローソン:安八大明神店にて

 ・蒸しチーズケーキx2個

 ・ウィダーインゼリーx3個

 ・オレンジジュース


* その他、ジュース自販機

 ・休憩3カ所、ジュース5本。


ローソンに入った時点で、固形のガッツリしたものを食べる気に全くならなかった。

仕方なく口に入りそうなものだけを選んだのだが、これだとパワーが出ない。

過去、思い出してみると第2回東海道キャノンボールのときにも似たような状況に陥ったことがある。

あのときも食い気が湧かず、ざるそば、ゼリーと食いつないだのだが、結局最後まで力が出なかった。

「おにぎりが食えなくなったら負け」かな、と思っている。


そう思うと、おにぎりを食べるタイミングはもう少し早くした方が良かった。

第1回、第2回では最初のおにぎり休憩を甲府で取っていたが、今回は富士見峠と遅めだった。

結果的には、それが富士見峠の登りの遅れにつながった。


あと、キャラメルはほとんど効果が無く、ハンガーノックの予備という以外の意味が薄い。

走っている途中、なんとなく口が寂しいので時々つまんでいたのだが、これを長時間繰り返すと口内が痛くなってくる。

キャラメル、ゼリーといった小粒の補給は止めて、おにぎり、あんぱんといった腹に溜まるものをしっかり入れるのが良い。


■ 感想

実は、楽しくない。

時計に追われつつ、1分1秒無駄にせず、24時間ひたすら走り続ける。

普通の意味で楽しいわけがない。

なんというか、ここまでやってきて引き際を見失ったというべきか、

あともう1回くらいやらないと踏ん切りがつかない、

いや、もう1回やれば、もう少し上に行けるのではないかな・・・

そんな気持ちで続いている。


で、問題は、さらにあともう1回やるかどうかである。

今回の25時間が、自分にとっての限界という気がする。

ここから1時間縮めるには、どうすれば良いか。

・前半で1時間タイムをかせぐ。

 塩尻峠は8時間30分、中間地点の大桑までは11時間。

・眠気に打ち勝つ。

 一宮以降も時速24km(つまり走行速度30km以上)をキープ。

どちらも常人では無い、と思える。

次の機会の、シルバーウィークまでには考えておこう。